ページ内容へ
ナビゲーションへ
当サイトをご覧いただくにはブラウザの設定で
JavaScriptを有効に設定
する必要がございます。
ページの一覧
最終更新一覧
ヘルプ
ホーム
使い方
文字サイズ:小
文字サイズ:中
文字サイズ:大
リロード
編集
ツール
名前変更
凍結
差分
バックアップ
添付
複製
印刷
Top
/
47-540
47-540
の編集
-- 雛形とするページ --
(no template pages)
#title(野球 二塁手と遊撃手 「ゆめ/うつつ」) |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 丹タ刊な二人です。 モデルはいますが、ちゃんと調べず、勢いで書いたので、 好きな二人で想像して頂けたら。 フィールド場に自分とその人以外、誰もいなかったから これが夢だとすぐに気がついた。 フィールドを照らす照明。 眩しい明りの帳の先に、深い藍色の空。 背の低い自分よりも、更に少し背の低いその人は、 いつも通り自分の左側に立って、ホ一ム.ベ―スの方向を見ていた。 見慣れた景色だ、と安心したのも束の間。 ついこの前、彼の復帰に長い時間を要すると聞いた時の、重たい衝撃を思い出す。 だから、これは夢だ。 もう一度、認識する。 彼の名を呼んだ。 彼はちらりと目線をこちらに向けた。 夢なのに、それだけで自分の顔が自然と緩む。 だから自信を持って誓った。 「任せてください」 彼はいつもの様に表情ひとつ変えない。 でも聞いてるのがわかる。 ずっと近くにいた。 「大丈夫ですから。だからしっかり直して戻って来てください」 やはり彼は表情ひとつ変えない。 だが。 彼の唇がかすかに開いた。 目の前には白い天井しかなかった。 あれ、ついさっきまで。もう一度彼の名を呼んだ。 目の前には、やはり天井。 はっとして、誰かに見らてれるわけでもないのにうつ伏せになって、シーツに顔を押し付ける。 …夢だった…。夢の中とはいえ…。 会えたことを嬉しく思う自分が、大人げなく…恥ずかしかった。 顔を上げると、チカチカと光るものに気付く。枕元に置いてあった携帯だ。 手を伸ばして画面を見ると、つい先ほど夢で会った、その人の名が光っていた。 慌てて体を起こし、通話のボタンを押した。 一体何故。いつ。 なぜか正座をしながら、彼が出るのを待つ。 ふと「未明の時間帯だ」と気付いた丁度その時、呼び出し音が途切れた。 「わ…、あの、すみません!」 反射的に謝ってしまった。 夢で会ったからとはいえ、寝惚けていたとはいえ、安静にしなければいけない人に対し、 こんな時間に電話をかけるなんて非常識にも程がある。 目を瞑り、叱咤を、もしくは無言のまま切られることを覚悟した。 だが相手は眠そうな声で一言呟いた。 「ん、任せる」 そしてすぐに、通話が切れた。 耳から携.帯を離し、呆然と液晶画面を眺めた。 まさか、彼も同じ夢を…。 「わーっ!」 自分のそんな考えに慌てて、再びシーツに顔を埋めた。 彼が戻って来たら、確認してみようか。 …絶対聞けないだろうけど。 携.帯を握ったその手に、ぎゅっと力を込めた。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 改行規制かかったので、ナンバリングをミスりました。すみません。 本音を言えば、すぐにでも戻って来て欲しいんだ…! #comment
タイムスタンプを変更しない
#title(野球 二塁手と遊撃手 「ゆめ/うつつ」) |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 丹タ刊な二人です。 モデルはいますが、ちゃんと調べず、勢いで書いたので、 好きな二人で想像して頂けたら。 フィールド場に自分とその人以外、誰もいなかったから これが夢だとすぐに気がついた。 フィールドを照らす照明。 眩しい明りの帳の先に、深い藍色の空。 背の低い自分よりも、更に少し背の低いその人は、 いつも通り自分の左側に立って、ホ一ム.ベ―スの方向を見ていた。 見慣れた景色だ、と安心したのも束の間。 ついこの前、彼の復帰に長い時間を要すると聞いた時の、重たい衝撃を思い出す。 だから、これは夢だ。 もう一度、認識する。 彼の名を呼んだ。 彼はちらりと目線をこちらに向けた。 夢なのに、それだけで自分の顔が自然と緩む。 だから自信を持って誓った。 「任せてください」 彼はいつもの様に表情ひとつ変えない。 でも聞いてるのがわかる。 ずっと近くにいた。 「大丈夫ですから。だからしっかり直して戻って来てください」 やはり彼は表情ひとつ変えない。 だが。 彼の唇がかすかに開いた。 目の前には白い天井しかなかった。 あれ、ついさっきまで。もう一度彼の名を呼んだ。 目の前には、やはり天井。 はっとして、誰かに見らてれるわけでもないのにうつ伏せになって、シーツに顔を押し付ける。 …夢だった…。夢の中とはいえ…。 会えたことを嬉しく思う自分が、大人げなく…恥ずかしかった。 顔を上げると、チカチカと光るものに気付く。枕元に置いてあった携帯だ。 手を伸ばして画面を見ると、つい先ほど夢で会った、その人の名が光っていた。 慌てて体を起こし、通話のボタンを押した。 一体何故。いつ。 なぜか正座をしながら、彼が出るのを待つ。 ふと「未明の時間帯だ」と気付いた丁度その時、呼び出し音が途切れた。 「わ…、あの、すみません!」 反射的に謝ってしまった。 夢で会ったからとはいえ、寝惚けていたとはいえ、安静にしなければいけない人に対し、 こんな時間に電話をかけるなんて非常識にも程がある。 目を瞑り、叱咤を、もしくは無言のまま切られることを覚悟した。 だが相手は眠そうな声で一言呟いた。 「ん、任せる」 そしてすぐに、通話が切れた。 耳から携.帯を離し、呆然と液晶画面を眺めた。 まさか、彼も同じ夢を…。 「わーっ!」 自分のそんな考えに慌てて、再びシーツに顔を埋めた。 彼が戻って来たら、確認してみようか。 …絶対聞けないだろうけど。 携.帯を握ったその手に、ぎゅっと力を込めた。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 改行規制かかったので、ナンバリングをミスりました。すみません。 本音を言えば、すぐにでも戻って来て欲しいんだ…! #comment
テキスト整形のルールを表示する
ページ新規作成
新しいページはこちらから投稿できます。
作品一覧
シリーズものインデックス3
シリーズものインデックス2
シリーズものインデックス
第71巻
第70巻
第69巻
第68巻
第67巻
第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
第60巻
第59巻
第58巻
第57巻
第56巻
第55巻
第54巻
第53巻
第52巻
第51巻
第50巻
第49巻
第48巻
第47巻
第46巻
第45巻
第44巻
第43巻
第42巻
第41巻
第40巻
第39巻
第38巻
第37巻
第36巻
第35巻
第34巻
第33巻
第32巻
第31巻
第30巻
第29巻
第28巻
第27巻
第26巻
第25巻
第24巻
第23巻
第22巻
第21巻
第20巻
第19巻
第18巻
第17巻
第16巻
第15巻
第14巻
第13巻
第12巻
第11巻
第10巻
第9巻
第8巻
第7巻
第6巻
第5巻
第4巻
第3.1巻
第3巻
第2巻
第1巻
ページ新規作成: