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#title(アラウンド70) 皇帝×公爵 |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 皇帝の私室には、天鵞絨張りの瀟洒な安楽椅子がある。 背持たれや座だけでなく肘掛けの部分にも詰め物をした、ゆったりとくつろげる大きな安楽椅子は、老齢の皇帝、愛用の一脚だ。 椅子の前には趣のある上質の壁紙が張られた壁があり、壁には縁の装飾が美しい大型の姿見が掛けられている。 麗しく老いた公爵は、安楽椅子に座した老皇帝の屹立に後ろ向きに腰をおろした。 目の前の全身鏡は、背面座位で繋がる二人を映じている。 老いてなお精悍な皇帝は、白髪美翁な公爵の脚を大きく広げ、 半裸の公爵の加齢によって白くなった恥毛を指先で弄びながら、鏡の中の公爵と目を合わせた。 「卿もここが真っ白になったな」 公爵の首筋に口づけをひとつ落とし、年を重ねたセロの様な深く低い声で囁く皇帝のそこも色を変えて久しい。 金獅子王と呼ばれた皇帝の豪奢な金髪は、老いてすっかり銀色になってしまった。下叢も然りだ。 公爵は皇帝の囁きと内耳をくすぐる吐息に赤面した。 初めてそこに白い毛を一本見つけた夜、公爵は焦燥感を覚え歎いたものだ。 互いの下叢がこんなにも白くなるまで、皇帝との関係が永らうとは想像だにしなかった。 公爵が思いを巡らせていると、皇帝は背後から皴深い大きな手を伸ばし、芳香花の精油を用いて公爵の花芯を刺激しながら、 もう片方の手で老いて感じやすくなった公爵の胸の双茱を、左右交互に愛撫した。 下から力強く皇帝に後蕾を穿たれ、同時に胸と股間を愛される。老いた身体では受け止めきれない強い快感に老体を炙られた公爵は、 熱く潤んだ瞳で鏡の中の皇帝の碧眼を見つめ、切なげに喘ぎ悶えた。 「今宵の卿は、そこかしこ華やいでおるな」 いつになく花芯が硬度を保ち、胸の双茱もツンと勃っていることを皇帝に指摘された公爵は、羞恥に目を伏せた。 ここのところ公爵の花芯は、強壮の薬用酒の力を借りても決して頭を擡げなかった。 皇帝の老巧な指玩や口淫にふっくらと膨らみはしても、その先端がかつての様に瑞瑞しく張る事はなく、 快感を追い、欲を吐き出すことが出来ずにいたのだ。けれど、今宵は花芯がはしたないほど濡れている。 艶やかに張りつめた先端は、若かりし頃の様にきらきらと淫蜜を零し、皇帝の大きな手を濡らした。 老齢の皇帝は、陰萎の秘薬を服しても、営みの中途で軟らかくなり憂う事や、硬度を得られず和合に至らない夜が増えていたが、 今宵は乱れる公爵に煽られ、皇帝の漢も壮健だ。皇帝は、久方ぶりに鏡の前で繋がったのが、二人に興奮をもたらしたに違いないと思った。 公爵が老いて腰を病んでからは、寝台にて腰に羽毛の枕を当てがい、公爵の腰を労りながら睦み合う事が多かった。 たまには趣向を変えてみるのも悪くない。下から力強く公爵の後蕾を穿った皇帝は、ニヤリと片頬で笑い、男臭い笑みを浮かべた。 今宵は数年ぶりに、二人揃って果てる事が出来るやも知れぬ。皇帝は馴れ親しんだ公爵の心地好い締め付けに笑い、 公爵の中で己の漢が大きくなるのを感じた。 「あっ、あっ、ああっ!陛下、陛下ッー!」 なめらかに腰を動かしながら、強弱をつけて公爵の花芯を扱く皇帝に喘がされ、 公爵は皇帝の掌に、限りなく透明に近い乳白色の飛沫を放った。 ほぼ同時に公爵の中で達した皇帝は、繋がったまま背後から公爵をギュッと抱きしめ、肩に口づけると満足げに笑った。 「こんなにも心地好い吐精が、まだ出来るとはな……」 満面の笑顔でしみじみと呟き、悦に入っている皇帝に公爵は恥じらいながら頷いた。 久方ぶりに精を射する事が出来た爽快感と、皇帝のすべてを受け入れた昂揚感が、公爵の下腹部で溶け合っている。 心地好いけだるさに浸りながら公爵は、皇帝の老いてなおぶ厚い胸板に背中を預けてもたれ掛かり、うっとりと目を閉じた。 50年前は、この男に背中を預ける日が来るなど思いもしなかった。 55年前、先帝は有力貴族を後ろ盾に持つ異母弟の公爵を、皇太弟として次期皇位継承者に定めた。 けれど5年後、先帝が崩御した日、野心に燃える先帝の第一王子が挙兵。皇位継承をめぐり宮廷は皇太弟派と王子派に二分された。 軍部を味方につけ戦を制した金髪の王子は帝国を簒奪し、大陸統一の夢を追って辺境の蛮族との戦いに明け暮れる。 大敗した皇太弟は、領地と爵位を剥奪され、収監された監獄の檻の中で、ずたずたに犯された。 皇太弟には皇帝を憎んで余りある正当な理由がある。 反乱軍に救われ牢を脱した皇太弟は、反乱軍の先頭に立ち、時に辺境の蛮族と共闘し帝国軍と戦った。 狡猾な戦略で帝国軍を苦しめた皇太弟は、反乱軍の毒蛇と呼ばれ、金獅子王の好敵手となる。 ハルクロードの戦いで皇太弟は憎い皇帝を追い詰めた。が、皇帝の半身的存在の従卒が、身を盾にして皇帝を守ったため取り逃がしてしまう。 乳兄弟でもあった最愛の従卒を殺された皇帝は、皇太弟を憎悪した。 翌月、友だと信じていた蛮族の長に裏切られた皇太弟は、捕縛され帝国軍に売られる。 皇帝は仇敵を殺そうとしたが、皇帝の右腕の宰相は敗軍の将の才を惜しみ、彼を手厚く遇した。 生きて生きて生き延びて、いつの日かこの手で皇帝を殺す。そのために、皇太弟は矜持を捨て皇帝の臣下にくだった。 頭も股も使えるものは皆使った。蛮族の鎮圧で功績を挙げた。反乱軍と和議を結んだ。 麗しい微笑で牙を隠し従順な犬を演じながら、目覚ましい手腕を発揮した青年は、宰相の執り成しで旧領と爵位を復する。 公爵領の領民は、待ち望んでいた領主の帰還を喜んだ。 翌年、帝国は突如半島に侵攻してきた外海の異教徒に聖地を奪われる。聖地奪還のため、皇帝と公爵は力を合わせて戦った。 敵にすると厄介だが、味方にすると頼もしい。皇帝は公爵がいれば、己がどこまでも強くなれる気がした。 公爵も然りだ。皇帝と共に戦うのは楽しく、酌み交わした勝利の美酒は、たまらなくうまかった。 宰相はこれを機に、皇帝と公爵が蟠りを捨て歩み寄る事を願ったが、二人の確執は根深かった。 40年前、訳あって肌を重ねてからも、いがみ合っていた二人を、仲睦まじくしたのは時の流れだ。 老いを受け入れ、互いを労る心を持てた5年前、二人はようやく肌と共に心を重ねる事ができた。 そうして今に至る。 鏡の前の椅子で皇帝と繋がった公爵は、果てた後も繋がったまま、公爵の花芯を愛撫する皇帝の皴深い大きな手に小さく喘ぎ、 麗しい笑みを浮かべると、 ほっそりとした首を後ろに捻り、長くゆるやかな白髪をかき上げながら、背面の皇帝に口づけた。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! - 続きうれしいですーそんな壮絶な過去が・・・公爵、かなりイイ! -- &new{2012-02-02 (木) 00:09:43}; - じじい萌え・主従萌え・洋萌えに、完全に目覚めてしまった。ありがとうございます。 -- &new{2012-02-02 (木) 00:12:56}; - 爺受萌え持ちにはたまらんです……ありがたやありがたや(ー人ー) -- &new{2012-02-03 (金) 09:01:49}; #comment
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#title(アラウンド70) 皇帝×公爵 |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 皇帝の私室には、天鵞絨張りの瀟洒な安楽椅子がある。 背持たれや座だけでなく肘掛けの部分にも詰め物をした、ゆったりとくつろげる大きな安楽椅子は、老齢の皇帝、愛用の一脚だ。 椅子の前には趣のある上質の壁紙が張られた壁があり、壁には縁の装飾が美しい大型の姿見が掛けられている。 麗しく老いた公爵は、安楽椅子に座した老皇帝の屹立に後ろ向きに腰をおろした。 目の前の全身鏡は、背面座位で繋がる二人を映じている。 老いてなお精悍な皇帝は、白髪美翁な公爵の脚を大きく広げ、 半裸の公爵の加齢によって白くなった恥毛を指先で弄びながら、鏡の中の公爵と目を合わせた。 「卿もここが真っ白になったな」 公爵の首筋に口づけをひとつ落とし、年を重ねたセロの様な深く低い声で囁く皇帝のそこも色を変えて久しい。 金獅子王と呼ばれた皇帝の豪奢な金髪は、老いてすっかり銀色になってしまった。下叢も然りだ。 公爵は皇帝の囁きと内耳をくすぐる吐息に赤面した。 初めてそこに白い毛を一本見つけた夜、公爵は焦燥感を覚え歎いたものだ。 互いの下叢がこんなにも白くなるまで、皇帝との関係が永らうとは想像だにしなかった。 公爵が思いを巡らせていると、皇帝は背後から皴深い大きな手を伸ばし、芳香花の精油を用いて公爵の花芯を刺激しながら、 もう片方の手で老いて感じやすくなった公爵の胸の双茱を、左右交互に愛撫した。 下から力強く皇帝に後蕾を穿たれ、同時に胸と股間を愛される。老いた身体では受け止めきれない強い快感に老体を炙られた公爵は、 熱く潤んだ瞳で鏡の中の皇帝の碧眼を見つめ、切なげに喘ぎ悶えた。 「今宵の卿は、そこかしこ華やいでおるな」 いつになく花芯が硬度を保ち、胸の双茱もツンと勃っていることを皇帝に指摘された公爵は、羞恥に目を伏せた。 ここのところ公爵の花芯は、強壮の薬用酒の力を借りても決して頭を擡げなかった。 皇帝の老巧な指玩や口淫にふっくらと膨らみはしても、その先端がかつての様に瑞瑞しく張る事はなく、 快感を追い、欲を吐き出すことが出来ずにいたのだ。けれど、今宵は花芯がはしたないほど濡れている。 艶やかに張りつめた先端は、若かりし頃の様にきらきらと淫蜜を零し、皇帝の大きな手を濡らした。 老齢の皇帝は、陰萎の秘薬を服しても、営みの中途で軟らかくなり憂う事や、硬度を得られず和合に至らない夜が増えていたが、 今宵は乱れる公爵に煽られ、皇帝の漢も壮健だ。皇帝は、久方ぶりに鏡の前で繋がったのが、二人に興奮をもたらしたに違いないと思った。 公爵が老いて腰を病んでからは、寝台にて腰に羽毛の枕を当てがい、公爵の腰を労りながら睦み合う事が多かった。 たまには趣向を変えてみるのも悪くない。下から力強く公爵の後蕾を穿った皇帝は、ニヤリと片頬で笑い、男臭い笑みを浮かべた。 今宵は数年ぶりに、二人揃って果てる事が出来るやも知れぬ。皇帝は馴れ親しんだ公爵の心地好い締め付けに笑い、 公爵の中で己の漢が大きくなるのを感じた。 「あっ、あっ、ああっ!陛下、陛下ッー!」 なめらかに腰を動かしながら、強弱をつけて公爵の花芯を扱く皇帝に喘がされ、 公爵は皇帝の掌に、限りなく透明に近い乳白色の飛沫を放った。 ほぼ同時に公爵の中で達した皇帝は、繋がったまま背後から公爵をギュッと抱きしめ、肩に口づけると満足げに笑った。 「こんなにも心地好い吐精が、まだ出来るとはな……」 満面の笑顔でしみじみと呟き、悦に入っている皇帝に公爵は恥じらいながら頷いた。 久方ぶりに精を射する事が出来た爽快感と、皇帝のすべてを受け入れた昂揚感が、公爵の下腹部で溶け合っている。 心地好いけだるさに浸りながら公爵は、皇帝の老いてなおぶ厚い胸板に背中を預けてもたれ掛かり、うっとりと目を閉じた。 50年前は、この男に背中を預ける日が来るなど思いもしなかった。 55年前、先帝は有力貴族を後ろ盾に持つ異母弟の公爵を、皇太弟として次期皇位継承者に定めた。 けれど5年後、先帝が崩御した日、野心に燃える先帝の第一王子が挙兵。皇位継承をめぐり宮廷は皇太弟派と王子派に二分された。 軍部を味方につけ戦を制した金髪の王子は帝国を簒奪し、大陸統一の夢を追って辺境の蛮族との戦いに明け暮れる。 大敗した皇太弟は、領地と爵位を剥奪され、収監された監獄の檻の中で、ずたずたに犯された。 皇太弟には皇帝を憎んで余りある正当な理由がある。 反乱軍に救われ牢を脱した皇太弟は、反乱軍の先頭に立ち、時に辺境の蛮族と共闘し帝国軍と戦った。 狡猾な戦略で帝国軍を苦しめた皇太弟は、反乱軍の毒蛇と呼ばれ、金獅子王の好敵手となる。 ハルクロードの戦いで皇太弟は憎い皇帝を追い詰めた。が、皇帝の半身的存在の従卒が、身を盾にして皇帝を守ったため取り逃がしてしまう。 乳兄弟でもあった最愛の従卒を殺された皇帝は、皇太弟を憎悪した。 翌月、友だと信じていた蛮族の長に裏切られた皇太弟は、捕縛され帝国軍に売られる。 皇帝は仇敵を殺そうとしたが、皇帝の右腕の宰相は敗軍の将の才を惜しみ、彼を手厚く遇した。 生きて生きて生き延びて、いつの日かこの手で皇帝を殺す。そのために、皇太弟は矜持を捨て皇帝の臣下にくだった。 頭も股も使えるものは皆使った。蛮族の鎮圧で功績を挙げた。反乱軍と和議を結んだ。 麗しい微笑で牙を隠し従順な犬を演じながら、目覚ましい手腕を発揮した青年は、宰相の執り成しで旧領と爵位を復する。 公爵領の領民は、待ち望んでいた領主の帰還を喜んだ。 翌年、帝国は突如半島に侵攻してきた外海の異教徒に聖地を奪われる。聖地奪還のため、皇帝と公爵は力を合わせて戦った。 敵にすると厄介だが、味方にすると頼もしい。皇帝は公爵がいれば、己がどこまでも強くなれる気がした。 公爵も然りだ。皇帝と共に戦うのは楽しく、酌み交わした勝利の美酒は、たまらなくうまかった。 宰相はこれを機に、皇帝と公爵が蟠りを捨て歩み寄る事を願ったが、二人の確執は根深かった。 40年前、訳あって肌を重ねてからも、いがみ合っていた二人を、仲睦まじくしたのは時の流れだ。 老いを受け入れ、互いを労る心を持てた5年前、二人はようやく肌と共に心を重ねる事ができた。 そうして今に至る。 鏡の前の椅子で皇帝と繋がった公爵は、果てた後も繋がったまま、公爵の花芯を愛撫する皇帝の皴深い大きな手に小さく喘ぎ、 麗しい笑みを浮かべると、 ほっそりとした首を後ろに捻り、長くゆるやかな白髪をかき上げながら、背面の皇帝に口づけた。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! - 続きうれしいですーそんな壮絶な過去が・・・公爵、かなりイイ! -- &new{2012-02-02 (木) 00:09:43}; - じじい萌え・主従萌え・洋萌えに、完全に目覚めてしまった。ありがとうございます。 -- &new{2012-02-02 (木) 00:12:56}; - 爺受萌え持ちにはたまらんです……ありがたやありがたや(ー人ー) -- &new{2012-02-03 (金) 09:01:49}; #comment
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