ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
1つ前のページに戻る
57-238
をテンプレートにして作成
開始行:
#title(君がまってる) [#ba9b9541]
誰得な生モノ続き。
美知ーと猟犬D (猟犬D×G前提です)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
視線の先に見覚えのある後ろ姿をみつけた。
記憶よりも若干細くなっているけれど、ライオンのたてがみの...
駆け足で近寄って声を掛けた。
「端元さん」
振り返ったその人は間違いではなかった。
「お、なんや。美ッ知ーやないか。元気か?」
豪快な笑顔で迎えられた。
初めて会った頃は怖そうな人だと思ったけれど、実際は気さく...
気軽に美ッ知ーと呼んでくれる。
弐市山さんは未だに美ッ知ーとは呼んでくれないのに。
「忙しそうやなぁ、ドラマ見てるで。ええなぁ、あの役」
「あ、はい。おかげ様で……」
何気に弐市山さんと同じ端元さんの言葉に笑ってしまった。
「端元さんにもそう言って頂けて嬉しいです」
わざと引っかかるような言葉を選んで言った。
「ん……にも?」
予想通りに端元さんはその言葉に引っかかってくれた。
勢いでしたとはいえ、相手のいる人にキスして、その相手も知...
何とかさらっと伝えられないかと思った。事後承諾とも言うか...
「ええ、弐市山さんにも同じことを……」
「……タケシに、最近会ったんか」
「昨日マザーで。レコーディングに来ていただいたんです」
マザーという言葉を聞いて、端元さんの顔が一瞬固まったようだ...
「ドラマの撮影もやって、レコーディングもかい。そら忙しい...
「撮影も毎日じゃないですから」
「あ~……。タケシ、元気そうやった?」
ちょっと聞き辛そうな顔をしている端元さんを見るのは初めて...
「レコーディング中は順調でしたよ」
「そうか……」
安心したような顔。でも、実際に感じたことを言ったらどう思...
「でも……やっぱり複雑だったと思います」
他のスタジオでのレコーディングなら良かったかもしれない。
けれど、ドラマの撮影の合間をぬってレコーディングをしてい...
「弐市山さんを苦しめるつもりはなかったんですが、どうして...
実際に凄く良かったんですよ」
「美ッ知ーが気にすることやないで。あれは俺らの問題なんや...
困ったもんやと笑って言うけれど、そんなところも好きなんだ...
「ずっと弐市山さんが笑ってくれないんで、驚かそうとキスし...
「キスしたあ?」
「はい。でもオトコからのキスは端元さんで慣れてるから驚か...
「そんなこともしたなぁ」
「それから笑ってくれたんですよ、弐市山さん。猟犬の思い出...
「……そうか」
「はい」
「ありがとな。美ッ知ー」
そう言って端元さんは頭を撫でてくれた。何がどうありがとう...
「ところで」
頭を撫でていた手は、急にがっしりと頭蓋骨を掴んだ。
「タケシとキスしてから、他の誰かとキスしたか?」
「え? してませんけど……」
質問の意味が分からない。
「そんならタケシとキスしてた時間はどれくらいや? あと、唇だ...
顔を近づけて、立て続けに質問をする端元さんは昔のイメージ...
「えっと……そんなに長くはしてません。あと……舌はちょこっと...
目は合わせないで、正直に話した。
「美ッ知ーが手を出すと思わんかったから忠告せんかったけど...
そう言うと端元さんの手は頭の上から顎へと滑り下りてきた。
これもデジャヴュというのかな?
昨日自分が弐市山さんにしたように、端元さんにキスされてい...
「これが他の男やったら、ボコボコにしたるとこやけどなぁ。...
だからってキスするか~普通? ってそう言えばこの人はキス...
……っていうか。
「予め許可を得たらキスしてもいいんですかっ?」
ドラマの缶戸よろしく手を挙げて聞いてみた。
「タケシを傷付ける心配のない奴なら……」
「キス以上も?」
「それはあいつ自身が許さへんから」
そう言って端元さんはにやりと笑う。よほどの自信があるのか...
「そんなに大事な人なのに、なんで一緒にやらないんですか?」
「元々目指す方向は違ってたからなぁ……」
確かに。弐市山さんは猟犬に居たころから、自分のやりたい音...
そして猟犬のファンもいつか脱退してしまうだろうと心配して...
詳しい内情は知らないけれど、マザーをやめてまで猟犬について...
「俺もタケシも、俺らが戻る場所は猟犬やと思ってるから」
胸がちくりと痛む。戻りたいのに戻れない。今を一緒にやって...
「僕も、また皆さんが一緒にやってるところ見たいです」
「見るだけでええんか?」
「ゲストに呼んでもらえます? そしたら正装で行きますよ、...
「タケシが大じじいになる前にまたマザーの王子共演を果たさないと...
端元さんにとっての王子は弐市山さんで、それが永遠に変わら...
初めて会った時にもそう宣言されているし。一応僕も王子って...
「では……」と会釈をして端元さんに別れを告げて、お互いに自...
2・3歩進んだところで、ふと足を止めた。
……昨日、弐市山さんとキスをして。今日、端元さんとキスをし...
「うぅん……。 これってどんなプレイなの?」
僕を介しての関節キスってやつ?
「人のモノを奪うシュミはないけど、最初から相手にされてな...
ひとりごちて、僕はまた歩き始めた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
熟年カポの間接キッスプレイの間接にしちゃってごめんね、美知ー
長年萌えていたカポをこんな形で書くことになるとは思わなかっ...
Gにキスしたのがバレて、Dにキスされる美知ーを妄想しかけて会う...
諦めたのに、レコーディング翌日にDに偶然会っていたと知った……美...
#comment
終了行:
#title(君がまってる) [#ba9b9541]
誰得な生モノ続き。
美知ーと猟犬D (猟犬D×G前提です)
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
視線の先に見覚えのある後ろ姿をみつけた。
記憶よりも若干細くなっているけれど、ライオンのたてがみの...
駆け足で近寄って声を掛けた。
「端元さん」
振り返ったその人は間違いではなかった。
「お、なんや。美ッ知ーやないか。元気か?」
豪快な笑顔で迎えられた。
初めて会った頃は怖そうな人だと思ったけれど、実際は気さく...
気軽に美ッ知ーと呼んでくれる。
弐市山さんは未だに美ッ知ーとは呼んでくれないのに。
「忙しそうやなぁ、ドラマ見てるで。ええなぁ、あの役」
「あ、はい。おかげ様で……」
何気に弐市山さんと同じ端元さんの言葉に笑ってしまった。
「端元さんにもそう言って頂けて嬉しいです」
わざと引っかかるような言葉を選んで言った。
「ん……にも?」
予想通りに端元さんはその言葉に引っかかってくれた。
勢いでしたとはいえ、相手のいる人にキスして、その相手も知...
何とかさらっと伝えられないかと思った。事後承諾とも言うか...
「ええ、弐市山さんにも同じことを……」
「……タケシに、最近会ったんか」
「昨日マザーで。レコーディングに来ていただいたんです」
マザーという言葉を聞いて、端元さんの顔が一瞬固まったようだ...
「ドラマの撮影もやって、レコーディングもかい。そら忙しい...
「撮影も毎日じゃないですから」
「あ~……。タケシ、元気そうやった?」
ちょっと聞き辛そうな顔をしている端元さんを見るのは初めて...
「レコーディング中は順調でしたよ」
「そうか……」
安心したような顔。でも、実際に感じたことを言ったらどう思...
「でも……やっぱり複雑だったと思います」
他のスタジオでのレコーディングなら良かったかもしれない。
けれど、ドラマの撮影の合間をぬってレコーディングをしてい...
「弐市山さんを苦しめるつもりはなかったんですが、どうして...
実際に凄く良かったんですよ」
「美ッ知ーが気にすることやないで。あれは俺らの問題なんや...
困ったもんやと笑って言うけれど、そんなところも好きなんだ...
「ずっと弐市山さんが笑ってくれないんで、驚かそうとキスし...
「キスしたあ?」
「はい。でもオトコからのキスは端元さんで慣れてるから驚か...
「そんなこともしたなぁ」
「それから笑ってくれたんですよ、弐市山さん。猟犬の思い出...
「……そうか」
「はい」
「ありがとな。美ッ知ー」
そう言って端元さんは頭を撫でてくれた。何がどうありがとう...
「ところで」
頭を撫でていた手は、急にがっしりと頭蓋骨を掴んだ。
「タケシとキスしてから、他の誰かとキスしたか?」
「え? してませんけど……」
質問の意味が分からない。
「そんならタケシとキスしてた時間はどれくらいや? あと、唇だ...
顔を近づけて、立て続けに質問をする端元さんは昔のイメージ...
「えっと……そんなに長くはしてません。あと……舌はちょこっと...
目は合わせないで、正直に話した。
「美ッ知ーが手を出すと思わんかったから忠告せんかったけど...
そう言うと端元さんの手は頭の上から顎へと滑り下りてきた。
これもデジャヴュというのかな?
昨日自分が弐市山さんにしたように、端元さんにキスされてい...
「これが他の男やったら、ボコボコにしたるとこやけどなぁ。...
だからってキスするか~普通? ってそう言えばこの人はキス...
……っていうか。
「予め許可を得たらキスしてもいいんですかっ?」
ドラマの缶戸よろしく手を挙げて聞いてみた。
「タケシを傷付ける心配のない奴なら……」
「キス以上も?」
「それはあいつ自身が許さへんから」
そう言って端元さんはにやりと笑う。よほどの自信があるのか...
「そんなに大事な人なのに、なんで一緒にやらないんですか?」
「元々目指す方向は違ってたからなぁ……」
確かに。弐市山さんは猟犬に居たころから、自分のやりたい音...
そして猟犬のファンもいつか脱退してしまうだろうと心配して...
詳しい内情は知らないけれど、マザーをやめてまで猟犬について...
「俺もタケシも、俺らが戻る場所は猟犬やと思ってるから」
胸がちくりと痛む。戻りたいのに戻れない。今を一緒にやって...
「僕も、また皆さんが一緒にやってるところ見たいです」
「見るだけでええんか?」
「ゲストに呼んでもらえます? そしたら正装で行きますよ、...
「タケシが大じじいになる前にまたマザーの王子共演を果たさないと...
端元さんにとっての王子は弐市山さんで、それが永遠に変わら...
初めて会った時にもそう宣言されているし。一応僕も王子って...
「では……」と会釈をして端元さんに別れを告げて、お互いに自...
2・3歩進んだところで、ふと足を止めた。
……昨日、弐市山さんとキスをして。今日、端元さんとキスをし...
「うぅん……。 これってどんなプレイなの?」
僕を介しての関節キスってやつ?
「人のモノを奪うシュミはないけど、最初から相手にされてな...
ひとりごちて、僕はまた歩き始めた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
熟年カポの間接キッスプレイの間接にしちゃってごめんね、美知ー
長年萌えていたカポをこんな形で書くことになるとは思わなかっ...
Gにキスしたのがバレて、Dにキスされる美知ーを妄想しかけて会う...
諦めたのに、レコーディング翌日にDに偶然会っていたと知った……美...
#comment
ページ名:
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: