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61-227
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#title(コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2 ...
COD:MW2よりダブル大尉とジャンプ力皆無の軍曹の小話お送りし...
まさかの洋ゲーで失礼
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
有り得ないものを見た。
収容者627と対面したマクタビッシュ大尉の表情は、強いて言...
ここまで驚いている様をローチは今まで見たことがない。
リオデジャネイロでローチが九死に一生を得た時も、声こそ...
だからこ彼は驚いていた。
マクタビッシュ大尉をここまで驚かせた囚人番号627と呼ばれ...
「こちらシックスフォー、ブラボーシックスを回収した。繰り...
殴られた左頬が痛い。
未だにジンジンと痛みを訴える頬を、ローチはグローブをは...
だがしかし、グローブを嵌めたままの手で触れた箇所は想像...
何とはなしに外を見る。
つい数分前まで自分達がいた建物が、黒い煙に包まれ崩れ落...
――あれじゃあ、歴史もへったくれもあったもんじゃないな。
追い討ちをかけるようにことごとく破壊されていく様を見て...
ヘリに引き上げられてから、機内に通信以外の言葉はほとん...
最初こそ、マクタビッシュ大尉と、彼の向かいに座った収容...
ちら、とローチは横に座るプライスを見た。
濃い青のニット帽に同じ色のジャケットを羽織った姿は、端...
だが彼の窶れた顔や、それでも射抜かんばかりに強い視線――...
一体どういう事情であんな場所に収監されていたのか。
疑問と、それと同じくらい興味は尽きなかった。
察するに、というよりは間違いなく、大尉とプライスは旧知...
あんな所に収監されていたくらいだ。SAS時代の上司あたりな...
プライスの動きは全てにおいて小慣れていた。
壁を破って突入した時だってそうだ。
突入し、銃を構えたローチが見たのは、自力で外した枷の鎖...
一体誰がそんな状況を想像できただろうか。マクタビッシュ...
そして、兵を逆に盾にしたプライスが行った行動は…皆まで言...
あの時の衝撃を思い出し、ローチは顔を顰めた。と、同時に...
ひきつった頬が痛い。とにかく痛い。
間違いなく腫れるな、と確信した。
「どうかしたか?」
いつの間にか露骨に見ていたのか、プライスがこちらを見た。
その表情からは不快さなどは窺えなかったが、それでも観察...
いいえ、とローチは曖昧な返事をすると慌てて顔を背けた。
が、今度は逆にプライスの観察するような目線が突き刺さる。
無視しようかと考えたが、それにしては露骨すぎる視線に居...
「俺に何か…?」
「…いや、その顔――」
「ああ、それか」
二人のぎこちないやり取りに、見かねたのかマクタビッシュ...
ローチをーーというよりは、彼の頬を見たまま。
「腫れるだろうな」
「でしょうね」
文字通り他人事のように言われる。
殴られた本人がよく分かっている分、いざ明言されるとどこ...
「悪かったな」
プライスが言う。
「敵か味方か分からん状況だったからな。手加減無しで本気で...
「本気で…」
プライスの言葉に何か思い出すことがあるのか、マクタビッ...
何を思い返しているのか気にはなったが、それ以上に自分自...
――骨がやられてなければいいが・・・。
口には出さずにローチは内心ぼやく。
冷気を多分に含んだ風が、頬をかすめる。
気持ち程度でも良い、痛みを遠退かせてほしいと思いながら...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
突っ込みどころ満載ですがご容赦下さい
まだまだ書きたい話あるけど軍関係の知識がほとんどないのが...
#comment
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COD:MW2よりダブル大尉とジャンプ力皆無の軍曹の小話お送りし...
まさかの洋ゲーで失礼
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
有り得ないものを見た。
収容者627と対面したマクタビッシュ大尉の表情は、強いて言...
ここまで驚いている様をローチは今まで見たことがない。
リオデジャネイロでローチが九死に一生を得た時も、声こそ...
だからこ彼は驚いていた。
マクタビッシュ大尉をここまで驚かせた囚人番号627と呼ばれ...
「こちらシックスフォー、ブラボーシックスを回収した。繰り...
殴られた左頬が痛い。
未だにジンジンと痛みを訴える頬を、ローチはグローブをは...
だがしかし、グローブを嵌めたままの手で触れた箇所は想像...
何とはなしに外を見る。
つい数分前まで自分達がいた建物が、黒い煙に包まれ崩れ落...
――あれじゃあ、歴史もへったくれもあったもんじゃないな。
追い討ちをかけるようにことごとく破壊されていく様を見て...
ヘリに引き上げられてから、機内に通信以外の言葉はほとん...
最初こそ、マクタビッシュ大尉と、彼の向かいに座った収容...
ちら、とローチは横に座るプライスを見た。
濃い青のニット帽に同じ色のジャケットを羽織った姿は、端...
だが彼の窶れた顔や、それでも射抜かんばかりに強い視線――...
一体どういう事情であんな場所に収監されていたのか。
疑問と、それと同じくらい興味は尽きなかった。
察するに、というよりは間違いなく、大尉とプライスは旧知...
あんな所に収監されていたくらいだ。SAS時代の上司あたりな...
プライスの動きは全てにおいて小慣れていた。
壁を破って突入した時だってそうだ。
突入し、銃を構えたローチが見たのは、自力で外した枷の鎖...
一体誰がそんな状況を想像できただろうか。マクタビッシュ...
そして、兵を逆に盾にしたプライスが行った行動は…皆まで言...
あの時の衝撃を思い出し、ローチは顔を顰めた。と、同時に...
ひきつった頬が痛い。とにかく痛い。
間違いなく腫れるな、と確信した。
「どうかしたか?」
いつの間にか露骨に見ていたのか、プライスがこちらを見た。
その表情からは不快さなどは窺えなかったが、それでも観察...
いいえ、とローチは曖昧な返事をすると慌てて顔を背けた。
が、今度は逆にプライスの観察するような目線が突き刺さる。
無視しようかと考えたが、それにしては露骨すぎる視線に居...
「俺に何か…?」
「…いや、その顔――」
「ああ、それか」
二人のぎこちないやり取りに、見かねたのかマクタビッシュ...
ローチをーーというよりは、彼の頬を見たまま。
「腫れるだろうな」
「でしょうね」
文字通り他人事のように言われる。
殴られた本人がよく分かっている分、いざ明言されるとどこ...
「悪かったな」
プライスが言う。
「敵か味方か分からん状況だったからな。手加減無しで本気で...
「本気で…」
プライスの言葉に何か思い出すことがあるのか、マクタビッ...
何を思い返しているのか気にはなったが、それ以上に自分自...
――骨がやられてなければいいが・・・。
口には出さずにローチは内心ぼやく。
冷気を多分に含んだ風が、頬をかすめる。
気持ち程度でも良い、痛みを遠退かせてほしいと思いながら...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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