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#title(野球) [#l30a656d] |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )コナイダゴ本人ミテ唐突ニ書キタクナッタ…ナマモノ球技デス ※事実に基づく内容で書いてるはいいけど去年の話なのでニュースソースが見つからないorz なので、仔細の相違や勘違いある可能性もあります…。 もしガイシュツネタだったらマジスマソ(マイナーな人だから無いかと思うけど… ---------------------- 「え? 何で?」 思わず呟かずにはいられなかった。宮崎への遠征、心踊る1日めのこと。 さっき覗いてきた同期の部屋はなにも不自然なところなどなく、 2つのベッドが部屋の左右に綺麗に並べられていた。 ところがどうだろう、今日から自分が割り当てられた部屋に入ってみれば、 そこにあったのは、明らかに他の部屋より大きめのベッドが、1つ。 はて、自分だけ一人部屋か? 若手ばかりの遠征で、しかもルーキーの自分が、そんなまさか。 そもそも、今日同室になるはずの相手についさっき「よろしくお願いします」と言われたばかりなのだ。 別に自分が用意したわけではないのだから、なにもやましいことなどないのに。 それでも、目の前でどんと構えているダブルベッドに、一人、どうしようもない気恥ずかしさを感じた。 あいつが来たらどんな顔をすればいい。 未だ混乱した頭は、何故か、言い訳ばかりを考えていた。 実力とは全く関係のない点で注目を集めて入ったこのチームで、唯一の”あて”であった人間。 そいつがいたお陰で、行動が一人きりになることもないし、地元の話も通じる。 俺より10センチも背が高いくせに、体重は足りないし、目尻は優しく垂れているしで 威圧感など全く感じられない奴である。 地元のライバル校出身で、同じポジションをしていることもあり(とはいえ学年が かぶっていないので直接対決はしたことがないが)お互いに入団前から知っていたのが幸いだった。 すぐに仲良くなって、今回、同室になったことだって、気を使うこともないと思って喜んでいたのだが。 一度、部屋を出て、ドアに表示された部屋番号を確認する。 渡されたキーで開いたのだから、もちろん間違えたはずなどないのだけれど。 部屋に戻って取り敢えず、荷物を置いた。そして、思わず鍵をかけた。 コーチやスタッフに聞いて確認するなどということまで考えは及ばず、ただ考えを巡らす。 これはなんの陰謀だろう、一緒に寝ろと言うのだろうか、あいつが来たら ダブルベッドだよ参ったねハハハとでも言うべきなのだろうか、 でもそんなこと言ったら「お前年下なんだから床で寝ろ」と言ってるのと勘違いされないか、 いやいやこれはもしかしたらブログのネタのために用意された壮大なネタフリなのだろうか、 だったら写メを撮るために一緒に寝たって不自然じゃないよな、 なにもやましいなんて思わないよな… そこまで考えたところで、ぶるぶると首を振る。なんで一緒に寝ることが前提になっているんだ。 自分はそこまでして一緒に寝たいのか? ブログのネタにしたいがためか?それとも一緒に寝たいからブログのネタにしたいとか、 それだとやっぱり自分が一緒に寝たいとか思ってるってことで… 完全に混乱した頭に、聞き慣れた声が響いてきた。一瞬聞き違いか空耳かと思ったが、たしかに自分の名を呼ぶ声。 続いて、何度かのノックの音が聞こえた。自分は何も悪いことなどしていないはずなのに、嫌な汗が流れた。 「いるんですよねー? カギ開けて下さいよー」 踵を返してがちゃりと鍵を開け、勢い良くドアも開ける。 一歩下がって、呆気に取られたように見下ろすドアの向こうの相手に 「布団借りてくる!」 叫んで、一気に廊下を駆け出すのだった。顔は、赤かったかも知れない。 ――その晩は、さすがに年上として、借りてきた布団を床に敷いて寝たのだが。 翌日以降も別々に寝たのか、それとも一緒に寝たのかは、定かではない。 ---------------------- □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ…スミマセン… - だれのことだかやっとわかった。可愛いですね。二人の立場は変わってしまいましたが頑張ってほしいです。 -- &new{2009-12-06 (日) 20:57:23}; #comment
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#title(野球) [#l30a656d] |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )コナイダゴ本人ミテ唐突ニ書キタクナッタ…ナマモノ球技デス ※事実に基づく内容で書いてるはいいけど去年の話なのでニュースソースが見つからないorz なので、仔細の相違や勘違いある可能性もあります…。 もしガイシュツネタだったらマジスマソ(マイナーな人だから無いかと思うけど… ---------------------- 「え? 何で?」 思わず呟かずにはいられなかった。宮崎への遠征、心踊る1日めのこと。 さっき覗いてきた同期の部屋はなにも不自然なところなどなく、 2つのベッドが部屋の左右に綺麗に並べられていた。 ところがどうだろう、今日から自分が割り当てられた部屋に入ってみれば、 そこにあったのは、明らかに他の部屋より大きめのベッドが、1つ。 はて、自分だけ一人部屋か? 若手ばかりの遠征で、しかもルーキーの自分が、そんなまさか。 そもそも、今日同室になるはずの相手についさっき「よろしくお願いします」と言われたばかりなのだ。 別に自分が用意したわけではないのだから、なにもやましいことなどないのに。 それでも、目の前でどんと構えているダブルベッドに、一人、どうしようもない気恥ずかしさを感じた。 あいつが来たらどんな顔をすればいい。 未だ混乱した頭は、何故か、言い訳ばかりを考えていた。 実力とは全く関係のない点で注目を集めて入ったこのチームで、唯一の”あて”であった人間。 そいつがいたお陰で、行動が一人きりになることもないし、地元の話も通じる。 俺より10センチも背が高いくせに、体重は足りないし、目尻は優しく垂れているしで 威圧感など全く感じられない奴である。 地元のライバル校出身で、同じポジションをしていることもあり(とはいえ学年が かぶっていないので直接対決はしたことがないが)お互いに入団前から知っていたのが幸いだった。 すぐに仲良くなって、今回、同室になったことだって、気を使うこともないと思って喜んでいたのだが。 一度、部屋を出て、ドアに表示された部屋番号を確認する。 渡されたキーで開いたのだから、もちろん間違えたはずなどないのだけれど。 部屋に戻って取り敢えず、荷物を置いた。そして、思わず鍵をかけた。 コーチやスタッフに聞いて確認するなどということまで考えは及ばず、ただ考えを巡らす。 これはなんの陰謀だろう、一緒に寝ろと言うのだろうか、あいつが来たら ダブルベッドだよ参ったねハハハとでも言うべきなのだろうか、 でもそんなこと言ったら「お前年下なんだから床で寝ろ」と言ってるのと勘違いされないか、 いやいやこれはもしかしたらブログのネタのために用意された壮大なネタフリなのだろうか、 だったら写メを撮るために一緒に寝たって不自然じゃないよな、 なにもやましいなんて思わないよな… そこまで考えたところで、ぶるぶると首を振る。なんで一緒に寝ることが前提になっているんだ。 自分はそこまでして一緒に寝たいのか? ブログのネタにしたいがためか?それとも一緒に寝たいからブログのネタにしたいとか、 それだとやっぱり自分が一緒に寝たいとか思ってるってことで… 完全に混乱した頭に、聞き慣れた声が響いてきた。一瞬聞き違いか空耳かと思ったが、たしかに自分の名を呼ぶ声。 続いて、何度かのノックの音が聞こえた。自分は何も悪いことなどしていないはずなのに、嫌な汗が流れた。 「いるんですよねー? カギ開けて下さいよー」 踵を返してがちゃりと鍵を開け、勢い良くドアも開ける。 一歩下がって、呆気に取られたように見下ろすドアの向こうの相手に 「布団借りてくる!」 叫んで、一気に廊下を駆け出すのだった。顔は、赤かったかも知れない。 ――その晩は、さすがに年上として、借りてきた布団を床に敷いて寝たのだが。 翌日以降も別々に寝たのか、それとも一緒に寝たのかは、定かではない。 ---------------------- □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ…スミマセン… - だれのことだかやっとわかった。可愛いですね。二人の立場は変わってしまいましたが頑張ってほしいです。 -- &new{2009-12-06 (日) 20:57:23}; #comment
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第62巻
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