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61-417
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#title(鬼切丸 幻雄×少年2)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )後二回ほどで終わるはずです
がちがちがち。
萌は恐怖に震えがとまらなかった。
あの影が出てきたのは、柚子をうめた場所、そしてあの着物も...
「ありゃあ…鬼だ…」
一人暮らしの茂の家に、萌と真紀子が上がりこんでいた。
二人を落ち着かせるために、ココアをいれる。
そういう茂も、目の当たりにした異常な光景に、冷や汗がだら...
柚子が鬼になって帰ってきた。
そういえば飲み会で鬼に対抗する刀の名前はなんと言ったか?
確か…そうだ、聞く前にその場を逃げ出したのだ。
「ねえ、柚子は絶対私たちを殺そうとしているよ…、あの時のこ...
萌が震えながら、ココアを飲む。
「あの公園に近づかなければいいんだよ、あの公園近辺には一...
そう宣言して、真紀子は帰っていった。萌も続く。
次の日の真夜中二時のことだった。
ふらふらと歩いていき、気が付けば真紀子はあの公園にいた。
そう、気が付いたらいたのだ。
そして目の前にはあのベンチと桜の木がある。
「え…何、これ…」
気が付いたときにはすでに遅かった。
ベンチの向こうから、青い薄汚れた着物の柚子が立っていた。
そして見る見る変わっていく容姿。
それはまるで鬼――。
「いやっ、いやああああああ!」
爪が振り下ろされる。ざく、と肉を切る音がして、真紀子の首...
真っ赤な血を散らしながら、恐怖で凍りついた表情をそのまま...
「あーあ、ついにやっちまったか」
「どうする」
「もちろん、今夜、鬼狩りだ。その分お前を抱けないのは残念...
「とりあえず死ね」
公民館の屋根の上でひっそりと、警察と記者、もちろん後藤も...
後藤はいつものようにずけずけと被害者の親と、目撃者がいな...
「あー、腹減ったな、鬼切、食わせろよ。いい加減俺に食われ...
「幻雄に負ける気なんざしないな。そんなことより…あの鬼だな...
哀れな鬼。昨日の桜の木からすべてを知ってしまった。
ずっと泣いている哀れな鬼。
鬼というより、子供だ。まるで。
そして殺した張本人たちは、すべてを忘れて生活していた。
なんと人間は残酷で、なんと人間は憎しみに生きる者。
殺された真紀子は、自分の罪さえ忘れた罰だったのだろうか。
ならば次に狙うのは、あの二人のうちどちらか。
少年は、とんとん、と軽やかな身のこなしで屋根伝いに走って...
そしてソファに座って、考える。鬼切丸と名づけられた刀を握...
なぜか。顔にこそあらわさないが、彼が、三人で暮らすうち、...
それまでは、どんな鬼も斬ってきた。
だが後藤や幻雄を見ていると、簡単に塵に帰していいものか...
とはいえ、鬼は鬼、純潔の鬼は鬼を斬るほか救えない。
この、鬼切丸で――。
「やっぱり帰ってきてたか」
「幻雄」
キィと、リビングのドアが開く音がして、そちらに意識を向け...
「後藤は夜まで帰れねぇってよ」
「…そうか」
と、幻雄が、少年のあごを救って口付けた。
「!」
口付けは濃厚で、舌が絡み合い、それがビクビクと肩を揺らす...
すっかり力の抜けた少年に覆いかぶさり、幻雄は囁く。
「いいか?」
とはいっても少年は素直ではないので、毎回首を縦には振らな...
けれど、身体とその蕩けた目つきが言っている。
抱け、と。
少年の、いつもの冬服の学生服のボタンをはずしていく。幻雄...
首に口付ける。そこには花が咲いたような跡が付いた。
する、と、シャツの下に手を滑らせる。
「っ」
乳首をくりくりといじったとき、ひくひくと体が震えた。
「やめ」
「やめねぇ」
今度はズボンを下ろす。自分の指をたっぷりと唾液でぬらし、...
「あ」
ひくん、と、体がはねる。何度も交わったことのある体は、そ...
指がずぶずぶとはいってきて、中をいじり倒す。
前立腺をこすると、びくんと彼の体がひときわはねた。
純潔の鬼も体の構造は人間と同じのようだ。ただし、人間の...
何分も中をいじり、立ち上がったそれを舐めてやると、少年は...
何度もされているが、なれない。それに、この快楽も堕落して...
「挿れていいか?」
「くっ…好きに、しろっ…」
頬を紅潮させながら、それだけ言うと、大きく息を吐く。幻雄...
「素直じゃねぇなあ」
よっと片手で足を上げると、ゆっくりと挿れていく。
「あ、あっ」
更に強い力で、幻雄にしがみつく。漏れる声は濡れていて、と...
一体何年生きたかわからないその体は、最初に抱いたときは本...
その上、合意の上ではなかったから、彼の暴れっぷりは凄まじ...
中で出したら、それが毒になることも忘れて、中で出して苦し...
それが今ではこんなに従順だが。
「幻…雄…ッ」
ぐっと根元まで入れ込むと、しがみつく少年をソファに寝かせ...
液体の音がして、少年は乱された学生服に吐精した。
黒い学生服に、白い精液がよく生えて、思わずごくりと喉を鳴...
ぺろ、と、少年の頬をなめる。その間にも腰は出し入れを繰り...
「や、あ、あ、…!」
「やべ、もう我慢できねぇ。…中だし出来ないのって不便だな」
「うあっ、…一度斬ってやろうか…!」
「そんだけ軽口がいえるなら問題ないな」
幻雄がずるりと引き抜くと、少年は二度目の吐精をした。快楽...
少年の腹に吐精をすると、少年はそれも掬い取ってまじまじと...
「こんなに…。…、離れろ、服に掛かっただろ…」
「はいよ」
そばにあるティッシュをとると、学生服を綺麗に拭いてやった。
おいで、おいでよ…一人は寂しいよ…。真紀子ちゃんはもうこっ...
夜中になり、ブルーシートで覆われた公園に、ふらふらと萌が...
人の気配はなく、萌は裸足であった。
部屋を出た記憶がない。いつの間にかここに立っていることに...
「…?…!やだ、ここって…真紀子の…」
違うよ、柚子のだよ…。
「誰!?柚子!?柚子なの!?」
大量の血の跡が萌を恐怖に駆り立てた。その血はもちろん真紀...
ベンチのそばまで行くと、きょろきょろと辺りを見回している...
そして鋭い爪が、勢いよく彼女の首を狙って振り下ろされる。
「おーっと、させるかよ!」
その声と同時に、ギン、と、銃身が爪をはじいた。
「ナウマンサマンダバサラダンカン!!」
かつて右手で使っていた銃を、器用に左手で扱っている。けれ...
「ちっ」
「幻雄、鬼切丸、この子は保護しておくわよ!」
後藤が、萌を公園の外へ連れ出すと、鬼はそれを追う様に、腕...
八年前、殺される前だったならば綺麗な青色をしていたであろ...
しかしその腕を衣類ごとぶった切ったのは、屋根から降りてき...
「幻雄、仕上げはお前に任せた」
「おうよ!」
痛い、痛い、痛い!!
びちびちと血を撒き散らしながら、腕はベンチに転がった。
その腕に鬼切丸をつきたてると、ふっとそれは煙になって消え...
「っし、ナウマクサマンダバサラダンカン!」
その弾は勢いよく柚子の胸を貫いた。
ぱっと、突然そこから桜の花が散った。
「こんな時期に…桜…?」
勾玉に秘められたはずの柚子が、生前の姿で、しかし腕と着物...
「痛かったの…やめて欲しかったの…私の死体はこの下に眠って...
それだけ言うと、すうっと勾玉に吸い込まれていった。涙を流...
「ごめんなさい!ごめんなさい!殺すつもりじゃなかったの!」
萌は素足のまま、公園の外にいた。
取り乱した様子で、後藤の腕の中、泣きじゃくる。
「何があってこんなことになったの…?話して?」
後藤が優しく語り掛けると、萌は涙で目を真っ赤にしながら、...
昔から彼女を、真紀子と茂とともに苛めていたこと。それが自...
「八年経つと供養されない人間の死体は鬼になる」
幻雄がぼそりとつぶやいた。
「なんだ、自業自得じゃねぇか。罪は消えないよ、それを背負...
翌日、萌えの証言により、桜の木下が掘り起こされた。
だいぶ奥深くまで埋まっていた死体は、すっかり白骨化し、振...
だがこの事件の真相を知るものは、萌と、鬼切丸と幻雄、後藤...
「なあ、鬼切、たまにはデートしようぜ」
「斬られたいのか」
「…あんたたち、家でいちゃつくのはいいけどここは私の家よ」
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )以上で終わりです。思ったより短か...
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#title(鬼切丸 幻雄×少年2)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )後二回ほどで終わるはずです
がちがちがち。
萌は恐怖に震えがとまらなかった。
あの影が出てきたのは、柚子をうめた場所、そしてあの着物も...
「ありゃあ…鬼だ…」
一人暮らしの茂の家に、萌と真紀子が上がりこんでいた。
二人を落ち着かせるために、ココアをいれる。
そういう茂も、目の当たりにした異常な光景に、冷や汗がだら...
柚子が鬼になって帰ってきた。
そういえば飲み会で鬼に対抗する刀の名前はなんと言ったか?
確か…そうだ、聞く前にその場を逃げ出したのだ。
「ねえ、柚子は絶対私たちを殺そうとしているよ…、あの時のこ...
萌が震えながら、ココアを飲む。
「あの公園に近づかなければいいんだよ、あの公園近辺には一...
そう宣言して、真紀子は帰っていった。萌も続く。
次の日の真夜中二時のことだった。
ふらふらと歩いていき、気が付けば真紀子はあの公園にいた。
そう、気が付いたらいたのだ。
そして目の前にはあのベンチと桜の木がある。
「え…何、これ…」
気が付いたときにはすでに遅かった。
ベンチの向こうから、青い薄汚れた着物の柚子が立っていた。
そして見る見る変わっていく容姿。
それはまるで鬼――。
「いやっ、いやああああああ!」
爪が振り下ろされる。ざく、と肉を切る音がして、真紀子の首...
真っ赤な血を散らしながら、恐怖で凍りついた表情をそのまま...
「あーあ、ついにやっちまったか」
「どうする」
「もちろん、今夜、鬼狩りだ。その分お前を抱けないのは残念...
「とりあえず死ね」
公民館の屋根の上でひっそりと、警察と記者、もちろん後藤も...
後藤はいつものようにずけずけと被害者の親と、目撃者がいな...
「あー、腹減ったな、鬼切、食わせろよ。いい加減俺に食われ...
「幻雄に負ける気なんざしないな。そんなことより…あの鬼だな...
哀れな鬼。昨日の桜の木からすべてを知ってしまった。
ずっと泣いている哀れな鬼。
鬼というより、子供だ。まるで。
そして殺した張本人たちは、すべてを忘れて生活していた。
なんと人間は残酷で、なんと人間は憎しみに生きる者。
殺された真紀子は、自分の罪さえ忘れた罰だったのだろうか。
ならば次に狙うのは、あの二人のうちどちらか。
少年は、とんとん、と軽やかな身のこなしで屋根伝いに走って...
そしてソファに座って、考える。鬼切丸と名づけられた刀を握...
なぜか。顔にこそあらわさないが、彼が、三人で暮らすうち、...
それまでは、どんな鬼も斬ってきた。
だが後藤や幻雄を見ていると、簡単に塵に帰していいものか...
とはいえ、鬼は鬼、純潔の鬼は鬼を斬るほか救えない。
この、鬼切丸で――。
「やっぱり帰ってきてたか」
「幻雄」
キィと、リビングのドアが開く音がして、そちらに意識を向け...
「後藤は夜まで帰れねぇってよ」
「…そうか」
と、幻雄が、少年のあごを救って口付けた。
「!」
口付けは濃厚で、舌が絡み合い、それがビクビクと肩を揺らす...
すっかり力の抜けた少年に覆いかぶさり、幻雄は囁く。
「いいか?」
とはいっても少年は素直ではないので、毎回首を縦には振らな...
けれど、身体とその蕩けた目つきが言っている。
抱け、と。
少年の、いつもの冬服の学生服のボタンをはずしていく。幻雄...
首に口付ける。そこには花が咲いたような跡が付いた。
する、と、シャツの下に手を滑らせる。
「っ」
乳首をくりくりといじったとき、ひくひくと体が震えた。
「やめ」
「やめねぇ」
今度はズボンを下ろす。自分の指をたっぷりと唾液でぬらし、...
「あ」
ひくん、と、体がはねる。何度も交わったことのある体は、そ...
指がずぶずぶとはいってきて、中をいじり倒す。
前立腺をこすると、びくんと彼の体がひときわはねた。
純潔の鬼も体の構造は人間と同じのようだ。ただし、人間の...
何分も中をいじり、立ち上がったそれを舐めてやると、少年は...
何度もされているが、なれない。それに、この快楽も堕落して...
「挿れていいか?」
「くっ…好きに、しろっ…」
頬を紅潮させながら、それだけ言うと、大きく息を吐く。幻雄...
「素直じゃねぇなあ」
よっと片手で足を上げると、ゆっくりと挿れていく。
「あ、あっ」
更に強い力で、幻雄にしがみつく。漏れる声は濡れていて、と...
一体何年生きたかわからないその体は、最初に抱いたときは本...
その上、合意の上ではなかったから、彼の暴れっぷりは凄まじ...
中で出したら、それが毒になることも忘れて、中で出して苦し...
それが今ではこんなに従順だが。
「幻…雄…ッ」
ぐっと根元まで入れ込むと、しがみつく少年をソファに寝かせ...
液体の音がして、少年は乱された学生服に吐精した。
黒い学生服に、白い精液がよく生えて、思わずごくりと喉を鳴...
ぺろ、と、少年の頬をなめる。その間にも腰は出し入れを繰り...
「や、あ、あ、…!」
「やべ、もう我慢できねぇ。…中だし出来ないのって不便だな」
「うあっ、…一度斬ってやろうか…!」
「そんだけ軽口がいえるなら問題ないな」
幻雄がずるりと引き抜くと、少年は二度目の吐精をした。快楽...
少年の腹に吐精をすると、少年はそれも掬い取ってまじまじと...
「こんなに…。…、離れろ、服に掛かっただろ…」
「はいよ」
そばにあるティッシュをとると、学生服を綺麗に拭いてやった。
おいで、おいでよ…一人は寂しいよ…。真紀子ちゃんはもうこっ...
夜中になり、ブルーシートで覆われた公園に、ふらふらと萌が...
人の気配はなく、萌は裸足であった。
部屋を出た記憶がない。いつの間にかここに立っていることに...
「…?…!やだ、ここって…真紀子の…」
違うよ、柚子のだよ…。
「誰!?柚子!?柚子なの!?」
大量の血の跡が萌を恐怖に駆り立てた。その血はもちろん真紀...
ベンチのそばまで行くと、きょろきょろと辺りを見回している...
そして鋭い爪が、勢いよく彼女の首を狙って振り下ろされる。
「おーっと、させるかよ!」
その声と同時に、ギン、と、銃身が爪をはじいた。
「ナウマンサマンダバサラダンカン!!」
かつて右手で使っていた銃を、器用に左手で扱っている。けれ...
「ちっ」
「幻雄、鬼切丸、この子は保護しておくわよ!」
後藤が、萌を公園の外へ連れ出すと、鬼はそれを追う様に、腕...
八年前、殺される前だったならば綺麗な青色をしていたであろ...
しかしその腕を衣類ごとぶった切ったのは、屋根から降りてき...
「幻雄、仕上げはお前に任せた」
「おうよ!」
痛い、痛い、痛い!!
びちびちと血を撒き散らしながら、腕はベンチに転がった。
その腕に鬼切丸をつきたてると、ふっとそれは煙になって消え...
「っし、ナウマクサマンダバサラダンカン!」
その弾は勢いよく柚子の胸を貫いた。
ぱっと、突然そこから桜の花が散った。
「こんな時期に…桜…?」
勾玉に秘められたはずの柚子が、生前の姿で、しかし腕と着物...
「痛かったの…やめて欲しかったの…私の死体はこの下に眠って...
それだけ言うと、すうっと勾玉に吸い込まれていった。涙を流...
「ごめんなさい!ごめんなさい!殺すつもりじゃなかったの!」
萌は素足のまま、公園の外にいた。
取り乱した様子で、後藤の腕の中、泣きじゃくる。
「何があってこんなことになったの…?話して?」
後藤が優しく語り掛けると、萌は涙で目を真っ赤にしながら、...
昔から彼女を、真紀子と茂とともに苛めていたこと。それが自...
「八年経つと供養されない人間の死体は鬼になる」
幻雄がぼそりとつぶやいた。
「なんだ、自業自得じゃねぇか。罪は消えないよ、それを背負...
翌日、萌えの証言により、桜の木下が掘り起こされた。
だいぶ奥深くまで埋まっていた死体は、すっかり白骨化し、振...
だがこの事件の真相を知るものは、萌と、鬼切丸と幻雄、後藤...
「なあ、鬼切、たまにはデートしようぜ」
「斬られたいのか」
「…あんたたち、家でいちゃつくのはいいけどここは私の家よ」
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