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#title(100) [#w9223bda]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| 100(99+1)...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| つうか基...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
某スレの発言で思わず書いてしまった。709無断でスマソ。
709 風と木の名無しさん 2007/01/09(火) 01:10:55
高校から付き合ってるあの人が、機内の隣人にじゃれまくり。
しかも相手は天下の蛇二ー図。
どーすんの?俺!
ttp://kunekune.breeze.jp/up/uploader/src/up6209.jpg
これはロケだ。これはロケだ。これはロケだ。さっきから何度...
そう、だから俺はここで大人しくしているべきで。間違っても...
それでも、高校時代から想い続けていた人が自分以外に無防備...
しかも相手は―――、いやそれより気になるのは二人の関係につい...
今でこそほとんど付き合いは無いらしいが、数年前はかなり仲...
むしろ、約一年振りの絡みだからこそ、二人とも楽しんでやっ...
眠気で重たい頭をぐらぐら揺らしている自分の愛しい人、の隣...
男―――国民的アイドルの彼は自分とも面識があり人並みに付き合...
だが、今は憎き敵にしか思えない。整った顔立ち、ふわりと靡...
が、
今、
あの人のおでこに、
触
れた
ああああああああああああああ!!!!!!1!!
迷惑そうな表情の割には優しく叩かれて、あの人は重たそうな...
「眠たいのはわかるけど俺の肩にもたれるな」そう言いたげな...
自分が今何をしているのか何でここにいるのか何でこの状態な...
近距離で見つめあう二人。
そんな二人を少し離れた所で見ていることしか出来ない自分。
歯痒さに胸が苦しくなって、斜め後ろに捻っていた上半身を元...
まぁ、あの人のお目覚め一発目の上目遣いに苦しくなったのは...
「もうお前には気持ちいいことさせられへんかもなぁ」心の中...
自分が酷く空しい。この場に居たくない。微かに聞こえる声が...
空に浮かぶ鉄の塊は、俺に逃げ道も作ってくれず、決められた...
一人寂しいのでもっと下半身と語り合おうと身体を折ると、不...
取り出してみると手の中には三枚のカード。
「…なんかどっかで見たことあるような」
思わず呟いた言葉は周りの雑音に消えていき、俺のことを気に...
三枚のカードに書かれた文字。
→『無視』
『回収』
『告知』
何となく手に取ったのは『無視』という二文字。
「……………」
「……………………」
「…………………………」
「今までとなんも変わらんやん!」
どこにぶつけてよいかわからない理不尽な怒りでカードを破り...
細かく、細かく、文字が見えなくなるくらいに。
少し、気が落ち着いた。
『無視』
→『回収』
『告知』
次に手にしたのは『回収』。
さっきより冷静になった頭で考えると、答えは瞬時に出た。
その言葉の通り、あの人を回収すればいい。簡単だ。
こうなるとあの『無視』のカードも案外役に立ったのかもしれ...
俺は颯爽と席を立ち、彼らの元へと歩み寄った。
「丘邑さ………」
もう撮影は終わったのか、周りのスタッフはそれぞれ思い思い...
弁当を食べる者、雑誌を読む者、寝不足のため睡眠を貪る者。
丘邑もその一人だった。
撮影でも振りでも何でもない。狭い飛行機のシートに身体全身...
余程起こそうかとも考えたがその可愛いらしい顔に疲れが浮か...
そんな俺に気づいて、丘邑の隣から中井くんが口を出した。
「寝させてあげなよ」
「…わかっとるよ」
「…どうしたの?」
言われたのが彼でなかったらもう少し柔らかい声が出せたんだ...
心配そうな声音に少しだけ心が痛んだが、質問には答えずに席...
最も、マジ寝をしている丘邑の頭が再び奴の肩に寄り掛かるの...
飛行機の中で、充分とは言えないがある程度睡眠をとったおか...
ふとした瞬間に下らないことばかり考えている自分がいる。そ...
頭が回らない。気の利いた返しが出来ない。上手く笑えない。
そんな司会者にスタッフ達は心配して次々と声を掛ける。
仕舞いには犬のバ.リ.ーにまで優しく手の甲を舐められて、俺...
『無視』
『回収』
→『告知』
「このカード結局使わへんかったなぁ」
本日何度目かになる飛行機の中でその存在を思い出し、右手で...
「何やそれ」
声が聞こえた瞬間に、カードは右隣に座る男の手に納まった。
「…あ」
「なんかどっかで見たことあるカードやな」
そう言って胡散臭そうにカードを見つめる丘邑。
幸か不幸か、今度は三人仲良く肩を並べての席。しかし、俺に...
「それ俺のやぞ、返せや」それでも精一杯、抵抗の声を挙げる。
丘邑はまるでそんな俺を無視するかのように、書かれた文字と...
「『告知』。告げ知らせること」
「丘邑さん!」
「お前、今日なんかおかしいで。俺に言うことあるんちゃう?」
真っ直ぐな目で言い当てられて思わず俺は沈黙した。
それこそ返事を肯定しているようなものだと気づくのに数秒か...
真実を見透かされそうな澄んだ瞳から逃げたくて、思わず目を...
俯いた木目方の姿を見て丘邑は小さく溜息をついた。
「お前らしくないな、仕事を公私混同するなんて」
あれ、俺そんなこと言ったっけ。
一瞬の間の後、勢いよく顔を上げる。
「図星やろ」そこには気持ち悪いほどにやにや笑っている小さ...
「嫉妬したんやろ?俺と中井に。ふーん妬いてくれたんやあ」
「いや、あの、それは」
しどろもどろで答える俺を見て、丘邑は心から満足したらしい。
急に悪戯な表情を止めた。つまり無表情。
「つまらん心配なんかすな、アホ」
言うが早いか襟元を掴まれ強引に引き寄せられた。
厳しい言葉と裏腹の、触れるだけの優しいキス。
それは、高校時代に何度もしたものに似ていた。
幼く、それでいて大人びたい願望を併せ持った、もどかしい気...
あのとき唇を合わせた人と、今もまたこうして心を通わせてい...
そのことがなんて幸せなことだろうと思った。
素早くお互いの身体を離し、周りを見渡す。
誰も自分達の行為に気付いていないことを目線で合図し合って...
約一名を除いて。
「ちゅーわけで中井、」
丘邑はいきなり憤怒とした表情で、先程から俺達に注がれてい...
その男の呆れたような表情を見ても丘邑はまったく怯む事なく...
周りを配慮して小さく、しかしドスの効いた声で呟いた言葉は...
「谷辺は俺のモンやから手ェ出すなよ」
「いや丘邑さん、それ俺の言葉やから」
「つーかどっちにも出さねぇから!!!!!」
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
一人でウンウン悩んでる谷と、そんな木目方に気づきつつも軽...
谷の苦労に気づかない丘でも良かったんだが無理ですたw無駄...
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| つうか基...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
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| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
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某スレの発言で思わず書いてしまった。709無断でスマソ。
709 風と木の名無しさん 2007/01/09(火) 01:10:55
高校から付き合ってるあの人が、機内の隣人にじゃれまくり。
しかも相手は天下の蛇二ー図。
どーすんの?俺!
ttp://kunekune.breeze.jp/up/uploader/src/up6209.jpg
これはロケだ。これはロケだ。これはロケだ。さっきから何度...
そう、だから俺はここで大人しくしているべきで。間違っても...
それでも、高校時代から想い続けていた人が自分以外に無防備...
しかも相手は―――、いやそれより気になるのは二人の関係につい...
今でこそほとんど付き合いは無いらしいが、数年前はかなり仲...
むしろ、約一年振りの絡みだからこそ、二人とも楽しんでやっ...
眠気で重たい頭をぐらぐら揺らしている自分の愛しい人、の隣...
男―――国民的アイドルの彼は自分とも面識があり人並みに付き合...
だが、今は憎き敵にしか思えない。整った顔立ち、ふわりと靡...
が、
今、
あの人のおでこに、
触
れた
ああああああああああああああ!!!!!!1!!
迷惑そうな表情の割には優しく叩かれて、あの人は重たそうな...
「眠たいのはわかるけど俺の肩にもたれるな」そう言いたげな...
自分が今何をしているのか何でここにいるのか何でこの状態な...
近距離で見つめあう二人。
そんな二人を少し離れた所で見ていることしか出来ない自分。
歯痒さに胸が苦しくなって、斜め後ろに捻っていた上半身を元...
まぁ、あの人のお目覚め一発目の上目遣いに苦しくなったのは...
「もうお前には気持ちいいことさせられへんかもなぁ」心の中...
自分が酷く空しい。この場に居たくない。微かに聞こえる声が...
空に浮かぶ鉄の塊は、俺に逃げ道も作ってくれず、決められた...
一人寂しいのでもっと下半身と語り合おうと身体を折ると、不...
取り出してみると手の中には三枚のカード。
「…なんかどっかで見たことあるような」
思わず呟いた言葉は周りの雑音に消えていき、俺のことを気に...
三枚のカードに書かれた文字。
→『無視』
『回収』
『告知』
何となく手に取ったのは『無視』という二文字。
「……………」
「……………………」
「…………………………」
「今までとなんも変わらんやん!」
どこにぶつけてよいかわからない理不尽な怒りでカードを破り...
細かく、細かく、文字が見えなくなるくらいに。
少し、気が落ち着いた。
『無視』
→『回収』
『告知』
次に手にしたのは『回収』。
さっきより冷静になった頭で考えると、答えは瞬時に出た。
その言葉の通り、あの人を回収すればいい。簡単だ。
こうなるとあの『無視』のカードも案外役に立ったのかもしれ...
俺は颯爽と席を立ち、彼らの元へと歩み寄った。
「丘邑さ………」
もう撮影は終わったのか、周りのスタッフはそれぞれ思い思い...
弁当を食べる者、雑誌を読む者、寝不足のため睡眠を貪る者。
丘邑もその一人だった。
撮影でも振りでも何でもない。狭い飛行機のシートに身体全身...
余程起こそうかとも考えたがその可愛いらしい顔に疲れが浮か...
そんな俺に気づいて、丘邑の隣から中井くんが口を出した。
「寝させてあげなよ」
「…わかっとるよ」
「…どうしたの?」
言われたのが彼でなかったらもう少し柔らかい声が出せたんだ...
心配そうな声音に少しだけ心が痛んだが、質問には答えずに席...
最も、マジ寝をしている丘邑の頭が再び奴の肩に寄り掛かるの...
飛行機の中で、充分とは言えないがある程度睡眠をとったおか...
ふとした瞬間に下らないことばかり考えている自分がいる。そ...
頭が回らない。気の利いた返しが出来ない。上手く笑えない。
そんな司会者にスタッフ達は心配して次々と声を掛ける。
仕舞いには犬のバ.リ.ーにまで優しく手の甲を舐められて、俺...
『無視』
『回収』
→『告知』
「このカード結局使わへんかったなぁ」
本日何度目かになる飛行機の中でその存在を思い出し、右手で...
「何やそれ」
声が聞こえた瞬間に、カードは右隣に座る男の手に納まった。
「…あ」
「なんかどっかで見たことあるカードやな」
そう言って胡散臭そうにカードを見つめる丘邑。
幸か不幸か、今度は三人仲良く肩を並べての席。しかし、俺に...
「それ俺のやぞ、返せや」それでも精一杯、抵抗の声を挙げる。
丘邑はまるでそんな俺を無視するかのように、書かれた文字と...
「『告知』。告げ知らせること」
「丘邑さん!」
「お前、今日なんかおかしいで。俺に言うことあるんちゃう?」
真っ直ぐな目で言い当てられて思わず俺は沈黙した。
それこそ返事を肯定しているようなものだと気づくのに数秒か...
真実を見透かされそうな澄んだ瞳から逃げたくて、思わず目を...
俯いた木目方の姿を見て丘邑は小さく溜息をついた。
「お前らしくないな、仕事を公私混同するなんて」
あれ、俺そんなこと言ったっけ。
一瞬の間の後、勢いよく顔を上げる。
「図星やろ」そこには気持ち悪いほどにやにや笑っている小さ...
「嫉妬したんやろ?俺と中井に。ふーん妬いてくれたんやあ」
「いや、あの、それは」
しどろもどろで答える俺を見て、丘邑は心から満足したらしい。
急に悪戯な表情を止めた。つまり無表情。
「つまらん心配なんかすな、アホ」
言うが早いか襟元を掴まれ強引に引き寄せられた。
厳しい言葉と裏腹の、触れるだけの優しいキス。
それは、高校時代に何度もしたものに似ていた。
幼く、それでいて大人びたい願望を併せ持った、もどかしい気...
あのとき唇を合わせた人と、今もまたこうして心を通わせてい...
そのことがなんて幸せなことだろうと思った。
素早くお互いの身体を離し、周りを見渡す。
誰も自分達の行為に気付いていないことを目線で合図し合って...
約一名を除いて。
「ちゅーわけで中井、」
丘邑はいきなり憤怒とした表情で、先程から俺達に注がれてい...
その男の呆れたような表情を見ても丘邑はまったく怯む事なく...
周りを配慮して小さく、しかしドスの効いた声で呟いた言葉は...
「谷辺は俺のモンやから手ェ出すなよ」
「いや丘邑さん、それ俺の言葉やから」
「つーかどっちにも出さねぇから!!!!!」
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