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#title(大航海時代4 ユキヒサ×イアン4)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )イアンを泣かせてるときが一番楽...
戦っている間、何度もセビリアにはこまめに停まっていたが、...
なのに、ひと段落ついたとはいえ、戦いの真っ最中の今、ユキ...
きちんと身なりを整え、風呂にも入った。
だからいつもの服とは違ったが、それでもいつもにたような服...
ドアノブを握る手は少し、少しだけ、震えていた。
ぎぃ、と扉は難なく開く。
その先には、こちらに背を向け、机に向かう、ユキヒサ。
風呂に入った後なのか、髪を結っていなかった。
タオルを肩に乗せて、そのまま腕を動かしていた。
書類と戦っている最中なのだろう。
シエンやマリアへ伝えるための手紙を書いているのだろうか?
「…」
「扉を閉めろ」
「あ、ああ」
慌てて、扉を締めて、数歩、ユキヒサの近くまで行く。
「どれくらい、ここにいる?」
「え」
「停泊日数を聞いている」
そっけない、声。顔をこちらへ向けず、ひたすら英字をすらす...
「あ…、すぐに討ち取りたいって言っていたけど、船もだいぶ痛...
「…。そうか。シエンは十日だそうだ。思ったよりシエンたちは...
「…そう」
「航海士たちは無事か」
「アルが、肩に大怪我を。でも、本人は平気だって…。骨は折れ...
淡々と告げられる。
その間もユキヒサは何度かうなずく程度で、こちらを向かない。
ただ、仲間の様子を聞きたいがために呼びつけなのだろうか。...
「…話がそれだけなら、帰る」
「…」
「…。…じゃあ、次の海戦のときも、気をつけて」
「そこにいろ。すぐ終わる」
踵を返した矢先、腕をつかまれた。
ユキヒサが、バスローブを着て、そこに立っていた。
威圧される。七つも年下の、まだ十九歳のユキヒサだというの...
アルと同じ年齢だというのに。こんなにも違う。
ユキヒサには、独特の威圧感があった。
皆、それに恐れ戦く。
だから、一緒の船で旅していたときは、斬り込み隊長に相応し...
そしてその、今は机においてある村正で、数々の敵を切り倒し...
彼の活躍なしにしてはリー家は成り立たない。
だからといって、仲間に、こんなにも威圧するものなのか?
「…あ」
声が出ない。思わず座り込む。
「…どうした」
す、と、その威圧感が消え、年齢に相応しい目つきになる。
いつも眉に皺を寄せている。
はっとそこで気がついて、立ち上がるが、今度はベッドに突き...
「…え」
「じっとしていろ。久々なんだ。お前も我慢しろ」
(あー…話って、用事って…こういう事なんだ…?娼婦の代わりか…)
しゅるしゅると器用に片手でイアンの腰紐をといていくユキヒ...
「!イアン、渡した守り刀は」
「今はレイピアだけしか持って来てない…から、宿に大事におい...
「外出歩くときに、持って行け。意味がない」
「…分かった…」
少しだけうなずく。片手は押さえられているから、動かせない。
やがて手は、服の中をまさぐる。
最近手を付けられていないから、なんだか違和感があった。
少し恥ずかしくて、押さえられていない方の手で、顔を覆った。
「…、ん、あっ…」
「拙者がいない間、何人の男に手を付けられた?」
軽く、胸板をまさぐり、乳首をきゅっとつまむ。ひくんと動く...
「!だ、誰も…」
「ああ、戦闘で緊迫していたからか?」
こんな、話をしたいんじゃない。
「…なんで…お前は私に手を付けた…?ん…、好奇心?」
「それに近い…が、最近は少し、違う」
言っている意味が分からない。
やや乱暴に服を剥ぎ取られ、奥のすぼまりに指を伸ばす。と、...
「あ!ま、まって、痛い…!!」
だが体は正直だ。今まで触れられていない分、久々の快楽の予...
白かった頬はピンク色に染まり、潤んだ瞳でユキヒサを見つめ...
すぐにぐちぐちと後ろからは音が聞こえ、耳を犯される。
イアンの身体を知り尽くしているユキヒサは、指で、イアンの...
「あんっ!あっ、あっ!ユ、ユキヒ…サ、もっと、太いの、お前...
ずいぶん素直に求めるようになったものだ。ずるりと指をひき...
荒く息をつくが、まだ達していないユキヒサは、強く、中を押...
「んっ…!ああっ、ユキヒサ…!」
それと同時に、達したばかりだというのに、イアンも達した。...
「ユキヒサ…」
「まだ、余裕がある。まだいくぞ。お前が失神するまで。どれ...
死刑宣告に似ている。失神するまで追い詰められる事は、よく...
天国と地獄の狭間で、いつも意識が朦朧として、ゆらゆらとゆ...
何度懇願しても離してくれない。
「…ユキヒサ…」
「あっ、あー!!ユキヒサ、おねが、もう、もう…!!」
月は沈みかけている。なのに、まだ離して貰えなかった。
今度は後ろから、突かれて、思わず声が大きく出る。
乳首と性器を掴まれ、いじり倒される。そしてそのまま、後ろ...
汗が、ピンク色の肌に髪を湿らせてまとわりつかせていた。
ユキヒサは本当に容赦ない。
「じゃあ、これで。…くッ…」
「ふあっ…!!…はあ…」
目を閉じて涙をぽろぽろ流す。
そんなイアンの髪をすくうとユキヒサは、その髪に、口付けた。
「あ…明日…ううん、今日か、今日は…水夫の面接があって…提督...
「わかった。イアン」
「ん」
「お前はどんどん美しくなっていく。この手から逃れられると...
ふ、と、ユキヒサに笑いかける。
「…ユキヒサ、好きだ…」
「…!」
と、がくんと一気に体重がユキヒサの腕に掛かる。
ずっと抱かれていたのだから、仕方ない。
(好き…か)
初めて言われた言葉。
眠っているイアンの頬に口付け、ユキヒサは着替え、いつもの...
そして先ほど書いていた手紙を封筒に入れると、机の上におい...
宛はアルとフェルナンドとジャムだ。
この四人は特別仲がいい。
アルはいつもは無表情だが、強気な性格で、それでも感情はず...
フェルナンドも同じだ。博打好きのフェルナンドは、仲間とい...
ジャムはこの中で最も明るく、楽しく人生を生きている。しか...
きっと、ずっとイアンの部屋に篭っていたことからも、この関...
気になる事が一点、あった。本当に、それはどうでもいい事だ...
西洋の事に詳しいとはいえ、まだ未知の扉は沢山ある。
だから、街中で見た男女が何故「アレ」をしているのか、気...
「…というものを見たのだが、特にここ最近、地中海にやってき...
「あー、アレかあ。アレはなあ…」
ユキヒサたちは、街中を歩いていた。
ジュエリーショップの前に立ち止まると、ジャムは指をさした...
「ほらほら、あれあれ。あそこにある奴だよ。ヒュー♪ユキヒサ...
「いや、だからアレは何のためにしているのだ。日本では見た...
「…心の繋がり。というか。結婚する際や恋人の証として相手に...
「…そうか。戻るぞ」
心の繋がり。
そろそろ、自分も一歩を踏み出してもいい頃なのか?
だが、また変なプライドが邪魔をして、ユキヒサは立ち去ろう...
それをフェルナンドが、肩を掴んでとめた。
「…なんだ」
「相手は…あいつだろ?あいつ、知ってるか?俺、あいつに相談...
…色んな水夫に手垢付けられたって」
あいつ、とは恐らくイアンの事だろう。
「手垢…」
「そうだ。お前に相応しくないって泣いていた。あいつがいつ...
やはり、鋭いフェルナンドには気づかれていた。
それを聞いて、他の二人は顔を見合わせてぽかんとしていた。
どうやら他の二人は気づいていなかったようだ。
「え…ユキヒサ、本当か?イアンと?確かに、顔立ちは整ってる...
「拙者の国では小姓というものがある。戦場に女は連れて行か...
見目麗しい男をそばにおいておく。それと同じだ。恋愛感情な...
ふい、と、顔をそらす。ジャムが、信じられないといった様子...
恋愛感情は、ない。そう言った後、少し、苦い気持ちになった。
うそつきめ。自分で自分の事をそう言える。
イアンの事を…。
「馬鹿か!」
と、アルが物凄い剣幕でユキヒサに掴みかかった。
思わず、一瞬、ユキヒサはひるむ。
「同性に手を出して、挙句の果てにはどうでもいいだと!?そう...
あいつは何か言ってるか?ユキヒサの艦隊が停泊したとき、船...
「アル、おい、落ち着けよ」
ジャムがあわてて仲裁に入る。
拗ねたような顔をして、ユキヒサは言う。
「…お前に何が分かる。お前に…何が…」
そこで、気づいた。
ならば自分に何ができる?
アルたちの言っている事が本当だとしたら、無理強いさせてい...
好き。
イアンは言った。初めて言われた言葉。
…アレは、心の繋がりの証だと、アルは言った。
縁を切った所で何も変わらない。むしろ一層彼を傷つけてしま...
ぐっと手に力を込め、顔を上げた。
決めた。
「ならば、少し、付き合ってもらえないか。手放す気はない。...
「うーーーん」
三人は難しい顔で、頭をひねり、相談しだした。
結局、ユキヒサの判断に任せて、自分達は見守る事にした。
ジェリーショップへ入っていく。
煌びやかな宝石を見ると、討ち取った艦隊から取り上げたお宝...
そういえば、あの中にも、これがあった。
最初はなんだろうと思った。だが、それが、女に贈るものだと...
三時間ほどジュエリーショップに居座って、やっと出てきたと...
「頼みがある。今日も来るように、イアンに伝えてくれないか」
少し、照れているらしく、その箱を見つめている。いつもの仏...
「はいよはいよ。分かってるよ。お前も、変なプライド出すな...
ジャムが首を振り、大げさにジェスチャーする。
そしていつもの爽やかな笑顔を向けた。
「次、えーと…あなたは…、あら、珍しいわね、中国人なんだな...
結局寝た時間が、朝の五時だった。
その後すぐに起きた彼は、大急ぎで宿に戻った。
七時に面接があったので、それの手伝いと名簿作りのために、...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )すみません、まだ続きます。年下...
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|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )イアンを泣かせてるときが一番楽...
戦っている間、何度もセビリアにはこまめに停まっていたが、...
なのに、ひと段落ついたとはいえ、戦いの真っ最中の今、ユキ...
きちんと身なりを整え、風呂にも入った。
だからいつもの服とは違ったが、それでもいつもにたような服...
ドアノブを握る手は少し、少しだけ、震えていた。
ぎぃ、と扉は難なく開く。
その先には、こちらに背を向け、机に向かう、ユキヒサ。
風呂に入った後なのか、髪を結っていなかった。
タオルを肩に乗せて、そのまま腕を動かしていた。
書類と戦っている最中なのだろう。
シエンやマリアへ伝えるための手紙を書いているのだろうか?
「…」
「扉を閉めろ」
「あ、ああ」
慌てて、扉を締めて、数歩、ユキヒサの近くまで行く。
「どれくらい、ここにいる?」
「え」
「停泊日数を聞いている」
そっけない、声。顔をこちらへ向けず、ひたすら英字をすらす...
「あ…、すぐに討ち取りたいって言っていたけど、船もだいぶ痛...
「…。そうか。シエンは十日だそうだ。思ったよりシエンたちは...
「…そう」
「航海士たちは無事か」
「アルが、肩に大怪我を。でも、本人は平気だって…。骨は折れ...
淡々と告げられる。
その間もユキヒサは何度かうなずく程度で、こちらを向かない。
ただ、仲間の様子を聞きたいがために呼びつけなのだろうか。...
「…話がそれだけなら、帰る」
「…」
「…。…じゃあ、次の海戦のときも、気をつけて」
「そこにいろ。すぐ終わる」
踵を返した矢先、腕をつかまれた。
ユキヒサが、バスローブを着て、そこに立っていた。
威圧される。七つも年下の、まだ十九歳のユキヒサだというの...
アルと同じ年齢だというのに。こんなにも違う。
ユキヒサには、独特の威圧感があった。
皆、それに恐れ戦く。
だから、一緒の船で旅していたときは、斬り込み隊長に相応し...
そしてその、今は机においてある村正で、数々の敵を切り倒し...
彼の活躍なしにしてはリー家は成り立たない。
だからといって、仲間に、こんなにも威圧するものなのか?
「…あ」
声が出ない。思わず座り込む。
「…どうした」
す、と、その威圧感が消え、年齢に相応しい目つきになる。
いつも眉に皺を寄せている。
はっとそこで気がついて、立ち上がるが、今度はベッドに突き...
「…え」
「じっとしていろ。久々なんだ。お前も我慢しろ」
(あー…話って、用事って…こういう事なんだ…?娼婦の代わりか…)
しゅるしゅると器用に片手でイアンの腰紐をといていくユキヒ...
「!イアン、渡した守り刀は」
「今はレイピアだけしか持って来てない…から、宿に大事におい...
「外出歩くときに、持って行け。意味がない」
「…分かった…」
少しだけうなずく。片手は押さえられているから、動かせない。
やがて手は、服の中をまさぐる。
最近手を付けられていないから、なんだか違和感があった。
少し恥ずかしくて、押さえられていない方の手で、顔を覆った。
「…、ん、あっ…」
「拙者がいない間、何人の男に手を付けられた?」
軽く、胸板をまさぐり、乳首をきゅっとつまむ。ひくんと動く...
「!だ、誰も…」
「ああ、戦闘で緊迫していたからか?」
こんな、話をしたいんじゃない。
「…なんで…お前は私に手を付けた…?ん…、好奇心?」
「それに近い…が、最近は少し、違う」
言っている意味が分からない。
やや乱暴に服を剥ぎ取られ、奥のすぼまりに指を伸ばす。と、...
「あ!ま、まって、痛い…!!」
だが体は正直だ。今まで触れられていない分、久々の快楽の予...
白かった頬はピンク色に染まり、潤んだ瞳でユキヒサを見つめ...
すぐにぐちぐちと後ろからは音が聞こえ、耳を犯される。
イアンの身体を知り尽くしているユキヒサは、指で、イアンの...
「あんっ!あっ、あっ!ユ、ユキヒ…サ、もっと、太いの、お前...
ずいぶん素直に求めるようになったものだ。ずるりと指をひき...
荒く息をつくが、まだ達していないユキヒサは、強く、中を押...
「んっ…!ああっ、ユキヒサ…!」
それと同時に、達したばかりだというのに、イアンも達した。...
「ユキヒサ…」
「まだ、余裕がある。まだいくぞ。お前が失神するまで。どれ...
死刑宣告に似ている。失神するまで追い詰められる事は、よく...
天国と地獄の狭間で、いつも意識が朦朧として、ゆらゆらとゆ...
何度懇願しても離してくれない。
「…ユキヒサ…」
「あっ、あー!!ユキヒサ、おねが、もう、もう…!!」
月は沈みかけている。なのに、まだ離して貰えなかった。
今度は後ろから、突かれて、思わず声が大きく出る。
乳首と性器を掴まれ、いじり倒される。そしてそのまま、後ろ...
汗が、ピンク色の肌に髪を湿らせてまとわりつかせていた。
ユキヒサは本当に容赦ない。
「じゃあ、これで。…くッ…」
「ふあっ…!!…はあ…」
目を閉じて涙をぽろぽろ流す。
そんなイアンの髪をすくうとユキヒサは、その髪に、口付けた。
「あ…明日…ううん、今日か、今日は…水夫の面接があって…提督...
「わかった。イアン」
「ん」
「お前はどんどん美しくなっていく。この手から逃れられると...
ふ、と、ユキヒサに笑いかける。
「…ユキヒサ、好きだ…」
「…!」
と、がくんと一気に体重がユキヒサの腕に掛かる。
ずっと抱かれていたのだから、仕方ない。
(好き…か)
初めて言われた言葉。
眠っているイアンの頬に口付け、ユキヒサは着替え、いつもの...
そして先ほど書いていた手紙を封筒に入れると、机の上におい...
宛はアルとフェルナンドとジャムだ。
この四人は特別仲がいい。
アルはいつもは無表情だが、強気な性格で、それでも感情はず...
フェルナンドも同じだ。博打好きのフェルナンドは、仲間とい...
ジャムはこの中で最も明るく、楽しく人生を生きている。しか...
きっと、ずっとイアンの部屋に篭っていたことからも、この関...
気になる事が一点、あった。本当に、それはどうでもいい事だ...
西洋の事に詳しいとはいえ、まだ未知の扉は沢山ある。
だから、街中で見た男女が何故「アレ」をしているのか、気...
「…というものを見たのだが、特にここ最近、地中海にやってき...
「あー、アレかあ。アレはなあ…」
ユキヒサたちは、街中を歩いていた。
ジュエリーショップの前に立ち止まると、ジャムは指をさした...
「ほらほら、あれあれ。あそこにある奴だよ。ヒュー♪ユキヒサ...
「いや、だからアレは何のためにしているのだ。日本では見た...
「…心の繋がり。というか。結婚する際や恋人の証として相手に...
「…そうか。戻るぞ」
心の繋がり。
そろそろ、自分も一歩を踏み出してもいい頃なのか?
だが、また変なプライドが邪魔をして、ユキヒサは立ち去ろう...
それをフェルナンドが、肩を掴んでとめた。
「…なんだ」
「相手は…あいつだろ?あいつ、知ってるか?俺、あいつに相談...
…色んな水夫に手垢付けられたって」
あいつ、とは恐らくイアンの事だろう。
「手垢…」
「そうだ。お前に相応しくないって泣いていた。あいつがいつ...
やはり、鋭いフェルナンドには気づかれていた。
それを聞いて、他の二人は顔を見合わせてぽかんとしていた。
どうやら他の二人は気づいていなかったようだ。
「え…ユキヒサ、本当か?イアンと?確かに、顔立ちは整ってる...
「拙者の国では小姓というものがある。戦場に女は連れて行か...
見目麗しい男をそばにおいておく。それと同じだ。恋愛感情な...
ふい、と、顔をそらす。ジャムが、信じられないといった様子...
恋愛感情は、ない。そう言った後、少し、苦い気持ちになった。
うそつきめ。自分で自分の事をそう言える。
イアンの事を…。
「馬鹿か!」
と、アルが物凄い剣幕でユキヒサに掴みかかった。
思わず、一瞬、ユキヒサはひるむ。
「同性に手を出して、挙句の果てにはどうでもいいだと!?そう...
あいつは何か言ってるか?ユキヒサの艦隊が停泊したとき、船...
「アル、おい、落ち着けよ」
ジャムがあわてて仲裁に入る。
拗ねたような顔をして、ユキヒサは言う。
「…お前に何が分かる。お前に…何が…」
そこで、気づいた。
ならば自分に何ができる?
アルたちの言っている事が本当だとしたら、無理強いさせてい...
好き。
イアンは言った。初めて言われた言葉。
…アレは、心の繋がりの証だと、アルは言った。
縁を切った所で何も変わらない。むしろ一層彼を傷つけてしま...
ぐっと手に力を込め、顔を上げた。
決めた。
「ならば、少し、付き合ってもらえないか。手放す気はない。...
「うーーーん」
三人は難しい顔で、頭をひねり、相談しだした。
結局、ユキヒサの判断に任せて、自分達は見守る事にした。
ジェリーショップへ入っていく。
煌びやかな宝石を見ると、討ち取った艦隊から取り上げたお宝...
そういえば、あの中にも、これがあった。
最初はなんだろうと思った。だが、それが、女に贈るものだと...
三時間ほどジュエリーショップに居座って、やっと出てきたと...
「頼みがある。今日も来るように、イアンに伝えてくれないか」
少し、照れているらしく、その箱を見つめている。いつもの仏...
「はいよはいよ。分かってるよ。お前も、変なプライド出すな...
ジャムが首を振り、大げさにジェスチャーする。
そしていつもの爽やかな笑顔を向けた。
「次、えーと…あなたは…、あら、珍しいわね、中国人なんだな...
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その後すぐに起きた彼は、大急ぎで宿に戻った。
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