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20-111
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#title(オリジナル・大学生同士 ヘタレ攻×無邪気受) [#qc236...
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| >>41の続き。...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 長い割...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
―――――やばい。眠れない。
ベッドに入ってもう1時間位経つ筈なのに全く眠気がこない。
それ所か寝る前より冴えてきた気がする。
目を閉じて必死に寝ようとすればするほど眠気は遠ざかってい...
眠れない事にイライラが募ってまた頭が冴える。
何度目かの寝返りを打って背中越しに相変わらずの寝息が聞こ...
起こしてないとホッとしつつも少しだけ腹が立った。
お前の所為でこっちは眠るに眠れなくてイライラしてんのに暢...
お門違いと云えばそうなんだけど、俺が眠れないのは元を辿れ...
この収まりようのない性欲が、俺の目を冴えさせてる。
悲しいかな、健康な青少年の体は正直だ。
……やっぱもういっぺん風呂に行ってくるか。
とうとう一向に埒が明かない努力を諦めてむくりと起き上がっ...
音を立てないように布団を捲くり、ぼんやりと重たい頭を2、...
「………トイレ?」
不意に背後から声がして飛び上がるほどに驚いた。
まさか幽霊!?……なんて筈はあるはずねぇから声の主は一人。
「……わり、起こしたか」
ゆっくり振り返ってベッドを見ると、頭までスッポリと布団を...
枕に顔を擦り付けながらんー、と間延びした返事をした。
「疲れてんだろ?寝とけ」
小さい子供にするみたいに裕太の頭をポンと叩いてふと時計を...
布団に入ったのが多分1時半過ぎだったから思ったより時間は経...
「さっきさぁ、」
グルリとベッドの中で寝返りを打って仰向けになり、裕太がポ...
「なんだ?」
ベッドから立ち上がりかけた体勢で体を反転させて聞き返すと、
裕太は寝起き特有の焦点の定まってない目を動かしてぼんやり...
寝惚けてんのか?と訝しげに眉根を寄せて立ち上がり、キッチ...
冷えた炭酸がダルくなった体に効いてサッパリはしたが、飲み...
まだたっぷりと残ってるビールの缶をテイスティングするみた...
「俺もー」
「…ぅお!?…って驚かすな」
てっきりまた寝たと思ってた裕太が急に背後から声を掛けるも...
俺の言葉をサクッとスルーしつつ、俺の肩に無理矢理顎を乗せ...
飲み掛けの缶を奪ってぐいと煽る。
「かぁー!……寝起きにビールは効くなぁ」
まだどこかボケッとした声でオヤジみたいに呟いて、それから...
「……雅樹ぃー起きた原因それ?」
肩を揺らしてくつくつと笑いながらからかうように言って裕太...
「!!」
俺のバカ!こんな時にお目覚めしてんじゃねぇよ!しかも裕太...
慌てて裕太を引き剥がし、前かがみの情けない格好で後退る。
「こっ…これはな……その…なんだ、」
見たまんま以外に言い訳のしようもないのに上擦った声でなん...
そんな必死な俺の姿を裕太はおかしそうにニヤニヤ見ながら、...
「そんなんまで溜める位なら”ヤろう”って言えばいいのにさぁ」
……………ん?
ちょっと待て。聞き捨てならない台詞を聞いた。
「お前、痛いからもうやらねぇって言ったじゃねぇか!」
だから、迂闊に手が出せなくてこんな醜態を晒すほどの禁欲生...
すると裕太はビール片手に視線をウロウロさせてゆっくり首を...
すると裕太はビール片手に視線をウロウロさせてゆっくり首を...
「……そうだっけ?」
「そうだっけ?じゃねぇよ!2ヶ月前にヤった時言ってだろ!?...
半分キレつつ返すと記憶を穿り返すようにうーん、と唸り、そ...
「あーあーうん、言ったかも」
「……”かも”ってお前」
なんだこの脱力感は。むしろ敗北感。
言った本人が忘れてた事に勝手に縛り付けられてたのか、俺は。
思いもよらなかった返答にガックリと項垂れる俺の肩をバンバ...
「だってさぁ、そんなのその場のノリみたいなもんじゃん?真...
「受けるっつーの……」
なんだよ、その場のノリって。聞いたことねぇよ。
負担掛けさせたあげく痛いとまで言われりゃやれるわけねぇだ...
ぶっちゃけ俺は、あの後3日間落ち込んだんだぞ。
それを事もあろうにノリだったと申しやがりますか、こいつは。
あんまりな事実にまた3日間位はへこみそうな俺を尻目に、カラ...
「ほんと雅樹ってジジ臭いっつーか妙なとこで真面目だよなー...
そう言ってキッチンを出て行こうとする裕太の肩を慌ててガシ...
危ねぇ、ショックのあまり一番大事なことを聞き忘れる所だっ...
「っつーことは、あの時言ったのは嘘だったって事か?」
「んー?多分痛いってのはほんとだと思うけど、もうやらねぇ...
考え込むこともせずにケロッとした様子で答えられた事に拍子...
念には念を、とばかりにおそるおそる聞いてみる。
「ヤるのは別にいいってことか?」
ここで「やっぱりヤダ」とか言われたらそのままショック死で...
視線を上げてちょっと考えるような素振りを見せながら頷く。
「結果的には気持良かったし、雅樹のこと好きだし、ヤるのは...
サラリと「好きだ」と口にされたことに微かに動揺しつつ、反...
いやいやいやここから時計見えねぇよ。つーかさっき見て2時過...
とセルフツッコミをした所で、裕太の肩を掴んでる手に力をこ...
ここまで据え膳がフルコースばりで来たら見逃せる筈がない。
「……裕太、明日バイト何時から?」
今更確認しなくても裕太が朝からバイトに入る事はないって知...
俺の言葉が意図する所を悟った裕太が一層笑みを深め、残り少...
「明日は遅番だから5時入り」
言い終わると同時に、その缶がゴミ箱に行く前に裕太の手から...
すぐに、合わさった唇の隙間から甘えたような苦しげな声が洩...
キスひとつでアッサリと臨界点突破したっぽい。
もうゴチャゴチャ考えてる余裕もなく、転がった缶を更に蹴っ...
痛くすんなよ、と裕太に言われたが、正直またやらかしそうな...
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
萌え投下してスッキリ。虹に帰ります。
>>105世間知らずの古典教師萌え…(*´Д`)ハァハァ
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―――――やばい。眠れない。
ベッドに入ってもう1時間位経つ筈なのに全く眠気がこない。
それ所か寝る前より冴えてきた気がする。
目を閉じて必死に寝ようとすればするほど眠気は遠ざかってい...
眠れない事にイライラが募ってまた頭が冴える。
何度目かの寝返りを打って背中越しに相変わらずの寝息が聞こ...
起こしてないとホッとしつつも少しだけ腹が立った。
お前の所為でこっちは眠るに眠れなくてイライラしてんのに暢...
お門違いと云えばそうなんだけど、俺が眠れないのは元を辿れ...
この収まりようのない性欲が、俺の目を冴えさせてる。
悲しいかな、健康な青少年の体は正直だ。
……やっぱもういっぺん風呂に行ってくるか。
とうとう一向に埒が明かない努力を諦めてむくりと起き上がっ...
音を立てないように布団を捲くり、ぼんやりと重たい頭を2、...
「………トイレ?」
不意に背後から声がして飛び上がるほどに驚いた。
まさか幽霊!?……なんて筈はあるはずねぇから声の主は一人。
「……わり、起こしたか」
ゆっくり振り返ってベッドを見ると、頭までスッポリと布団を...
枕に顔を擦り付けながらんー、と間延びした返事をした。
「疲れてんだろ?寝とけ」
小さい子供にするみたいに裕太の頭をポンと叩いてふと時計を...
布団に入ったのが多分1時半過ぎだったから思ったより時間は経...
「さっきさぁ、」
グルリとベッドの中で寝返りを打って仰向けになり、裕太がポ...
「なんだ?」
ベッドから立ち上がりかけた体勢で体を反転させて聞き返すと、
裕太は寝起き特有の焦点の定まってない目を動かしてぼんやり...
寝惚けてんのか?と訝しげに眉根を寄せて立ち上がり、キッチ...
冷えた炭酸がダルくなった体に効いてサッパリはしたが、飲み...
まだたっぷりと残ってるビールの缶をテイスティングするみた...
「俺もー」
「…ぅお!?…って驚かすな」
てっきりまた寝たと思ってた裕太が急に背後から声を掛けるも...
俺の言葉をサクッとスルーしつつ、俺の肩に無理矢理顎を乗せ...
飲み掛けの缶を奪ってぐいと煽る。
「かぁー!……寝起きにビールは効くなぁ」
まだどこかボケッとした声でオヤジみたいに呟いて、それから...
「……雅樹ぃー起きた原因それ?」
肩を揺らしてくつくつと笑いながらからかうように言って裕太...
「!!」
俺のバカ!こんな時にお目覚めしてんじゃねぇよ!しかも裕太...
慌てて裕太を引き剥がし、前かがみの情けない格好で後退る。
「こっ…これはな……その…なんだ、」
見たまんま以外に言い訳のしようもないのに上擦った声でなん...
そんな必死な俺の姿を裕太はおかしそうにニヤニヤ見ながら、...
「そんなんまで溜める位なら”ヤろう”って言えばいいのにさぁ」
……………ん?
ちょっと待て。聞き捨てならない台詞を聞いた。
「お前、痛いからもうやらねぇって言ったじゃねぇか!」
だから、迂闊に手が出せなくてこんな醜態を晒すほどの禁欲生...
すると裕太はビール片手に視線をウロウロさせてゆっくり首を...
すると裕太はビール片手に視線をウロウロさせてゆっくり首を...
「……そうだっけ?」
「そうだっけ?じゃねぇよ!2ヶ月前にヤった時言ってだろ!?...
半分キレつつ返すと記憶を穿り返すようにうーん、と唸り、そ...
「あーあーうん、言ったかも」
「……”かも”ってお前」
なんだこの脱力感は。むしろ敗北感。
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それを事もあろうにノリだったと申しやがりますか、こいつは。
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そう言ってキッチンを出て行こうとする裕太の肩を慌ててガシ...
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「ヤるのは別にいいってことか?」
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視線を上げてちょっと考えるような素振りを見せながら頷く。
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サラリと「好きだ」と口にされたことに微かに動揺しつつ、反...
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とセルフツッコミをした所で、裕太の肩を掴んでる手に力をこ...
ここまで据え膳がフルコースばりで来たら見逃せる筈がない。
「……裕太、明日バイト何時から?」
今更確認しなくても裕太が朝からバイトに入る事はないって知...
俺の言葉が意図する所を悟った裕太が一層笑みを深め、残り少...
「明日は遅番だから5時入り」
言い終わると同時に、その缶がゴミ箱に行く前に裕太の手から...
すぐに、合わさった唇の隙間から甘えたような苦しげな声が洩...
キスひとつでアッサリと臨界点突破したっぽい。
もうゴチャゴチャ考えてる余裕もなく、転がった缶を更に蹴っ...
痛くすんなよ、と裕太に言われたが、正直またやらかしそうな...
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