ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
リロード
編集
ツール
名前変更
凍結
差分
バックアップ
添付
複製
印刷
Top
/
62-373
62-373
の編集
-- 雛形とするページ --
(no template pages)
#title(ジョーカー 許されざる捜査官 来栖×伊達 「蛇足」) 一回終った後、まだ離れがたくて下肢を絡めながら二人で寄り添って横たわっていた。 時々、お互いの足の甲をすり合わせて肌の滑らかさとぬくもりを味わう。 久流須の肌はすべすべしていて、撫でると気持ちがいい。 一回一回、回を重ねるごとにお互いの体がなじみあっていくのがわかる。 久流須は、自分の肩の上に乗った盾の髪をゆっくり撫でていた。 久流須に髪を撫でられるのは好きだが・・・。 「腰、大丈夫?」 「平気さ、今のおまえ、痩せてるからな。」 「男としては、あれやられるのは、恥ずかしいんだけど。」 警察学校時代、柔道で何度もいいように転がされていたので、 力では久流須に敵わないのはわかっていたが、やりすぎだ。 「ふーん、その割にはよがってなかったか?」 と久流須はにやついた。 さきほどの乱れようは、鮮やかに目に焼きついている。 耳元であえぐのもたっぷりと聞くことが出来た。 「・・・重くなってやる・・・。」 盾はそうつぶやいて横を向いてしまった。 枕に顔を埋めて声や表情を隠すことも出来ず、なんだかずいぶんあられもないことを 口走ってしまった気がする。ああ、もう。 久流須が上機嫌なのも、小憎らしい。 「ちょっとくらいならいいけど、あんまり太るなよ。 田木川たちとケーキの情報交換している割には、痩せたままだよな。」 横を向いた盾の左肩に音を立ててキスしながら、そんなことを言う。 ん?それは誰がカロリー消費させているのか、わかってて言っているのかな? まあ、気懸かりなこともあるけれど。 肩にキスする時、二の腕の傷跡が目に入った。触れそうになって、寸前で止める。 いつか、聞ける日が来るかな。 すこしずつ。すこしずつでいい。こうやっておまえを暴いていけたらいい。 久流須の温かい掌が、盾のわき腹をゆっくりとさすって下に向かい始めた。 二回目、行きたい。 「ちょっと待ってて、久流須。」 そう言って振り向いた盾は、にっこり微笑んだ。 盾が持って来たのは、ミネラルウォーターのペットボトルとバスタオルだった。 部屋の暖房の設定を、少し上げる。 フタをあけると、ぷしゅっと音がした。 久流須が飲むハイボール用の炭酸水だ。 盾は一口含み、久流須に口移しで飲ませた。 冷たい炭酸水は、汗をかいた後には爽快で、気分がしゃきっとした。 舌を絡めようとする久流須から、盾が逃げる。 もう一口含むと、そのまま久流須の先端をその水ごと含んだ。 炭酸水の弾ける刺激と冷たさで、久流須の背筋を戦慄きが駆け上がる。 それに追い討ちをかけるように、舌を使い、吸い上げた。 声も出せずに久流須がのけぞっているのを満足そうに見て、盾が囁いてきた。 「どう?昔、してもらった事があるんだ。 ホントは暑い時にシャンパンとかビールとかでやるんだけど、、、。」 って、え、おまえ、コレを、シャンパンかビールでやられたわけ? 酒に弱い盾のことだ。すごいことになっただろうな、と想像しただけで喉が鳴った。 「久流須、今ヘンなこと考えた?」 軽く盾が睨む。 「う、うん、まあ」 へどもど答えると、盾は笑って、 「酒をあっちに使うと、俺の場合、救急車を呼ぶことになると思うよ。」 と言った。 お見通しか。急性アルコール中毒。たしかにヤバイ。 また一口含むと、今度は久流須の胸元に顔を寄せた。ぴりぴりとした刺激に思わず声が出る。 「もっと、する?」 「・・・うん。」 盾はにこっと笑って、バスタオルを引き寄せた。 盾って、無邪気な顔して大胆なことするよなぁ。 どこまで自覚していて、どこから自覚していないんだか。 くそー、俺は振り回されるだけか。 警察学校時代、奈津記が話してくれたことを思い出した。 同じ大学だったが、当時は交友はなかった。が、盾は有名だったので知っていたと。 「何で有名だったんだ?」と聞くと、 来る者拒まず去るもの追わずで、女の子とっかえひっかえだったと。 「人は見かけによらないな。」と久流須が驚くと、 そういう盾を自分のものだけにしたくて、付き合っていた女の子は頑張ってたらしいぞ、 と奈津記は笑った。 当人は最後はフラレてばっかりだよ、とぶーたれていたが、奈津記が聞いたところによると、 結構な人数だったそうだ。 それプラスおやじテクニックがこれかー、と思った。 まあ、いいか。振り回されてやるよ、おまえになら。 「なあ、まだある?」 「もう一本、冷蔵庫に。お腹壊すの、やだよ。」 二本目は、久流須が盾に使うことにした。 注意事項は守る・・・つもりだ。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! #comment
タイムスタンプを変更しない
#title(ジョーカー 許されざる捜査官 来栖×伊達 「蛇足」) 一回終った後、まだ離れがたくて下肢を絡めながら二人で寄り添って横たわっていた。 時々、お互いの足の甲をすり合わせて肌の滑らかさとぬくもりを味わう。 久流須の肌はすべすべしていて、撫でると気持ちがいい。 一回一回、回を重ねるごとにお互いの体がなじみあっていくのがわかる。 久流須は、自分の肩の上に乗った盾の髪をゆっくり撫でていた。 久流須に髪を撫でられるのは好きだが・・・。 「腰、大丈夫?」 「平気さ、今のおまえ、痩せてるからな。」 「男としては、あれやられるのは、恥ずかしいんだけど。」 警察学校時代、柔道で何度もいいように転がされていたので、 力では久流須に敵わないのはわかっていたが、やりすぎだ。 「ふーん、その割にはよがってなかったか?」 と久流須はにやついた。 さきほどの乱れようは、鮮やかに目に焼きついている。 耳元であえぐのもたっぷりと聞くことが出来た。 「・・・重くなってやる・・・。」 盾はそうつぶやいて横を向いてしまった。 枕に顔を埋めて声や表情を隠すことも出来ず、なんだかずいぶんあられもないことを 口走ってしまった気がする。ああ、もう。 久流須が上機嫌なのも、小憎らしい。 「ちょっとくらいならいいけど、あんまり太るなよ。 田木川たちとケーキの情報交換している割には、痩せたままだよな。」 横を向いた盾の左肩に音を立ててキスしながら、そんなことを言う。 ん?それは誰がカロリー消費させているのか、わかってて言っているのかな? まあ、気懸かりなこともあるけれど。 肩にキスする時、二の腕の傷跡が目に入った。触れそうになって、寸前で止める。 いつか、聞ける日が来るかな。 すこしずつ。すこしずつでいい。こうやっておまえを暴いていけたらいい。 久流須の温かい掌が、盾のわき腹をゆっくりとさすって下に向かい始めた。 二回目、行きたい。 「ちょっと待ってて、久流須。」 そう言って振り向いた盾は、にっこり微笑んだ。 盾が持って来たのは、ミネラルウォーターのペットボトルとバスタオルだった。 部屋の暖房の設定を、少し上げる。 フタをあけると、ぷしゅっと音がした。 久流須が飲むハイボール用の炭酸水だ。 盾は一口含み、久流須に口移しで飲ませた。 冷たい炭酸水は、汗をかいた後には爽快で、気分がしゃきっとした。 舌を絡めようとする久流須から、盾が逃げる。 もう一口含むと、そのまま久流須の先端をその水ごと含んだ。 炭酸水の弾ける刺激と冷たさで、久流須の背筋を戦慄きが駆け上がる。 それに追い討ちをかけるように、舌を使い、吸い上げた。 声も出せずに久流須がのけぞっているのを満足そうに見て、盾が囁いてきた。 「どう?昔、してもらった事があるんだ。 ホントは暑い時にシャンパンとかビールとかでやるんだけど、、、。」 って、え、おまえ、コレを、シャンパンかビールでやられたわけ? 酒に弱い盾のことだ。すごいことになっただろうな、と想像しただけで喉が鳴った。 「久流須、今ヘンなこと考えた?」 軽く盾が睨む。 「う、うん、まあ」 へどもど答えると、盾は笑って、 「酒をあっちに使うと、俺の場合、救急車を呼ぶことになると思うよ。」 と言った。 お見通しか。急性アルコール中毒。たしかにヤバイ。 また一口含むと、今度は久流須の胸元に顔を寄せた。ぴりぴりとした刺激に思わず声が出る。 「もっと、する?」 「・・・うん。」 盾はにこっと笑って、バスタオルを引き寄せた。 盾って、無邪気な顔して大胆なことするよなぁ。 どこまで自覚していて、どこから自覚していないんだか。 くそー、俺は振り回されるだけか。 警察学校時代、奈津記が話してくれたことを思い出した。 同じ大学だったが、当時は交友はなかった。が、盾は有名だったので知っていたと。 「何で有名だったんだ?」と聞くと、 来る者拒まず去るもの追わずで、女の子とっかえひっかえだったと。 「人は見かけによらないな。」と久流須が驚くと、 そういう盾を自分のものだけにしたくて、付き合っていた女の子は頑張ってたらしいぞ、 と奈津記は笑った。 当人は最後はフラレてばっかりだよ、とぶーたれていたが、奈津記が聞いたところによると、 結構な人数だったそうだ。 それプラスおやじテクニックがこれかー、と思った。 まあ、いいか。振り回されてやるよ、おまえになら。 「なあ、まだある?」 「もう一本、冷蔵庫に。お腹壊すの、やだよ。」 二本目は、久流須が盾に使うことにした。 注意事項は守る・・・つもりだ。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! #comment
テキスト整形のルールを表示する
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: