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#title(VOCALOID KAITO×がくぽ 「捨て犬のよ...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
|うわー、携帯で書...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|三話目です。
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
「がくぽ、KAITO、ただいまー。あれ?」
もうだいぶ遅くなってしまった。早くKAITOとがくぽの練習を行...
これでは完全に歌の練習は出来ない。
そんな折、目の前を見てみると、ぴしゃりと閉ざされた和室の...
表情は複雑で、まるで犬が尻尾を垂れて座ってるように見えた。
「ねぇがくぽ許してよ~」
「どうしたの?」
あわててそばによって見れば、がくぽがいない。
いつもKAITOのそばにいるがくぽが、今日いきなり和室に篭城し...
「ごめんってばー、もうしないからー!」
「KAITO…何したの?」
聞こうとすれば、KAITOが言葉につまり。がくぽに聞こうとして...
要は二人の問題ということか、と、ため息をつくと、食事の用...
「がくぽ、出ておいで。ナスの味噌煮作ってあげるから」
「…」
「がくぽ」
「わかった」
ナスで釣ればひょいと出てくるのが、がくぽのまだ幼稚なとこ...
出てくる時に、尻尾を振っているKAITOにじろりと一瞥すると、...
(何をしたんだろう…)
見当もつかないながらも、ちゃっちゃと料理を仕上げていく。...
アイスも買ってきたから、あとでKAITOにあげよう。
「いただきまーす」
マスターの声を合図に、皆がいっせいに食べだす。
相変わらずがくぽはなすばかりで白飯が進んでいない。
「あ、あのさ、がくぽ、さっきのこと許し」
「許さんぞ。マスターにも言いつける」
「えっ、そっ、それは…ちょっと…!」
一体何を怒ってるのだというのだろう。
まったく分からないマスターは、自分からもう一度聞いてみる...
「何があったの?」
「かいとがおしたお」
その瞬間、KAITOの手ががくぽの口をふさいだ。
「わーっ、わーっ!!」
言えない、言えるはずがない。
KAITOは、はあ、とため息をつくと、手をはずした。
「あのな、かいとがお」
「だめーっっ!!」
またもKAITOの手が口をふさいだ。
「?」
よく状況が分からない、と、マスターが首をかしげる。
優しそうな目が、すっと少し鋭くなった。
とりあえずがくぽの言いたいことは、KAITOに何かされたという...
「KAITO、がくぽに何したのか言ってごらん?怒らないから」
静かに、しかし威圧感のある笑顔で、KAITOに話を切り出した。
さすがにその笑顔にはぞっとしたのか、ぽしょぽしょと語りだ...
「えっと…その…昼に公園でですね…」
「接吻した挙句に押し倒してきたのだ。押し倒したのはこの家...
言いたいことは全部がくぽが言ってしまった。
マスターは心底驚いた様子で、しばらく脳みその回転が止まっ...
「っ…ぇ?」
声にならない。
願わくば聞き間違いであれと、もう一度がくぽに聞き出す。
「だから、かいとに押し倒されたのじゃ。服も剥がれてな。美...
「KAITO君」
その声はとても静かだった。先ほどの威圧感よりも更に威圧感...
「ご。ごめんなさいっ」
「あのね、がくぽは男なの。分かるかな。どんだけ口紅してよ...
「は、はい」
ただその一言言うのがやっとだった。
マスターのオーラには、大事な一人息子に手を出しやがってこ...
「君が抱いてるのが性欲だけなのか分からないけど、男同士で...
恋をするなら他のボーカロイドつれてこようか?MEIKOとかいい...
「は、はいい~…。でも僕、がくぽの事は性欲発散の対象とはみ...
「や・く・そ・く・だ・よ?」
「…はい…」
これで下手に手を出せなくなった…。
とはいっても、KAITOとしてはがくぽと一緒にいられればそれで...
がくぽがまた一緒に寝てくれるかは分からないが、反省の念を...
でもやはり一人寝は寂しそうだ。
食事を終えると、KAITOはソファに毛布を敷いた。
あちらの和室では、がくぽとマスターが布団を敷いている。マ...
「…」
きっとがくぽも寝ているだろうと目を閉じると、唐突に胸の上...
「!?あ…がくぽ?」
「眠い…寝かせろ」
どすんとそのまま胸に倒れてきて、思わずさっき食べたアイス...
「がくぽ、ちゃんと布団で寝たほうが…」
「ん…嫌じゃ…。布団はかいとでいい…」
布団はKAITO『が』いい、じゃなくて布団はKAITO『で』いい、...
寝ぼけてはいるみたいだが、また寝に来てくれたのだ、手厚く...
ばさりと毛布を羽織ると、がくぽを腕に抱いて眠った。
「KAITO」
「うん…あ。おはようございます…」
頭の上にはマスターの姿。
にっこり笑っているが、どことなく雰囲気が怖い。
と、腕の中を見ると、すぴすぴ眠るがくぽの姿があった。
「がくぽに何もしてないよね?」
「は、はいっ、違うんです、これは寝てたらがくぽが来たから…...
思わず起き上がったところで、がくぽの頭の位置がずれてソフ...
そこでがくぽも目を覚まし、大きく伸びをして起き上がった。
「…なんでここで寝ているのじゃ」
「覚えてないー!?」
何も疚しいことをしていないのに、一人わたわたと焦るKAITOに...
ぺたぺたと自分の体を触って異常がないか確かめるがくぽ。
うん、とひとつうなずくと、マスターに向かってがくぽが説明...
「体で違和感は感じない。何よりこの服を脱がせるのは大変だ...
(服?ああ、なんか凄いボディスーツのことか)
それを聞いて、マスターの怒りも収まったらしく、がくぽの頭...
「疑ってごめんね、がくぽが寝ぼけてそっち行ったみたいだ。...
あわただしく支度をすると、手を振ってマスターは出ていく。
今日こそ早く帰ってきて歌の練習が出来るだろうか。
「マスターは忙しいぞ。そろそろますたーあっぷだからとかで...
マスターアップ?さすがに専門用語は分からないが、たぶんそ...
歌の練習はマスターがいないといまいち分からないし、と、が...
紫の髪を揺らして、こちらをがくぽも見る。
「散歩に行くか」
「そうだね。昨日行った公園に行く?」
その問いに、がくぽは、ふむ、とうなずいて。そうしよう、と...
あそこは陽だまりが出来る。
ブランコに乗って少し会話しているだけで、気分がすっきりす...
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
|うわー、携帯で書...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄|三話目です。
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
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| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
「がくぽ、KAITO、ただいまー。あれ?」
もうだいぶ遅くなってしまった。早くKAITOとがくぽの練習を行...
これでは完全に歌の練習は出来ない。
そんな折、目の前を見てみると、ぴしゃりと閉ざされた和室の...
表情は複雑で、まるで犬が尻尾を垂れて座ってるように見えた。
「ねぇがくぽ許してよ~」
「どうしたの?」
あわててそばによって見れば、がくぽがいない。
いつもKAITOのそばにいるがくぽが、今日いきなり和室に篭城し...
「ごめんってばー、もうしないからー!」
「KAITO…何したの?」
聞こうとすれば、KAITOが言葉につまり。がくぽに聞こうとして...
要は二人の問題ということか、と、ため息をつくと、食事の用...
「がくぽ、出ておいで。ナスの味噌煮作ってあげるから」
「…」
「がくぽ」
「わかった」
ナスで釣ればひょいと出てくるのが、がくぽのまだ幼稚なとこ...
出てくる時に、尻尾を振っているKAITOにじろりと一瞥すると、...
(何をしたんだろう…)
見当もつかないながらも、ちゃっちゃと料理を仕上げていく。...
アイスも買ってきたから、あとでKAITOにあげよう。
「いただきまーす」
マスターの声を合図に、皆がいっせいに食べだす。
相変わらずがくぽはなすばかりで白飯が進んでいない。
「あ、あのさ、がくぽ、さっきのこと許し」
「許さんぞ。マスターにも言いつける」
「えっ、そっ、それは…ちょっと…!」
一体何を怒ってるのだというのだろう。
まったく分からないマスターは、自分からもう一度聞いてみる...
「何があったの?」
「かいとがおしたお」
その瞬間、KAITOの手ががくぽの口をふさいだ。
「わーっ、わーっ!!」
言えない、言えるはずがない。
KAITOは、はあ、とため息をつくと、手をはずした。
「あのな、かいとがお」
「だめーっっ!!」
またもKAITOの手が口をふさいだ。
「?」
よく状況が分からない、と、マスターが首をかしげる。
優しそうな目が、すっと少し鋭くなった。
とりあえずがくぽの言いたいことは、KAITOに何かされたという...
「KAITO、がくぽに何したのか言ってごらん?怒らないから」
静かに、しかし威圧感のある笑顔で、KAITOに話を切り出した。
さすがにその笑顔にはぞっとしたのか、ぽしょぽしょと語りだ...
「えっと…その…昼に公園でですね…」
「接吻した挙句に押し倒してきたのだ。押し倒したのはこの家...
言いたいことは全部がくぽが言ってしまった。
マスターは心底驚いた様子で、しばらく脳みその回転が止まっ...
「っ…ぇ?」
声にならない。
願わくば聞き間違いであれと、もう一度がくぽに聞き出す。
「だから、かいとに押し倒されたのじゃ。服も剥がれてな。美...
「KAITO君」
その声はとても静かだった。先ほどの威圧感よりも更に威圧感...
「ご。ごめんなさいっ」
「あのね、がくぽは男なの。分かるかな。どんだけ口紅してよ...
「は、はい」
ただその一言言うのがやっとだった。
マスターのオーラには、大事な一人息子に手を出しやがってこ...
「君が抱いてるのが性欲だけなのか分からないけど、男同士で...
恋をするなら他のボーカロイドつれてこようか?MEIKOとかいい...
「は、はいい~…。でも僕、がくぽの事は性欲発散の対象とはみ...
「や・く・そ・く・だ・よ?」
「…はい…」
これで下手に手を出せなくなった…。
とはいっても、KAITOとしてはがくぽと一緒にいられればそれで...
がくぽがまた一緒に寝てくれるかは分からないが、反省の念を...
でもやはり一人寝は寂しそうだ。
食事を終えると、KAITOはソファに毛布を敷いた。
あちらの和室では、がくぽとマスターが布団を敷いている。マ...
「…」
きっとがくぽも寝ているだろうと目を閉じると、唐突に胸の上...
「!?あ…がくぽ?」
「眠い…寝かせろ」
どすんとそのまま胸に倒れてきて、思わずさっき食べたアイス...
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「ん…嫌じゃ…。布団はかいとでいい…」
布団はKAITO『が』いい、じゃなくて布団はKAITO『で』いい、...
寝ぼけてはいるみたいだが、また寝に来てくれたのだ、手厚く...
ばさりと毛布を羽織ると、がくぽを腕に抱いて眠った。
「KAITO」
「うん…あ。おはようございます…」
頭の上にはマスターの姿。
にっこり笑っているが、どことなく雰囲気が怖い。
と、腕の中を見ると、すぴすぴ眠るがくぽの姿があった。
「がくぽに何もしてないよね?」
「は、はいっ、違うんです、これは寝てたらがくぽが来たから…...
思わず起き上がったところで、がくぽの頭の位置がずれてソフ...
そこでがくぽも目を覚まし、大きく伸びをして起き上がった。
「…なんでここで寝ているのじゃ」
「覚えてないー!?」
何も疚しいことをしていないのに、一人わたわたと焦るKAITOに...
ぺたぺたと自分の体を触って異常がないか確かめるがくぽ。
うん、とひとつうなずくと、マスターに向かってがくぽが説明...
「体で違和感は感じない。何よりこの服を脱がせるのは大変だ...
(服?ああ、なんか凄いボディスーツのことか)
それを聞いて、マスターの怒りも収まったらしく、がくぽの頭...
「疑ってごめんね、がくぽが寝ぼけてそっち行ったみたいだ。...
あわただしく支度をすると、手を振ってマスターは出ていく。
今日こそ早く帰ってきて歌の練習が出来るだろうか。
「マスターは忙しいぞ。そろそろますたーあっぷだからとかで...
マスターアップ?さすがに専門用語は分からないが、たぶんそ...
歌の練習はマスターがいないといまいち分からないし、と、が...
紫の髪を揺らして、こちらをがくぽも見る。
「散歩に行くか」
「そうだね。昨日行った公園に行く?」
その問いに、がくぽは、ふむ、とうなずいて。そうしよう、と...
あそこは陽だまりが出来る。
ブランコに乗って少し会話しているだけで、気分がすっきりす...
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