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#title(吾輩は主婦である 吾輩と書生と編集者) [#r2d1e6e7]
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
| 我が灰と書生...
____________ \ / ̄ ̄ ̄...
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 何かも...
| | | | ...
| | |> PLAY. | | ...
| | | | ∧...
| | | | ピッ (´...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(...
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄...
我が灰は主婦である。名前は緑。
連載の締め切りが近いのだが、最近、どうにも気になることが...
「こんにちわ。先生、原稿の方どうですか」
来たなコマシ。
しかし、ここまではいつもの光景である。
我が灰が気になるのはここからだ。
「こんにちわ。先生、コーヒーでもいれますか」
寄るツズカ。
ベストセラー作家でありながら、我が灰の書生でもある彼。
最近、なぜかこいつはコマシと行動を共にすることが多い。
いや、行動を共にするのは別に構わないのだが、
何と言うかその…
「あっ、寄る先生、いいですよ。僕がコーヒーいれます」
「いや、いいですよ。僕がいれるんで。
先生、さっきコマシさんとケーキ買ってきたんで、好きなの選...
あ、チーズケーキ僕のなんで」
「えっ、僕もチーズがよかったのに…」
「じゃあ、半分こしますか」
「いいんですか、すいません」
何だその女子高生のようなノリは。
男がケーキ半分こなんてするか。
そもそも、お前ら男二人でケーキなど買いに行ったのか。
「あ、先生もチーズがよかったですか」
「いらんわ、馬鹿者!」
こいつらが来るたび、我が灰はこの二人のことが気になって仕...
黙って見ていれば、お互い突っつき合ったり、触り合ったり、
これではまるで…
「この前、コマシさん酔った勢いでキスしてきたんですよ」
接吻だとー!!?
たとえ酔っていたとはいえ、なぜそんなことになるんだコマシ...
「何かー、新作はうちの出版社でぜひ、とか言うから
『ちゅーしてくれたらいいですよ』って言ったら、本当にして...
「うわっ、全然覚えてない…すみませんでした」
あやしい…
この二人、本当はどうにかなった関係なのではないか。
男に接吻され、アハハと笑っているツズカ。
う~む…満更でもないということか。
気になる…しかし、二人の関係を訊ねるのも失礼だろう、
何しろ二人ともれっきとした男…
「あ、僕そろそろ社に戻らないと。
先生、締め切りあさってですよ、忘れないで下さいね」
う~~~~む…
だめだ…小説よりも貴様らの関係で頭がいっぱいだ。
「じゃあ、寄る先生、また明日」
明日!?明日も会うのか!?
何なんだ、毎日毎日男二人が一緒に何をするというのだ…!
「先生、」
「おわぁ!びっくりした!脅かすな!」
「すみません」
「…で、何だ」
「いや…ケーキ、本当にいりませんか?」
「…いる」
「いらないって言ったじゃないですか」
「いる。食べる。だから早く冷蔵庫からとってこい」
「ちゅーしてくれたらいいですよ」
「な…!」
こいつ、コマシだけでは飽き足らず我が灰までも…
「嘘ですよ。今とってきます」
なんだ嘘か…当然だ。
男同士の三角関係だなんて、一生の恥だからな。
さて、ケーキでも食べながら原稿にとりかかるとしよう。
私は小説家である。
名前は寄るツズカ。
ただ今、かわいい先生とその編集者に囲まれ、
毎日とても充実しています。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| ...
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) ...
ここ最近すんごい萌える…
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 何かも...
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| | |> PLAY. | | ...
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我が灰は主婦である。名前は緑。
連載の締め切りが近いのだが、最近、どうにも気になることが...
「こんにちわ。先生、原稿の方どうですか」
来たなコマシ。
しかし、ここまではいつもの光景である。
我が灰が気になるのはここからだ。
「こんにちわ。先生、コーヒーでもいれますか」
寄るツズカ。
ベストセラー作家でありながら、我が灰の書生でもある彼。
最近、なぜかこいつはコマシと行動を共にすることが多い。
いや、行動を共にするのは別に構わないのだが、
何と言うかその…
「あっ、寄る先生、いいですよ。僕がコーヒーいれます」
「いや、いいですよ。僕がいれるんで。
先生、さっきコマシさんとケーキ買ってきたんで、好きなの選...
あ、チーズケーキ僕のなんで」
「えっ、僕もチーズがよかったのに…」
「じゃあ、半分こしますか」
「いいんですか、すいません」
何だその女子高生のようなノリは。
男がケーキ半分こなんてするか。
そもそも、お前ら男二人でケーキなど買いに行ったのか。
「あ、先生もチーズがよかったですか」
「いらんわ、馬鹿者!」
こいつらが来るたび、我が灰はこの二人のことが気になって仕...
黙って見ていれば、お互い突っつき合ったり、触り合ったり、
これではまるで…
「この前、コマシさん酔った勢いでキスしてきたんですよ」
接吻だとー!!?
たとえ酔っていたとはいえ、なぜそんなことになるんだコマシ...
「何かー、新作はうちの出版社でぜひ、とか言うから
『ちゅーしてくれたらいいですよ』って言ったら、本当にして...
「うわっ、全然覚えてない…すみませんでした」
あやしい…
この二人、本当はどうにかなった関係なのではないか。
男に接吻され、アハハと笑っているツズカ。
う~む…満更でもないということか。
気になる…しかし、二人の関係を訊ねるのも失礼だろう、
何しろ二人ともれっきとした男…
「あ、僕そろそろ社に戻らないと。
先生、締め切りあさってですよ、忘れないで下さいね」
う~~~~む…
だめだ…小説よりも貴様らの関係で頭がいっぱいだ。
「じゃあ、寄る先生、また明日」
明日!?明日も会うのか!?
何なんだ、毎日毎日男二人が一緒に何をするというのだ…!
「先生、」
「おわぁ!びっくりした!脅かすな!」
「すみません」
「…で、何だ」
「いや…ケーキ、本当にいりませんか?」
「…いる」
「いらないって言ったじゃないですか」
「いる。食べる。だから早く冷蔵庫からとってこい」
「ちゅーしてくれたらいいですよ」
「な…!」
こいつ、コマシだけでは飽き足らず我が灰までも…
「嘘ですよ。今とってきます」
なんだ嘘か…当然だ。
男同士の三角関係だなんて、一生の恥だからな。
さて、ケーキでも食べながら原稿にとりかかるとしよう。
私は小説家である。
名前は寄るツズカ。
ただ今、かわいい先生とその編集者に囲まれ、
毎日とても充実しています。
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| | | | ∧...
| | | | ピッ (...
| | | | ◇⊂ ...
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