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#title(天使は月の下(もと)に眠る)
諸人ーこぞりてーいざー迎えよー♪
Merry Christmas!映画スレ14の441です。
ずっと前、生まれて初めて書いた801SS。
小説&映画 ダ・○ィンチ・コー○
アリンガローサ×シラス
映画版の司教様をイメージしたくない人はどうぞしないで下さ...
実は筆者もしていません。
シラスの目の色、赤と青どっちにしようか迷ったわ。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
*天使は月の下に眠る [#t23f4b29]
カーテンの隙間から差しこむ一条の月光が、寝台の上で微睡(...
青い光に浸されて、その肌の色が一層、ある種凄絶なまでに...
また、無理をしたのだろう。俄に愛しさが込み上げ、乾いて...
再び、下腹部に血が漲ってくる。私はシラスを掻き抱いて、...
破戒。その不吉な言葉が脳裏を離れたことはない。主が初め...
初めてシラスを抱いた、あの夜までは。
主は必ずご覧になっている。私は己の罪業の深さに恐れ戦く...
蛾の触角のように儚げな白い睫が震え、シラスの瞼がゆっく...
最初の内、シラスはなかなか私を受け入れることができなか...
彼ほどではないが、私も苦しんだ。この美しく、純粋で繊細...
しかし、私はシラスを愛していた。心だけではなく、体をも...
さもなくば、心と体を切り離して考えることなど、もうでき...
私と同じように、シラスも私を愛してくれていた。忌まわし...
もう幾度目かの罪の行為に濡れた晩、彼は私の腕の中で言っ...
私たちは愛しあわずにいられなかった。運命に逆らい、神の...
或いは、星々は既にあるべき位置に定まっていたのかも知れ...
“俄に大いなる地震起こりて獄舎の土台震え動き、その戸立ち...
私は、自ら名づけた男の手を握る。長い、骨張った真っ白な...
「神父さま、眠れないのですか」
少し掠れた、霞のかかったような声で、シラスが気遣わしげ...
この期に及んで「神父さま」はないだろう、マヌエルと呼ん...
「おまえの寝顔を見てただけだよ」
私はシラスの柔らかな白い髪を指で梳く。シラスは嬉しそう...
彼の唇に自分の唇を重ね、舌を差し入れた。微かに薄荷の味...
シラスの歯を、舌を、口腔を味わい尽くし、顎に、喉に、首...
私は、自分がたった今彼の首筋に付けたばかりの刻印をまじ...
衣服で隠れる部分なら、好きなだけ愛を刻みつけることがで...
私は身を沈ませた。シラスの傷ついた太腿が目に入る。神か...
「神父さま・・・・!」
シラスが目を剥き、息を乱す。私の頭を抱えこみ、腰を激し...
シラスが迸らせた私への愛を、私は残らず飲み干した。一滴...
シラスは軽い失神に近い状態でシーツの上に横たわっている...
それからも一頻り、甘美な時間を分かちあってから、私たち...
シラスは私の腕を枕に、再び先に寝息を立て始めた。穢れな...
私は愛する者の上にそっと身を屈め、囁く。
「おまえは天使だ・・・・」
と。
Fin.
* [#id981b6d]
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
清輝玉臂寒からん。
シラスの為にあるフレーズだ。
#comment
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#title(天使は月の下(もと)に眠る)
諸人ーこぞりてーいざー迎えよー♪
Merry Christmas!映画スレ14の441です。
ずっと前、生まれて初めて書いた801SS。
小説&映画 ダ・○ィンチ・コー○
アリンガローサ×シラス
映画版の司教様をイメージしたくない人はどうぞしないで下さ...
実は筆者もしていません。
シラスの目の色、赤と青どっちにしようか迷ったわ。
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
*天使は月の下に眠る [#t23f4b29]
カーテンの隙間から差しこむ一条の月光が、寝台の上で微睡(...
青い光に浸されて、その肌の色が一層、ある種凄絶なまでに...
また、無理をしたのだろう。俄に愛しさが込み上げ、乾いて...
再び、下腹部に血が漲ってくる。私はシラスを掻き抱いて、...
破戒。その不吉な言葉が脳裏を離れたことはない。主が初め...
初めてシラスを抱いた、あの夜までは。
主は必ずご覧になっている。私は己の罪業の深さに恐れ戦く...
蛾の触角のように儚げな白い睫が震え、シラスの瞼がゆっく...
最初の内、シラスはなかなか私を受け入れることができなか...
彼ほどではないが、私も苦しんだ。この美しく、純粋で繊細...
しかし、私はシラスを愛していた。心だけではなく、体をも...
さもなくば、心と体を切り離して考えることなど、もうでき...
私と同じように、シラスも私を愛してくれていた。忌まわし...
もう幾度目かの罪の行為に濡れた晩、彼は私の腕の中で言っ...
私たちは愛しあわずにいられなかった。運命に逆らい、神の...
或いは、星々は既にあるべき位置に定まっていたのかも知れ...
“俄に大いなる地震起こりて獄舎の土台震え動き、その戸立ち...
私は、自ら名づけた男の手を握る。長い、骨張った真っ白な...
「神父さま、眠れないのですか」
少し掠れた、霞のかかったような声で、シラスが気遣わしげ...
この期に及んで「神父さま」はないだろう、マヌエルと呼ん...
「おまえの寝顔を見てただけだよ」
私はシラスの柔らかな白い髪を指で梳く。シラスは嬉しそう...
彼の唇に自分の唇を重ね、舌を差し入れた。微かに薄荷の味...
シラスの歯を、舌を、口腔を味わい尽くし、顎に、喉に、首...
私は、自分がたった今彼の首筋に付けたばかりの刻印をまじ...
衣服で隠れる部分なら、好きなだけ愛を刻みつけることがで...
私は身を沈ませた。シラスの傷ついた太腿が目に入る。神か...
「神父さま・・・・!」
シラスが目を剥き、息を乱す。私の頭を抱えこみ、腰を激し...
シラスが迸らせた私への愛を、私は残らず飲み干した。一滴...
シラスは軽い失神に近い状態でシーツの上に横たわっている...
それからも一頻り、甘美な時間を分かちあってから、私たち...
シラスは私の腕を枕に、再び先に寝息を立て始めた。穢れな...
私は愛する者の上にそっと身を屈め、囁く。
「おまえは天使だ・・・・」
と。
Fin.
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シラスの為にあるフレーズだ。
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