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67-86
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#title(オリジナル 触手×戦士)
RPG風異世界ファンタジーです。
とくれば魔王×勇者!と思ったんですがとりあえず触手×戦士に...
かなりニュルニュルしますんで苦手な人はご注意ください。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
戦士は窮地に陥っていた。
魔王討伐のパーティに加わって1年、とうとう魔の城にたどり着...
突然仲間を失ってうろたえる戦士に、魔王は落ち着きはらって...
「ここは時空を超えた場所だ。お前以外の者たちはすぐそこに...
「……どういうことだ」
「これを見るがいい」
魔王が手をかざすと、暗闇の中に仲間たちの姿がぼうっと浮か...
確かにすぐそこ――さっきまでと同じ場所に立っているのに、薄...
しかも、なぜだか手の届かない、はるか遠い場所にいるかのよ...
「私はお前だけを連れてここに来たのだ。ここで何時間、何日...
彼らにとっては一瞬の出来事なのだ。この中でどれだけ時が経...
「何だと……?それじゃ、お前の相手は俺一人でしなきゃならね...
「私は一対一でゆっくりと話し合う主義でな」
魔王はわずかに唇を丸め、ふっと息を吹きかけた。
戦士の金色の前髪がふわりと揺れた一瞬の後、猛烈な風がその...
握り締めていた剣の柄が右手から放れ、大剣が宙に舞う。
「なっ……!」
魔王は美しい唇をつり上げて、優雅に笑った。
「まとめて相手をして、すぐに終わってしまうのもつまらない」
「ふん……勝手なことを。俺は一人だって充分貴様と戦える!」
「剣もなしにか」
「そうだ!」
戦士は素手のまま、すばやくダッシュする。
「ほう……!」
元々の脚力と風の加護を受けた靴の効果で、信じられないスピ...
魔王は掌を翻し、防御しようとした。
その瞬間、戦士の姿が消えた。
はるか空中に飛び上がった戦士が、真上から魔王の頭を狙って...
「くらえッ!」
だがその拳は、相手をすり抜け、地を砕いた。
魔王は傷一つなく、戦士の背後に立っている。
「くっ……!」
「なかなかのスピードだ。人間とは思えん。……しかし、私が時...
お前の時間を止めることができるのだからな」
魔王の指輪が光った。
戦士の体が石のように重くなり、一切動けなくなる。
「お前の意識だけを残し、体の時を止めた。どうだ?これでも...
「…………!」
しゃべろうとしても、体どころか口も動かなかった。
「人間たちは定期的にお前たちのような者をここへよこしてく...
生け贄にはちょうどいい」
突然地面がぐにゃりと柔らかくなり、巨大な植物の蔓のような...
抵抗する間もなく、戦士の手や足に蔓が巻きつき、絡みついて...
「うわっ……!」
魔王が術を解いたらしく、ようやく声を発することができた。
だがなす術もなく戦士は空中で植物に絡め取られ、じたばたと...
蔓だと思ったものは、奇妙な粘りを帯びた触手だった。
這った後にナメクジのように透明な粘液を出し、それに触れた...
「心配はない。魔樹の粘液は人体まで溶かしはしない。大事な...
「栄養源だと!?」
「言っただろう、生け贄になってもらうと。お前たちのような...
たった一人を食うだけで、他の何万人を食う手間が省ける」
「俺を、食うのか……っ」
「ふふ、食うと言ったのは比喩だ。優秀な魔族は人間を殺さず...
我々の生命を維持し、種を存続するためのエネルギーをな。 だ...
差し当たっての急務は、そこにいる絶滅危惧種の魔樹の子孫を...
ちょうどお前のような丈夫な苗床を待っていたところだ」
シュルシュルと触手が巻きつき、戦士の体を這い回る。
「うあぁっ!?」
「心配するな、殺したりはしない。それどころか、お前ほどの...
「触るなっ、汚らわしい魔物めッ……あっ、あぁっ!」
触手は戦士の下着まで溶かし、戦士の下半身に直に触れてきた。
「な……にを……っ!」
「お前が苗床にふさわしいかどうか調べているのだ。よほど丈...
孵化する前に死んでしまうからな」
「卵……だと……!?……ぅあッ!」
ビクン、と戦士の体がはねた。
粘液が肌に触れたところがじんじんと疼き、痛みとも痒みとも...
性器に巻きつかれ、ぐねぐねと締めつけられると、戦士は思わ...
「魔樹は媚薬を使って人間を高ぶらせる。そのほうが同じ量で...
お前はこれからすばらしい気分を味わい、喜んで魔樹にエネル...
むき出しになった尻たぶを開き、一本の触手が孔の周りを這い...
入り口の周りを丹念になぞって粘液を塗りつけると、先端をす...
「あァっ、入…る、な……っ!」
じわじわと粘液を放出しながら、中を探るように触手がうごめ...
触れられたこともない場所に怪しげな毒を施され、ビクッ、ビ...
ひとしきり調べ終わると触手は一度引き抜かれ、その先から、...
その中には、表面に細かな触手が生えた、魔樹と同じ緑色の丸...
「気に入ったらしいな。生命エネルギーも充分らしい。……卵を...
「やっ……、やめろっ……、あぁぁっ、あぁー……!」
卵管から卵がにゅるりと押し出され、戦士の後孔へと飲み込ま...
小石ほどの大きさの丸い卵は粘膜で覆われ柔らかな弾力をもち...
――卵を……、産みつけられた……!
二個、三個と続けて入っていく卵は、それぞれが足のように柔...
自らの居場所を探すように移動していく。
「や、め……っ、……んっ、んぅぅっ!」
下腹部に力を込めて卵を押し出そうとしても、卵はびくともせ...
――ちくしょう、……魔物の……卵がっ……!
おぞましさに体を震わせながら、戦士は卵を押し出そうと下腹...
しかし暴れれば暴れるほど、魔樹の力も激しさを増す。
ぬめった触手が中に入り込み、みっちりと内部を圧迫し、卵を...
中の卵が押されて擦れ合い、内側の粘膜を押し広げる度に、ぞ...
全身に力が入らなくなった隙に、触手がぐっと卵を押し込んで...
入り口ぎりぎりまで引き出されては中へ突き入れられる動きを...
「あふっ……!……ぅあッ!」
突かれる度に戦士の体がびくんと震え、抵抗する意思が少しづ...
魔王はその姿を見て、満足げな笑みを浮かべた。
触手が戦士を愛しむように襞を擦り上げる。
そのスピードは徐々に速まっていき、溜まった粘液がじゅぷじ...
「あっ……、ぁヒっ……!」
耳を覆いたくなるような情けない声が漏れた。
しかし下腹部から脊髄を貫き脳を侵す快感は、その屈辱さえも...
もはや声も出なくなり、戦士は背をのけぞらせ全身をガクガク...
性器に巻きついた魔樹の触手がそれを絡めとり、吸い上げる。
その感触にさえ、びくん、びくんと身体がはねる。
やがて力尽きた戦士の体からぐったりと力が抜けた。
すると魔樹の動きも少し緩やかになったが、まだ動きを止める...
ひくひくと余韻に震える孔に、触手は相変わらずゆったりと抜...
一度捕らえた獲物を支配下に置くために、入り口の襞に媚薬で...
戦士は抵抗する術もなく、触手の動きに身を任せるしかなかっ...
「どうだ、魔物の卵を孕んだ気分は。卵にとってはお前の快楽...
「……黙…れ……、こんなもの……!」
魔王の嘲笑に戦意を取り戻し、戦士の目が鋭く光る。
もう一度全身で触手に抗い始めた。
だが魔樹はそれに反応するかのように再び戦士の全身を締め上...
「ひッ……!やめっ……動く、なっ……あ、あっ、あっ、あっ……!」
触手が奥を突くたびに、戦士の顎がガクガクとのけぞる。
魔の薬に痺れた下半身は全く言うことをきかず、別の生き物の...
全身を硬直させ涙を流しながら、戦士は強すぎる快感に耐える...
「ふふ……。魔樹は支配欲の強い生き物だ。お前が抵抗すればす...
楽になりたければ、服従すればいい。 お前が素直に従えば、魔...
そうすれば、お前を苦しめるものは何も無くなるぞ。
お前は快楽を得ることしか考えられなくなり、すべてを忘れて...
「だ、誰が……服従などッ……!」
戦士はまた全身に力を込める。だが結果は同じだった。
彼が狂ったように手足を振り回しても、魔樹がそれをしのぐ力...
鍛え上げた筋肉も、体の中を責める触手と媚薬には無力だった。
戦士は快楽にうち震え、精を零して力尽きる。
一瞬緩やかになった攻撃の合間に、戦士は息を整え、再び抵抗...
だがそれもむなしく、戦士は無限に続く快楽の中、意識を手放...
その凌辱は果てしなく繰り返された。
絶望の中、どのぐらいの時間が経ったのか分からない。
戦士の体を覆っていた鎧は魔樹の粘液ですっかり溶け落ち、露...
ぬるぬるした液体に覆われた乳首を触手がしつこく弄ると、戦...
手足には何重にも触手が絡みつき、全身を拘束しながら舐め回...
あらわになった秘所には代わる代わる触手が突き刺され、産み...
数分おきに生温かい粘液がたっぷりと注入された。
その度に戦士は気が狂いそうな快感に襲われ、性器は本人の意...
魔王の支配する時の中で、戦士はもう何日もこうして魔樹にい...
それでも、戦士は気力を振りしぼり、涙に潤んだ碧眼を魔王に...
「さすがだな。体内に卵を宿したまま、これだけの責めを受け...
並大抵の人間なら、既に力を吸われすぎて廃人になっているか...
「……ふざ…ける……な……」
「それでこそ、選ばれし勇者と共に旅をしてきた戦士だ。お前...
だがそろそろ卵も育ってきた頃だ……お前には、果たすべき役割...
「……!あ、ぐッ!」」
戦士の顎に魔樹の触手が巻きついた。
無理やり口を開けさせられ、その中に粘液にまみれた太い触手...
「んぅぅっ!んぶっ……!」
「お前はその卵を孵化させ、その子らの母となるのだ。
魔樹の子を生んだ後も、お前の豊かなエネルギーは魔樹たちの...
そしてその見返りに、お前はこれ以上ないほどの快楽と永遠の...
ゴポッ、と音がして、触手から口内へ大量の粘液が注がれた。
「ンンっ……、ン……っ」
吐き出すこともできず流れ込んできた液体は粘度が高く、不快...
ごくりと飲み込んだ途端、上等な酒にでも酔ったかのように目...
「……ぁ……」
何とも言いようのないふわふわした感覚が脳を侵し、必死に保...
粘液に覆われた触手が首元や髪の中、さらには顔全体を包み込...
透明な媚薬を塗りつけながらニュルニュルと動き続けていた。
何本もの触手に口の中まで蹂躙され、戦士の全身から力が抜け...
――ダメだ……ここで、屈してしまったら……俺は……!
その時、下腹の辺りがじわり、と温かくなった。
――何だ……、これは……?
卵が割れて、とろりとした粘液が溢れ出すのを感じた。
その瞬間、戦士の下腹部に衝撃にも似たすさまじい熱が走った。
「んんっ……、んぁあぁぁ――っ!」
粘液の中から、熱い溶岩の塊のような何かが動き出した。
魔樹の幼生だった。
腹の中でうごめく魔物の感触に、戦士の意思に関係なく腰がガ...
「ぉ……ンっ、……んんっ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ!」
生まれたばかりの数匹の幼生は重なり合って所狭しとうごめき...
自らがまとう粘液を戦士の体内に塗り広げていく。
その粘液は強烈な媚薬となって、戦士の下腹部を焼いた。
「んぐっン、……んンーっ……!」
戦士の中心が大きく反り返り、大量の精を放つ。
体中に巻きついた魔樹は触手を伸ばしてそれを飲み込み、戦士...
喉の奥へと注ぎ込んだ。
「ぉッ……、ぐ……っ」
戦士は涙を流し、痙攣しながら、それを飲み込んでいく。
じん、と体中に甘い毒が走る。
限界を超えた快楽に脳が痺れる。
もう、何も分からなくなっていた。
飲み込みきれず口から溢れた液体を魔樹が絡めとり、再び戦士...
彼は無意識に舌を伸ばして透明な媚薬を舐め、啜った。
戦士は歓喜に震えながら、魔樹が与えるすさまじい快楽の渦に...
その体がビクン、と大きく痙攣した。
――何か……出るっ……!
腰ががくがくと震えた。
「ぅあ……、ぁ……!」
彼が言葉にならない声をあげると、触手が彼の両足を大きく持...
開かれた秘部は魔王の視線のほうへと向けられる。
――魔王が…見てる…前で、……俺…は……!
じっと注がれる視線に、戦士は不快感よりも不思議な興奮を覚...
乱れる息の中で桃色の舌が震え、透明な涎の糸がひとすじ、顎...
ヒクヒクと震える後孔から粘液が溢れ、ぬめぬめと光りながら...
――生ま……れ…る……っ!
限界まで広げられた孔の縁から、ずるり、と一匹目が這い出し...
見開かれた戦士の両目から涙が溢れ、瞳が上瞼の裏に隠れた。
「あぉ……、ぉ……ッ!」
一番太い部分が通り抜ける瞬間、限度を超えた快感に、戦士は...
後孔から這い出た幼生は戦士の尻に名残惜しそうにまとわりつ...
続けて二匹、三匹と生まれてくる魔樹の幼生を見ながら、魔王...
「ほう……。久しぶりだ。こんなに色つやのいい魔樹が生まれる...
媚薬を放出しながら這い出てくる幼生が襞を刺激して、戦士は...
性器からはとろとろと半透明の液体が流れ続けていた。
「なるほど、出産こそが苗床にとって最高の快楽だと聞くが……...
「……あぁぁ……はぁぁ……ぁぁ……」
魔王が見ている前で、戦士はもはや口を閉じることもできず、...
体内に残った卵の残骸を触手に掻き出されるだけでも、戦士は...
腹の中が空っぽになり、戦士が放心したのもつかの間、生まれ...
「あうっ……」
幼生たちは先を争うように戦士の秘所に足を差し入れ、淫靡な...
別の触手は性器に巻きつき、拙い動きで精を搾り取ろうと動き...
「礼を言うぞ、人間の戦士よ。お前はこの魔樹たちの母となっ...
「……えい……よう……」
戦士は蕩けた目で魔王を見上げた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と後孔を触手が出入りしている。
快感に揺れる戦士の瞳を見つめながら、魔王は微笑んだ。
「そうだ。お前はただそうして思う存分魔樹に抱かれているが...
お前はこの魔樹たちの親だ。親は子に食べ物を与え、育てるも...
「…………は……い……」
――そうだ……親は子を育てるもの。
何も不思議には思わなかった。
自分は、この子らの親なのだから。
自分はそのために生まれたのだと、自然に信じることができた。
魔王が手の甲を差し出すと、戦士はぼんやりと焦点を失った瞳...
なぜだか分からないが、そうしなければならないような気がし...
口づけをした瞬間、エメラルド色だった戦士の瞳は、魔王と同...
魔王に忠誠を誓い、その許しを得た者は、永遠の命を持つ魔族...
幼い魔樹の触手が、ぐぐっと体内に入り込み、餌をせがむよう...
戦士は喜びの吐息を漏らしながら、腰を揺らめかせた。
「あ……、また、出る……、出るッ……!あ、あッ、あァ……ッ!」
ビクン、ビクンと体を震わせ、戦士が放った精を、魔樹が吸い...
その報酬として、魔樹は新たな媚薬を戦士に与えた。
戦士は触手に吸いつき舌を這わせ、溢れる透明な粘液を夢中で...
そして再びその体はますます熱を帯び、快楽の輪は無限に続い...
触手の先から卵管が伸び、その中にいくつもの新たな卵が見え...
戦士は自ら両足を開き、期待に胸を震わせながら、それらが体...
「あぅ……っ、うふぅ……っ」
卵管が奥深くへと入り込み、魔樹の卵を次々と体内に埋め込ま...
淫液でできた水溜りにぽとぽと涙が落ち、触手に抱かれ快楽に...
そのすぐ側には、魔王を斬るはずだった大剣が転がっていた。
刃先は既に魔樹の粘液に侵され、ボロボロに錆びている。
いずれ、剣そのものが跡形もなく溶け去ってしまうだろう。
魔王はそれを一瞥し、笑った。
「そうだ……それでいい。お前はその身も心も、魂までも、我々...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
BLで触手堕ちってあんまり無いから自分で書いてみた。
途中で総数増えました、スイマセン。支援ありがとうございま...
パーティの残りの面々の分もそのうち書く……かも。
- 御馳走様でした 続編超期待 -- &new{2012-04-16 (月) 00:...
- こんなにたぎる触手もの久々に読みました。続編とても楽し...
- 続編待ってます! -- &new{2012-04-17 (火) 22:53:26};
- こんなに萌えたの久しぶりです…!続きも待ってます。 -- &n...
- 魔王×勇者を是非…! -- &new{2012-05-28 (月) 23:51:52};
- 神… -- &new{2012-08-05 (日) 22:43:56};
- 神… -- &new{2012-08-05 (日) 22:44:10};
- 神… -- &new{2012-08-05 (日) 22:45:38};
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#title(オリジナル 触手×戦士)
RPG風異世界ファンタジーです。
とくれば魔王×勇者!と思ったんですがとりあえず触手×戦士に...
かなりニュルニュルしますんで苦手な人はご注意ください。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
戦士は窮地に陥っていた。
魔王討伐のパーティに加わって1年、とうとう魔の城にたどり着...
突然仲間を失ってうろたえる戦士に、魔王は落ち着きはらって...
「ここは時空を超えた場所だ。お前以外の者たちはすぐそこに...
「……どういうことだ」
「これを見るがいい」
魔王が手をかざすと、暗闇の中に仲間たちの姿がぼうっと浮か...
確かにすぐそこ――さっきまでと同じ場所に立っているのに、薄...
しかも、なぜだか手の届かない、はるか遠い場所にいるかのよ...
「私はお前だけを連れてここに来たのだ。ここで何時間、何日...
彼らにとっては一瞬の出来事なのだ。この中でどれだけ時が経...
「何だと……?それじゃ、お前の相手は俺一人でしなきゃならね...
「私は一対一でゆっくりと話し合う主義でな」
魔王はわずかに唇を丸め、ふっと息を吹きかけた。
戦士の金色の前髪がふわりと揺れた一瞬の後、猛烈な風がその...
握り締めていた剣の柄が右手から放れ、大剣が宙に舞う。
「なっ……!」
魔王は美しい唇をつり上げて、優雅に笑った。
「まとめて相手をして、すぐに終わってしまうのもつまらない」
「ふん……勝手なことを。俺は一人だって充分貴様と戦える!」
「剣もなしにか」
「そうだ!」
戦士は素手のまま、すばやくダッシュする。
「ほう……!」
元々の脚力と風の加護を受けた靴の効果で、信じられないスピ...
魔王は掌を翻し、防御しようとした。
その瞬間、戦士の姿が消えた。
はるか空中に飛び上がった戦士が、真上から魔王の頭を狙って...
「くらえッ!」
だがその拳は、相手をすり抜け、地を砕いた。
魔王は傷一つなく、戦士の背後に立っている。
「くっ……!」
「なかなかのスピードだ。人間とは思えん。……しかし、私が時...
お前の時間を止めることができるのだからな」
魔王の指輪が光った。
戦士の体が石のように重くなり、一切動けなくなる。
「お前の意識だけを残し、体の時を止めた。どうだ?これでも...
「…………!」
しゃべろうとしても、体どころか口も動かなかった。
「人間たちは定期的にお前たちのような者をここへよこしてく...
生け贄にはちょうどいい」
突然地面がぐにゃりと柔らかくなり、巨大な植物の蔓のような...
抵抗する間もなく、戦士の手や足に蔓が巻きつき、絡みついて...
「うわっ……!」
魔王が術を解いたらしく、ようやく声を発することができた。
だがなす術もなく戦士は空中で植物に絡め取られ、じたばたと...
蔓だと思ったものは、奇妙な粘りを帯びた触手だった。
這った後にナメクジのように透明な粘液を出し、それに触れた...
「心配はない。魔樹の粘液は人体まで溶かしはしない。大事な...
「栄養源だと!?」
「言っただろう、生け贄になってもらうと。お前たちのような...
たった一人を食うだけで、他の何万人を食う手間が省ける」
「俺を、食うのか……っ」
「ふふ、食うと言ったのは比喩だ。優秀な魔族は人間を殺さず...
我々の生命を維持し、種を存続するためのエネルギーをな。 だ...
差し当たっての急務は、そこにいる絶滅危惧種の魔樹の子孫を...
ちょうどお前のような丈夫な苗床を待っていたところだ」
シュルシュルと触手が巻きつき、戦士の体を這い回る。
「うあぁっ!?」
「心配するな、殺したりはしない。それどころか、お前ほどの...
「触るなっ、汚らわしい魔物めッ……あっ、あぁっ!」
触手は戦士の下着まで溶かし、戦士の下半身に直に触れてきた。
「な……にを……っ!」
「お前が苗床にふさわしいかどうか調べているのだ。よほど丈...
孵化する前に死んでしまうからな」
「卵……だと……!?……ぅあッ!」
ビクン、と戦士の体がはねた。
粘液が肌に触れたところがじんじんと疼き、痛みとも痒みとも...
性器に巻きつかれ、ぐねぐねと締めつけられると、戦士は思わ...
「魔樹は媚薬を使って人間を高ぶらせる。そのほうが同じ量で...
お前はこれからすばらしい気分を味わい、喜んで魔樹にエネル...
むき出しになった尻たぶを開き、一本の触手が孔の周りを這い...
入り口の周りを丹念になぞって粘液を塗りつけると、先端をす...
「あァっ、入…る、な……っ!」
じわじわと粘液を放出しながら、中を探るように触手がうごめ...
触れられたこともない場所に怪しげな毒を施され、ビクッ、ビ...
ひとしきり調べ終わると触手は一度引き抜かれ、その先から、...
その中には、表面に細かな触手が生えた、魔樹と同じ緑色の丸...
「気に入ったらしいな。生命エネルギーも充分らしい。……卵を...
「やっ……、やめろっ……、あぁぁっ、あぁー……!」
卵管から卵がにゅるりと押し出され、戦士の後孔へと飲み込ま...
小石ほどの大きさの丸い卵は粘膜で覆われ柔らかな弾力をもち...
――卵を……、産みつけられた……!
二個、三個と続けて入っていく卵は、それぞれが足のように柔...
自らの居場所を探すように移動していく。
「や、め……っ、……んっ、んぅぅっ!」
下腹部に力を込めて卵を押し出そうとしても、卵はびくともせ...
――ちくしょう、……魔物の……卵がっ……!
おぞましさに体を震わせながら、戦士は卵を押し出そうと下腹...
しかし暴れれば暴れるほど、魔樹の力も激しさを増す。
ぬめった触手が中に入り込み、みっちりと内部を圧迫し、卵を...
中の卵が押されて擦れ合い、内側の粘膜を押し広げる度に、ぞ...
全身に力が入らなくなった隙に、触手がぐっと卵を押し込んで...
入り口ぎりぎりまで引き出されては中へ突き入れられる動きを...
「あふっ……!……ぅあッ!」
突かれる度に戦士の体がびくんと震え、抵抗する意思が少しづ...
魔王はその姿を見て、満足げな笑みを浮かべた。
触手が戦士を愛しむように襞を擦り上げる。
そのスピードは徐々に速まっていき、溜まった粘液がじゅぷじ...
「あっ……、ぁヒっ……!」
耳を覆いたくなるような情けない声が漏れた。
しかし下腹部から脊髄を貫き脳を侵す快感は、その屈辱さえも...
もはや声も出なくなり、戦士は背をのけぞらせ全身をガクガク...
性器に巻きついた魔樹の触手がそれを絡めとり、吸い上げる。
その感触にさえ、びくん、びくんと身体がはねる。
やがて力尽きた戦士の体からぐったりと力が抜けた。
すると魔樹の動きも少し緩やかになったが、まだ動きを止める...
ひくひくと余韻に震える孔に、触手は相変わらずゆったりと抜...
一度捕らえた獲物を支配下に置くために、入り口の襞に媚薬で...
戦士は抵抗する術もなく、触手の動きに身を任せるしかなかっ...
「どうだ、魔物の卵を孕んだ気分は。卵にとってはお前の快楽...
「……黙…れ……、こんなもの……!」
魔王の嘲笑に戦意を取り戻し、戦士の目が鋭く光る。
もう一度全身で触手に抗い始めた。
だが魔樹はそれに反応するかのように再び戦士の全身を締め上...
「ひッ……!やめっ……動く、なっ……あ、あっ、あっ、あっ……!」
触手が奥を突くたびに、戦士の顎がガクガクとのけぞる。
魔の薬に痺れた下半身は全く言うことをきかず、別の生き物の...
全身を硬直させ涙を流しながら、戦士は強すぎる快感に耐える...
「ふふ……。魔樹は支配欲の強い生き物だ。お前が抵抗すればす...
楽になりたければ、服従すればいい。 お前が素直に従えば、魔...
そうすれば、お前を苦しめるものは何も無くなるぞ。
お前は快楽を得ることしか考えられなくなり、すべてを忘れて...
「だ、誰が……服従などッ……!」
戦士はまた全身に力を込める。だが結果は同じだった。
彼が狂ったように手足を振り回しても、魔樹がそれをしのぐ力...
鍛え上げた筋肉も、体の中を責める触手と媚薬には無力だった。
戦士は快楽にうち震え、精を零して力尽きる。
一瞬緩やかになった攻撃の合間に、戦士は息を整え、再び抵抗...
だがそれもむなしく、戦士は無限に続く快楽の中、意識を手放...
その凌辱は果てしなく繰り返された。
絶望の中、どのぐらいの時間が経ったのか分からない。
戦士の体を覆っていた鎧は魔樹の粘液ですっかり溶け落ち、露...
ぬるぬるした液体に覆われた乳首を触手がしつこく弄ると、戦...
手足には何重にも触手が絡みつき、全身を拘束しながら舐め回...
あらわになった秘所には代わる代わる触手が突き刺され、産み...
数分おきに生温かい粘液がたっぷりと注入された。
その度に戦士は気が狂いそうな快感に襲われ、性器は本人の意...
魔王の支配する時の中で、戦士はもう何日もこうして魔樹にい...
それでも、戦士は気力を振りしぼり、涙に潤んだ碧眼を魔王に...
「さすがだな。体内に卵を宿したまま、これだけの責めを受け...
並大抵の人間なら、既に力を吸われすぎて廃人になっているか...
「……ふざ…ける……な……」
「それでこそ、選ばれし勇者と共に旅をしてきた戦士だ。お前...
だがそろそろ卵も育ってきた頃だ……お前には、果たすべき役割...
「……!あ、ぐッ!」」
戦士の顎に魔樹の触手が巻きついた。
無理やり口を開けさせられ、その中に粘液にまみれた太い触手...
「んぅぅっ!んぶっ……!」
「お前はその卵を孵化させ、その子らの母となるのだ。
魔樹の子を生んだ後も、お前の豊かなエネルギーは魔樹たちの...
そしてその見返りに、お前はこれ以上ないほどの快楽と永遠の...
ゴポッ、と音がして、触手から口内へ大量の粘液が注がれた。
「ンンっ……、ン……っ」
吐き出すこともできず流れ込んできた液体は粘度が高く、不快...
ごくりと飲み込んだ途端、上等な酒にでも酔ったかのように目...
「……ぁ……」
何とも言いようのないふわふわした感覚が脳を侵し、必死に保...
粘液に覆われた触手が首元や髪の中、さらには顔全体を包み込...
透明な媚薬を塗りつけながらニュルニュルと動き続けていた。
何本もの触手に口の中まで蹂躙され、戦士の全身から力が抜け...
――ダメだ……ここで、屈してしまったら……俺は……!
その時、下腹の辺りがじわり、と温かくなった。
――何だ……、これは……?
卵が割れて、とろりとした粘液が溢れ出すのを感じた。
その瞬間、戦士の下腹部に衝撃にも似たすさまじい熱が走った。
「んんっ……、んぁあぁぁ――っ!」
粘液の中から、熱い溶岩の塊のような何かが動き出した。
魔樹の幼生だった。
腹の中でうごめく魔物の感触に、戦士の意思に関係なく腰がガ...
「ぉ……ンっ、……んんっ、ンッ、ンッ、ンッ、ンッ!」
生まれたばかりの数匹の幼生は重なり合って所狭しとうごめき...
自らがまとう粘液を戦士の体内に塗り広げていく。
その粘液は強烈な媚薬となって、戦士の下腹部を焼いた。
「んぐっン、……んンーっ……!」
戦士の中心が大きく反り返り、大量の精を放つ。
体中に巻きついた魔樹は触手を伸ばしてそれを飲み込み、戦士...
喉の奥へと注ぎ込んだ。
「ぉッ……、ぐ……っ」
戦士は涙を流し、痙攣しながら、それを飲み込んでいく。
じん、と体中に甘い毒が走る。
限界を超えた快楽に脳が痺れる。
もう、何も分からなくなっていた。
飲み込みきれず口から溢れた液体を魔樹が絡めとり、再び戦士...
彼は無意識に舌を伸ばして透明な媚薬を舐め、啜った。
戦士は歓喜に震えながら、魔樹が与えるすさまじい快楽の渦に...
その体がビクン、と大きく痙攣した。
――何か……出るっ……!
腰ががくがくと震えた。
「ぅあ……、ぁ……!」
彼が言葉にならない声をあげると、触手が彼の両足を大きく持...
開かれた秘部は魔王の視線のほうへと向けられる。
――魔王が…見てる…前で、……俺…は……!
じっと注がれる視線に、戦士は不快感よりも不思議な興奮を覚...
乱れる息の中で桃色の舌が震え、透明な涎の糸がひとすじ、顎...
ヒクヒクと震える後孔から粘液が溢れ、ぬめぬめと光りながら...
――生ま……れ…る……っ!
限界まで広げられた孔の縁から、ずるり、と一匹目が這い出し...
見開かれた戦士の両目から涙が溢れ、瞳が上瞼の裏に隠れた。
「あぉ……、ぉ……ッ!」
一番太い部分が通り抜ける瞬間、限度を超えた快感に、戦士は...
後孔から這い出た幼生は戦士の尻に名残惜しそうにまとわりつ...
続けて二匹、三匹と生まれてくる魔樹の幼生を見ながら、魔王...
「ほう……。久しぶりだ。こんなに色つやのいい魔樹が生まれる...
媚薬を放出しながら這い出てくる幼生が襞を刺激して、戦士は...
性器からはとろとろと半透明の液体が流れ続けていた。
「なるほど、出産こそが苗床にとって最高の快楽だと聞くが……...
「……あぁぁ……はぁぁ……ぁぁ……」
魔王が見ている前で、戦士はもはや口を閉じることもできず、...
体内に残った卵の残骸を触手に掻き出されるだけでも、戦士は...
腹の中が空っぽになり、戦士が放心したのもつかの間、生まれ...
「あうっ……」
幼生たちは先を争うように戦士の秘所に足を差し入れ、淫靡な...
別の触手は性器に巻きつき、拙い動きで精を搾り取ろうと動き...
「礼を言うぞ、人間の戦士よ。お前はこの魔樹たちの母となっ...
「……えい……よう……」
戦士は蕩けた目で魔王を見上げた。
ぐちゅ、ぐちゅ、と後孔を触手が出入りしている。
快感に揺れる戦士の瞳を見つめながら、魔王は微笑んだ。
「そうだ。お前はただそうして思う存分魔樹に抱かれているが...
お前はこの魔樹たちの親だ。親は子に食べ物を与え、育てるも...
「…………は……い……」
――そうだ……親は子を育てるもの。
何も不思議には思わなかった。
自分は、この子らの親なのだから。
自分はそのために生まれたのだと、自然に信じることができた。
魔王が手の甲を差し出すと、戦士はぼんやりと焦点を失った瞳...
なぜだか分からないが、そうしなければならないような気がし...
口づけをした瞬間、エメラルド色だった戦士の瞳は、魔王と同...
魔王に忠誠を誓い、その許しを得た者は、永遠の命を持つ魔族...
幼い魔樹の触手が、ぐぐっと体内に入り込み、餌をせがむよう...
戦士は喜びの吐息を漏らしながら、腰を揺らめかせた。
「あ……、また、出る……、出るッ……!あ、あッ、あァ……ッ!」
ビクン、ビクンと体を震わせ、戦士が放った精を、魔樹が吸い...
その報酬として、魔樹は新たな媚薬を戦士に与えた。
戦士は触手に吸いつき舌を這わせ、溢れる透明な粘液を夢中で...
そして再びその体はますます熱を帯び、快楽の輪は無限に続い...
触手の先から卵管が伸び、その中にいくつもの新たな卵が見え...
戦士は自ら両足を開き、期待に胸を震わせながら、それらが体...
「あぅ……っ、うふぅ……っ」
卵管が奥深くへと入り込み、魔樹の卵を次々と体内に埋め込ま...
淫液でできた水溜りにぽとぽと涙が落ち、触手に抱かれ快楽に...
そのすぐ側には、魔王を斬るはずだった大剣が転がっていた。
刃先は既に魔樹の粘液に侵され、ボロボロに錆びている。
いずれ、剣そのものが跡形もなく溶け去ってしまうだろう。
魔王はそれを一瞥し、笑った。
「そうだ……それでいい。お前はその身も心も、魂までも、我々...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
BLで触手堕ちってあんまり無いから自分で書いてみた。
途中で総数増えました、スイマセン。支援ありがとうございま...
パーティの残りの面々の分もそのうち書く……かも。
- 御馳走様でした 続編超期待 -- &new{2012-04-16 (月) 00:...
- こんなにたぎる触手もの久々に読みました。続編とても楽し...
- 続編待ってます! -- &new{2012-04-17 (火) 22:53:26};
- こんなに萌えたの久しぶりです…!続きも待ってます。 -- &n...
- 魔王×勇者を是非…! -- &new{2012-05-28 (月) 23:51:52};
- 神… -- &new{2012-08-05 (日) 22:43:56};
- 神… -- &new{2012-08-05 (日) 22:44:10};
- 神… -- &new{2012-08-05 (日) 22:45:38};
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