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#title(ポルノグラフィティ Gt×Vo 「ねむい、しんどい、だ...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| ナマ注意 某春...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ライヌ翌日の...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
ふ、と息をつく。
柔らかいベッドにまた意識を持っていかれそうになって思わず...
けれど起き上がるような気力はなく、かけたまま寝てしまって...
差し込む光の眩しさに二度ほどゆっくりと瞬きをした。
昨日のライブは、すごかった。とにかく、お客さんの盛り上がり...
わしもそれに煽られるように、負けないようにステージ上では...
そのあと疲れた体に鞭を打って、というかそのテンションをそ...
とにかく昨日のわしらは、その翌日の体への負担なんてことは...
「うー」
打ち上げの記憶はあまりないけれど、きっと相当飲んだんだろ...
重たい体を動かせずにずっと暖かい布団の中なんかに居るから...
もちろんこんな事態はとうに予測されていたことで、集合時間...
だからわしは、昼十二時を回ったこの時間にもこうしてまどろ...
それにしても、しんどい。
「きついよー」
がらがらに掠れた声で呟く。あまりの喉の痛みっぷりに、思わ...
次の公演までには、何とかしないと。
ああそうだラジオ、心配されるかもしれないな。あさってには少...
こんなとき、一日目の夜の打ち上げに参加できないからといっ...
けれど楽しかったという感覚は確かに残っているから、多分わ...
そんな風に思っていると、ドアの開く音がした。
ふわふわ浮いていた意識が、覚醒のほうへぐいと引っ張られる。
何事かと一瞬身構えたけれど、近づいてくる聞き慣れた足音に...
「おう、まだ寝とったんか」
舌足らずな声とともに、やはりこちらもいくらかやつれた、相...
「鳥の巣に言われたあないわー」
顔は洗ってきたらしいが、進堂だって髪はぼさぼさだ。どうせ...
「鳥の巣て……。こういうのは起こしにきたほうが勝ちなんよ、...
「なんじゃあそりゃ」
どうでもいいことをやたら自慢げに言う進堂が可笑しくて、掠...
「で、何の用ですか、しんどうさん」
「いや、別に何もないんじゃけどさ」
ただお前とだらだらしたいなと思っただけよ。そう言って、進...
「まだ時間あるし、集合3時じゃし、一人じゃ暇じゃけえの」
「今何時?」
「12時半」
斜め下から進堂を見上げる。髭を剃ったばかりの顎が、ちょっ...
突付いてやろうかと思ったけれど、ぐわぐわ騒ぎそうなのでや...
すると、なにやら指折り数えていた進堂が、ポツリと呟いた。
「2時間半ありゃ、2・3回はいけるな」
お前そんな事数えよったんか、とすばやく切り返すとどうやら...
「まあ、無理じゃのお、その様子じゃ」
「あー、ちょっと今は喘げんわ、死ぬ」
「わしもちょっと、無理」
甘くもなんともない下ネタで少し盛り上がって、また間の抜け...
張り詰めてなどいない、ただだらしないだけの沈黙だ。
くぁ、と進堂が欠伸をする。それにつられて、わしも大口開け...
「うつった?」
「へへ」
進堂が、微笑みながら見下ろしてくる。と、突然顔の両脇に手...
「……うお」
キスでもされるのかと、思わず眼を瞑った。
けれど感じたのは前髪を指先でかき上げられる感覚で、眼を開...
「……なんですか」
「丘野さん」
「はい」
「ちょっとおでこが広くなられたんじゃございませんか」
「……黙れアヒルが」
「否定はせんのね」
意外そうに眉を吊り上げる進堂。なんかその顔腹立つぞ、この...
「うるさい、お前だって人のこと言えんじゃろーがあー」
言いながら鳥の巣頭をわっしゃわっしゃと乱してやると、進堂...
わしも負けじとじたばたと動いて、しばらく子供のようにじゃ...
それが一通り落ち着いたあと、気づけば向き合う形でベッドに...
「まあ、年取ったよな」
「そりゃあ」
ずっと一緒にいるから、老いみたいに徐々に変わっていく変化...
でも、時々実感するんよね。こんな朝とか、こんなときとか。
「ちょっとなんか、寂しいよーな悲しいよーな」
わしがそう言うと、進堂はんん、と曖昧な返事を返した。
寝返りを打って仰向けになり、手探りで細い指先を探して触れ...
十本の指はすぐに絡んで、いわゆる恋人つなぎの形で落ち着い...
「そんだけ一緒におるってことよ」
「そうね」
成長も挫折も、変化も、ずっと共有してきたんだなあ、と思う。
進堂のほうに少し寄ると、肩口辺りに柔らかい肉体が触れた。
その先だけが少し固い指先が、自分の髪に優しく絡んできて、...
「昔みたいに何回も出来んようなったしな」
「ねえ」
「そのうち起たんくなったら、どうしよ……」
そんなことを少し真剣そうに言うもんだから可笑しくて、小さ...
それが癪だったらしい進堂が何わろとるん、大事なことじゃん...
「まあ……そん時は……こけしとか」
「ちょ、何それ! わし要らず!?」
「いやいやあなたにはそれを動かすという重大な役目が」
「いやいやいや、そういう問題じゃ」
声をひっくり返して騒ぐこいつの必死な顔といったら、ずうっ...
「はははは! じょーだんに決まっとるじゃんか、おっかしー」
わしがそれに声を立てて笑ったときの、少し眉を下げた呆けた...
こんなやりとりも、何回繰り返してきたかわからないほど。
「こんの、やろー、減らず口にはちゅーしちゃるわ!」
「ちょっ、おま、やめえー!」
そうして覆いかぶさられて、形勢が逆転してしまうのも、よく...
だけどそう簡単には屈してやらない、わしにもプライドがある...
「こら、あきっと、じっとせえ!」
「いーやーじゃあー」
なんて大層なことを言ったけど、別にこいつとキスするのがそ...
ただ単に、抵抗したほうがこのおふざけが面白くなるから、そ...
そうやって互いに子供じみた攻防を繰り返していると、進堂の...
どうしたのか、と顔を上げてみて、思わず息が詰まった。
進堂は、さっきまでと同じ人物とは思えないほど鋭くて強い眼...
逆光の中でよく輝くブラウンの瞳が、その奥の真っ直ぐな気持...
今までふざけていた気持ちがそっくりその瞳に吸い込まれて、...
しばらく何も考えられずに、その視線一つで簡単に変えられて...
――ああ、だめだな。
ようやく頭の片隅でぼんやりそう思ったときには、すでに唇は...
最初のうちは柔らかかったキスは、彼のペースでだんだんと深...
その途中、熱い舌にぬるりと絡めとられると、いちいち背筋に...
「ん、ん……! っ、んん」
しばらくして、ゆっくりと唇が離される。
その時少し口を開いて軽く舌を出すくせのある進堂のそれから...
「っ、は、はあ、っ」
薄い唇が、嬉しそうに、卑猥に歪む。
それに理性を持って行かれそうになった自分が、悔しかった。
いやいやでもそれはいけん。何より労わらなくちゃいけないの...
「無理なんじゃ、なかったんですか、」
「丘野君こそ、喘げないんじゃなかったんですか」
「……まあ、でもヤれんよ、体力的に無理」
そりゃあね、あんたのキスはいつも気持ちいいし、声だって反...
でもね、無理なもんは無理なんよ、キスだけで息が上がるよう...
しかもしばらくやってないし、そんなん絶対激しいじゃないか...
恥ずかしいから声に出しては言わないが、そんな事を数回心の...
「別にヤりたいんじゃないて、ちょっと深ぁーくしたかっただ...
そんなに嬉しそうにするんじゃない。もう。
見慣れたはずのその表情だけれど、見るたびに本当に馬鹿みた...
なんだかなあ、と自分で呆れてしまった。
「くそー疲れた、こうなったら寝てやる」
「まだ時間あるもんなあ、寝ようか」
ふてくされたような声を出しても、進堂は飄々としていて、余...
ベッドの下に落ちていた布団を引っ張りあげてきて、向きも整...
「寝るぞ、こら」
「はい、おやすみ」
なんじゃそれ、お前はわしのお母さんか。
馬乗りになっていた進堂がごろりと隣に寝転んでくる。仰向け...
ちょっとした恥ずかしさを覚えつつも、わしはわしでいつの間...
ふふ、と僅かに進堂が笑ったのが耳元で聞こえる。
優しい手つきで髪を撫でられると、意識はすぐに浮き足立った...
それはまるで親が子供を寝かしつける時のようで、なんだかや...
「しんどう」
「ん……?」
聞き返された声が暖かくて、口元が緩む。
「……ずっと、」
暖められた心からつい、ぽろりと言葉が零れそうになった。
けれど言いかけて一気に恥ずかしくなって、とっさに口を噤ん...
「うん?」
その声が小さかったからか、進堂は聞き取れなかったらしく、...
「……おやすみっ」
慌てているのがばれないように、進堂の胸板に顔を押し付けた...
暖かい体温でちょうどいい具合に気持ちよくなって、わしはゆ...
「そんなん、言わんでもわかっちょる、て」
「ずっといっしょにいて、じゃろ?」
だって、今までだって、ずっとずっと。
そりゃあ、これからだって、ずっと、ね。
春一はすっかり寝付いた恋人の広くなったと言った額にキスを...
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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| ナマ注意 某春...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ライヌ翌日の...
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| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
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| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
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ふ、と息をつく。
柔らかいベッドにまた意識を持っていかれそうになって思わず...
けれど起き上がるような気力はなく、かけたまま寝てしまって...
差し込む光の眩しさに二度ほどゆっくりと瞬きをした。
昨日のライブは、すごかった。とにかく、お客さんの盛り上がり...
わしもそれに煽られるように、負けないようにステージ上では...
そのあと疲れた体に鞭を打って、というかそのテンションをそ...
とにかく昨日のわしらは、その翌日の体への負担なんてことは...
「うー」
打ち上げの記憶はあまりないけれど、きっと相当飲んだんだろ...
重たい体を動かせずにずっと暖かい布団の中なんかに居るから...
もちろんこんな事態はとうに予測されていたことで、集合時間...
だからわしは、昼十二時を回ったこの時間にもこうしてまどろ...
それにしても、しんどい。
「きついよー」
がらがらに掠れた声で呟く。あまりの喉の痛みっぷりに、思わ...
次の公演までには、何とかしないと。
ああそうだラジオ、心配されるかもしれないな。あさってには少...
こんなとき、一日目の夜の打ち上げに参加できないからといっ...
けれど楽しかったという感覚は確かに残っているから、多分わ...
そんな風に思っていると、ドアの開く音がした。
ふわふわ浮いていた意識が、覚醒のほうへぐいと引っ張られる。
何事かと一瞬身構えたけれど、近づいてくる聞き慣れた足音に...
「おう、まだ寝とったんか」
舌足らずな声とともに、やはりこちらもいくらかやつれた、相...
「鳥の巣に言われたあないわー」
顔は洗ってきたらしいが、進堂だって髪はぼさぼさだ。どうせ...
「鳥の巣て……。こういうのは起こしにきたほうが勝ちなんよ、...
「なんじゃあそりゃ」
どうでもいいことをやたら自慢げに言う進堂が可笑しくて、掠...
「で、何の用ですか、しんどうさん」
「いや、別に何もないんじゃけどさ」
ただお前とだらだらしたいなと思っただけよ。そう言って、進...
「まだ時間あるし、集合3時じゃし、一人じゃ暇じゃけえの」
「今何時?」
「12時半」
斜め下から進堂を見上げる。髭を剃ったばかりの顎が、ちょっ...
突付いてやろうかと思ったけれど、ぐわぐわ騒ぎそうなのでや...
すると、なにやら指折り数えていた進堂が、ポツリと呟いた。
「2時間半ありゃ、2・3回はいけるな」
お前そんな事数えよったんか、とすばやく切り返すとどうやら...
「まあ、無理じゃのお、その様子じゃ」
「あー、ちょっと今は喘げんわ、死ぬ」
「わしもちょっと、無理」
甘くもなんともない下ネタで少し盛り上がって、また間の抜け...
張り詰めてなどいない、ただだらしないだけの沈黙だ。
くぁ、と進堂が欠伸をする。それにつられて、わしも大口開け...
「うつった?」
「へへ」
進堂が、微笑みながら見下ろしてくる。と、突然顔の両脇に手...
「……うお」
キスでもされるのかと、思わず眼を瞑った。
けれど感じたのは前髪を指先でかき上げられる感覚で、眼を開...
「……なんですか」
「丘野さん」
「はい」
「ちょっとおでこが広くなられたんじゃございませんか」
「……黙れアヒルが」
「否定はせんのね」
意外そうに眉を吊り上げる進堂。なんかその顔腹立つぞ、この...
「うるさい、お前だって人のこと言えんじゃろーがあー」
言いながら鳥の巣頭をわっしゃわっしゃと乱してやると、進堂...
わしも負けじとじたばたと動いて、しばらく子供のようにじゃ...
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「まあ、年取ったよな」
「そりゃあ」
ずっと一緒にいるから、老いみたいに徐々に変わっていく変化...
でも、時々実感するんよね。こんな朝とか、こんなときとか。
「ちょっとなんか、寂しいよーな悲しいよーな」
わしがそう言うと、進堂はんん、と曖昧な返事を返した。
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十本の指はすぐに絡んで、いわゆる恋人つなぎの形で落ち着い...
「そんだけ一緒におるってことよ」
「そうね」
成長も挫折も、変化も、ずっと共有してきたんだなあ、と思う。
進堂のほうに少し寄ると、肩口辺りに柔らかい肉体が触れた。
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「ねえ」
「そのうち起たんくなったら、どうしよ……」
そんなことを少し真剣そうに言うもんだから可笑しくて、小さ...
それが癪だったらしい進堂が何わろとるん、大事なことじゃん...
「まあ……そん時は……こけしとか」
「ちょ、何それ! わし要らず!?」
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「いやいやいや、そういう問題じゃ」
声をひっくり返して騒ぐこいつの必死な顔といったら、ずうっ...
「はははは! じょーだんに決まっとるじゃんか、おっかしー」
わしがそれに声を立てて笑ったときの、少し眉を下げた呆けた...
こんなやりとりも、何回繰り返してきたかわからないほど。
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「ちょっ、おま、やめえー!」
そうして覆いかぶさられて、形勢が逆転してしまうのも、よく...
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「こら、あきっと、じっとせえ!」
「いーやーじゃあー」
なんて大層なことを言ったけど、別にこいつとキスするのがそ...
ただ単に、抵抗したほうがこのおふざけが面白くなるから、そ...
そうやって互いに子供じみた攻防を繰り返していると、進堂の...
どうしたのか、と顔を上げてみて、思わず息が詰まった。
進堂は、さっきまでと同じ人物とは思えないほど鋭くて強い眼...
逆光の中でよく輝くブラウンの瞳が、その奥の真っ直ぐな気持...
今までふざけていた気持ちがそっくりその瞳に吸い込まれて、...
しばらく何も考えられずに、その視線一つで簡単に変えられて...
――ああ、だめだな。
ようやく頭の片隅でぼんやりそう思ったときには、すでに唇は...
最初のうちは柔らかかったキスは、彼のペースでだんだんと深...
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しばらくして、ゆっくりと唇が離される。
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それに理性を持って行かれそうになった自分が、悔しかった。
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「丘野君こそ、喘げないんじゃなかったんですか」
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ふてくされたような声を出しても、進堂は飄々としていて、余...
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「寝るぞ、こら」
「はい、おやすみ」
なんじゃそれ、お前はわしのお母さんか。
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ふふ、と僅かに進堂が笑ったのが耳元で聞こえる。
優しい手つきで髪を撫でられると、意識はすぐに浮き足立った...
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「しんどう」
「ん……?」
聞き返された声が暖かくて、口元が緩む。
「……ずっと、」
暖められた心からつい、ぽろりと言葉が零れそうになった。
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「うん?」
その声が小さかったからか、進堂は聞き取れなかったらしく、...
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作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
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