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#title(from>>1さん飼いたいスレ『>>1さんを飼いたいのですが…。』) [#t5afc3e6] >>1さん飼いたいスレ読んでたら>>324のネギカレー氏の笑顔にやられて 衝動のままにss書きました。ここにあげさせてくらさい。 http://aa.2ch.net/aastory/kako/1047/10478/1047819191.html >>294->>325 ____________ | __________ | | | | | | | |> PLAY | | | | | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ | | | | ピッ (・∀・ ) | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ボクネ ハトーチンノ コトガネ ダイチュキ 耳に残るその声を消してしまわないように、何も考えないようにした。 顔の筋肉を笑わせていないと、何か大声で叫んでしまうような気がするし。 夢でも見ているんじゃないかな、と思う。 隣で眠る1さんの温かさはいつもと同じで、それは僕を一番幸せにしてくれる。 眠るやわらかそうな頬を見てるだけで、自然にニヤ~としてしまうくらいに。 愛らしい横顔がどんどん青ざめていくみたいだった。 それにふと気づいて、ぐっと嗚咽がこみ上げた。けれど、飲み込んでいつものように 1さんを布団の上から優しく撫でた。ちゃんと安らかに逝けるように。 これは僕たちの、八頭身一族の業だ。 僕の1さんはその犠牲だ。 家の外では夜中だっていうのに、悲鳴が絶えない。他の八頭身達が、凶暴化した他の一さんたちに 襲われている悲鳴。 ずっと僕だけその阿鼻叫喚の世界から逃れてきた。 僕の飼っている、いや飼っているというより育てている1さんは大人しくて優しい子になってくれた。 僕が1さんを育てているから、他の凶暴化した1さんたちは僕を襲うことはない。 理屈は分かっていた。 でも他の仲間が1さんたちに次々と襲われ続けて恐怖のどん底にいる中で、 どうして僕だけぬくぬくと暮しているのだろう、という疑問は僕をずっと苦しめてきた。 1さんの無邪気な笑顔だけがそれを救った。 その笑顔にかけて誓ったはずだった、1さんだけずっと愛すって。 でも食われていく恐怖におののく仲間の悲痛な訴えを僕は無視できなかった。 凶暴化した1さんに襲われないかと怯えて毎日を暮す切なさやるせなさ、仲間の死骸を 目の当たりにして感じる恐怖。生きたまま食われてゆくことを考えるだけで背筋を這うおぞましさ。 僕の1さんは常に彼らのその感情を刺激する。大人しいとわかっていてもそうだ。 訴えてきた八頭身の眼は、日々の恐怖に衰弱しきっていた。 「みんな恐れてるんだ・・・」 「1さんがいるというだけで我々は、安心して表を歩く事もできない・・・」 何も考えないようにしようって思ったのに、考えたら目の奥がジワジワと熱くなった。 隣で眠る1さんは寝返り一つしない。 ハトーチン…ムニャ…とかいう寝言を聞いて、興奮してギュ―って抱きしめて幸せ一杯になるなんてことはもうない。 もう寝てしまうのがいいと思う。今までのことを全部夢にして、明日から、ちゃんと一人で生きていかなきゃ。 「 ナ ン チ テ ! 」 突然布団がめくりあがって1さんが起き上がった。 「1さん!」 びっくりしたのは僕の方だ。確かにあの薬を1さんは飲んで、眠って…… 「アノ テイドデ シヌカヨ!」 そうか!1さんは僕と暮してくうちに、八頭身特有の丈夫さを身に付けていったんだっけ。 そうか、あんな薬程度じゃ死なないんだ。 目の奥がジワジワと熱くなっていった。あの鬱全て吹き飛ばす愛しい1さんの声しか聞こえない。 もう一度聞けるなんて思ってなかったのに、夢みたいだ!!! 「ソレニシテモ オマエヤサシクシテヤッテリャ ツケアガリヤガッテ」 寝る前にやっぱり少し考えたことがある。 僕は他の食われていく八頭身たちへの良心の呵責に耐えられなくて、こんな道を選んだ。 けど、他の道を選ぶべきだったんじゃないかって。 君を失うくらいなら、君に食われた方が僕は幸せなんだって、思った。 僕を呼ぶ声、君の頬の柔らかさ、抱きしめると感じる体温、君の存在、全部全部が いとおしかった。 君はいま僕を怒っているんだけど、やっぱりどんなに罵られたって食われたって何されたって 君が好きで好きでしょうがない。君がいるだけで、幸せでしょうがない。 1さん、って呼ぼうとしたけれど、喉が震えて声にならなかった。 ただ込み上げる嬉しさに頭の中がぼんやりして、大声で何かを叫び続けている1さんを見ていた。 「ユ ル サ ~ ン !」 ボクネ ハトーチンノ コトガネ ダイチュキ! 耳に君の声が蘇る。 聞こえていたかな、何度も何度も「ダイチュキ!」って君以上に繰り返してた 僕の声。 ____________ | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧ ∧ オソマツ | | | | ピッ (・∀・) | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ >>1さん飼いスレは内容がひどいなか、>>1さんが可愛くて見ていました。 お粗末なSSで、どこかにあげようかと思いつつ、迷ったので此処にさせていただきました。 ありがとございます。 #comment
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#title(from>>1さん飼いたいスレ『>>1さんを飼いたいのですが…。』) [#t5afc3e6] >>1さん飼いたいスレ読んでたら>>324のネギカレー氏の笑顔にやられて 衝動のままにss書きました。ここにあげさせてくらさい。 http://aa.2ch.net/aastory/kako/1047/10478/1047819191.html >>294->>325 ____________ | __________ | | | | | | | |> PLAY | | | | | | ∧_∧ ヒトリデコソーリミルヨ | | | | ピッ (・∀・ ) | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ボクネ ハトーチンノ コトガネ ダイチュキ 耳に残るその声を消してしまわないように、何も考えないようにした。 顔の筋肉を笑わせていないと、何か大声で叫んでしまうような気がするし。 夢でも見ているんじゃないかな、と思う。 隣で眠る1さんの温かさはいつもと同じで、それは僕を一番幸せにしてくれる。 眠るやわらかそうな頬を見てるだけで、自然にニヤ~としてしまうくらいに。 愛らしい横顔がどんどん青ざめていくみたいだった。 それにふと気づいて、ぐっと嗚咽がこみ上げた。けれど、飲み込んでいつものように 1さんを布団の上から優しく撫でた。ちゃんと安らかに逝けるように。 これは僕たちの、八頭身一族の業だ。 僕の1さんはその犠牲だ。 家の外では夜中だっていうのに、悲鳴が絶えない。他の八頭身達が、凶暴化した他の一さんたちに 襲われている悲鳴。 ずっと僕だけその阿鼻叫喚の世界から逃れてきた。 僕の飼っている、いや飼っているというより育てている1さんは大人しくて優しい子になってくれた。 僕が1さんを育てているから、他の凶暴化した1さんたちは僕を襲うことはない。 理屈は分かっていた。 でも他の仲間が1さんたちに次々と襲われ続けて恐怖のどん底にいる中で、 どうして僕だけぬくぬくと暮しているのだろう、という疑問は僕をずっと苦しめてきた。 1さんの無邪気な笑顔だけがそれを救った。 その笑顔にかけて誓ったはずだった、1さんだけずっと愛すって。 でも食われていく恐怖におののく仲間の悲痛な訴えを僕は無視できなかった。 凶暴化した1さんに襲われないかと怯えて毎日を暮す切なさやるせなさ、仲間の死骸を 目の当たりにして感じる恐怖。生きたまま食われてゆくことを考えるだけで背筋を這うおぞましさ。 僕の1さんは常に彼らのその感情を刺激する。大人しいとわかっていてもそうだ。 訴えてきた八頭身の眼は、日々の恐怖に衰弱しきっていた。 「みんな恐れてるんだ・・・」 「1さんがいるというだけで我々は、安心して表を歩く事もできない・・・」 何も考えないようにしようって思ったのに、考えたら目の奥がジワジワと熱くなった。 隣で眠る1さんは寝返り一つしない。 ハトーチン…ムニャ…とかいう寝言を聞いて、興奮してギュ―って抱きしめて幸せ一杯になるなんてことはもうない。 もう寝てしまうのがいいと思う。今までのことを全部夢にして、明日から、ちゃんと一人で生きていかなきゃ。 「 ナ ン チ テ ! 」 突然布団がめくりあがって1さんが起き上がった。 「1さん!」 びっくりしたのは僕の方だ。確かにあの薬を1さんは飲んで、眠って…… 「アノ テイドデ シヌカヨ!」 そうか!1さんは僕と暮してくうちに、八頭身特有の丈夫さを身に付けていったんだっけ。 そうか、あんな薬程度じゃ死なないんだ。 目の奥がジワジワと熱くなっていった。あの鬱全て吹き飛ばす愛しい1さんの声しか聞こえない。 もう一度聞けるなんて思ってなかったのに、夢みたいだ!!! 「ソレニシテモ オマエヤサシクシテヤッテリャ ツケアガリヤガッテ」 寝る前にやっぱり少し考えたことがある。 僕は他の食われていく八頭身たちへの良心の呵責に耐えられなくて、こんな道を選んだ。 けど、他の道を選ぶべきだったんじゃないかって。 君を失うくらいなら、君に食われた方が僕は幸せなんだって、思った。 僕を呼ぶ声、君の頬の柔らかさ、抱きしめると感じる体温、君の存在、全部全部が いとおしかった。 君はいま僕を怒っているんだけど、やっぱりどんなに罵られたって食われたって何されたって 君が好きで好きでしょうがない。君がいるだけで、幸せでしょうがない。 1さん、って呼ぼうとしたけれど、喉が震えて声にならなかった。 ただ込み上げる嬉しさに頭の中がぼんやりして、大声で何かを叫び続けている1さんを見ていた。 「ユ ル サ ~ ン !」 ボクネ ハトーチンノ コトガネ ダイチュキ! 耳に君の声が蘇る。 聞こえていたかな、何度も何度も「ダイチュキ!」って君以上に繰り返してた 僕の声。 ____________ | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧ ∧ オソマツ | | | | ピッ (・∀・) | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ >>1さん飼いスレは内容がひどいなか、>>1さんが可愛くて見ていました。 お粗末なSSで、どこかにあげようかと思いつつ、迷ったので此処にさせていただきました。 ありがとございます。 #comment
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