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69-591
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#title(ヒカ碁)
ヒカルの碁 ヒカアキ
下ネタ
投稿に長くて30分ほどかかるかも
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「やらねーか?」
初夏の眩しい日射しと寒いぐらいの冷房の中、ヒカルはそう言...
二ツ折りマグネット碁盤のホックを外し始めた。
アキラに断る理由は無い。
ホイホイと受けて立った。
「オレ白?」
「ああ。ボクが黒だ」
アキラは磁石の付いた黒石の一塊を手に取ると
残りは上着のポケットへと仕舞う。
顔を上げるとヒカルの真剣な眼差しとぶつかった。
互いの視線が熱く絡まる。
これまでも幾多と繰り返してきた闘いがまた始まろうとしてい...
「宜しくお願いします」
「オナシャス」
頭を下げ合い勝負の幕が開いた。
初めてヒカルの持つ小さなそれを見た時
こんなに小さな物を上手く摘めるのだろうかと思ったものだ。
今や慣れてしまったアキラの人差し指と中指が
しなやかに動きそれを摘む。
小振りなそれは、しかし確かな存在感を挟んだ指先へと伝える。
その色付く小さな突起に互いに手を入れると
ヒカルは耐え切れないように性急にカカって来た。
(ボクもカカり返そうか…)
アキラはしばし逡巡したが、やはり思い直す。
まだ始まったばかりだ。主導権はこちらにある。
ならば流れに乗るのもいい。悪くない形だ。
アキラがゆったりと開いてそれに応えると、ヒカルは下へと滑...
「随分素直じゃん、下ツケな」
自然とハネるのは、繰り返した行為を身体が覚えているからだ。
ノビるアキラに沿ってヒカルの手が執拗に這う。
その手がついに先端を捕らえて割れ目に別け入ると
アキラは衝撃を逃すようにそっと息を吐いた。
それは互いを確かめ合う行為だ。
一手一手進める度、込められた想いを享受し
自然と沸き起こる情熱をぶつけて返す。
与えているのか、受け取っているのか。
そのどちらもなのだろうか。
よくある形に雪崩るのは簡単だったが
敢えて身を任せてアキラは大雪崩を選んだ。
記憶と直感が交差する。
互いに競うように、ここしかないそれへと導かれる。
その好点に手を入れたアキラに釣られて
ヒカルがハッと視線を上げた。
アキラの見据える瞳と仄かに紅潮した頬を目にして
ヒカルもまた興奮を隠し切れないようだった。
背筋に走った身震いに、アキラは僅かに眉を寄せる。
同じ物を感じている。己の吐く息は熱く、短い。
二人きりの交合は中盤に差し掛かっていた。
序盤に放置していた小さな尖り周辺へヒカルが軽くカケた事は、
じを守りたいアキラにとって望む展開だ。
他方を攻めるヒカルは容赦無く出ようとするが
守りに入ったアキラを押し崩せる形ではなかったからだ。
アキラはヒカルを外からじんわりと挟んで責めている。
こう挟まれては、ヒカルは天へと向かい伸びていかざるを得な...
互いを追い詰めて道を狭めていく。
だが、己も危うくなる焦燥感と同時に
アキラは沸き上がる悦びをも感じていた。
「あ‥‥入って、来た…」
アキラが呟くとヒカルがにやりと笑う。
これを、待ってたんだろ?
言外にヒカルの瞳が語る。
そうだ。分かって、待っていた。小さくイカす気ではあった。
しかし、そんなアキラの思惑も読まれていたのだろうか。
ヒカルの動きはそれを大きく越えていく。
「手堅くシマりやがって」
「‥キミが、無茶するから、だろ」
「それで耐えられんのか?」
「‥くっ、‥あ、そこ‥‥」
続けてアタり、アタりと繰り出されてはただ耐えるしか無い。
俗な手段も効くだろ?
囁くようなヒカルの声がアキラの耳を侵す。
逃さないように的確に責めて来るそれに
アキラは受ける事がやっとでしかいられない。
抑え切れない動揺に、アキラはノドの奥から呻いていた。
そんなところを突き出されるわけにはいかない。
だが最後の抵抗はそのイイ筋であっさりと封じられた。
握られたまま順番を待つ石達が、アキラの汗ばむ掌を意識させ...
身の内の奥深くまで入り込んだその塊が
より一層存在感を強めてアキラを責め立てる。
(このままじゃ、ボクは足りない…進藤は……出せるッ…!)
一定のリズムで打ち込まれるそれが
二人の間で絶え間なく音を立てる。
「オレの‥‥イキだ!」
空気さえ響く勢いでヒカルが一際力強くそれを打ち付けた。
「ああァーッ‥!」
その決定的な膨らみに、ぎゅっと握り直したアキラのこぶしが
諦めたように力無く開かれていく。
盤上に、ぽたぽたと白いあれが散った。
「なあ、いっぱい出しちゃったな」
「‥…うるさい」
「オレここんとこ感じ良かったよな? あ、おい待てって」
出した石の後始末を早々に始めたアキラのその手に
ヒカルは自分の手を重ねて、耳を寄せる。
「もっかいやろーぜ?」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、シュウキョク!
見事なキフ通りでどこもおかしくはない
ありがとうございました
#comment
終了行:
#title(ヒカ碁)
ヒカルの碁 ヒカアキ
下ネタ
投稿に長くて30分ほどかかるかも
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「やらねーか?」
初夏の眩しい日射しと寒いぐらいの冷房の中、ヒカルはそう言...
二ツ折りマグネット碁盤のホックを外し始めた。
アキラに断る理由は無い。
ホイホイと受けて立った。
「オレ白?」
「ああ。ボクが黒だ」
アキラは磁石の付いた黒石の一塊を手に取ると
残りは上着のポケットへと仕舞う。
顔を上げるとヒカルの真剣な眼差しとぶつかった。
互いの視線が熱く絡まる。
これまでも幾多と繰り返してきた闘いがまた始まろうとしてい...
「宜しくお願いします」
「オナシャス」
頭を下げ合い勝負の幕が開いた。
初めてヒカルの持つ小さなそれを見た時
こんなに小さな物を上手く摘めるのだろうかと思ったものだ。
今や慣れてしまったアキラの人差し指と中指が
しなやかに動きそれを摘む。
小振りなそれは、しかし確かな存在感を挟んだ指先へと伝える。
その色付く小さな突起に互いに手を入れると
ヒカルは耐え切れないように性急にカカって来た。
(ボクもカカり返そうか…)
アキラはしばし逡巡したが、やはり思い直す。
まだ始まったばかりだ。主導権はこちらにある。
ならば流れに乗るのもいい。悪くない形だ。
アキラがゆったりと開いてそれに応えると、ヒカルは下へと滑...
「随分素直じゃん、下ツケな」
自然とハネるのは、繰り返した行為を身体が覚えているからだ。
ノビるアキラに沿ってヒカルの手が執拗に這う。
その手がついに先端を捕らえて割れ目に別け入ると
アキラは衝撃を逃すようにそっと息を吐いた。
それは互いを確かめ合う行為だ。
一手一手進める度、込められた想いを享受し
自然と沸き起こる情熱をぶつけて返す。
与えているのか、受け取っているのか。
そのどちらもなのだろうか。
よくある形に雪崩るのは簡単だったが
敢えて身を任せてアキラは大雪崩を選んだ。
記憶と直感が交差する。
互いに競うように、ここしかないそれへと導かれる。
その好点に手を入れたアキラに釣られて
ヒカルがハッと視線を上げた。
アキラの見据える瞳と仄かに紅潮した頬を目にして
ヒカルもまた興奮を隠し切れないようだった。
背筋に走った身震いに、アキラは僅かに眉を寄せる。
同じ物を感じている。己の吐く息は熱く、短い。
二人きりの交合は中盤に差し掛かっていた。
序盤に放置していた小さな尖り周辺へヒカルが軽くカケた事は、
じを守りたいアキラにとって望む展開だ。
他方を攻めるヒカルは容赦無く出ようとするが
守りに入ったアキラを押し崩せる形ではなかったからだ。
アキラはヒカルを外からじんわりと挟んで責めている。
こう挟まれては、ヒカルは天へと向かい伸びていかざるを得な...
互いを追い詰めて道を狭めていく。
だが、己も危うくなる焦燥感と同時に
アキラは沸き上がる悦びをも感じていた。
「あ‥‥入って、来た…」
アキラが呟くとヒカルがにやりと笑う。
これを、待ってたんだろ?
言外にヒカルの瞳が語る。
そうだ。分かって、待っていた。小さくイカす気ではあった。
しかし、そんなアキラの思惑も読まれていたのだろうか。
ヒカルの動きはそれを大きく越えていく。
「手堅くシマりやがって」
「‥キミが、無茶するから、だろ」
「それで耐えられんのか?」
「‥くっ、‥あ、そこ‥‥」
続けてアタり、アタりと繰り出されてはただ耐えるしか無い。
俗な手段も効くだろ?
囁くようなヒカルの声がアキラの耳を侵す。
逃さないように的確に責めて来るそれに
アキラは受ける事がやっとでしかいられない。
抑え切れない動揺に、アキラはノドの奥から呻いていた。
そんなところを突き出されるわけにはいかない。
だが最後の抵抗はそのイイ筋であっさりと封じられた。
握られたまま順番を待つ石達が、アキラの汗ばむ掌を意識させ...
身の内の奥深くまで入り込んだその塊が
より一層存在感を強めてアキラを責め立てる。
(このままじゃ、ボクは足りない…進藤は……出せるッ…!)
一定のリズムで打ち込まれるそれが
二人の間で絶え間なく音を立てる。
「オレの‥‥イキだ!」
空気さえ響く勢いでヒカルが一際力強くそれを打ち付けた。
「ああァーッ‥!」
その決定的な膨らみに、ぎゅっと握り直したアキラのこぶしが
諦めたように力無く開かれていく。
盤上に、ぽたぽたと白いあれが散った。
「なあ、いっぱい出しちゃったな」
「‥…うるさい」
「オレここんとこ感じ良かったよな? あ、おい待てって」
出した石の後始末を早々に始めたアキラのその手に
ヒカルは自分の手を重ねて、耳を寄せる。
「もっかいやろーぜ?」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、シュウキョク!
見事なキフ通りでどこもおかしくはない
ありがとうございました
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