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#title(オリジナル 「ヤンデレ・ボーイ ~天使と悪魔は紙一重~」) オリ・ヤンデレ系です。※少々グロ描写注意 |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 俺は誠司。やっとバイトが終わり、彼氏である拓郎に会いに行くところ。しばらく会っていなかったから、顔を見るのが楽しみだ。 交差点を曲がって少し行くと、彼の稽古場が見えてくる。 拓郎は街の打楽器サークルのメンバーで、今日は次のコンサートに向けての稽古だと言っていた。 駐車場に近付いた瞬間、俺の目に凄惨な光景が飛び込んできた。 稽古場に上がる階段の前に、女の子が倒れている。衣服は黒いワンピース1枚。肌から髪から服にまで、白い染みがびっしりとついている。 そして・・・死んでいる。目を見開いたまま。 「早苗!?」妹の早苗だった。俺はとっさに駆け寄って、必死に呼ぶ。 「早苗!!嘘だろ!?早苗!早苗!」 「手遅れだよ、誠ちゃん」「・・・拓郎?」 柵に頬杖をついて、拓郎が笑っていた。いつも「天使のように美しい」と思っているはずの笑顔が、不気味さを帯びて恐ろしく見える。 「誠ちゃんがいけないんだぜ。血のつながったさっちゃんと、あんなことするからだ」 「あんな、こと・・・。・・・!拓!お前、何でそのことを!」 確かに、俺と早苗は、少し前から親近相姦の関係にあった。正直、そんなつもりじゃなかった。早苗の彼氏のことで、相談にのっているうちに、そうなってしまっていただけだった。 「最近、俺に会うのが少なくなったと思ってさ、ちょいと調べさせてもらったよ。・・・気付かなかった?買ってない物が増えてるってこと」 俺はハッとした。どうりで最近、電卓やらペンやらが時々置いてあったわけだ。 「盗聴器・・・?」「そうさ。・・・どうだ、誠ちゃん。安らかな顔じゃないか」 「ふざけんな!!何処が安らかだ!俺の妹をこんなにボロボロにしといて、言えんのはそれだけか!」 俺の金切り声を聞いても、拓郎は涼しい顔で続ける。 「何言ってんだよ、安らかだろ。・・・悦びの顔でな」「悦びって・・・まさか!?」 「サークルの仲間に、ちょいと参加してもらったよ。あいつら、最近溜まってたっぽかったぜ・・・何度さっちゃんをイかせても、止まりやしねぇ。・・・まあ、俺も溜まってたけどな」 「最後にイきそうになったところを、こいつでひと突きだ。・・・あれだけ、他人の血が綺麗に見えたのは初めてだったぜ」 そう言って掲げた拓郎の手には、血みどろのスティックが握られていた。 「俺は誠ちゃんの恋人だ。誠ちゃんに擦り寄る奴は、誰だろうと容赦しねぇ。・・・身内でもだ」 拓郎の高笑いが、夜の闇に吸い込まれるように、何処までも響いていた。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! お粗末さまです。ありがとうございました。 #comment
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#title(オリジナル 「ヤンデレ・ボーイ ~天使と悪魔は紙一重~」) オリ・ヤンデレ系です。※少々グロ描写注意 |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 俺は誠司。やっとバイトが終わり、彼氏である拓郎に会いに行くところ。しばらく会っていなかったから、顔を見るのが楽しみだ。 交差点を曲がって少し行くと、彼の稽古場が見えてくる。 拓郎は街の打楽器サークルのメンバーで、今日は次のコンサートに向けての稽古だと言っていた。 駐車場に近付いた瞬間、俺の目に凄惨な光景が飛び込んできた。 稽古場に上がる階段の前に、女の子が倒れている。衣服は黒いワンピース1枚。肌から髪から服にまで、白い染みがびっしりとついている。 そして・・・死んでいる。目を見開いたまま。 「早苗!?」妹の早苗だった。俺はとっさに駆け寄って、必死に呼ぶ。 「早苗!!嘘だろ!?早苗!早苗!」 「手遅れだよ、誠ちゃん」「・・・拓郎?」 柵に頬杖をついて、拓郎が笑っていた。いつも「天使のように美しい」と思っているはずの笑顔が、不気味さを帯びて恐ろしく見える。 「誠ちゃんがいけないんだぜ。血のつながったさっちゃんと、あんなことするからだ」 「あんな、こと・・・。・・・!拓!お前、何でそのことを!」 確かに、俺と早苗は、少し前から親近相姦の関係にあった。正直、そんなつもりじゃなかった。早苗の彼氏のことで、相談にのっているうちに、そうなってしまっていただけだった。 「最近、俺に会うのが少なくなったと思ってさ、ちょいと調べさせてもらったよ。・・・気付かなかった?買ってない物が増えてるってこと」 俺はハッとした。どうりで最近、電卓やらペンやらが時々置いてあったわけだ。 「盗聴器・・・?」「そうさ。・・・どうだ、誠ちゃん。安らかな顔じゃないか」 「ふざけんな!!何処が安らかだ!俺の妹をこんなにボロボロにしといて、言えんのはそれだけか!」 俺の金切り声を聞いても、拓郎は涼しい顔で続ける。 「何言ってんだよ、安らかだろ。・・・悦びの顔でな」「悦びって・・・まさか!?」 「サークルの仲間に、ちょいと参加してもらったよ。あいつら、最近溜まってたっぽかったぜ・・・何度さっちゃんをイかせても、止まりやしねぇ。・・・まあ、俺も溜まってたけどな」 「最後にイきそうになったところを、こいつでひと突きだ。・・・あれだけ、他人の血が綺麗に見えたのは初めてだったぜ」 そう言って掲げた拓郎の手には、血みどろのスティックが握られていた。 「俺は誠ちゃんの恋人だ。誠ちゃんに擦り寄る奴は、誰だろうと容赦しねぇ。・・・身内でもだ」 拓郎の高笑いが、夜の闇に吸い込まれるように、何処までも響いていた。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! お粗末さまです。ありがとうございました。 #comment
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