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#title(飛、父、飛) [#a7d61dfc] このスレになっていっぱいある気がするけど、別CPなので許して下さい。 ・スン→オサ前提のミナスン ・映画のラストシーンの続きということで |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 寸心はポケットの中の小石を握り締めたまま、彼方へと走り去っていった人の もう見えなくなった背中をいつまでも見送っていた。 放心状態だったところをふいに肩を叩かれ思わず振り向いてしまった。 その瞬間皆方の唇と寸心の唇が重なった。 突然のことで動揺して皆方を突き放すまで少し時間がかかった。 「な、なにす」 最後まで言わないうちに皆方が寸心を抱き寄せてもう一度今度は深く口づけた。 「んっ…」 必死に抵抗しているのになぜか力が入らず、されるがまま息苦しさを我慢しながら耐えた。 漸く開放されたが次の言葉が出てこない。 肩で息をしながらただ皆方を睨みつけているだけだった。 皆方はそんな寸心の様子を見てニヤリ笑いを浮かべて言った。 「いくらお前が鱸さんのことを想ってても多分それは叶わないよ。」 「あ?何言ってんだ?」 少し怒った感じの口調で寸心が聞き返した。 「図星だった?」 「だから何を言ってるのか意味がわかんねーって言ってんだよ」 「わかってるくせに」 皆方が寸心の顔を覗き込んで含み笑いしながら言い返す。 「じゃあハッキリ言ってやるよ。寸心、鱸さんのこと好きなんだろ?」 「ばっ…ちげーよ、何言ってんだ、いい加減にしろ」 「ふーん…その割りにはすげー切ない顔してたけどな」 「俺は別にそんな…」 「そんなつもりじゃないって?自覚なし…か、やれやれ」 半分呆れたような口調で皆方が言うと寸心はちょっと俯いて視線を逸らした。 「なんだ自覚してんじゃん。素直になれよ」 皆方はニヤニヤ笑いながら寸心の肩をポンポン叩いて更に続けた。 「鱸さん鈍そうだし、そういう思考回路は持ってないと思うからやめといた方がいいぞ。」 「なに勝手に話進めてんだ、違うっつってんだろ」 「じゃあそういうことにして…俺なんかどう?」 「そういうことにって…つーか、どうって何が?」 「だから、俺にしとけよって言ってんの」 「だからじゃねーよ、意味わかんねーって」 「ああもう、堂々巡りだなぁ…」 額に手をあてて皆方が嘆いていると寸心がぶっきらぼうに言った。 「みんな向こうで待ってんだろ?もう行かねーと…」 「いや、後で落ち合おうって言ってあるんだ。俺が寸心連れて行くからって」 「なんだよ、それ」 「だってみんなの居る所じゃできないだろ、こんな話」 暫く両者沈黙が続いた後、皆方が意を決したように言った。 「俺は寸心のこと好きだよ、恋愛感情って意味で」 「…」 「俺だってホントはこんなこと言うつもりなかったよ、ゾンビーズの仲間でいられればいいって 思ってたんだけどさ。 まさか鱸さんっていうダークホースが出てきて寸心を掻っ攫われるとは思わなかったんで。 なんかもう悠長な事言ってらんねーなって。」 皆方が肩を竦めながら言った。 「お前がすぐに鱸さんのことを忘れるなんて思ってないよ。 いつか忘れる日が来たら…それまで待つから。」 「皆方…」 皆方の真剣な目を見て寸心はそれ以上何も言えなくなった。 「でもただ待つだけじゃないからな。 色々作戦は考えてるからね、俺が本気出したら…わかってるよな?」 宣戦布告ともとれる皆方の言葉に寸心は困ったような表情をした。 それを見て皆方は場の雰囲気を和らげるように冗談めかして言った。 「まあ、俺は気が長い方だし、それに持久戦は得意なんだ」 「持久戦って…」 寸心が片方の眉をあげてチラッと皆方を見ると、はにかむように笑った。 「三日もったら褒めてやるよ」 そう言って歩き出した寸心を追いながら皆方は心の中でガッツポーズをとった。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! すみません、行数が思ったよりあって2分割で収まりませんでした。 なんかもう滅茶苦茶ですが後悔はしていな(ry #comment
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#title(飛、父、飛) [#a7d61dfc] このスレになっていっぱいある気がするけど、別CPなので許して下さい。 ・スン→オサ前提のミナスン ・映画のラストシーンの続きということで |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 寸心はポケットの中の小石を握り締めたまま、彼方へと走り去っていった人の もう見えなくなった背中をいつまでも見送っていた。 放心状態だったところをふいに肩を叩かれ思わず振り向いてしまった。 その瞬間皆方の唇と寸心の唇が重なった。 突然のことで動揺して皆方を突き放すまで少し時間がかかった。 「な、なにす」 最後まで言わないうちに皆方が寸心を抱き寄せてもう一度今度は深く口づけた。 「んっ…」 必死に抵抗しているのになぜか力が入らず、されるがまま息苦しさを我慢しながら耐えた。 漸く開放されたが次の言葉が出てこない。 肩で息をしながらただ皆方を睨みつけているだけだった。 皆方はそんな寸心の様子を見てニヤリ笑いを浮かべて言った。 「いくらお前が鱸さんのことを想ってても多分それは叶わないよ。」 「あ?何言ってんだ?」 少し怒った感じの口調で寸心が聞き返した。 「図星だった?」 「だから何を言ってるのか意味がわかんねーって言ってんだよ」 「わかってるくせに」 皆方が寸心の顔を覗き込んで含み笑いしながら言い返す。 「じゃあハッキリ言ってやるよ。寸心、鱸さんのこと好きなんだろ?」 「ばっ…ちげーよ、何言ってんだ、いい加減にしろ」 「ふーん…その割りにはすげー切ない顔してたけどな」 「俺は別にそんな…」 「そんなつもりじゃないって?自覚なし…か、やれやれ」 半分呆れたような口調で皆方が言うと寸心はちょっと俯いて視線を逸らした。 「なんだ自覚してんじゃん。素直になれよ」 皆方はニヤニヤ笑いながら寸心の肩をポンポン叩いて更に続けた。 「鱸さん鈍そうだし、そういう思考回路は持ってないと思うからやめといた方がいいぞ。」 「なに勝手に話進めてんだ、違うっつってんだろ」 「じゃあそういうことにして…俺なんかどう?」 「そういうことにって…つーか、どうって何が?」 「だから、俺にしとけよって言ってんの」 「だからじゃねーよ、意味わかんねーって」 「ああもう、堂々巡りだなぁ…」 額に手をあてて皆方が嘆いていると寸心がぶっきらぼうに言った。 「みんな向こうで待ってんだろ?もう行かねーと…」 「いや、後で落ち合おうって言ってあるんだ。俺が寸心連れて行くからって」 「なんだよ、それ」 「だってみんなの居る所じゃできないだろ、こんな話」 暫く両者沈黙が続いた後、皆方が意を決したように言った。 「俺は寸心のこと好きだよ、恋愛感情って意味で」 「…」 「俺だってホントはこんなこと言うつもりなかったよ、ゾンビーズの仲間でいられればいいって 思ってたんだけどさ。 まさか鱸さんっていうダークホースが出てきて寸心を掻っ攫われるとは思わなかったんで。 なんかもう悠長な事言ってらんねーなって。」 皆方が肩を竦めながら言った。 「お前がすぐに鱸さんのことを忘れるなんて思ってないよ。 いつか忘れる日が来たら…それまで待つから。」 「皆方…」 皆方の真剣な目を見て寸心はそれ以上何も言えなくなった。 「でもただ待つだけじゃないからな。 色々作戦は考えてるからね、俺が本気出したら…わかってるよな?」 宣戦布告ともとれる皆方の言葉に寸心は困ったような表情をした。 それを見て皆方は場の雰囲気を和らげるように冗談めかして言った。 「まあ、俺は気が長い方だし、それに持久戦は得意なんだ」 「持久戦って…」 寸心が片方の眉をあげてチラッと皆方を見ると、はにかむように笑った。 「三日もったら褒めてやるよ」 そう言って歩き出した寸心を追いながら皆方は心の中でガッツポーズをとった。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! すみません、行数が思ったよりあって2分割で収まりませんでした。 なんかもう滅茶苦茶ですが後悔はしていな(ry #comment
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第66巻
第65巻
第64巻
第63巻
第62巻
第61巻
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