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#title(野球 ダルビッシュ(北海道日本ハムファイターズ)×岩...
公11×毛21です。
サムライエーヌ対決その後。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマー...
本当に悔しいのは俺のほうなのに、全然そんな気も起らなかっ...
だって俺は負けたのに。
本当に嬉しいのは彼のほうなのに、全然そんな気も起こってな...
だって彼は勝ったのに。
どちらが勝者でどちらが敗者なのか。
まぁ別にどうでもええことや、そんなんよりもっと大事なこと...
ぼやいていたら、目の前にいる人物がこう言葉を返してきた。
「どうでもいいわけないよ。お互い大事な試合だったんだから」
「そうですけど・・でもたかが一試合だし、それにこれで終わ...
「終わりではないけど、大事な始まりでもあるだろ。ここを勝...
意味がかなり違うと思うけど」
彼はいつものような柔らかい笑顔で言葉を返す。その笑顔にこ...
なるが、意地を張って俺はぐちぐちと他愛のない遠吠えを繰り...
岩熊さんは、黙ってそれを聞いていた。
仕方ないなぁって困ったような笑顔を浮かべて。
WBC効果のおかげか何つうか、帰ってきたら俺らはとんでも...
なっていた。まぁ俺は当然(って言えるような活躍ができて内...
してたんは内緒や)ヒーローとしても、岩熊さんがかなり好意...
それ以上に嬉しいことやった。
さてこれでシーズンまで少しは休めるんやろか・・と思ったと...
1週間もしないうちに開幕という超キッツキツのスケジュール...
仕方がないことかと不安と期待が入り混じった形で俺は北海道...
岩熊さんと別れるのは正直かなり寂しかったけど、幸いにして...
当たるので、また1週間もすれば会えるやん!と前向きにとら...
調整へと打ち込んだ。
「だから、正直俺は勝ち負けよりも岩熊さんに会えればいいや...
結果、俺は負けてしまった。原因は明らかな調整不足だったが...
身体で意地で完投までしてしまったことは、無茶やったなと後...
世界一の侍エース対決なんて言われたけど、無様な負けをした...
それも仕方ない。
だから、俺はそんなことより。
「さっきから何度もそれ言ってる。大事な試合だってのがわか...
「わかってますって。だから俺は勝ち負けやないんですって」
「そうやってふて腐れるのは、悪い癖だよ。ダノレ」
まるで我がままな子どもをあやすような声で、岩熊さんが言葉...
その声が耳に心地よくって、もっと聞きたくなってしまった俺...
思う。まぁええか、アホやないとこんなことも思いつかんやろ...
俺は立ち上がってから窓に足を向けて、カーテンをしめて完全...
あっちゅうまに部屋が真っ暗になるけど、もともと夜も深い時...
わずかにベッドサイドのランプが灯る程度だった。
試合が終わってから、互いに取材攻勢にあってなかなか時間が...
ようやっと会うことができた。
試合前に挨拶行くふりしてメモ渡しといてホンマ良かったと思...
ベッドサイドに座って長い足をもてあましているように揺らす...
隣に俺は腰かけた。そして静かな声でこう呟いた。
「おめでとうございます。やっぱ、岩熊さんには敵いません」
「そんなことないよ。僕だってきっと次は君に敵わない」
「・・そんなんお世辞ちゃいますの」
「心理作戦ともいうかな」
くすくすと静かな部屋に楽しそうな笑い声が響いた。
俺はそっと手を伸ばして、岩熊さんの耳元に指をふれさせた。
そのまま黒髪をかきあげて、唇を寄せてからこう囁いた。
「・・疲れてますよね・・」
「・・・少しは、ね」
「じゃあ、控え目にします」
そうは言ったものの、どこまで控えられるのかの基準は俺にも...
岩熊さんは、また困ったような笑みを浮かべて。
そして俺の指先に自らの指を触れさせた。
その指をからめながら俺は、岩熊さんの唇に自らのそれを重ね...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
最強のライバル同士でありながら実は
やんちゃ弟×ほんわか兄なエーヌ達に萌えてみた。後悔はしてに...
#comment
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#title(野球 ダルビッシュ(北海道日本ハムファイターズ)×岩...
公11×毛21です。
サムライエーヌ対決その後。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマー...
本当に悔しいのは俺のほうなのに、全然そんな気も起らなかっ...
だって俺は負けたのに。
本当に嬉しいのは彼のほうなのに、全然そんな気も起こってな...
だって彼は勝ったのに。
どちらが勝者でどちらが敗者なのか。
まぁ別にどうでもええことや、そんなんよりもっと大事なこと...
ぼやいていたら、目の前にいる人物がこう言葉を返してきた。
「どうでもいいわけないよ。お互い大事な試合だったんだから」
「そうですけど・・でもたかが一試合だし、それにこれで終わ...
「終わりではないけど、大事な始まりでもあるだろ。ここを勝...
意味がかなり違うと思うけど」
彼はいつものような柔らかい笑顔で言葉を返す。その笑顔にこ...
なるが、意地を張って俺はぐちぐちと他愛のない遠吠えを繰り...
岩熊さんは、黙ってそれを聞いていた。
仕方ないなぁって困ったような笑顔を浮かべて。
WBC効果のおかげか何つうか、帰ってきたら俺らはとんでも...
なっていた。まぁ俺は当然(って言えるような活躍ができて内...
してたんは内緒や)ヒーローとしても、岩熊さんがかなり好意...
それ以上に嬉しいことやった。
さてこれでシーズンまで少しは休めるんやろか・・と思ったと...
1週間もしないうちに開幕という超キッツキツのスケジュール...
仕方がないことかと不安と期待が入り混じった形で俺は北海道...
岩熊さんと別れるのは正直かなり寂しかったけど、幸いにして...
当たるので、また1週間もすれば会えるやん!と前向きにとら...
調整へと打ち込んだ。
「だから、正直俺は勝ち負けよりも岩熊さんに会えればいいや...
結果、俺は負けてしまった。原因は明らかな調整不足だったが...
身体で意地で完投までしてしまったことは、無茶やったなと後...
世界一の侍エース対決なんて言われたけど、無様な負けをした...
それも仕方ない。
だから、俺はそんなことより。
「さっきから何度もそれ言ってる。大事な試合だってのがわか...
「わかってますって。だから俺は勝ち負けやないんですって」
「そうやってふて腐れるのは、悪い癖だよ。ダノレ」
まるで我がままな子どもをあやすような声で、岩熊さんが言葉...
その声が耳に心地よくって、もっと聞きたくなってしまった俺...
思う。まぁええか、アホやないとこんなことも思いつかんやろ...
俺は立ち上がってから窓に足を向けて、カーテンをしめて完全...
あっちゅうまに部屋が真っ暗になるけど、もともと夜も深い時...
わずかにベッドサイドのランプが灯る程度だった。
試合が終わってから、互いに取材攻勢にあってなかなか時間が...
ようやっと会うことができた。
試合前に挨拶行くふりしてメモ渡しといてホンマ良かったと思...
ベッドサイドに座って長い足をもてあましているように揺らす...
隣に俺は腰かけた。そして静かな声でこう呟いた。
「おめでとうございます。やっぱ、岩熊さんには敵いません」
「そんなことないよ。僕だってきっと次は君に敵わない」
「・・そんなんお世辞ちゃいますの」
「心理作戦ともいうかな」
くすくすと静かな部屋に楽しそうな笑い声が響いた。
俺はそっと手を伸ばして、岩熊さんの耳元に指をふれさせた。
そのまま黒髪をかきあげて、唇を寄せてからこう囁いた。
「・・疲れてますよね・・」
「・・・少しは、ね」
「じゃあ、控え目にします」
そうは言ったものの、どこまで控えられるのかの基準は俺にも...
岩熊さんは、また困ったような笑みを浮かべて。
そして俺の指先に自らの指を触れさせた。
その指をからめながら俺は、岩熊さんの唇に自らのそれを重ね...
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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