ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
1つ前のページに戻る
5-448
をテンプレートにして作成
開始行:
#title(太/陽/に(゚Д゚) Dック×Gプシー) [#j3abcb7a]
_________
|┌───────┐|
|│l> play. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::]
∧∧
( ,,゚) ピッ ∧_∧ ∧_∧ ┌─────────...
/ つ◇ ( ・∀・)ミ (` ) < ...
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒) └──────────────
| ┌^──────────────
└──────│ ビデオ『Gプシー出/生/の/秘/密/編』の後あたりだ...
│ エチもないし中途半端な話だけど。
└──────────────
「ハラさーん」
今日もまた、ひょろりと細長い奴にでっかい犬がついて歩いて...
元気よく振られる尻尾が目に見えるようだ。
奴がちらりと大型犬を振り返り、肩越しに何か一言二言話すと、
犬は嬉しそうに「はい!」と返事をして離れていった。
昼飯の約束ができたのがそんなに嬉しいのか犬よ。いやRガーよ...
サイジョウはなんとも複雑な気持ちで手元の資料に目を戻した。
細長くて無口な男は、フタを開けてみればとことん真面目な奴...
単独常習犯だと聞いていたが、タケモトと組まされても受け入れる...
他人の意見を尊重する謙虚さも持ち合わせている。勘の鋭さや...
ノザキやイシヅカもハラに信頼を置き始めているし、むやみに鋭かった...
実は目が大きいんだなんてことにも最近気づいた。
まあ静かな顔して何をするかわからないのが困ったところでは...
ただ、プライベートな部分は多くを語らないために未だ謎が多...
こちらを拒みはしないものの、自分から輪に入ってくることは...
どちらかといえばそっと後ろに控えている。
右胸心の特異体質のことも、聞いたのは本人の口からではない。
サイジョウとイワキはたまたま左胸の手術痕を目撃していたが、そのと...
そのハラの生い立ちを一/係全員が耳にしたのは、やはりヤマムラから...
『事件に巻き込まれ両親は死亡。一人残されたハラは見も知らぬ...
ヤマムラは多くは語らなかったが、決して幸せな子供時代ではなか...
その場の誰も、言葉を発しなかった。
図らずもハラの幼少期を知ることとなった二つの事件。
二人きりの姉妹が起こした殺人事件は、円満に解決と誰もが思...
その裏に隠されたトリックをただ一人見抜いたのは、勘の鋭さ...
異常なまでにハラに敵愾心を燃やすかつての同級生が、ただ彼を...
犯人を確保し遠ざかるパトカーを、ハラは無言のままどこか哀し...
姉妹の育った家の跡をを訪ね、近隣の聞き込みをしながらひと...
ひたむきに自分の信念を貫いてきた少年時代が招いた事件は、...
それでもハラは、何も語ろうとはしなかった。
トウドウをはじめ一/係のメンバーは、ただ静かに彼を見守った。
それから数日後の晩、宿直に当たっていたサイジョウは、同じく宿...
今日は昼間から暴力団同士の小競り合いで傷害事件が起き、近...
総動員でどうにか事態を収拾し、今はハラとイシヅカが主犯の護送に...
今夜くらい静かに過ぎてくれと電話に念じながら、それでも事...
そこへドアが開き「ただいま戻りました」と柔らかい声がした。
「よう、お疲れ。Gリさんは直帰だよな」
「ええ。Dックは当直でしたっけ」
「おうよ。護送、無事に済んだか」
「はい。これが城/西署の承諾書類です。報告書はすぐ書きます...
「明日でいいじゃないの。事務の人間も帰ってるぜ」
「やれることはすぐ済ませたいんですよ」
てきぱきと書類を取り出すハラに、サイジョウはやれやれと腰を落と...
背もたれにゆっくり背を預け、静かに口を開く。
「でさ、お前ちゃんと治療は受けたよな?」
淀みなく走っていたペンが止まる。一瞬の沈黙の後、ハラは左腕...
きっちり巻かれた包帯を示して見せた。
「全治一週間。腕の筋にも異状ありません」
「よし」
暴れまわる組員たちと乱戦気味の現場で、ナイフを取り出した...
目を見つめたままじっと直立して隙を伺うハラに、興奮状態のそ...
ハラはなぜか身体を僅かにひねっただけで避け、結果、左手に刃...
「Gプシー!」
「ハラさん!」
ぱっと散った赤い色に、切りかかった男の手が止まる。そこへ...
駆け寄ったサイジョウとタケモトの前で、ハラは涼しい顔でのびた男に手...
「まあね、ヤクで頭いかれてる相手を止めるにはいい作戦かも...
サイジョウはあくまで静かに続ける。
「軽症で済むようにちゃんと計算してたしな」
ハラは黙ったまま再び報告書に集中している。
「だがね、それを見せられるほうの身にもなって欲しいんだな」
またペンが止まった。
「あのあとラッキョが大騒ぎして大変だったんだぞー。いつかハ...
「…すみませんでした」
小さな声が返る。無言のままのサイジョウに、ハラはちらりと上目遣...
じっと見つめる視線に、居心地悪そうに目をそらす。
その様子に苦笑しながら、サイジョウは以前に聞いたノザキの言葉を...
仕事帰りに二人で飲んだ夜だった。ハラの話題になると、ノザキは...
「なあDック、私は、ハラはとても優しい奴だと思うんだよ」
大らかな父親のような存在のノザキには、ハラもぽつぽつと過去を...
『自分に嘘はつきたくなかった。だから刑事になったんです』
ハラはそう語ったという。
「あまり、恵まれない生活だったようだからなあ。辛いことも...
それでもあいつは逆境に、自分に負けたくないからこの道を...
そうしてなお人を守る仕事を選んだんだ。あいつは優しいん...
目元を少々赤くしながら、ノザキは熱のこもった口調で続けた。
「だがな、だからこそ心配なんだよ。自分の信念に負けたくな...
個性の塊のような一/係の刑事たちを見守ってきたノザキの言葉は...
「私たちで支えてやりたいなあ。ハラがそれを受け入れてくれれ...
愛してはくれなかった養母の最期のときまで仕送りを続け、今...
生真面目な彼らしい行動だ。
自分が決めたこと、信じたことは何があろうと曲げない。それ...
だが、そうすることで自分自身を支えなくてはいけなかったの...
誰も傍にいないから、そうやっていかなければ倒れてしまう。
どんなに逆境でも、自分の人生を否定したら負けてしまう。
そうしてひとりで歩いてきたハラは間違いなく強い。強いが、痛...
受け入れられることも理解されることも、初めから望まないま...
そして今のハラがあるのならそれは哀しすぎる。
どこの署でもひとりだったハラが、ここ七/曲署でも何も望んでい...
サイジョウは胸が痛んだ。
気づけば言葉が零れていた。
「なあ、やっぱり俺たちも必要ないか…?」
ハラが肩をぴくりと震わせ、ゆっくりと顔を上げた。目を見開い...
ああやっぱり目でかいわ、と妙なことに感心しながらサイジョウは...
「お前、うちに来てからだいぶ喋るようになったしさ、突っ走...
突然何を言い出すのかと、ハラは困惑したように眉を寄せた。
「でもさ、もーちょっと自分大事にしろ、な?」
「Dック…?」
「俺さ、お前がいつか大怪我しそうな気がするんだよね」
サイジョウの目は穏やかだが真剣だった。
「俺は…死にませんよ。最初にそう言ったでしょう」
「まあなー。あんだけでかい手術痕見せられてピンピンしてん...
医大くずれとしちゃ恐れ入るしかないんだけどな」
「Dック…!」
淡々とした言葉にハラが言い返そうとしたとき、どかどかと大股...
「Dック!戻りました、メシどうぞ! ようGプシー、戻ってた...
「おうRッキー、んじゃ頼むな。Gプシー、食ってこうぜ」
でかい髭面が賑やかに入ってきて空気が一変する。咄嗟に切り...
サイジョウはさりげなく背を叩いて促した。
署の外へ一歩出ると、澄んだ夜空が広がっている。
人通りの少ない道を歩きながら、先に口を開いたのはハラだった。
「“必要ない”って、どういうことですか、Dック」
「あ?」
「さっきの話です」
「ああ、それか」
笑い混じりの口調のまま、サイジョウはくるりとハラに向き合った。
「俺たちはお前が必要だけどさ、お前はどうなのかわからない...
思いがけず真っすぐに本音をぶつけられ、ハラは立ちつくした。
心底困ったような顔は、初めて見る表情だった。
皆からの封筒を渡されたとき、泣き出しそうな顔をしていたとト...
「いつかはさ、もっと話してくれるかな。話せることだけでい...
大きな目が揺れている。サイジョウは柔らかく笑って歩み寄る。
「みんな、心配してる。わかってるんだよな?」
ぽんぽんと肩を叩いて俯いた顔を覗き込んだ。ちいさく「はい...
「コレだけは言っとくぞ。お前に何かあったら、まずラッキョ...
「……」
「ボスも、ヤマさんもGリさんも、それから俺も泣くぞ」
「Dック…」
「俺は泣くのはいやだ。泣かれるのは悪くな…いやいやそれもま...
「Dック、あの──」
「わかったか?」
「…はい」
「よし」
サイジョウは心持ち高い位置にある癖っ毛をくしゃくしゃと撫で、ハ...
自分には誰も近づけてくれないくせに、人には命がけになれる...
危なくて見ていられない。
その後、二人でラーメンを啜りつつゆっくり語り合おうというサ...
またも傷害事件発生の一報により破られるのだった。
_________
|┌───────┐|
|│l> stop. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::] ...
ピッ ∧_∧ ホントニ チュートハンハ...
◇,,(∀・ )
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
| |
└────────────────┘
まとまりのない話で申し訳ないです。
この時期の、まだイマイチ溶け込めてないGプシーがとにかく可愛い...
本人気づいてないが実はみんなに愛されててホスィ
801萌えとは違いますが、みんなのお爺ちゃんなチョーさんも大好...
#comment
終了行:
#title(太/陽/に(゚Д゚) Dック×Gプシー) [#j3abcb7a]
_________
|┌───────┐|
|│l> play. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::]
∧∧
( ,,゚) ピッ ∧_∧ ∧_∧ ┌─────────...
/ つ◇ ( ・∀・)ミ (` ) < ...
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒) └──────────────
| ┌^──────────────
└──────│ ビデオ『Gプシー出/生/の/秘/密/編』の後あたりだ...
│ エチもないし中途半端な話だけど。
└──────────────
「ハラさーん」
今日もまた、ひょろりと細長い奴にでっかい犬がついて歩いて...
元気よく振られる尻尾が目に見えるようだ。
奴がちらりと大型犬を振り返り、肩越しに何か一言二言話すと、
犬は嬉しそうに「はい!」と返事をして離れていった。
昼飯の約束ができたのがそんなに嬉しいのか犬よ。いやRガーよ...
サイジョウはなんとも複雑な気持ちで手元の資料に目を戻した。
細長くて無口な男は、フタを開けてみればとことん真面目な奴...
単独常習犯だと聞いていたが、タケモトと組まされても受け入れる...
他人の意見を尊重する謙虚さも持ち合わせている。勘の鋭さや...
ノザキやイシヅカもハラに信頼を置き始めているし、むやみに鋭かった...
実は目が大きいんだなんてことにも最近気づいた。
まあ静かな顔して何をするかわからないのが困ったところでは...
ただ、プライベートな部分は多くを語らないために未だ謎が多...
こちらを拒みはしないものの、自分から輪に入ってくることは...
どちらかといえばそっと後ろに控えている。
右胸心の特異体質のことも、聞いたのは本人の口からではない。
サイジョウとイワキはたまたま左胸の手術痕を目撃していたが、そのと...
そのハラの生い立ちを一/係全員が耳にしたのは、やはりヤマムラから...
『事件に巻き込まれ両親は死亡。一人残されたハラは見も知らぬ...
ヤマムラは多くは語らなかったが、決して幸せな子供時代ではなか...
その場の誰も、言葉を発しなかった。
図らずもハラの幼少期を知ることとなった二つの事件。
二人きりの姉妹が起こした殺人事件は、円満に解決と誰もが思...
その裏に隠されたトリックをただ一人見抜いたのは、勘の鋭さ...
異常なまでにハラに敵愾心を燃やすかつての同級生が、ただ彼を...
犯人を確保し遠ざかるパトカーを、ハラは無言のままどこか哀し...
姉妹の育った家の跡をを訪ね、近隣の聞き込みをしながらひと...
ひたむきに自分の信念を貫いてきた少年時代が招いた事件は、...
それでもハラは、何も語ろうとはしなかった。
トウドウをはじめ一/係のメンバーは、ただ静かに彼を見守った。
それから数日後の晩、宿直に当たっていたサイジョウは、同じく宿...
今日は昼間から暴力団同士の小競り合いで傷害事件が起き、近...
総動員でどうにか事態を収拾し、今はハラとイシヅカが主犯の護送に...
今夜くらい静かに過ぎてくれと電話に念じながら、それでも事...
そこへドアが開き「ただいま戻りました」と柔らかい声がした。
「よう、お疲れ。Gリさんは直帰だよな」
「ええ。Dックは当直でしたっけ」
「おうよ。護送、無事に済んだか」
「はい。これが城/西署の承諾書類です。報告書はすぐ書きます...
「明日でいいじゃないの。事務の人間も帰ってるぜ」
「やれることはすぐ済ませたいんですよ」
てきぱきと書類を取り出すハラに、サイジョウはやれやれと腰を落と...
背もたれにゆっくり背を預け、静かに口を開く。
「でさ、お前ちゃんと治療は受けたよな?」
淀みなく走っていたペンが止まる。一瞬の沈黙の後、ハラは左腕...
きっちり巻かれた包帯を示して見せた。
「全治一週間。腕の筋にも異状ありません」
「よし」
暴れまわる組員たちと乱戦気味の現場で、ナイフを取り出した...
目を見つめたままじっと直立して隙を伺うハラに、興奮状態のそ...
ハラはなぜか身体を僅かにひねっただけで避け、結果、左手に刃...
「Gプシー!」
「ハラさん!」
ぱっと散った赤い色に、切りかかった男の手が止まる。そこへ...
駆け寄ったサイジョウとタケモトの前で、ハラは涼しい顔でのびた男に手...
「まあね、ヤクで頭いかれてる相手を止めるにはいい作戦かも...
サイジョウはあくまで静かに続ける。
「軽症で済むようにちゃんと計算してたしな」
ハラは黙ったまま再び報告書に集中している。
「だがね、それを見せられるほうの身にもなって欲しいんだな」
またペンが止まった。
「あのあとラッキョが大騒ぎして大変だったんだぞー。いつかハ...
「…すみませんでした」
小さな声が返る。無言のままのサイジョウに、ハラはちらりと上目遣...
じっと見つめる視線に、居心地悪そうに目をそらす。
その様子に苦笑しながら、サイジョウは以前に聞いたノザキの言葉を...
仕事帰りに二人で飲んだ夜だった。ハラの話題になると、ノザキは...
「なあDック、私は、ハラはとても優しい奴だと思うんだよ」
大らかな父親のような存在のノザキには、ハラもぽつぽつと過去を...
『自分に嘘はつきたくなかった。だから刑事になったんです』
ハラはそう語ったという。
「あまり、恵まれない生活だったようだからなあ。辛いことも...
それでもあいつは逆境に、自分に負けたくないからこの道を...
そうしてなお人を守る仕事を選んだんだ。あいつは優しいん...
目元を少々赤くしながら、ノザキは熱のこもった口調で続けた。
「だがな、だからこそ心配なんだよ。自分の信念に負けたくな...
個性の塊のような一/係の刑事たちを見守ってきたノザキの言葉は...
「私たちで支えてやりたいなあ。ハラがそれを受け入れてくれれ...
愛してはくれなかった養母の最期のときまで仕送りを続け、今...
生真面目な彼らしい行動だ。
自分が決めたこと、信じたことは何があろうと曲げない。それ...
だが、そうすることで自分自身を支えなくてはいけなかったの...
誰も傍にいないから、そうやっていかなければ倒れてしまう。
どんなに逆境でも、自分の人生を否定したら負けてしまう。
そうしてひとりで歩いてきたハラは間違いなく強い。強いが、痛...
受け入れられることも理解されることも、初めから望まないま...
そして今のハラがあるのならそれは哀しすぎる。
どこの署でもひとりだったハラが、ここ七/曲署でも何も望んでい...
サイジョウは胸が痛んだ。
気づけば言葉が零れていた。
「なあ、やっぱり俺たちも必要ないか…?」
ハラが肩をぴくりと震わせ、ゆっくりと顔を上げた。目を見開い...
ああやっぱり目でかいわ、と妙なことに感心しながらサイジョウは...
「お前、うちに来てからだいぶ喋るようになったしさ、突っ走...
突然何を言い出すのかと、ハラは困惑したように眉を寄せた。
「でもさ、もーちょっと自分大事にしろ、な?」
「Dック…?」
「俺さ、お前がいつか大怪我しそうな気がするんだよね」
サイジョウの目は穏やかだが真剣だった。
「俺は…死にませんよ。最初にそう言ったでしょう」
「まあなー。あんだけでかい手術痕見せられてピンピンしてん...
医大くずれとしちゃ恐れ入るしかないんだけどな」
「Dック…!」
淡々とした言葉にハラが言い返そうとしたとき、どかどかと大股...
「Dック!戻りました、メシどうぞ! ようGプシー、戻ってた...
「おうRッキー、んじゃ頼むな。Gプシー、食ってこうぜ」
でかい髭面が賑やかに入ってきて空気が一変する。咄嗟に切り...
サイジョウはさりげなく背を叩いて促した。
署の外へ一歩出ると、澄んだ夜空が広がっている。
人通りの少ない道を歩きながら、先に口を開いたのはハラだった。
「“必要ない”って、どういうことですか、Dック」
「あ?」
「さっきの話です」
「ああ、それか」
笑い混じりの口調のまま、サイジョウはくるりとハラに向き合った。
「俺たちはお前が必要だけどさ、お前はどうなのかわからない...
思いがけず真っすぐに本音をぶつけられ、ハラは立ちつくした。
心底困ったような顔は、初めて見る表情だった。
皆からの封筒を渡されたとき、泣き出しそうな顔をしていたとト...
「いつかはさ、もっと話してくれるかな。話せることだけでい...
大きな目が揺れている。サイジョウは柔らかく笑って歩み寄る。
「みんな、心配してる。わかってるんだよな?」
ぽんぽんと肩を叩いて俯いた顔を覗き込んだ。ちいさく「はい...
「コレだけは言っとくぞ。お前に何かあったら、まずラッキョ...
「……」
「ボスも、ヤマさんもGリさんも、それから俺も泣くぞ」
「Dック…」
「俺は泣くのはいやだ。泣かれるのは悪くな…いやいやそれもま...
「Dック、あの──」
「わかったか?」
「…はい」
「よし」
サイジョウは心持ち高い位置にある癖っ毛をくしゃくしゃと撫で、ハ...
自分には誰も近づけてくれないくせに、人には命がけになれる...
危なくて見ていられない。
その後、二人でラーメンを啜りつつゆっくり語り合おうというサ...
またも傷害事件発生の一報により破られるのだった。
_________
|┌───────┐|
|│l> stop. │|
|│ |│
|│ |│
|│ |│
|└───────┘|
[::::::::::::::::MONY:::::::::::::::::] ...
ピッ ∧_∧ ホントニ チュートハンハ...
◇,,(∀・ )
(⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒)
| |
└────────────────┘
まとまりのない話で申し訳ないです。
この時期の、まだイマイチ溶け込めてないGプシーがとにかく可愛い...
本人気づいてないが実はみんなに愛されててホスィ
801萌えとは違いますが、みんなのお爺ちゃんなチョーさんも大好...
#comment
ページ名:
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: