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#title(セカイノハテ)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「難局大陸」蔵×日 キス止め。5、6話を見て思わず。
夜中に上から抑え込まれ、頬を舐められた。
ザラリと生温かい感触にさすがに目が覚め、驚き、しかし自分...
「一体何をやらせてるんだ。」
そう非難の声を上げれば、おもむろに部屋の明かりをつけなが...
南極の地で遭難した。
磁場が狂った地では方位磁針も使えず、気力と体力を奪うブリ...
そんな自分達を救ってくれたのは助けを求める為に鎖から放た...
そしてその中でもリーダー格であった力が、今、日室の上に乗...
「何しに来た。」
遭難中に負った足の凍傷の為、基地について速攻医務室の世話...
声だけは冷たく言い放つ。
しかしそれにも蔵持はいつもの通り堪える様子も無く、ゆっく...
「いや、医務室で一晩ってする事無くて暇かと思ってな。力が...
犬をダシにする言い草でベッドの足に腰を下ろし、こちらに視...
柔らかく黒目がちな、そんな瞳がしかし何故か直視できなくて...
「馬鹿な事を。」
「足、大丈夫か?」
「大丈夫じゃ無い。痛い。しばらくは動かせないし、完全に元...
「そうか…」
「でも……生きている。」
そう生きている。また生き残った。だから、
「もう謝るな。」
なにか言いたげな蔵持に先んじて日室は告げる。
それに蔵持がハッとした表情を向けてくるのが気配でわかった...
ただ大学の頃からもう十数年、自分の中に溜まり続けていた言...
「俺は以前も今回も自分が原因で死にかけた。以前に至っては...
俺は怪我のせいで加害者ではなく被害者の扱いを受けた。誰も...
「…………」
「おまえにぶつけるしかやり場が無くなったんだ。」
「…別にいいよ。」
「お前は良くても俺はもうごめんだ。あんな八つ当たりで後味...
少しだけ息を吸い、一気に言い放つ。
「今度の事の責任は自分自身で負う。おまえなんかに渡してた...
言い切った、それに対する蔵持の反応はしばらく無かった。そ...
「おまえ……どんだけ上からよ。」
やがて、噴き出すような笑いと共に告げられた言葉に、瞬間カ...
「うるさい!」
わずかに大きくなった声で鋭くそう叫べば、それに腹の上に乗...
その様子を見ながら蔵持が尚も笑い続ける。
「ああ、大丈夫だ、力。こいつは別に怒ってる訳じゃなくてテ...
「誰が照れてっ!」
「おまえだよ。ったく、そんな事言われたらこっちも生きてる...
「なに?」
思わず口から出た問いにしかし蔵持は答えず、ただ自分の上に...
代わりに彼自身が自分の上にのしかかってきた。
「…っ、何の真似だ?!」
「ん?あぁ、ちょっとキスしたいなと思って。」
「キスゥ?!」
驚きと呆れで思わず声が裏返る。
しかし続けて罵倒する間を与えずに、蔵持はこの時かすめるよ...
すぐに離れる。その瞬間にフフッと鼻にかかった笑みが洩らさ...
「まぁ…いいじゃん。ちょっとだけだから怒るな。」
悪気などまるで無いような、そんな態度にたまらず眉間に皺が...
でもこの余裕の相手に怒っては、そこですでに負けな気がして。
「…キスなんて大した事じゃない。」
負け惜しみにならないよう何でもない事のように言ってやれば...
「そうだよな。キスなんて欧米じゃ普通の事だし。」
「挨拶みたいなものだ。」
「だな。だから…もう一回いいか。」
返事はしなかった。それが返事になった。
再度重ねられる唇。今度は深く長く。
ただ欲望よりは体温を互いに教え合うような柔らかな触れ方は...
そしてその不思議さをまるで読みとったかのように、蔵持が唇...
「ここは欧米でも無いから……」
あぁ、そうか。それもそうだ。
だから奇妙な納得と共に、自分の唇もキスの合間に小さな呟き...
「ここは…世界の果てだ…」
告げた言葉に自分の上で蔵持が笑った。
久しぶりに見る、この男のこんなに近くの笑顔。
それが自分達がひどく遠くまで来た証しのように、この時日室...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
力は賢い子。
- krhmすきだ…ご馳走様です -- &new{2012-03-08 (木) 22...
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#title(セカイノハテ)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「難局大陸」蔵×日 キス止め。5、6話を見て思わず。
夜中に上から抑え込まれ、頬を舐められた。
ザラリと生温かい感触にさすがに目が覚め、驚き、しかし自分...
「一体何をやらせてるんだ。」
そう非難の声を上げれば、おもむろに部屋の明かりをつけなが...
南極の地で遭難した。
磁場が狂った地では方位磁針も使えず、気力と体力を奪うブリ...
そんな自分達を救ってくれたのは助けを求める為に鎖から放た...
そしてその中でもリーダー格であった力が、今、日室の上に乗...
「何しに来た。」
遭難中に負った足の凍傷の為、基地について速攻医務室の世話...
声だけは冷たく言い放つ。
しかしそれにも蔵持はいつもの通り堪える様子も無く、ゆっく...
「いや、医務室で一晩ってする事無くて暇かと思ってな。力が...
犬をダシにする言い草でベッドの足に腰を下ろし、こちらに視...
柔らかく黒目がちな、そんな瞳がしかし何故か直視できなくて...
「馬鹿な事を。」
「足、大丈夫か?」
「大丈夫じゃ無い。痛い。しばらくは動かせないし、完全に元...
「そうか…」
「でも……生きている。」
そう生きている。また生き残った。だから、
「もう謝るな。」
なにか言いたげな蔵持に先んじて日室は告げる。
それに蔵持がハッとした表情を向けてくるのが気配でわかった...
ただ大学の頃からもう十数年、自分の中に溜まり続けていた言...
「俺は以前も今回も自分が原因で死にかけた。以前に至っては...
俺は怪我のせいで加害者ではなく被害者の扱いを受けた。誰も...
「…………」
「おまえにぶつけるしかやり場が無くなったんだ。」
「…別にいいよ。」
「お前は良くても俺はもうごめんだ。あんな八つ当たりで後味...
少しだけ息を吸い、一気に言い放つ。
「今度の事の責任は自分自身で負う。おまえなんかに渡してた...
言い切った、それに対する蔵持の反応はしばらく無かった。そ...
「おまえ……どんだけ上からよ。」
やがて、噴き出すような笑いと共に告げられた言葉に、瞬間カ...
「うるさい!」
わずかに大きくなった声で鋭くそう叫べば、それに腹の上に乗...
その様子を見ながら蔵持が尚も笑い続ける。
「ああ、大丈夫だ、力。こいつは別に怒ってる訳じゃなくてテ...
「誰が照れてっ!」
「おまえだよ。ったく、そんな事言われたらこっちも生きてる...
「なに?」
思わず口から出た問いにしかし蔵持は答えず、ただ自分の上に...
代わりに彼自身が自分の上にのしかかってきた。
「…っ、何の真似だ?!」
「ん?あぁ、ちょっとキスしたいなと思って。」
「キスゥ?!」
驚きと呆れで思わず声が裏返る。
しかし続けて罵倒する間を与えずに、蔵持はこの時かすめるよ...
すぐに離れる。その瞬間にフフッと鼻にかかった笑みが洩らさ...
「まぁ…いいじゃん。ちょっとだけだから怒るな。」
悪気などまるで無いような、そんな態度にたまらず眉間に皺が...
でもこの余裕の相手に怒っては、そこですでに負けな気がして。
「…キスなんて大した事じゃない。」
負け惜しみにならないよう何でもない事のように言ってやれば...
「そうだよな。キスなんて欧米じゃ普通の事だし。」
「挨拶みたいなものだ。」
「だな。だから…もう一回いいか。」
返事はしなかった。それが返事になった。
再度重ねられる唇。今度は深く長く。
ただ欲望よりは体温を互いに教え合うような柔らかな触れ方は...
そしてその不思議さをまるで読みとったかのように、蔵持が唇...
「ここは欧米でも無いから……」
あぁ、そうか。それもそうだ。
だから奇妙な納得と共に、自分の唇もキスの合間に小さな呟き...
「ここは…世界の果てだ…」
告げた言葉に自分の上で蔵持が笑った。
久しぶりに見る、この男のこんなに近くの笑顔。
それが自分達がひどく遠くまで来た証しのように、この時日室...
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