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#title(オリジナル 「チーム・オナホ」)
オリジナル・現代もの。攻め×攻め。(保管庫42~44・48...
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
兜合わせ。そう呼べばペニスの扱き合いすらゆかしい。古雅な...
屋根を閉じた、ぬばたまの黒のグランドピアノのその上で、
三鷹と五代は全裸になり、股間を晒し合った。
五代は三鷹の下半身をエロい目で見た。
五代的NO.1は筋トレに命をかけている風なゴリマッチョだが、
三鷹の持つ、タフなスポーツで自然につくられた筋肉にもそそ...
五代はバリタチが快感に耐える切なげな表情が大好きだ。
三鷹が目を潤ませるのを見たい。半開きの口で喘がせたい。何...
五代は三鷹の股間に目を据えた。量感があり形が◎。異国的なペ...
軽く扱きつつ、熱視線をそそいでいたら三鷹の尖端に先走りが...
左手で根元を支え、濡れそぼった先端を右の指の腹で優しく擦...
指を動かすたびに溢れるそれを、カリ高の先っぽにむらなくな...
咥え煙草で五代のペニスをもてあそんでいた三鷹が咳き込んだ。
男前な顔に「やられたっ」と書いてあるのが嬉しい。
苦笑いをし、灰皿を引き寄せ、まだ長い煙草の火を消している...
じっと見ていたら目と目がぶつかった。
勝ち誇った目で笑いかけてきた五代に、三鷹は含みのある笑顔...
間髪入れず、もてあそんでいた五代のそれを上下に扱いた。お...
濡らしてやる!
股間がカッと熱くなり、余裕をかましていた五代は焦った。
手には五代の先走りぐらいしかつけていないのに、
三鷹の扱きはローションをつけているみたいになめらかで、
とにかく速かった。それが良かった。擦りあげられ血が騒ぐ。...
股間が六月のつゆけき紫陽花みたいなありさまだ。
不敵に笑う三鷹と目が合う。負けねぇー。五代は狐狸臭い笑み...
傍らに放っていた鞄を引き寄せた。
愛用のフライターグのショルダーから、金色に透き通ったロー...
「これ、仁科先生からのお土産。三鷹によろしくって言ってた...
片手で開閉できるワンアクションキャップを親指で開け、中身...
「ダミアナの葉から抽出した、『生殖器官を刺激する要素のあ...
ちなみにボトルのデザインは六六六、形成したのは俺。片手で...
五代はローションを半分以上三鷹の股間にあけるとボトルを放...
ローションがあるのとないのではまったく滑りが違う。さっき...
五代の左手は先端から付け根までなめらかに動き三鷹を悩ませ...
どう見てもかけすぎのローションは、三鷹のペニスを伝い会陰...
アナルを濡らしながら黒塗りのピアノにポタポタしたたり落ち...
後が濡れる感触に呼吸が乱れた。呼気も吸気も熱くなる。やば...
三鷹のそれを扱く五代の速度は上がる一方だ。
股間がほかーっとしてくる。認めたくないが気持ちいい。本気...
三鷹は歯を食いしばり、額の汗を手の甲で拭いながら切ない喘...
「いいねぇ~」
三鷹が漏らした微かな喘ぎ声に五代は眼を輝かせ、ローション...
手の平で軽く弾ませ、さっと転がしたあとフェイクをひとつ入...
仁科先生のローションは即効性の性的刺激剤に等しい。
だけど自分がこんなに汗ばんでいるのは、いかれたローション...
五代の巧さが三鷹にはわかった。マジでタマの扱いがうまい。...
下半身が燃える。
気持ちいい。このままじゃ先にいかされる。喘いでいる場合じ...
三鷹は粋な指使いで五代のペニスを刺激すると、自分のそれと...
二人分のペニスに指を絡め、ぴたりと寄り添わせて、2本まと...
何度も擦り合わせた。ローションも熱も先走りも何もかもを分...
硬くなった互いのものを強めに擦り合わされ五代は身悶えた。
三鷹の熱さが五代のそれに伝わってきて先走りが止まらない。
「気持ちいいだろ……」
はずむ息で三鷹に問われ、荒い息を吐きながら大きく頷く。
先端が熱い。やけに濡れる。腰が疼く。喉が渇く。
水分を求めて五代は三鷹の口に食らいつくようなキスをした。
股間を密着させ唇をむさぼる。五代は三鷹の舌をかっさらい、
エロい音を立てて吸いあげるとノーパンの股間をこまやかに揉...
濃厚なキス中、股間を揉む。したことはあるが、されたのはは...
びっくりするほど良くて三鷹は下半身を火照らせた。
五代は数少ない友達だ。セフレにはなりたくない。扱き合い以...
キスも然りだ。なのに仕掛けられた深いキスはただ気持ちよく...
陰嚢にやらしく絡みつく五代の指に快感が増す。三鷹は眉根を...
五代より先にはいきたくない。必死で快感に耐えた。でも、も...
先波を越えて後波がやってくる。押さえきれない!
暴発した瞬間、全身の力が抜けた。やばいと思った時にはもう...
一瞬の隙をつかれた。反撃する間もなく脚を掴まれオムツ替え...
M字に開脚された恥ずかしさよりも焦りが勝った。五代は本気で...
いやな汗で体が濡れた。
五代は舐めるように三鷹の下半身に視線を走らせる。
土踏まずがはっきりわかる、ゆがみのない足の裏、褐色のふく...
今しがた放った白濁とローションで濡れそぼっている股間。エ...
「俺、アメフトやってたから括約筋ギチギチだぜ? 突っ込ん...
腹筋をつかって体を起こそうとした三鷹を、全身の力をつかっ...
「大丈夫、大丈夫。俺、鍛えたアナルの締まりに締まる感じ超...
五代は眼下の三鷹にニヤリと笑った。
「マジでやめろって、友達でいられなくなる」
五代を見上げ両腕で押し返しながら、三鷹は訴えた。
「なんで? セックスひとつで激変したりしないって」
五代は三鷹の目を見つめながら、内緒話をするように言った。
「俺、10年ぐらい前から孤独死する覚悟で遊んでた……」
勝手気ままに過ごすのと独りぼっちでいるのは抱き合わせだ。
「だけどあんたに会って、同じ穴の狢を見つけたって思った」
三鷹は五代だ。五代は三鷹だ。
友達や恋人をつくるのは得意でも、その関係性を持続させるの...
そんなところが二人は良く似ている。
「ヤリチン同士、話あうしジジイになっても酒のみたいって思...
付き合う相手はとっかえひっかえしても、三鷹とは変わること...
「一度セックスしたからってセックスだけの仲にはなんねーよ」
五代にとって三鷹はいろいろあっても一緒にいられる、面倒く...
なんでも話せる。プライベートを晒せる。信頼し合える仲だか...
何も聞かず何も話さずセックスだけを楽しむセフレとの
さっぱり感が気持ちいい付き合い方とは根幹が違う。
「逆は? からだ繋げて恋が芽生えたら? そんで別れたらど...
三鷹に切り返され五代は声を出して笑った。
「三鷹って意外とセックスにロマンス求めてるよなぁ」
五代は知っている。セックスは愛より速い。かつてはロマンテ...
きっと、秘めたり忍んだりしていたんだろう。だけど今は違う。
恋愛をしていなくてもすぐできる。セックスはカジュアルダウ...
「一度セックスしたからって恋人になったりしねーよ」
キスしたって赤ちゃんができないのと同じだ。
だけどセックスは、ホイミ程度の癒しの力を持っている。焚き...
独り身のヤリチン同士が暖をとるには充分だ。三鷹の股間を揉...
「俺だって惜しいからな。三鷹を失いたくねーよ。友達でいた...
それからちょっとためらった後、意を決した五代は控えめな笑...
「何十年来の付き合いを経て、いつか、無二の親友って呼ばれ...
友情の片思いは一等むなしい。五代はうすうす勘付いている。
三鷹はきっと、自分が三鷹を必要としているほど、自分を必要...
たぶん自分は、「エロ話」と「飲み」専の連れだ。期待はあら...
だけど、本当は老年期まで一緒にいたい。親友同士になれたら...
我ながら熱くるしい思いを、五代は全裸の三鷹の股間を揉みな...
「ばぁーっか」
三鷹はいつになく弱気な目をしている五代に、お前は俺の最高...
片頬でちょっと笑い、男の友情は一生もんだと男惚れしそうな...
思いがけない言葉に五代の目がきらめく。
三鷹が自分を「一生ものの友達だ」と評してくれた! 三鷹と...
たまらなく嬉しかった。パッと顔に笑みを浮かべた五代を三鷹...
のしかかってきた大型犬の頭を撫でるように五代の茶髪をぽん...
「……いいぜ。性欲と友情でさせてやる」
五代の手揉みにその気にさせられた。下半身が疼く。セックス...
きっと仁科先生のえげつないローションも効いている。
無性に、男同士だからできる気軽でハッピーなカジュアルセッ...
大いに盛り上がろう。バリタチの自分が抱かれることに抵抗感...
だけど好奇心が勝った。突っ込まれるのもまた一興。お手並み...
こいつとならきっと気持ちいい。
突然出たお許しに目をきらきらさせている五代を見つめながら、
面白くて笑うのと同時にほほえましくて笑みが浮かんだ。
五代はフライターグを引き寄せ志井商事の主力商品、コンドー...
素早く指にはめ、Cをまとった指で三鷹の後孔に触れる。
Cにはなめらかな挿入のためにメントール配合の潤滑ゼリーが付...
エロいゼリーのクールな刺激に三鷹は息をのんだ。清涼感が生...
五代の指がそこを押すたび心臓が跳ねる。手の平が汗ばむ。体...
初めての「されるエッチ」に震えているウブ男と、それを自分...
「固いなぁ」
なかなかトロトロにならないそこを、五代に指でつんつんつつ...
三鷹は羞恥に染まった顔を両腕で隠し、他人事のようにぼやい...
「言っただろ。アメフトやってたって、喰いちぎられても知ら...
「えぇー。痛いのは勘弁。ローション足そう!」
最初に垂らしたローションと、さっき出した白濁とコンドーム...
三鷹のそこに、五代は仁科先生のローションを注いだ。
ローションと精液とゼリーを五代が丁寧に指でなじませている...
固かったそこがとても柔らかくなった。コンドームをはめた指...
「あ…うっ…」
まざまざと指を感じ、三鷹は声を殺して喘いだ。
あられもないところが切れそうだ。きつい。痛い。熱い。
ペニスが痛みで萎えた。そう思った。
なのに五代は、「いいの? 超、反り返ってる」なんて言いな...
長い指を出し入れされながら前を扱かれる。その凄まじさを、...
「あっ、あっ…」
たまらない。耐えられない。感じた事のない快感を覚え三鷹は...
先走りが垂れる。下半身が切ない。もう、いきたい。いきたく...
こんなに濡れるのは、きっと仁科先生のローションのせいだ。...
「顔見せてよ」
五代にねだられ、三鷹は両腕で顔を隠したまま首を横に激しく...
アへ顔を見られるのはごめんだ。
「どけち~」
軽口を叩きながら五代はコンドームに包まれた指で三鷹の前立...
「あ、あっ…!うッ…!」
そこばかりを16連打され、苛烈な攻めに追い上げられた三鷹...
はじめての快感が全身を駆け抜ける。前立腺を攻め立てられな...
三鷹は第二指の長い足の指をギュッとまるめて悶えた。
もうイクッ、もう、出るッ。もうダメだ!
中を強く擦られたその瞬間、足の指が反り返った。
ペニスがしゃくりあげ、熱いネバがふきこぼれる。止まらない。
激しい射精の最中、五代は三鷹の両脚を高く持ち上げV字に広げ...
吐精の快感にゆるんだそこにCをまとった勃起を押し当て、ひと...
頼む、いったん抜いてくれ! 喉元まで出かけた言葉を飲み込...
痛みを受け止め、含まされた五代を飲み込む。
後孔の中の五代の事を一生懸命思いながら、熱い息を吐き体の...
痛いのは三鷹だけじゃない。経験上、三鷹はわかる。
締め付けられている五代だって痛いのだ。ペニスだって中に入...
先端が甘く痺れるきつい締め付けは、気持ちいいけれどとても...
三鷹は五代が動けるように開口部と体の力を抜くべくソフロ呼...
「‥大…丈‥夫…か? 痛、かっ…たら、言え‥よ」
下から三鷹に濡れた声で労わられ、五代は萌えた。
「三鷹…、それ、俺のセリフ」
たまらなくキスがしたかった。だけど、三鷹は2本の腕で顔を...
隠された顔が見たい。超口付けたい。迷ったけれど、五代はあ...
顔をガードしている三鷹の腕に小さなキスを落とすと「動くぜ...
もう我慢できない。三鷹に煽られた。入れてるだけでいきそう...
……優しくしろよ、喘ぎ喘ぎ、そう伝えてきた三鷹にせっぱつま...
「ごめん、無理!!」
バスドラを踏みまくるみたいに打ち込まれ、五代の激しさに引...
誰にも見せられない惚けた顔を両腕で隠し、三鷹は息を弾ませ...
火照った背中に黒塗りのピアノの冷たさが心地よい。
完全無欠のロックンロールみたいなテンポのセックス中、脳内...
三鷹のきつい締め付けにやられたのか、五代は3分も持たずに...
速いとか駆け抜けるとか突っ走るとかそんな言葉がぴったりな...
アラサーらしからぬ、10代並みの激しい交合を追え、
肩で息を吐き、はずむ息で五代は言った。
「超気持ちかった~」
熱のこもった荒い息を吐きながら三鷹は恨みがましい目で五代...
想定していたのは、もっとまったりした大人の男のセックスだ。
「いきなり前立腺16連打はねえんじゃねーの?」
「うわぁ~、嫌だな。あんたカウントしてたの? やらしい~」
「ひとがイッてる最中に挿入するやつに言われたくねえなぁ」
「だって限界だったから! あんたに2本まとめて扱かれてた...
超いきたかったんだよ。よく持った方だって!!」
ケツを犯されてもなおバリタチ感が残っている三鷹にダメだし...
五代は悔しがりながらコンドームをはずした。
「いつもはもっとメロウでスロウだし、セックス中薀蓄も披露...
全裸で煙草に火を着け、三鷹は目を細めて笑った。
「何だよ薀蓄って」
黒塗りのピアノをひと撫ぜし、五代は紫煙を燻らせている三鷹...
「なんで日本のピアノは黒塗りか知ってる? ちなみに欧米の...
「むこうは光沢の黒塗りだと棺桶連想するからじゃねえの?」
「お、凄え! あたり!! あともうひとつあるんだけど、わ...
「……あぁ、漆か!」
「さすが! 仕事で携わってるだけあるな。最初に国産ピアノ...
ニスじゃなくて漆をチョイスした流れで、国産ピアノは黒塗り...
「そりゃそうだろうなぁ。日本人が木地になにか塗るとしたら...
「美学だよな~」
五代は、三鷹の後をほぐしながらこういう話をしたかったんだ...
もう、全然、余裕がなかったと苦笑した。
「はじめてなのに散々だったぜ~」
三鷹に笑顔で揶揄された五代はリベンジを誓い、
「どーかもう一度させてください。お願いします!」と土下座...
「これ吸い終わったらな」
五代を焦らすようにのんびりと紫煙を味わった後、三鷹はにや...
2回目のセックスは、互いを堪能する余裕があった。
二人は親友同士だからできる、情を注ぎ誠を返すセックスをし...
セックス後、ピアノの上でだらだら飲んだ。夜がほがらほがら...
後朝、五代に卵かけごはんを食べたいとねだられ、
三鷹は完全無農薬のアイガモ米を炊いた。
熱々の飯に新鮮なたまごを美しく落とし、国産有機醤油を絶妙...
三鷹は食の安全にこだわるタチだ。贅沢な卵かけごはんを二人...
唐突に五代に、「ごめんな」と謝られた。
一瞬、何のことだかわからず三鷹は五代を見た。
「常務に六六六をけしかけたの俺なんだ……」
「ばーか、気にしてねーよ。謝んな」
「けどあんた、常務のこと好きだろ? もろバレだぜ? 忘れ...
五代に問われ、三鷹は首を横に振った。忘れない。忘れられな...
「けど、二人を引き裂く気はねーよ」
卵かけごはんをかっ込んで三鷹は言った。
「俺はケツ軽いからな~。きっとまた志井を裏切る。もう振り...
三鷹はハッピーエンドが大好きだ。当て馬の自覚はある。良い...
それが当て馬の美学だろう。どうか六六六と幸せに!
三鷹は自嘲し「ごちそうさま」と箸を置いた。大丈夫、愛には...
きのうの夜、心に空いた穴を五代がペニスで塞いでくれた。
友愛の絆が強まった。裸で付き合える友達がいる。それだけで...
仕事がある。友がいる。当面、愛とか恋はなくてもいい。心か...
にもかかわらず、ドイツに帰る五代を愛車のプリウスで小松空...
三鷹はダッシュで羽田行きのチケットを買いに走っていた。
色恋は別腹だ。飛行機を見たら、たまらなく乗りたくなった。...
自分は駄目だと悟って、潔く身を引く当て馬は格好いい。格好...
唖然としている五代と一緒に小松空港を発ち、羽田で成田に向...
三鷹は勝手知ったる西麻布の志井のマンションに直行した。
性懲りもないまま突き進む。身勝手なのは性分だ。
マンションに向かうタクシーの中で志井にメールを送った。ス...
だけど、志井が誰を好きでも三鷹が志井を好きだった。
今まで――ごめん。今度は絶対、離さない。
だからもう一度、俺と付き合って……。
携帯を握り締め祈る。マンションまであと1マイル。返信は、...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
これでラストです。シリーズ完。長々と御免なさい。有り難う...
- ジェットコースターみたいな疾走感に酔いしれました!全体...
- たまりませんww一癖も二癖もあるキャラ達は皆ダメ人間なの...
- 話の中に出てくるブツの蘊蓄の凄さもさることながら出てく...
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#title(オリジナル 「チーム・オナホ」)
オリジナル・現代もの。攻め×攻め。(保管庫42~44・48...
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
兜合わせ。そう呼べばペニスの扱き合いすらゆかしい。古雅な...
屋根を閉じた、ぬばたまの黒のグランドピアノのその上で、
三鷹と五代は全裸になり、股間を晒し合った。
五代は三鷹の下半身をエロい目で見た。
五代的NO.1は筋トレに命をかけている風なゴリマッチョだが、
三鷹の持つ、タフなスポーツで自然につくられた筋肉にもそそ...
五代はバリタチが快感に耐える切なげな表情が大好きだ。
三鷹が目を潤ませるのを見たい。半開きの口で喘がせたい。何...
五代は三鷹の股間に目を据えた。量感があり形が◎。異国的なペ...
軽く扱きつつ、熱視線をそそいでいたら三鷹の尖端に先走りが...
左手で根元を支え、濡れそぼった先端を右の指の腹で優しく擦...
指を動かすたびに溢れるそれを、カリ高の先っぽにむらなくな...
咥え煙草で五代のペニスをもてあそんでいた三鷹が咳き込んだ。
男前な顔に「やられたっ」と書いてあるのが嬉しい。
苦笑いをし、灰皿を引き寄せ、まだ長い煙草の火を消している...
じっと見ていたら目と目がぶつかった。
勝ち誇った目で笑いかけてきた五代に、三鷹は含みのある笑顔...
間髪入れず、もてあそんでいた五代のそれを上下に扱いた。お...
濡らしてやる!
股間がカッと熱くなり、余裕をかましていた五代は焦った。
手には五代の先走りぐらいしかつけていないのに、
三鷹の扱きはローションをつけているみたいになめらかで、
とにかく速かった。それが良かった。擦りあげられ血が騒ぐ。...
股間が六月のつゆけき紫陽花みたいなありさまだ。
不敵に笑う三鷹と目が合う。負けねぇー。五代は狐狸臭い笑み...
傍らに放っていた鞄を引き寄せた。
愛用のフライターグのショルダーから、金色に透き通ったロー...
「これ、仁科先生からのお土産。三鷹によろしくって言ってた...
片手で開閉できるワンアクションキャップを親指で開け、中身...
「ダミアナの葉から抽出した、『生殖器官を刺激する要素のあ...
ちなみにボトルのデザインは六六六、形成したのは俺。片手で...
五代はローションを半分以上三鷹の股間にあけるとボトルを放...
ローションがあるのとないのではまったく滑りが違う。さっき...
五代の左手は先端から付け根までなめらかに動き三鷹を悩ませ...
どう見てもかけすぎのローションは、三鷹のペニスを伝い会陰...
アナルを濡らしながら黒塗りのピアノにポタポタしたたり落ち...
後が濡れる感触に呼吸が乱れた。呼気も吸気も熱くなる。やば...
三鷹のそれを扱く五代の速度は上がる一方だ。
股間がほかーっとしてくる。認めたくないが気持ちいい。本気...
三鷹は歯を食いしばり、額の汗を手の甲で拭いながら切ない喘...
「いいねぇ~」
三鷹が漏らした微かな喘ぎ声に五代は眼を輝かせ、ローション...
手の平で軽く弾ませ、さっと転がしたあとフェイクをひとつ入...
仁科先生のローションは即効性の性的刺激剤に等しい。
だけど自分がこんなに汗ばんでいるのは、いかれたローション...
五代の巧さが三鷹にはわかった。マジでタマの扱いがうまい。...
下半身が燃える。
気持ちいい。このままじゃ先にいかされる。喘いでいる場合じ...
三鷹は粋な指使いで五代のペニスを刺激すると、自分のそれと...
二人分のペニスに指を絡め、ぴたりと寄り添わせて、2本まと...
何度も擦り合わせた。ローションも熱も先走りも何もかもを分...
硬くなった互いのものを強めに擦り合わされ五代は身悶えた。
三鷹の熱さが五代のそれに伝わってきて先走りが止まらない。
「気持ちいいだろ……」
はずむ息で三鷹に問われ、荒い息を吐きながら大きく頷く。
先端が熱い。やけに濡れる。腰が疼く。喉が渇く。
水分を求めて五代は三鷹の口に食らいつくようなキスをした。
股間を密着させ唇をむさぼる。五代は三鷹の舌をかっさらい、
エロい音を立てて吸いあげるとノーパンの股間をこまやかに揉...
濃厚なキス中、股間を揉む。したことはあるが、されたのはは...
びっくりするほど良くて三鷹は下半身を火照らせた。
五代は数少ない友達だ。セフレにはなりたくない。扱き合い以...
キスも然りだ。なのに仕掛けられた深いキスはただ気持ちよく...
陰嚢にやらしく絡みつく五代の指に快感が増す。三鷹は眉根を...
五代より先にはいきたくない。必死で快感に耐えた。でも、も...
先波を越えて後波がやってくる。押さえきれない!
暴発した瞬間、全身の力が抜けた。やばいと思った時にはもう...
一瞬の隙をつかれた。反撃する間もなく脚を掴まれオムツ替え...
M字に開脚された恥ずかしさよりも焦りが勝った。五代は本気で...
いやな汗で体が濡れた。
五代は舐めるように三鷹の下半身に視線を走らせる。
土踏まずがはっきりわかる、ゆがみのない足の裏、褐色のふく...
今しがた放った白濁とローションで濡れそぼっている股間。エ...
「俺、アメフトやってたから括約筋ギチギチだぜ? 突っ込ん...
腹筋をつかって体を起こそうとした三鷹を、全身の力をつかっ...
「大丈夫、大丈夫。俺、鍛えたアナルの締まりに締まる感じ超...
五代は眼下の三鷹にニヤリと笑った。
「マジでやめろって、友達でいられなくなる」
五代を見上げ両腕で押し返しながら、三鷹は訴えた。
「なんで? セックスひとつで激変したりしないって」
五代は三鷹の目を見つめながら、内緒話をするように言った。
「俺、10年ぐらい前から孤独死する覚悟で遊んでた……」
勝手気ままに過ごすのと独りぼっちでいるのは抱き合わせだ。
「だけどあんたに会って、同じ穴の狢を見つけたって思った」
三鷹は五代だ。五代は三鷹だ。
友達や恋人をつくるのは得意でも、その関係性を持続させるの...
そんなところが二人は良く似ている。
「ヤリチン同士、話あうしジジイになっても酒のみたいって思...
付き合う相手はとっかえひっかえしても、三鷹とは変わること...
「一度セックスしたからってセックスだけの仲にはなんねーよ」
五代にとって三鷹はいろいろあっても一緒にいられる、面倒く...
なんでも話せる。プライベートを晒せる。信頼し合える仲だか...
何も聞かず何も話さずセックスだけを楽しむセフレとの
さっぱり感が気持ちいい付き合い方とは根幹が違う。
「逆は? からだ繋げて恋が芽生えたら? そんで別れたらど...
三鷹に切り返され五代は声を出して笑った。
「三鷹って意外とセックスにロマンス求めてるよなぁ」
五代は知っている。セックスは愛より速い。かつてはロマンテ...
きっと、秘めたり忍んだりしていたんだろう。だけど今は違う。
恋愛をしていなくてもすぐできる。セックスはカジュアルダウ...
「一度セックスしたからって恋人になったりしねーよ」
キスしたって赤ちゃんができないのと同じだ。
だけどセックスは、ホイミ程度の癒しの力を持っている。焚き...
独り身のヤリチン同士が暖をとるには充分だ。三鷹の股間を揉...
「俺だって惜しいからな。三鷹を失いたくねーよ。友達でいた...
それからちょっとためらった後、意を決した五代は控えめな笑...
「何十年来の付き合いを経て、いつか、無二の親友って呼ばれ...
友情の片思いは一等むなしい。五代はうすうす勘付いている。
三鷹はきっと、自分が三鷹を必要としているほど、自分を必要...
たぶん自分は、「エロ話」と「飲み」専の連れだ。期待はあら...
だけど、本当は老年期まで一緒にいたい。親友同士になれたら...
我ながら熱くるしい思いを、五代は全裸の三鷹の股間を揉みな...
「ばぁーっか」
三鷹はいつになく弱気な目をしている五代に、お前は俺の最高...
片頬でちょっと笑い、男の友情は一生もんだと男惚れしそうな...
思いがけない言葉に五代の目がきらめく。
三鷹が自分を「一生ものの友達だ」と評してくれた! 三鷹と...
たまらなく嬉しかった。パッと顔に笑みを浮かべた五代を三鷹...
のしかかってきた大型犬の頭を撫でるように五代の茶髪をぽん...
「……いいぜ。性欲と友情でさせてやる」
五代の手揉みにその気にさせられた。下半身が疼く。セックス...
きっと仁科先生のえげつないローションも効いている。
無性に、男同士だからできる気軽でハッピーなカジュアルセッ...
大いに盛り上がろう。バリタチの自分が抱かれることに抵抗感...
だけど好奇心が勝った。突っ込まれるのもまた一興。お手並み...
こいつとならきっと気持ちいい。
突然出たお許しに目をきらきらさせている五代を見つめながら、
面白くて笑うのと同時にほほえましくて笑みが浮かんだ。
五代はフライターグを引き寄せ志井商事の主力商品、コンドー...
素早く指にはめ、Cをまとった指で三鷹の後孔に触れる。
Cにはなめらかな挿入のためにメントール配合の潤滑ゼリーが付...
エロいゼリーのクールな刺激に三鷹は息をのんだ。清涼感が生...
五代の指がそこを押すたび心臓が跳ねる。手の平が汗ばむ。体...
初めての「されるエッチ」に震えているウブ男と、それを自分...
「固いなぁ」
なかなかトロトロにならないそこを、五代に指でつんつんつつ...
三鷹は羞恥に染まった顔を両腕で隠し、他人事のようにぼやい...
「言っただろ。アメフトやってたって、喰いちぎられても知ら...
「えぇー。痛いのは勘弁。ローション足そう!」
最初に垂らしたローションと、さっき出した白濁とコンドーム...
三鷹のそこに、五代は仁科先生のローションを注いだ。
ローションと精液とゼリーを五代が丁寧に指でなじませている...
固かったそこがとても柔らかくなった。コンドームをはめた指...
「あ…うっ…」
まざまざと指を感じ、三鷹は声を殺して喘いだ。
あられもないところが切れそうだ。きつい。痛い。熱い。
ペニスが痛みで萎えた。そう思った。
なのに五代は、「いいの? 超、反り返ってる」なんて言いな...
長い指を出し入れされながら前を扱かれる。その凄まじさを、...
「あっ、あっ…」
たまらない。耐えられない。感じた事のない快感を覚え三鷹は...
先走りが垂れる。下半身が切ない。もう、いきたい。いきたく...
こんなに濡れるのは、きっと仁科先生のローションのせいだ。...
「顔見せてよ」
五代にねだられ、三鷹は両腕で顔を隠したまま首を横に激しく...
アへ顔を見られるのはごめんだ。
「どけち~」
軽口を叩きながら五代はコンドームに包まれた指で三鷹の前立...
「あ、あっ…!うッ…!」
そこばかりを16連打され、苛烈な攻めに追い上げられた三鷹...
はじめての快感が全身を駆け抜ける。前立腺を攻め立てられな...
三鷹は第二指の長い足の指をギュッとまるめて悶えた。
もうイクッ、もう、出るッ。もうダメだ!
中を強く擦られたその瞬間、足の指が反り返った。
ペニスがしゃくりあげ、熱いネバがふきこぼれる。止まらない。
激しい射精の最中、五代は三鷹の両脚を高く持ち上げV字に広げ...
吐精の快感にゆるんだそこにCをまとった勃起を押し当て、ひと...
頼む、いったん抜いてくれ! 喉元まで出かけた言葉を飲み込...
痛みを受け止め、含まされた五代を飲み込む。
後孔の中の五代の事を一生懸命思いながら、熱い息を吐き体の...
痛いのは三鷹だけじゃない。経験上、三鷹はわかる。
締め付けられている五代だって痛いのだ。ペニスだって中に入...
先端が甘く痺れるきつい締め付けは、気持ちいいけれどとても...
三鷹は五代が動けるように開口部と体の力を抜くべくソフロ呼...
「‥大…丈‥夫…か? 痛、かっ…たら、言え‥よ」
下から三鷹に濡れた声で労わられ、五代は萌えた。
「三鷹…、それ、俺のセリフ」
たまらなくキスがしたかった。だけど、三鷹は2本の腕で顔を...
隠された顔が見たい。超口付けたい。迷ったけれど、五代はあ...
顔をガードしている三鷹の腕に小さなキスを落とすと「動くぜ...
もう我慢できない。三鷹に煽られた。入れてるだけでいきそう...
……優しくしろよ、喘ぎ喘ぎ、そう伝えてきた三鷹にせっぱつま...
「ごめん、無理!!」
バスドラを踏みまくるみたいに打ち込まれ、五代の激しさに引...
誰にも見せられない惚けた顔を両腕で隠し、三鷹は息を弾ませ...
火照った背中に黒塗りのピアノの冷たさが心地よい。
完全無欠のロックンロールみたいなテンポのセックス中、脳内...
三鷹のきつい締め付けにやられたのか、五代は3分も持たずに...
速いとか駆け抜けるとか突っ走るとかそんな言葉がぴったりな...
アラサーらしからぬ、10代並みの激しい交合を追え、
肩で息を吐き、はずむ息で五代は言った。
「超気持ちかった~」
熱のこもった荒い息を吐きながら三鷹は恨みがましい目で五代...
想定していたのは、もっとまったりした大人の男のセックスだ。
「いきなり前立腺16連打はねえんじゃねーの?」
「うわぁ~、嫌だな。あんたカウントしてたの? やらしい~」
「ひとがイッてる最中に挿入するやつに言われたくねえなぁ」
「だって限界だったから! あんたに2本まとめて扱かれてた...
超いきたかったんだよ。よく持った方だって!!」
ケツを犯されてもなおバリタチ感が残っている三鷹にダメだし...
五代は悔しがりながらコンドームをはずした。
「いつもはもっとメロウでスロウだし、セックス中薀蓄も披露...
全裸で煙草に火を着け、三鷹は目を細めて笑った。
「何だよ薀蓄って」
黒塗りのピアノをひと撫ぜし、五代は紫煙を燻らせている三鷹...
「なんで日本のピアノは黒塗りか知ってる? ちなみに欧米の...
「むこうは光沢の黒塗りだと棺桶連想するからじゃねえの?」
「お、凄え! あたり!! あともうひとつあるんだけど、わ...
「……あぁ、漆か!」
「さすが! 仕事で携わってるだけあるな。最初に国産ピアノ...
ニスじゃなくて漆をチョイスした流れで、国産ピアノは黒塗り...
「そりゃそうだろうなぁ。日本人が木地になにか塗るとしたら...
「美学だよな~」
五代は、三鷹の後をほぐしながらこういう話をしたかったんだ...
もう、全然、余裕がなかったと苦笑した。
「はじめてなのに散々だったぜ~」
三鷹に笑顔で揶揄された五代はリベンジを誓い、
「どーかもう一度させてください。お願いします!」と土下座...
「これ吸い終わったらな」
五代を焦らすようにのんびりと紫煙を味わった後、三鷹はにや...
2回目のセックスは、互いを堪能する余裕があった。
二人は親友同士だからできる、情を注ぎ誠を返すセックスをし...
セックス後、ピアノの上でだらだら飲んだ。夜がほがらほがら...
後朝、五代に卵かけごはんを食べたいとねだられ、
三鷹は完全無農薬のアイガモ米を炊いた。
熱々の飯に新鮮なたまごを美しく落とし、国産有機醤油を絶妙...
三鷹は食の安全にこだわるタチだ。贅沢な卵かけごはんを二人...
唐突に五代に、「ごめんな」と謝られた。
一瞬、何のことだかわからず三鷹は五代を見た。
「常務に六六六をけしかけたの俺なんだ……」
「ばーか、気にしてねーよ。謝んな」
「けどあんた、常務のこと好きだろ? もろバレだぜ? 忘れ...
五代に問われ、三鷹は首を横に振った。忘れない。忘れられな...
「けど、二人を引き裂く気はねーよ」
卵かけごはんをかっ込んで三鷹は言った。
「俺はケツ軽いからな~。きっとまた志井を裏切る。もう振り...
三鷹はハッピーエンドが大好きだ。当て馬の自覚はある。良い...
それが当て馬の美学だろう。どうか六六六と幸せに!
三鷹は自嘲し「ごちそうさま」と箸を置いた。大丈夫、愛には...
きのうの夜、心に空いた穴を五代がペニスで塞いでくれた。
友愛の絆が強まった。裸で付き合える友達がいる。それだけで...
仕事がある。友がいる。当面、愛とか恋はなくてもいい。心か...
にもかかわらず、ドイツに帰る五代を愛車のプリウスで小松空...
三鷹はダッシュで羽田行きのチケットを買いに走っていた。
色恋は別腹だ。飛行機を見たら、たまらなく乗りたくなった。...
自分は駄目だと悟って、潔く身を引く当て馬は格好いい。格好...
唖然としている五代と一緒に小松空港を発ち、羽田で成田に向...
三鷹は勝手知ったる西麻布の志井のマンションに直行した。
性懲りもないまま突き進む。身勝手なのは性分だ。
マンションに向かうタクシーの中で志井にメールを送った。ス...
だけど、志井が誰を好きでも三鷹が志井を好きだった。
今まで――ごめん。今度は絶対、離さない。
だからもう一度、俺と付き合って……。
携帯を握り締め祈る。マンションまであと1マイル。返信は、...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
これでラストです。シリーズ完。長々と御免なさい。有り難う...
- ジェットコースターみたいな疾走感に酔いしれました!全体...
- たまりませんww一癖も二癖もあるキャラ達は皆ダメ人間なの...
- 話の中に出てくるブツの蘊蓄の凄さもさることながら出てく...
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