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#title(テイ/ルズ/オ/ブ/ジア/ビス ジェ/イル/ク) [#w78321ef]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| プレイしてて...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ここどこ...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
背中から抱きしめる。
拒絶されているのはわかったけど、それでも身を寄せて、縋っ...
「離しなさい」
「……、」
嫌だ、の意思表示のつもりで首を振る。
ジェイドの服をぎゅっと握りしめて、頬を背中に寄せた。
そばにいたい。
そうしてあわよくば、慰めてあげたい。……なんて。
傲慢な自分の考えに1人ごちて、そうして、俺は本当は、
ただジェイドのそばにいたいだけなんだと思った。自分がこう...
胸をゆさぶる単語が恐ろしくて、
これから世界に降り注ぐ未来が悲しくて、
ジェイドの体温に救いを求めてるだけ。(だってこいつは、い...
ジェイドはもう一度「離しなさい」と低く呟いた。
だけど無理に振り払おうとしないから、
俺は何も言わず、ただひたすらに抱きしめ続ける。
それから小さな溜息が聞こえて、俺は身を硬くした。
「離さないと、……キスしますよ」
「……、」
今、なんかすごいこと、言われた気がする。
それでもすぐに、俺を拒絶するための言葉なんだとわかった。
そういわれれば、俺が逃げていくと思ってる。
大体、背中を向けてるくせに、キ、キ……キス、なんて。できる...
絶対嫌だ、の言葉の代わりに、俺はジェイドを抱きしめる。
ジェイドの指が、服を掴む手の甲を撫でた。
それからそっと、手を重ねられる。
「……っ、」
手袋越しでもわかる微かな体温に、一瞬身じろいだ。
ジェイドは体を反転させて、
俺の方に向き直る。
あ、やばい、と思ったときにはもう遅くて、
眼鏡越しの視線に射竦められていた。
唇が、……重なる。
「ん……っ」
逃げようとする腰をぎゅっと抱かれて、触れるだけだった唇が...
口の中にぬるりと進入してきた感触に、
全身が粟立つ。
舌だ、って思ったときには、耐え切れなくてきつく目を閉じた。
「ん、んん……っ、んぅ……う」
苦しくて、鼻から抜けるように息が零れる。
甘ったるい自分の声に、頬がかっと熱くなるのがわかった。
ジェイドの厚い舌が、口の中をぐちゃぐちゃに舐め回す。
何度も何度もしつこく絡められて、舌を吸われて、
くず折れそうになる体を、その腕に支えられる。
「はぁ……っ、は、ぁ……」
やっと開放されたときには、俺は肩で息をしていた。
こぼれた唾液を手の甲で拭って、ジェイドの胸を押し返す。
「だから言ったでしょう、離しなさいと」
「……ッ」
だから、って。
ジェイドの顔を見ると、やっぱり冷たい表情のままだった。
さっきまでのキスの熱さなんて、微塵も感じさせないその眼に、
俺は眉をしかめて俯く。
ばか、みたいだ、俺。1人で感じて、顔を真っ赤にして。
まだ熱の残る頬を隠すように、手の甲でごしごしする。
「あなたがどういうつもりかは知りませんが、
こういうことは、好きな相手にだけするべきだ」
「そんなの、……」
そんな言葉、そっくりそのまま、おまえに返してやる。
睨みつけるとジェイドは無表情のままで俺を一瞥して、
それから宿に戻っていった。
「……、」
俺は1人残されて、虚しさのままに足元の雪を踏みしめる。
好きな相手にだけ……なんて、そんなの。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
背中から抱きしめる。
拒絶されているのはわかったけど、それでも身を寄せて、縋っ...
「離しなさい」
「……、」
嫌だ、の意思表示のつもりで首を振る。
ジェイドの服をぎゅっと握りしめて、頬を背中に寄せた。
そばにいたい。
そうしてあわよくば、慰めてあげたい。……なんて。
傲慢な自分の考えに1人ごちて、そうして、俺は本当は、
ただジェイドのそばにいたいだけなんだと思った。自分がこう...
胸をゆさぶる単語が恐ろしくて、
これから世界に降り注ぐ未来が悲しくて、
ジェイドの体温に救いを求めてるだけ。(だってこいつは、い...
ジェイドはもう一度「離しなさい」と低く呟いた。
だけど無理に振り払おうとしないから、
俺は何も言わず、ただひたすらに抱きしめ続ける。
それから小さな溜息が聞こえて、俺は身を硬くした。
「離さないと、……キスしますよ」
「……、」
今、なんかすごいこと、言われた気がする。
それでもすぐに、俺を拒絶するための言葉なんだとわかった。
そういわれれば、俺が逃げていくと思ってる。
大体、背中を向けてるくせに、キ、キ……キス、なんて。できる...
絶対嫌だ、の言葉の代わりに、俺はジェイドを抱きしめる。
ジェイドの指が、服を掴む手の甲を撫でた。
それからそっと、手を重ねられる。
「……っ、」
手袋越しでもわかる微かな体温に、一瞬身じろいだ。
ジェイドは体を反転させて、
俺の方に向き直る。
あ、やばい、と思ったときにはもう遅くて、
眼鏡越しの視線に射竦められていた。
唇が、……重なる。
「ん……っ」
逃げようとする腰をぎゅっと抱かれて、触れるだけだった唇が...
口の中にぬるりと進入してきた感触に、
全身が粟立つ。
舌だ、って思ったときには、耐え切れなくてきつく目を閉じた。
「ん、んん……っ、んぅ……う」
苦しくて、鼻から抜けるように息が零れる。
甘ったるい自分の声に、頬がかっと熱くなるのがわかった。
ジェイドの厚い舌が、口の中をぐちゃぐちゃに舐め回す。
何度も何度もしつこく絡められて、舌を吸われて、
くず折れそうになる体を、その腕に支えられる。
「はぁ……っ、は、ぁ……」
やっと開放されたときには、俺は肩で息をしていた。
こぼれた唾液を手の甲で拭って、ジェイドの胸を押し返す。
「だから言ったでしょう、離しなさいと」
「……ッ」
だから、って。
ジェイドの顔を見ると、やっぱり冷たい表情のままだった。
さっきまでのキスの熱さなんて、微塵も感じさせないその眼に、
俺は眉をしかめて俯く。
ばか、みたいだ、俺。1人で感じて、顔を真っ赤にして。
まだ熱の残る頬を隠すように、手の甲でごしごしする。
「あなたがどういうつもりかは知りませんが、
こういうことは、好きな相手にだけするべきだ」
「そんなの、……」
そんな言葉、そっくりそのまま、おまえに返してやる。
睨みつけるとジェイドは無表情のままで俺を一瞥して、
それから宿に戻っていった。
「……、」
俺は1人残されて、虚しさのままに足元の雪を踏みしめる。
好きな相手にだけ……なんて、そんなの。
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