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#title(The green knight runs through night 後編) 半生。映画「緑蜂」より社長×助手。 >>351の続きで、エロありです。 |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! しばらく俺のシャツを濡らしてから、相棒は静かに口を開いた。 「……ブリシト、信じてくれないかも知れないけど、僕は本心から、君が欲しいと言ったんだ」 「でも力ト-、お前……」 「僕の頭は確かだよ、ブリシト。さっきの言い方はそりゃ、酷かったけど……あんな目に合って君に助けられて、真っ先に思ったんだ。君に、抱かれたいって」 溢れる涙をそのままに、相棒は顔を上げて俺を真っすぐに見つめた。目には真摯な光が宿り、嘘をついてるようには見えなかった。 「力ト-……本当にいいのか?そんな風に言うと俺、付け込んじまうぞ」 「いいよ。付け込んでくれて構わない」 本当に本当か?とさらに確認する俺の唇を、奴は自分の唇で塞いだ。 流れ込む涙と血の味がする深いキスを、俺達は夢中で交わした。 長く合わせていた唇を離すと、相棒が俺の耳に駄目押しの一言を囁いた。 「ブリシト、僕に君の全部を感じさせて……」 俺の理性はものの見事に、木っ端みじんに吹っ飛んだ。 お互いに脱ぐのももどかしく、俺は服を着たままで、はだけたシャツ一枚の裸の体に触れた。 顔や唇はもちろん、胸や腹、内股や膝の裏側にまで舌を這わせ、丁寧に撫で回した。いつにもまして相棒は敏感に反応し、たまらず喘いでは俺の名前を必死に呼んだ。 今夜は相棒の全てを味わいたくて、開かせた片脚を肩に乗せ、いきり立つモノを口に含んでやると、高い悲鳴を上げて驚いた。 イッてしまいそうだからやめてくれ、と俺の髪を握って哀願するのを、さらに深くくわえて拒んだ。 イクなら俺の口の中でイケばいいさと囁いて、ぴちゃぴちゃとしつこく舐め回し、強く吸い立てた。相棒は我慢し切れず、とうとう俺の喉に向かって欲望を放った。 音を立てて飲み下すと、泣きそうな声でバカ、と叫んだ。俺は笑って、恥ずかしさに火照る体を上から抱きしめた。 そのまま口づけると、自分の出したモノの味に少し顔をしかめたが、相棒は拒まず、大胆に舌を絡めた。 俺はいつものジェルを使い、萎えた相棒の中心を扱いて大きくさせた。相棒の方も、震える手で俺のベルトを緩めファスナーを開けて、下着の中の俺自身を擦ってくれた。 喜んでまたキスを交わして、甘い刺激に酔いながら、俺はジェルまみれの中指を相棒の後ろに押し込んだ。 吸い込むように受け入れた中は、かなり熱くなっていた。 前を擦りつつ段々指を増やして行くと、濡れた下の口は淫らに音を立てて締め上げた。 念入りに抜き差しを繰り返す俺に、ブリシト、もういいからと相棒がその先を促した。かすれた甘い声で何度も名前を呼んでねだられ、上着を引っ張られて、俺はやっと奴から指を抜いた。 男同士だと楽らしい背後からの挿入を、顔が見えないからと嫌がるので、仰向けのまま腰の下に枕を入れて、受け入れる態勢を取らせた。 下げたズボンから飛び出した俺のデカい一物を見て、相棒は目を見張って喉を鳴らした。 サイドボードからゴムを取り出した俺に、そんなのいらないよ、と相棒が焦れた。だがいくらのぼせていたって、大人の男としての嗜みを忘れる訳にはいかない。 そう言うな、後で大変なのはお前なんだからと説き伏せつつ、ゴムをきっちり被せた。 「力ト-、入れるぞ。いいんだな」 「うん、いいよ、ブリシト」 「途中でやめようは無しだぞ、わかってるな力ト-」 「ブリシト、くどい男は嫌われるぞ」 そりゃマズいなと笑って後ろにあてがうと、相棒は息を飲んで頭を反らした。 ジェルを塗りたくった猛るモノを、脚を抱えた俺はゆっくり慎重に中に突き入れた。相棒は震えて枕の端を握りしめ、目を閉じて細かく喘ぎ続けた。 今まで十分に下準備をしていた甲斐あって、俺は難無く、待ち望んだ奴の奥深くに侵入を果たした。 埋め込まれたモノの大きさに相棒は身悶え、力を抜こうと懸命に呼吸した。俺はやっと征服出来た相棒の中が、想像以上に心地良いことに感動していた。 「あ、あ……ブリシト、大き……っ」 「力ト-、大丈夫か?ちゃんと息しろよ」 「ん、だ、大丈夫……はあっ」 全てを飲み込んで、ちょっと苦しそうに笑う相棒に、俺はたまらない愛しさを感じた。 「力ト-、つくづく無事でよかった。ここまでお前を開発したのはこの俺なのに、危うく横取りされるとこだったんだからな」 「か、開発って……バカ野郎!」 「そろそろいいな、力ト-。動くぞ」 「……あ!ま、待って、待てよブリシト……う、ああ!」 止めようと腕を引っ掻くのに構わず、腰を緩やかに動かした。相棒は突かれる度に声を上げたが、痛そうな様子はなかった。俺は両脚を肩に担いで、深く浅く突いては引いた。 爛れるような熱さに俺は酔いしれ、絶妙に締め付けられて思わず唸った。相棒も涙を浮かべて感じまくっているようで、絶えず俺を呼んではよがり声を上げた。 「あう、ふ、ああっ、ブリシト、ブリシト……」 「力ト-、ああ、たまらない……お前の中、よすぎるぞ。イッちまいそうだ」 「い、い……イッて、いいよ……僕も、僕……あ、うあ……っ」 甘い声に煽られて上から激しく貫くと、相棒は俺の首を抱き寄せて唇を吸った。滴る唾液にも構わず、繋がったままで口内をむさぼり合った。 唇を離すと、相棒が俺を見てふいに笑った。 「なんだ、何かおかしいか、力ト-」 「ふふ、へ、変だ……グリ-ン・ホ-ネットが、僕を抱いてる……」 「変なもんか。ホ-ネットが抱くのは、相棒だけだ。お前だけなんだぞ、力ト-」 緑のスーツとコートを纏ったままの俺は苦笑して、からかう相棒の頬にキスした。 「僕だけ、か……そうだ、僕だってそうだよ、ブリシト」 「何がだ?力ト-」 「僕が欲しいのは、君だ。冷たいオモチャでも、タチの悪いオンナ男でもない、君だけだ。ブリシト、君だけが、僕を好きにして、いいんだ……」 相棒が殺し文句を吐くのは、これで一体何度目だろう。歓喜に満ち溢れた俺は、唇にまたキスをして、腰を大きく動かし打ち付けた。 容赦なく擦られ、甘い口づけを与えられて、相棒はもう限界だと首を振った。 「ブリシト……ブリシト!もうダメ、い、イク……あ、ああ!」 「力ト-……ん、ううっ!」 ぴんと背中をのけ反らせて相棒が果て、同時に俺も呻いて奴の中で達した。 衝撃に相棒の体は波を打ち、シーツの上に腕を投げ出した。目を閉じて意識を失ってしまった相棒に俺は慌て、肩から脚を下ろし、中の萎えたモノを引き抜いた。 外したゴムを結んでゴミ箱に捨てると、相棒の頬を軽くはたいて呼びかけた。 「力ト-、おい力ト-!しっかりしろ」 「……あ、ふうっ、ブリシト」 目を開けた相棒は、ぱちぱちと瞬きを繰り返した。俺はほっとして、汗ばんだ額に手を当て、大丈夫かと尋ねた。 「很吃驚……我、我想是不是死……!」 「うん、そうか。悪いがもう一回、英語で頼む」 「び、びっくりした……」 「気を失うほどよすぎてびっくりしたのか、力ト-」 笑って頬をつねると、相棒は俺の手を取り、指に軽く噛み付いた。 「いてっ!……力ト-、俺だってびっくりしたんだぞ。寝た相手に気絶されたなんて、初めてだ。あんなこと本当にあるんだなあ」 「妙なことで感心するなよ……」 呆れて俺を睨んだ相棒は、言葉の後に大きなあくびをした。眠いなら先に寝ていいぞと告げると、頷いて目を閉じた。 俺は相棒の体の汚れや汗を、蒸しタオルで軽く拭ってやった。 気持ち良さそうにしていた相棒は、いつの間にか眠りについていた。上から布団をかけてベッドから離れ、奴の飛沫で汚れたスーツを脱ぎ、パジャマに着替えた。 再びベッドに戻り愛らしい寝顔を眺め、額に軽いキスをした。相棒の黒髪を撫でて、本当に間に合ってよかったとあらためて安堵した。 朝になり、俺がシャワーを浴びてバスローブを羽織り部屋に戻ると、俯せに寝ていた相棒は唸り声と共に目を覚ました。 ふいに勢いよく顔を上げて、きょろきょろと周りを見回した。 俺ならここだぞ、と近寄って声をかけると、俺を見つめた顔はみるみるうちに赤くなり、再び枕に顔を埋めた。 「なんだ力ト-、照れてんのか?」 「……照れてなんか、ない!」 「照れるのはいいが、怒るのは無しだぞ。夕べ俺はお前に、何回もいいのかって確認したんだからな」 「ブリシト……わかってる。だからもう、何も言わないでくれ」 ベッドに腰かけた俺は、それならいいんだ、と俯せた頭を撫でた。 「力ト-、気分はどうだ?良くないようなら、うちの掛かり付けの医者に診てもらおう」 「……いや、大丈夫。後に残らないタイプの薬だったみたいだ。頭はしっかりしてるよ」 顔だけをこちらに向けて答えた相棒は、確かにいつも通りの様子だったので俺は安心した。飯を食うかと訊くと、先にシャワーを浴びたいと答えた。 頷いて腰を上げると、ベッドから下りて歩こうとした相棒が、体のバランスを崩してすっ転んだので俺は驚いた。 「おい力ト-!何やってんだ」 「……おかしい。脚にうまく力が入らない」 床に手と膝をついて、相棒はしきりに首を傾げた。俺はシャツ一枚の体を抱えて、ベッドの上に戻してやった。 「力ト-、どうもこれは、俺のせいだな」 「どういうこと?」 「つまり、激し過ぎたんだ。俺は精一杯、優しくしたつもりだったんだが……腰を抜かされたのも、お前が初めてだ。まあ、お前が慣れてないせいでもあるんだろうな」 初めて尽くしだな、と陽気に告げた俺に向かって、相棒は枕をぶん投げやがった。 「笑ってる場合か。これじゃ僕はとても身が持たない」 「大丈夫だ力ト-、次は気を付けるからさ」 「どうだか……君の大丈夫は、当てにならないからな」 顔に命中した枕を手渡すと、相棒はそれを抱きしめて何やら思案した。なんかかわいいな、とその姿を呑気に眺めていた俺に、奴は向き直って言った。 「ブリシト、提案なんだけど、その……入れるのは毎回じゃなくて、時々にしないか」 「時々って、どの程度だ」 「……月一回」 「月一回だあ!?そりゃ殺生だ、力ト-!」 大いに不満を訴えると、相棒は膝に乗せた枕を拳で叩いて言い返した。 「だって!君はいいかもしれないけど、度々歩けなくなるようじゃ僕が困る。特に夜のパトロールにひびくだろ」 「だから次は加減するって!頻繁にってのは無理だとしても、月イチはあんまりだぞ」 「どうせ君は女の子と遊ぶんだから、僕との……行為が少なくたって、別に構いやしないだろ」 「それとこれとは別問題だ!せっかくお前が許してくれたのに、心ゆくまで愛してやれるのがたったの月イチだなんて、そんなの切な過ぎるじゃないか!」 俺の心からの悲痛な叫びに相棒は目を見張り、黙ってまた何か考えた。 「じゃあブリシト、何回ならいいんだ」 「週イチだ!」 「……無理」 「じゃあせめて、月に三回」 「それもダメ」 押し問答を繰り返した結果、俺が大幅に譲歩して月二回で落ち着いた。相棒はまあいいかと納得したようだが、俺はそんな約束をしおらしく守る気はさらさらなかった。 いざベッドに入ればこっちのものだ、口車と押しの一手で、もうちょい回数を増やしてやろう。そう企んでいるのが顔に出たのか、相棒が怪訝そうに俺を見た。 「……ブリシト、何ニヤついてる」 「力ト-、さっきの俺達のやり取りって、痴話ゲンカ……いや、ちょっと夫婦ゲンカみたいだったよな」 いっそうニヤついた俺の顔に、また枕が飛んで来た。 一日休んで出社した相棒に、秘書が一体どうしたのかと心配そうに尋ねて来た。 奴が口を開くより早く、こいつは女とシケ込んでてちょっと痛い目に合ったんだ、と俺が答えた。秘書はあらそう、それはお気の毒と返し、相棒に呆れたような一瞥をくれて仕事に戻った。 相棒は俺の腹に肘鉄を浴びせ、弁解しようと慌てて秘書の側に駆け寄った。俺は腹を摩り、大笑いしてその光景を眺めた。 俺があの女の会社との取引を断ると切り出すと、事情を知らない秘書は、契約違反で訴えられることを危ぶんだ。 だが先方に電話した際に、うちの経営パートナーの意見で方針が決まったと告げると、相手はしぶしぶと承諾し、訴えはしないとの確約を取り付けた。 電話を切った後、そういえばあのスケッチは捨てたのかと相棒に訊くと、今後の戒めとして残しておくよ、と神妙に答えた。 俺なら即破り捨てるんだが、東洋人の発想はやっぱり違うんだなとしみじみ思った。 後日あの女には、薬物法違反で警察の手が回った。 俺達が逃げた後、あのビルに入り込んだホームレスが、人が倒れているのに驚き通報した。駆け付けた警察は女の様子と、グリ-ン・ホ-ネットが襲撃した事実について不審を抱いた。 そして捜査を進めた結果、女の会社が裏で、あらゆる種類の違法な薬を扱う商売をしていたことが明らかになった。 ライバル社にすっぱ抜かれたのは実にマヌケだが、社長室でその記事を見た俺は、ざまあ見ろと快哉を叫んだ。 相棒に新聞を渡し、こういうのを怪我の功名って言うんだよなと笑うと、奴は複雑な顔をして、そうかもね、と返した。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 読んで下さってありがとうございました。デブイデ楽しみ! #comment
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#title(The green knight runs through night 後編) 半生。映画「緑蜂」より社長×助手。 >>351の続きで、エロありです。 |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! しばらく俺のシャツを濡らしてから、相棒は静かに口を開いた。 「……ブリシト、信じてくれないかも知れないけど、僕は本心から、君が欲しいと言ったんだ」 「でも力ト-、お前……」 「僕の頭は確かだよ、ブリシト。さっきの言い方はそりゃ、酷かったけど……あんな目に合って君に助けられて、真っ先に思ったんだ。君に、抱かれたいって」 溢れる涙をそのままに、相棒は顔を上げて俺を真っすぐに見つめた。目には真摯な光が宿り、嘘をついてるようには見えなかった。 「力ト-……本当にいいのか?そんな風に言うと俺、付け込んじまうぞ」 「いいよ。付け込んでくれて構わない」 本当に本当か?とさらに確認する俺の唇を、奴は自分の唇で塞いだ。 流れ込む涙と血の味がする深いキスを、俺達は夢中で交わした。 長く合わせていた唇を離すと、相棒が俺の耳に駄目押しの一言を囁いた。 「ブリシト、僕に君の全部を感じさせて……」 俺の理性はものの見事に、木っ端みじんに吹っ飛んだ。 お互いに脱ぐのももどかしく、俺は服を着たままで、はだけたシャツ一枚の裸の体に触れた。 顔や唇はもちろん、胸や腹、内股や膝の裏側にまで舌を這わせ、丁寧に撫で回した。いつにもまして相棒は敏感に反応し、たまらず喘いでは俺の名前を必死に呼んだ。 今夜は相棒の全てを味わいたくて、開かせた片脚を肩に乗せ、いきり立つモノを口に含んでやると、高い悲鳴を上げて驚いた。 イッてしまいそうだからやめてくれ、と俺の髪を握って哀願するのを、さらに深くくわえて拒んだ。 イクなら俺の口の中でイケばいいさと囁いて、ぴちゃぴちゃとしつこく舐め回し、強く吸い立てた。相棒は我慢し切れず、とうとう俺の喉に向かって欲望を放った。 音を立てて飲み下すと、泣きそうな声でバカ、と叫んだ。俺は笑って、恥ずかしさに火照る体を上から抱きしめた。 そのまま口づけると、自分の出したモノの味に少し顔をしかめたが、相棒は拒まず、大胆に舌を絡めた。 俺はいつものジェルを使い、萎えた相棒の中心を扱いて大きくさせた。相棒の方も、震える手で俺のベルトを緩めファスナーを開けて、下着の中の俺自身を擦ってくれた。 喜んでまたキスを交わして、甘い刺激に酔いながら、俺はジェルまみれの中指を相棒の後ろに押し込んだ。 吸い込むように受け入れた中は、かなり熱くなっていた。 前を擦りつつ段々指を増やして行くと、濡れた下の口は淫らに音を立てて締め上げた。 念入りに抜き差しを繰り返す俺に、ブリシト、もういいからと相棒がその先を促した。かすれた甘い声で何度も名前を呼んでねだられ、上着を引っ張られて、俺はやっと奴から指を抜いた。 男同士だと楽らしい背後からの挿入を、顔が見えないからと嫌がるので、仰向けのまま腰の下に枕を入れて、受け入れる態勢を取らせた。 下げたズボンから飛び出した俺のデカい一物を見て、相棒は目を見張って喉を鳴らした。 サイドボードからゴムを取り出した俺に、そんなのいらないよ、と相棒が焦れた。だがいくらのぼせていたって、大人の男としての嗜みを忘れる訳にはいかない。 そう言うな、後で大変なのはお前なんだからと説き伏せつつ、ゴムをきっちり被せた。 「力ト-、入れるぞ。いいんだな」 「うん、いいよ、ブリシト」 「途中でやめようは無しだぞ、わかってるな力ト-」 「ブリシト、くどい男は嫌われるぞ」 そりゃマズいなと笑って後ろにあてがうと、相棒は息を飲んで頭を反らした。 ジェルを塗りたくった猛るモノを、脚を抱えた俺はゆっくり慎重に中に突き入れた。相棒は震えて枕の端を握りしめ、目を閉じて細かく喘ぎ続けた。 今まで十分に下準備をしていた甲斐あって、俺は難無く、待ち望んだ奴の奥深くに侵入を果たした。 埋め込まれたモノの大きさに相棒は身悶え、力を抜こうと懸命に呼吸した。俺はやっと征服出来た相棒の中が、想像以上に心地良いことに感動していた。 「あ、あ……ブリシト、大き……っ」 「力ト-、大丈夫か?ちゃんと息しろよ」 「ん、だ、大丈夫……はあっ」 全てを飲み込んで、ちょっと苦しそうに笑う相棒に、俺はたまらない愛しさを感じた。 「力ト-、つくづく無事でよかった。ここまでお前を開発したのはこの俺なのに、危うく横取りされるとこだったんだからな」 「か、開発って……バカ野郎!」 「そろそろいいな、力ト-。動くぞ」 「……あ!ま、待って、待てよブリシト……う、ああ!」 止めようと腕を引っ掻くのに構わず、腰を緩やかに動かした。相棒は突かれる度に声を上げたが、痛そうな様子はなかった。俺は両脚を肩に担いで、深く浅く突いては引いた。 爛れるような熱さに俺は酔いしれ、絶妙に締め付けられて思わず唸った。相棒も涙を浮かべて感じまくっているようで、絶えず俺を呼んではよがり声を上げた。 「あう、ふ、ああっ、ブリシト、ブリシト……」 「力ト-、ああ、たまらない……お前の中、よすぎるぞ。イッちまいそうだ」 「い、い……イッて、いいよ……僕も、僕……あ、うあ……っ」 甘い声に煽られて上から激しく貫くと、相棒は俺の首を抱き寄せて唇を吸った。滴る唾液にも構わず、繋がったままで口内をむさぼり合った。 唇を離すと、相棒が俺を見てふいに笑った。 「なんだ、何かおかしいか、力ト-」 「ふふ、へ、変だ……グリ-ン・ホ-ネットが、僕を抱いてる……」 「変なもんか。ホ-ネットが抱くのは、相棒だけだ。お前だけなんだぞ、力ト-」 緑のスーツとコートを纏ったままの俺は苦笑して、からかう相棒の頬にキスした。 「僕だけ、か……そうだ、僕だってそうだよ、ブリシト」 「何がだ?力ト-」 「僕が欲しいのは、君だ。冷たいオモチャでも、タチの悪いオンナ男でもない、君だけだ。ブリシト、君だけが、僕を好きにして、いいんだ……」 相棒が殺し文句を吐くのは、これで一体何度目だろう。歓喜に満ち溢れた俺は、唇にまたキスをして、腰を大きく動かし打ち付けた。 容赦なく擦られ、甘い口づけを与えられて、相棒はもう限界だと首を振った。 「ブリシト……ブリシト!もうダメ、い、イク……あ、ああ!」 「力ト-……ん、ううっ!」 ぴんと背中をのけ反らせて相棒が果て、同時に俺も呻いて奴の中で達した。 衝撃に相棒の体は波を打ち、シーツの上に腕を投げ出した。目を閉じて意識を失ってしまった相棒に俺は慌て、肩から脚を下ろし、中の萎えたモノを引き抜いた。 外したゴムを結んでゴミ箱に捨てると、相棒の頬を軽くはたいて呼びかけた。 「力ト-、おい力ト-!しっかりしろ」 「……あ、ふうっ、ブリシト」 目を開けた相棒は、ぱちぱちと瞬きを繰り返した。俺はほっとして、汗ばんだ額に手を当て、大丈夫かと尋ねた。 「很吃驚……我、我想是不是死……!」 「うん、そうか。悪いがもう一回、英語で頼む」 「び、びっくりした……」 「気を失うほどよすぎてびっくりしたのか、力ト-」 笑って頬をつねると、相棒は俺の手を取り、指に軽く噛み付いた。 「いてっ!……力ト-、俺だってびっくりしたんだぞ。寝た相手に気絶されたなんて、初めてだ。あんなこと本当にあるんだなあ」 「妙なことで感心するなよ……」 呆れて俺を睨んだ相棒は、言葉の後に大きなあくびをした。眠いなら先に寝ていいぞと告げると、頷いて目を閉じた。 俺は相棒の体の汚れや汗を、蒸しタオルで軽く拭ってやった。 気持ち良さそうにしていた相棒は、いつの間にか眠りについていた。上から布団をかけてベッドから離れ、奴の飛沫で汚れたスーツを脱ぎ、パジャマに着替えた。 再びベッドに戻り愛らしい寝顔を眺め、額に軽いキスをした。相棒の黒髪を撫でて、本当に間に合ってよかったとあらためて安堵した。 朝になり、俺がシャワーを浴びてバスローブを羽織り部屋に戻ると、俯せに寝ていた相棒は唸り声と共に目を覚ました。 ふいに勢いよく顔を上げて、きょろきょろと周りを見回した。 俺ならここだぞ、と近寄って声をかけると、俺を見つめた顔はみるみるうちに赤くなり、再び枕に顔を埋めた。 「なんだ力ト-、照れてんのか?」 「……照れてなんか、ない!」 「照れるのはいいが、怒るのは無しだぞ。夕べ俺はお前に、何回もいいのかって確認したんだからな」 「ブリシト……わかってる。だからもう、何も言わないでくれ」 ベッドに腰かけた俺は、それならいいんだ、と俯せた頭を撫でた。 「力ト-、気分はどうだ?良くないようなら、うちの掛かり付けの医者に診てもらおう」 「……いや、大丈夫。後に残らないタイプの薬だったみたいだ。頭はしっかりしてるよ」 顔だけをこちらに向けて答えた相棒は、確かにいつも通りの様子だったので俺は安心した。飯を食うかと訊くと、先にシャワーを浴びたいと答えた。 頷いて腰を上げると、ベッドから下りて歩こうとした相棒が、体のバランスを崩してすっ転んだので俺は驚いた。 「おい力ト-!何やってんだ」 「……おかしい。脚にうまく力が入らない」 床に手と膝をついて、相棒はしきりに首を傾げた。俺はシャツ一枚の体を抱えて、ベッドの上に戻してやった。 「力ト-、どうもこれは、俺のせいだな」 「どういうこと?」 「つまり、激し過ぎたんだ。俺は精一杯、優しくしたつもりだったんだが……腰を抜かされたのも、お前が初めてだ。まあ、お前が慣れてないせいでもあるんだろうな」 初めて尽くしだな、と陽気に告げた俺に向かって、相棒は枕をぶん投げやがった。 「笑ってる場合か。これじゃ僕はとても身が持たない」 「大丈夫だ力ト-、次は気を付けるからさ」 「どうだか……君の大丈夫は、当てにならないからな」 顔に命中した枕を手渡すと、相棒はそれを抱きしめて何やら思案した。なんかかわいいな、とその姿を呑気に眺めていた俺に、奴は向き直って言った。 「ブリシト、提案なんだけど、その……入れるのは毎回じゃなくて、時々にしないか」 「時々って、どの程度だ」 「……月一回」 「月一回だあ!?そりゃ殺生だ、力ト-!」 大いに不満を訴えると、相棒は膝に乗せた枕を拳で叩いて言い返した。 「だって!君はいいかもしれないけど、度々歩けなくなるようじゃ僕が困る。特に夜のパトロールにひびくだろ」 「だから次は加減するって!頻繁にってのは無理だとしても、月イチはあんまりだぞ」 「どうせ君は女の子と遊ぶんだから、僕との……行為が少なくたって、別に構いやしないだろ」 「それとこれとは別問題だ!せっかくお前が許してくれたのに、心ゆくまで愛してやれるのがたったの月イチだなんて、そんなの切な過ぎるじゃないか!」 俺の心からの悲痛な叫びに相棒は目を見張り、黙ってまた何か考えた。 「じゃあブリシト、何回ならいいんだ」 「週イチだ!」 「……無理」 「じゃあせめて、月に三回」 「それもダメ」 押し問答を繰り返した結果、俺が大幅に譲歩して月二回で落ち着いた。相棒はまあいいかと納得したようだが、俺はそんな約束をしおらしく守る気はさらさらなかった。 いざベッドに入ればこっちのものだ、口車と押しの一手で、もうちょい回数を増やしてやろう。そう企んでいるのが顔に出たのか、相棒が怪訝そうに俺を見た。 「……ブリシト、何ニヤついてる」 「力ト-、さっきの俺達のやり取りって、痴話ゲンカ……いや、ちょっと夫婦ゲンカみたいだったよな」 いっそうニヤついた俺の顔に、また枕が飛んで来た。 一日休んで出社した相棒に、秘書が一体どうしたのかと心配そうに尋ねて来た。 奴が口を開くより早く、こいつは女とシケ込んでてちょっと痛い目に合ったんだ、と俺が答えた。秘書はあらそう、それはお気の毒と返し、相棒に呆れたような一瞥をくれて仕事に戻った。 相棒は俺の腹に肘鉄を浴びせ、弁解しようと慌てて秘書の側に駆け寄った。俺は腹を摩り、大笑いしてその光景を眺めた。 俺があの女の会社との取引を断ると切り出すと、事情を知らない秘書は、契約違反で訴えられることを危ぶんだ。 だが先方に電話した際に、うちの経営パートナーの意見で方針が決まったと告げると、相手はしぶしぶと承諾し、訴えはしないとの確約を取り付けた。 電話を切った後、そういえばあのスケッチは捨てたのかと相棒に訊くと、今後の戒めとして残しておくよ、と神妙に答えた。 俺なら即破り捨てるんだが、東洋人の発想はやっぱり違うんだなとしみじみ思った。 後日あの女には、薬物法違反で警察の手が回った。 俺達が逃げた後、あのビルに入り込んだホームレスが、人が倒れているのに驚き通報した。駆け付けた警察は女の様子と、グリ-ン・ホ-ネットが襲撃した事実について不審を抱いた。 そして捜査を進めた結果、女の会社が裏で、あらゆる種類の違法な薬を扱う商売をしていたことが明らかになった。 ライバル社にすっぱ抜かれたのは実にマヌケだが、社長室でその記事を見た俺は、ざまあ見ろと快哉を叫んだ。 相棒に新聞を渡し、こういうのを怪我の功名って言うんだよなと笑うと、奴は複雑な顔をして、そうかもね、と返した。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 読んで下さってありがとうございました。デブイデ楽しみ! #comment
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