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#title(ガチャ歯脚本家と只今オカマちゃんな役者) [#k16f8cac] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ガチャ歯脚本家と只今オカマちゃんな役者 ____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| なんかいろいろ無理あるけど… | | | | \ | | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ | | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) | | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ なんだか最近上手く笑えない。 まだ内容の言えない仕事とか、夏の暑さとか。 いろんなことでまたちょっとイライラしながら、駅からの帰り道を歩く。 「すいません」 まあ口に出したけど、本当に言いたかったわけじゃない。 新曲のタイトルをちゃんと言えなくて、恥ずかしそうに俯いて両手をあわせて顔の前に持ってくる仕草、急に思い出した。 ラジオなのに何やってんだか。 そんなかわいいリアクション、テレビ用に取っときなよ。 ・・・・・・ あ、電話。 あの時本当に言いたかったことを伝えたら、なんて返事するのかな。 * 「男でもいいって…。九動さんらしいっすねー」 レコーディングのとき、唖辺くんは渡された歌詞を見ながらそう言った。 別にたいした意味はないんだろうけど、いろんなことで機嫌がよくなかったから、ちょっとイラっとした。 俺らしいって、唖辺くん分かってんのかなあ。 「九動さん」 ボーっとしてたら呼ばれた。 「曲のタイトル、長いね」 うん。そうだね。恥ずかしい言葉それだけ並べたら恥ずかしくなくなるでしょ。 なんてプロモーション用のセリフをとりあえず言っておいた。 だって本当のことを言うなんてまだもったいない。 唖辺くんはきっと覚えられないだろうな、 だから覚えられなくって恥ずかしそうにする顔が見たいな、なんてまだ言わない。 * 「九動さん」 「なに?」 「分かった」 「なにが?」 たまに唖辺くんは10文字以上喋れないんじゃないかと思う。 「…新曲のタイトル、なんであんなに長いのか」 「あーあれ?」 「困らせるためでしょ」 ・・・。 「やっぱり」 「なんで分かったの?」 「だって九動さん、俺が間違えたときすっごい嬉しそうな顔してたもん」 ・・・。 「やっぱり、って顔に書いてあったよ」 嬉しそうな声。悔しいけど当たってる。 あの時本当に言いたかったことは、言葉にしなくても伝わってた。 だからこれもすごく言いたいけど、もう絶対に言わない。 3クール連続でドラマに出てる唖辺くんをかかさずチェックしてること。 それが俺の書いた本じゃないことにちょっとイラっとしてること。 歌詞を書きながら思い出したのは唖辺くんだってこと。 別に分かってくれなくてもいいし。 唖辺くんがいつも俺の書いた本に出てくれさえすれば。 ギターを弾く俺の斜め前で飛び跳ねてくれさえすれば。 俺の演出する唖辺くんがなによりも一番であってくれれば。 「九動さん」 「なに?」 「でもそういうイジワル、嫌いじゃないよ」 気づいたら口元は勝手に緩んでた。 なんだ、俺、ちゃんと笑えるじゃん。 | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧_∧ 通し番号入れ忘れたり | | | | ピッ (・∀・ ) いろいろすまなんだ。 | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || | #comment
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