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#title(SANTA! ゼノン×ツキナ) [#ma339a75]
赫々と燃える篝火が爆ぜる音に混ざって、乱れた息遣いが石...
妖しく蠢く影を作り出しているのは、大人びた顔を今は苦し...
その上に覆いかぶさった黒い長髪の男だった。
肩からしどけなく黒衣を羽織った男は全身を様々な装身具で...
幾条も細い蛇が這うように身体に纏いつかせ、白い肌が篝火の...
様は闇の王のように美しく見えた。
対照的に、短い金髪の少年は石造りの祭壇の上で両腕を鎖で...
をずたずたに切り裂かれている。自由に動かせる筈の両足は黒...
その肩の上に担ぎ上げられてなす術もなくただ激しく突く動き...
だけでしかない。
少年は、男に犯されていた。
「く…、あぁっ……」
小さく少年の口が動く。掠れて声も出ないのか、誰かの名を...
誰の耳にも届きはしない。
「フフ、随分と頑張るじゃないか、ツキナ」
黒髪の男は怜悧な印象の美貌をうっすらと赤く染め、深い紫...
敷いた少年を見下ろした。
「早くこのオレに魔呪力を渡すと言え。でないと……」
自分の右肩に乗せた少年の脚を長い指の先でツツツ、となぞ...
少年の左足の付け根まで来て止まった。そこには数字の刻まれ...
「本気で奪うぞ」
爪の先を痣の縁に食い込ませると、じわりと赤い血が珠とな...
それでも少年は翡翠の色をした瞳で男を見据えて薄く笑って...
「……無理だ。オレは、絶対におまえのモノにはならない」
声は掠れてはいたものの、確かな力がまだ残っていた。
「ツキナ……貴様っ!」
男がツキナの股間のものをぐっと掴む。あまりのことに悲鳴...
様子を見て取った男は勝ち誇った笑みを浮かべて更に少年を幾...
「どうしたツキナ! あれこれとほざいてくれる割に、今のおま...
なってるんじゃないのか?」
「うあっ…!」
一旦動きを止めると乱れた黒髪を掻き上げ、男は組み敷いた...
「『英雄』と同じ顔が今どんな風になっているか自分で判って...
犯されてこんなに淫らに喘いで、啼いて……救世主とヤツを崇め...
見たら、どう思うんだろうな」
紅い唇を舐め、妖艶な笑みを浮かべてみせる。
だが二つの翡翠の瞳は少しも輝きを失わなかった。
「それでも……オレも、世界も……おまえのモノにはならないのさ...
苦痛を堪えて薄く笑ってみせるツキナにゼノンの頬が痙攣し...
「ツキナァ……」
美貌を醜悪に歪めたゼノンがやにわにツキナの頬を張る。返...
ツキナを抱き竦めると血の滲んだ唇を奪う。
「ん……ぐむっ」
両膝が肩につくほど身を折り曲げられたツキナはもがいたが...
身を貫かれたままではさしたる抵抗もできよう筈がない。
ゼノンは嘲った。
「おまえとオレは同じ存在(モノ)だろう? ツキナ。人間でありな...
……この世界の真の支配者となるべき存在じゃないか」
甘く囁いては自身の手で打ったツキナの頬や耳朶に舌を這わ...
「オレと同じように、おまえも他の魔呪力を持った獣人どもと...
ような獣人どもなど、オレ達が世界を手にするための踏み台で...
なるべき魔王の継承者は、オレと……おまえだけなんだ……ツキナ…...
いつしか男の口調は震え、熱を帯び、懇願するかのようなも...
だがツキナの返答は淡々としたものだった。
「……例え魔呪力を持っていても、オレとおまえが完全に違うこ...
ゼノン」
キッと男が眦を吊り上げる。
「ツキナ……今のおまえは英雄でもアララギケイスケでもない! ...
同志なんだ!」
一気にゼノンはツキナの体内から身体を抽いた。
「おまえはオレのものなんだ。それを解らせてやる」
秀麗な容貌からは想像もつかない程に太く長大で赤黒い肉棒...
そそり立っていた。
とっさに顔を背けようとしたツキナの頬を両手の腹で押し潰...
開かせた口の中へゼノンは反り返った肉棒を突き入れた。
「!」
口腔をいっぱいに塞がれたツキナが吐きたそうな顔になるの...
吊り上げて笑う。
ツキナが逃れようとするのを許さず、続け様に幾度も幾度も...
振り、口腔内を蹂躙する。
やがてゼノンはツキナの前髪を掴んで顔を上げさせた。凶暴...
溢れた涙と涎で汚れた顔には生気がない。
その口の中からゆっくりと己の肉棒を引き出した。
「ンム……、はぁっ……」
ようやく解放されたツキナが大きく息を吸った瞬間、目の前...
「うわぁぁっ!」
男の精液をまともに目に浴びたツキナが身を折って悶える姿...
「不様だな! 今のその姿こそが、おまえがもはやアララギケイ...
鎖で手を繋がれている為に顔を手で拭うことすらできないツ...
そっとツキナの汚れた顔に舌を這わせた。
「う……ぐっ……。……ゼノ…ン……?」
涙と精液で濡れた赤い目元と頬とをゼノンは舐め続け、やが...
涙で潤んだ、鮮やかな翡翠の瞳を。
ゼノンの胸は高鳴った。
身体が疼く。身体中を流れる魔王の血が、己を滅ぼした代わ...
仕立て上げたこの相手を手に入れたいと望んで滾っているのだ。
「ツキナ……」
自分の身体にある星型の痣が熱を持って脈打つようだ。剥き...
取り戻している。
「ツキナ、オレは……!」
「お楽しみのところ悪いが、俺達にもお裾分けしてくれねぇか...
まで響いてきててな。どうにも堪んなくなっちまってよ、ゼノ...
戸口から声を掛けてきたのは、尖った耳に鋭い牙を持つ狼の...
は全身びっしりと灰色の剛毛で覆われているが、その股間には...
が滾っている。
――ゲス犬が。
一瞬で冷めたゼノンの紫闇の双眸が獣人を見据えたが、狼の...
立つもう一人の獣人を見てやや表情を変えた。漆黒の身体に黄...
は、彼にとって現在の片腕でもあった。
「どうした」
「ゼノン、確かにこいつの言う通りだ。ツキナを捕らえたこと...
している。とりあえず、交渉役に私とこいつが立つことで他の...
鴉の言葉を狼の獣人が遮った。
「あのツキナと言やぁ、俺達獣人にはとっ捕まえて頭から食い...
借りがあるんでな。せめて慰み者にでもしてやるんでなけりゃ...
「そうだゼノン、そいつをヤらせろ!」
「オレにもだ!」
いつの間にか他の連中までが狼の獣人の後ろに詰め掛けてき...
「おまえらは黙っていろとあれほど……!」
鴉が咎めるのも聞かず、獣人達はゼノンの周囲へ寄っていく。
「ゼノン!」
「ゼノン!」
盟主たる男はゆっくりと紫の瞳で同志を見渡した。
血走った獣達の目。生臭い息。
次いで、男は祭壇の上に力なく横たわる少年を見下ろした。
男の放った体液と汗と涙にまみれた少年は、乱れた呼吸の中...
――苦しげではあるが、恐怖の色も怯懦の色もない。敗北者の...
再び、男はゆっくりと紅い唇の端を吊り上げた。
「……殺すなよ」
石の壁に獣達の歓喜の声が谺(コダマ)し、炎は幾つもの黒い影...
向かって群がる様を踊るように映し出した。
たちまち辺りは怒声と歓声に包まれ、野卑な蔑みと暴力とで...
達の宴の場と化す。
「おまえはいいのか?」
ゼノンの視線を受けて鴉は大きな嘴の端肉をやや上に向かっ...
竦めてみせた。
「鳥の私が参戦したところで、ツキナには大したお楽しみでは...
殺さぬようにいたぶるだけならば、あの連中より余程長く楽し...
な。どうせ、それは許さないのだろう?」
黄金色の目を細めて笑う鴉にゼノンも妖艶な微笑みを返した。
「あぁ、ツキナには大切な役割があるのだからな」
踵を返すと一転して厳しい声音で鴉に命じる。
「絶対にあの下衆どもを暴走させるな。ツキナの指の一本は奴...
「承知した――王子ゼノンよ」
狂騒の中、静かに鴉は魔王の継承者に対して膝を折る。
獣人達によって押さえつけられ、代わる代わる犯されながら...
一人の面影だけが浮かんでいた。
金の髪に金の瞳。人間の女の腹から生まれ、ツキナの弟とし...
血は繋がっていない、けれど最愛の弟。
(オレの全ては……おまえのものだ……サンタ……)
翡翠の瞳がゆっくりと閉じられ、透明な涙の雫が石の床へこ...
「ツキナが……逃げた?」
輝く朝日を受けながら、ゼノンはゆっくりと振り返る。
「済まん、ゼノン。油断しちまった。……あの身体で逃げられる...
「追っ手を差し向けているが、未だにどの部隊からも連絡がな...
ある」
狼の獣人が低く唸るように詫び、隣で控える鴉の獣人も低く...
ゼノンは紫闇の瞳でそれを冷たく見下ろした。
「……まあいい。いずれツキナはこのオレの許へ戻ってくること...
やるさ」
右の拳を握り締める。
(世界も……ツキナも、全てオレのものだ!)
燃えるように赤い太陽を背にゼノンは命じる。
「行くぞ。まだオレたちには堕とさねばならないものが山程残...
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#title(SANTA! ゼノン×ツキナ) [#ma339a75]
赫々と燃える篝火が爆ぜる音に混ざって、乱れた息遣いが石...
妖しく蠢く影を作り出しているのは、大人びた顔を今は苦し...
その上に覆いかぶさった黒い長髪の男だった。
肩からしどけなく黒衣を羽織った男は全身を様々な装身具で...
幾条も細い蛇が這うように身体に纏いつかせ、白い肌が篝火の...
様は闇の王のように美しく見えた。
対照的に、短い金髪の少年は石造りの祭壇の上で両腕を鎖で...
をずたずたに切り裂かれている。自由に動かせる筈の両足は黒...
その肩の上に担ぎ上げられてなす術もなくただ激しく突く動き...
だけでしかない。
少年は、男に犯されていた。
「く…、あぁっ……」
小さく少年の口が動く。掠れて声も出ないのか、誰かの名を...
誰の耳にも届きはしない。
「フフ、随分と頑張るじゃないか、ツキナ」
黒髪の男は怜悧な印象の美貌をうっすらと赤く染め、深い紫...
敷いた少年を見下ろした。
「早くこのオレに魔呪力を渡すと言え。でないと……」
自分の右肩に乗せた少年の脚を長い指の先でツツツ、となぞ...
少年の左足の付け根まで来て止まった。そこには数字の刻まれ...
「本気で奪うぞ」
爪の先を痣の縁に食い込ませると、じわりと赤い血が珠とな...
それでも少年は翡翠の色をした瞳で男を見据えて薄く笑って...
「……無理だ。オレは、絶対におまえのモノにはならない」
声は掠れてはいたものの、確かな力がまだ残っていた。
「ツキナ……貴様っ!」
男がツキナの股間のものをぐっと掴む。あまりのことに悲鳴...
様子を見て取った男は勝ち誇った笑みを浮かべて更に少年を幾...
「どうしたツキナ! あれこれとほざいてくれる割に、今のおま...
なってるんじゃないのか?」
「うあっ…!」
一旦動きを止めると乱れた黒髪を掻き上げ、男は組み敷いた...
「『英雄』と同じ顔が今どんな風になっているか自分で判って...
犯されてこんなに淫らに喘いで、啼いて……救世主とヤツを崇め...
見たら、どう思うんだろうな」
紅い唇を舐め、妖艶な笑みを浮かべてみせる。
だが二つの翡翠の瞳は少しも輝きを失わなかった。
「それでも……オレも、世界も……おまえのモノにはならないのさ...
苦痛を堪えて薄く笑ってみせるツキナにゼノンの頬が痙攣し...
「ツキナァ……」
美貌を醜悪に歪めたゼノンがやにわにツキナの頬を張る。返...
ツキナを抱き竦めると血の滲んだ唇を奪う。
「ん……ぐむっ」
両膝が肩につくほど身を折り曲げられたツキナはもがいたが...
身を貫かれたままではさしたる抵抗もできよう筈がない。
ゼノンは嘲った。
「おまえとオレは同じ存在(モノ)だろう? ツキナ。人間でありな...
……この世界の真の支配者となるべき存在じゃないか」
甘く囁いては自身の手で打ったツキナの頬や耳朶に舌を這わ...
「オレと同じように、おまえも他の魔呪力を持った獣人どもと...
ような獣人どもなど、オレ達が世界を手にするための踏み台で...
なるべき魔王の継承者は、オレと……おまえだけなんだ……ツキナ…...
いつしか男の口調は震え、熱を帯び、懇願するかのようなも...
だがツキナの返答は淡々としたものだった。
「……例え魔呪力を持っていても、オレとおまえが完全に違うこ...
ゼノン」
キッと男が眦を吊り上げる。
「ツキナ……今のおまえは英雄でもアララギケイスケでもない! ...
同志なんだ!」
一気にゼノンはツキナの体内から身体を抽いた。
「おまえはオレのものなんだ。それを解らせてやる」
秀麗な容貌からは想像もつかない程に太く長大で赤黒い肉棒...
そそり立っていた。
とっさに顔を背けようとしたツキナの頬を両手の腹で押し潰...
開かせた口の中へゼノンは反り返った肉棒を突き入れた。
「!」
口腔をいっぱいに塞がれたツキナが吐きたそうな顔になるの...
吊り上げて笑う。
ツキナが逃れようとするのを許さず、続け様に幾度も幾度も...
振り、口腔内を蹂躙する。
やがてゼノンはツキナの前髪を掴んで顔を上げさせた。凶暴...
溢れた涙と涎で汚れた顔には生気がない。
その口の中からゆっくりと己の肉棒を引き出した。
「ンム……、はぁっ……」
ようやく解放されたツキナが大きく息を吸った瞬間、目の前...
「うわぁぁっ!」
男の精液をまともに目に浴びたツキナが身を折って悶える姿...
「不様だな! 今のその姿こそが、おまえがもはやアララギケイ...
鎖で手を繋がれている為に顔を手で拭うことすらできないツ...
そっとツキナの汚れた顔に舌を這わせた。
「う……ぐっ……。……ゼノ…ン……?」
涙と精液で濡れた赤い目元と頬とをゼノンは舐め続け、やが...
涙で潤んだ、鮮やかな翡翠の瞳を。
ゼノンの胸は高鳴った。
身体が疼く。身体中を流れる魔王の血が、己を滅ぼした代わ...
仕立て上げたこの相手を手に入れたいと望んで滾っているのだ。
「ツキナ……」
自分の身体にある星型の痣が熱を持って脈打つようだ。剥き...
取り戻している。
「ツキナ、オレは……!」
「お楽しみのところ悪いが、俺達にもお裾分けしてくれねぇか...
まで響いてきててな。どうにも堪んなくなっちまってよ、ゼノ...
戸口から声を掛けてきたのは、尖った耳に鋭い牙を持つ狼の...
は全身びっしりと灰色の剛毛で覆われているが、その股間には...
が滾っている。
――ゲス犬が。
一瞬で冷めたゼノンの紫闇の双眸が獣人を見据えたが、狼の...
立つもう一人の獣人を見てやや表情を変えた。漆黒の身体に黄...
は、彼にとって現在の片腕でもあった。
「どうした」
「ゼノン、確かにこいつの言う通りだ。ツキナを捕らえたこと...
している。とりあえず、交渉役に私とこいつが立つことで他の...
鴉の言葉を狼の獣人が遮った。
「あのツキナと言やぁ、俺達獣人にはとっ捕まえて頭から食い...
借りがあるんでな。せめて慰み者にでもしてやるんでなけりゃ...
「そうだゼノン、そいつをヤらせろ!」
「オレにもだ!」
いつの間にか他の連中までが狼の獣人の後ろに詰め掛けてき...
「おまえらは黙っていろとあれほど……!」
鴉が咎めるのも聞かず、獣人達はゼノンの周囲へ寄っていく。
「ゼノン!」
「ゼノン!」
盟主たる男はゆっくりと紫の瞳で同志を見渡した。
血走った獣達の目。生臭い息。
次いで、男は祭壇の上に力なく横たわる少年を見下ろした。
男の放った体液と汗と涙にまみれた少年は、乱れた呼吸の中...
――苦しげではあるが、恐怖の色も怯懦の色もない。敗北者の...
再び、男はゆっくりと紅い唇の端を吊り上げた。
「……殺すなよ」
石の壁に獣達の歓喜の声が谺(コダマ)し、炎は幾つもの黒い影...
向かって群がる様を踊るように映し出した。
たちまち辺りは怒声と歓声に包まれ、野卑な蔑みと暴力とで...
達の宴の場と化す。
「おまえはいいのか?」
ゼノンの視線を受けて鴉は大きな嘴の端肉をやや上に向かっ...
竦めてみせた。
「鳥の私が参戦したところで、ツキナには大したお楽しみでは...
殺さぬようにいたぶるだけならば、あの連中より余程長く楽し...
な。どうせ、それは許さないのだろう?」
黄金色の目を細めて笑う鴉にゼノンも妖艶な微笑みを返した。
「あぁ、ツキナには大切な役割があるのだからな」
踵を返すと一転して厳しい声音で鴉に命じる。
「絶対にあの下衆どもを暴走させるな。ツキナの指の一本は奴...
「承知した――王子ゼノンよ」
狂騒の中、静かに鴉は魔王の継承者に対して膝を折る。
獣人達によって押さえつけられ、代わる代わる犯されながら...
一人の面影だけが浮かんでいた。
金の髪に金の瞳。人間の女の腹から生まれ、ツキナの弟とし...
血は繋がっていない、けれど最愛の弟。
(オレの全ては……おまえのものだ……サンタ……)
翡翠の瞳がゆっくりと閉じられ、透明な涙の雫が石の床へこ...
「ツキナが……逃げた?」
輝く朝日を受けながら、ゼノンはゆっくりと振り返る。
「済まん、ゼノン。油断しちまった。……あの身体で逃げられる...
「追っ手を差し向けているが、未だにどの部隊からも連絡がな...
ある」
狼の獣人が低く唸るように詫び、隣で控える鴉の獣人も低く...
ゼノンは紫闇の瞳でそれを冷たく見下ろした。
「……まあいい。いずれツキナはこのオレの許へ戻ってくること...
やるさ」
右の拳を握り締める。
(世界も……ツキナも、全てオレのものだ!)
燃えるように赤い太陽を背にゼノンは命じる。
「行くぞ。まだオレたちには堕とさねばならないものが山程残...
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