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47-387
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#title(スマイル 林×ビト)
半生。
初投稿で短めでおまけに需要もないかもですが。
自分の中のもやもやを吐き出しただけの話。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
魅かれたのは狂気だったのか…。
「ビト」
ベッドの上から誠司が呼ぶ。
「おいで」
ペットを呼ぶように手招きする。楽しくて仕方がないという...
「捕まえた」
おずおずと近寄ると手首をギュッと掴まれた。この手は先ほ...
顔を覆うほど長い髪の間に今は笑っている瞳。
否、今もあの時と同じ目をしている。少しも変わらない瞳。
「林さん…」
「ん?」
抗うことなど最初から出来なかった。呼び出されればそれに...
「ビトの肌の色は綺麗だね」
口付けの合間に頬を撫でながら誠司が言う。父の顔など憶え...
フィリピンなど行ったこともない。どんな国なのかなんて知ら...
けれど判っている。ただの興味でしかない。誠司には人の心...
「肌の色は千差万別なのに、血はなんでみんな赤いんだろうね...
左胸に口付けられて背中に電流が走る。
「林さん…」
「林さんって色気ないなぁ。誠司って呼んでいいよ」
まるで歌うように誠司は言う。自分はフルフルと首を横に振...
「ビトって良い名前だよね。俺もビトって名乗ろうかなぁ。マ...
まさしく自分の名前の由来はそうなのだが、多分誠司に深い...
まだ起ち上がっていない性器を握りこまれて悲鳴を飲み込ん...
「ビト」
それなのに、魅かれた。何度か気紛れに抱かれるうちに、そ...
母親に抱かれた記憶など残っていない。母親が連れ込む男たち...
だから自分は女の子は抱いたことがない。それは嬌声であった...
あの男たちも誠司と同じように甘い声で母の名前など囁いた...
「ビト、何を考えてるの?」
顔を覗きこまれて心が震えた。こんなふうに瞳を覗かれたこ...
「は、やしさんは?」
この日初めての言葉に、誠司がニコリと笑う。背筋が凍るほ...
「ビトは可愛いなぁ、とか?」
警鐘が鳴ってる。自分の奥で鳴ってる。無視出来ないほど、...
「林さん」
背中に手を廻して縋りついた。鐘の音など聞こえないぐらい...
髪を優しく撫でていた誠司の手が強引に自分の脚を割り開く。
「ビトはー、俺のこと好き?」
「林さん…」
涙が出そうだ。
「答えて」
命令されて肯いた。
「俺も愛してるよ、ビト」
「肌の色は千差万別なのに、血はなんでみんな赤いんだろうね...
左胸に口付けられて背中に電流が走る。
「林さん…」
「林さんって色気ないなぁ。誠司って呼んでいいよ」
まるで歌うように誠司は言う。自分はフルフルと首を横に振...
「ビトって良い名前だよね。俺もビトって名乗ろうかなぁ。マ...
まさしく自分の名前の由来はそうなのだが、多分誠司に深い...
まだ起ち上がっていない性器を握りこまれて悲鳴を飲み込ん...
「ビト」
それなのに、魅かれた。何度か気紛れに抱かれるうちに、そ...
母親に抱かれた記憶など残っていない。母親が連れ込む男たち...
だから自分は女の子は抱いたことがない。それは嬌声であった...
あの男たちも誠司と同じように甘い声で母の名前など囁いた...
「ビト、何を考えてるの?」
顔を覗きこまれて心が震えた。こんなふうに瞳を覗かれたこ...
「は、やしさんは?」
この日初めての言葉に、誠司がニコリと笑う。背筋が凍るほ...
「ビトは可愛いなぁ、とか?」
警鐘が鳴ってる。自分の奥で鳴ってる。無視出来ないほど、...
「林さん」
背中に手を廻して縋りついた。鐘の音など聞こえないぐらい...
髪を優しく撫でていた誠司の手が強引に自分の脚を割り開く。
「ビトはー、俺のこと好き?」
「林さん…」
涙が出そうだ。
「答えて」
命令されて肯いた。
「俺も愛してるよ、ビト」
その言葉と共に充分に慣らされていない其処に圧倒的な質量...
「ひっ…」
殺しきれなかった悲鳴が口から空気と共に漏れた。
「アハハハハハハハ」
心底楽しそうな誠司の笑い声。こんな時におよそ似つかわし...
「痛かった、ビト?ゴメンね」
揺さぶりを続けながら誠司が言う。
「ひぁ、ぁっ、ぁ…」
息が出来ないほどの苦しさに思わず誠司の背中に爪を立てる。
「唇噛んじゃダメじゃんビト。血が出てるよ」
自分の背中に出来た傷なんか意に介してないように誠司が言...
「ふっぅ…」
唇を塞がれて口腔内を舐められた。
「血の味がするね、ビト」
嬉しそうに誠司が言う。
この人が怖い。この人が怖いのに。
警鐘は鳴り続ける。
この人はいつか自分を殺すかも知れない。笑いながら、愛し...
「あ、あぁ…」
絶頂が近い。誠司の背中に傷は残るだろうか。
「ビト」
髪を掴まれる。
顔を埋めて耳元で囁く。
「ビト。俺の可愛いビト」
耳朶を歯形がつくほど強く噛まれた。その瞬間、自分の中に...
「ビト」
重い身体を奮い立たせて服を着る自分を見つめる誠司はまだ...
「もう行っちゃうの?ビト…。ここで寝ていけばいいのに」
「そ、んなことは…」
言いよどむ自分に誠司が笑う。
「ビト」
扉に手をかけたところでもう一度呼び止められた。
立ち止まる。けれど振り返れない。
「おやすみ。愛してるよ」
声はやはり氷のように冷たかった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
何かてんぱって時間かかり過ぎてしまった。
駄作にお付き合いありがとうございました。
#comment
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#title(スマイル 林×ビト)
半生。
初投稿で短めでおまけに需要もないかもですが。
自分の中のもやもやを吐き出しただけの話。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
魅かれたのは狂気だったのか…。
「ビト」
ベッドの上から誠司が呼ぶ。
「おいで」
ペットを呼ぶように手招きする。楽しくて仕方がないという...
「捕まえた」
おずおずと近寄ると手首をギュッと掴まれた。この手は先ほ...
顔を覆うほど長い髪の間に今は笑っている瞳。
否、今もあの時と同じ目をしている。少しも変わらない瞳。
「林さん…」
「ん?」
抗うことなど最初から出来なかった。呼び出されればそれに...
「ビトの肌の色は綺麗だね」
口付けの合間に頬を撫でながら誠司が言う。父の顔など憶え...
フィリピンなど行ったこともない。どんな国なのかなんて知ら...
けれど判っている。ただの興味でしかない。誠司には人の心...
「肌の色は千差万別なのに、血はなんでみんな赤いんだろうね...
左胸に口付けられて背中に電流が走る。
「林さん…」
「林さんって色気ないなぁ。誠司って呼んでいいよ」
まるで歌うように誠司は言う。自分はフルフルと首を横に振...
「ビトって良い名前だよね。俺もビトって名乗ろうかなぁ。マ...
まさしく自分の名前の由来はそうなのだが、多分誠司に深い...
まだ起ち上がっていない性器を握りこまれて悲鳴を飲み込ん...
「ビト」
それなのに、魅かれた。何度か気紛れに抱かれるうちに、そ...
母親に抱かれた記憶など残っていない。母親が連れ込む男たち...
だから自分は女の子は抱いたことがない。それは嬌声であった...
あの男たちも誠司と同じように甘い声で母の名前など囁いた...
「ビト、何を考えてるの?」
顔を覗きこまれて心が震えた。こんなふうに瞳を覗かれたこ...
「は、やしさんは?」
この日初めての言葉に、誠司がニコリと笑う。背筋が凍るほ...
「ビトは可愛いなぁ、とか?」
警鐘が鳴ってる。自分の奥で鳴ってる。無視出来ないほど、...
「林さん」
背中に手を廻して縋りついた。鐘の音など聞こえないぐらい...
髪を優しく撫でていた誠司の手が強引に自分の脚を割り開く。
「ビトはー、俺のこと好き?」
「林さん…」
涙が出そうだ。
「答えて」
命令されて肯いた。
「俺も愛してるよ、ビト」
「肌の色は千差万別なのに、血はなんでみんな赤いんだろうね...
左胸に口付けられて背中に電流が走る。
「林さん…」
「林さんって色気ないなぁ。誠司って呼んでいいよ」
まるで歌うように誠司は言う。自分はフルフルと首を横に振...
「ビトって良い名前だよね。俺もビトって名乗ろうかなぁ。マ...
まさしく自分の名前の由来はそうなのだが、多分誠司に深い...
まだ起ち上がっていない性器を握りこまれて悲鳴を飲み込ん...
「ビト」
それなのに、魅かれた。何度か気紛れに抱かれるうちに、そ...
母親に抱かれた記憶など残っていない。母親が連れ込む男たち...
だから自分は女の子は抱いたことがない。それは嬌声であった...
あの男たちも誠司と同じように甘い声で母の名前など囁いた...
「ビト、何を考えてるの?」
顔を覗きこまれて心が震えた。こんなふうに瞳を覗かれたこ...
「は、やしさんは?」
この日初めての言葉に、誠司がニコリと笑う。背筋が凍るほ...
「ビトは可愛いなぁ、とか?」
警鐘が鳴ってる。自分の奥で鳴ってる。無視出来ないほど、...
「林さん」
背中に手を廻して縋りついた。鐘の音など聞こえないぐらい...
髪を優しく撫でていた誠司の手が強引に自分の脚を割り開く。
「ビトはー、俺のこと好き?」
「林さん…」
涙が出そうだ。
「答えて」
命令されて肯いた。
「俺も愛してるよ、ビト」
その言葉と共に充分に慣らされていない其処に圧倒的な質量...
「ひっ…」
殺しきれなかった悲鳴が口から空気と共に漏れた。
「アハハハハハハハ」
心底楽しそうな誠司の笑い声。こんな時におよそ似つかわし...
「痛かった、ビト?ゴメンね」
揺さぶりを続けながら誠司が言う。
「ひぁ、ぁっ、ぁ…」
息が出来ないほどの苦しさに思わず誠司の背中に爪を立てる。
「唇噛んじゃダメじゃんビト。血が出てるよ」
自分の背中に出来た傷なんか意に介してないように誠司が言...
「ふっぅ…」
唇を塞がれて口腔内を舐められた。
「血の味がするね、ビト」
嬉しそうに誠司が言う。
この人が怖い。この人が怖いのに。
警鐘は鳴り続ける。
この人はいつか自分を殺すかも知れない。笑いながら、愛し...
「あ、あぁ…」
絶頂が近い。誠司の背中に傷は残るだろうか。
「ビト」
髪を掴まれる。
顔を埋めて耳元で囁く。
「ビト。俺の可愛いビト」
耳朶を歯形がつくほど強く噛まれた。その瞬間、自分の中に...
「ビト」
重い身体を奮い立たせて服を着る自分を見つめる誠司はまだ...
「もう行っちゃうの?ビト…。ここで寝ていけばいいのに」
「そ、んなことは…」
言いよどむ自分に誠司が笑う。
「ビト」
扉に手をかけたところでもう一度呼び止められた。
立ち止まる。けれど振り返れない。
「おやすみ。愛してるよ」
声はやはり氷のように冷たかった。
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