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*いざよいのつき [#f18b84ec]
#title(黒子のバスケ 黄瀬×笠松 「いざよいのつき」)
漫画『黒子のバスケ』より黄瀬×笠松。 

・黄瀬一人称 
・甘いです 
・ほぼエロです 
・規制されたら申し訳ない 

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 




すう、すう。 

穏やかな、心地良さそうな寝息が聞こえる。 
満月みたいに眩しい月の光が、カーテンの隙間からオレの部屋に差し込んでる。 

幸男さん、とまだ本人の前じゃ恥ずかしくて呼べない名前をささやいて、 
そっと短い黒髪をすいてあげれば。 
ほう、と口元をほころばせて擦り寄ってきてくれる。 
熟睡してるはずなのに、オレの心をときめかせてやまないいとしい人。 
このままいつくしんでいたいのも、本当だけど… 

「これじゃ、生殺しっスよ…」 
はぁ、とため息をついて、オレはひざの上ですやすや眠る先輩を見下ろした。 

明日はIH予選の間にある、貴重なオフ。 
だから先輩を誘って、誰もいないオレの家で一日ずっと過ごそうと考えた。 
先輩もうなずいてくれて、もう今日はワクワクして時間が過ぎるのを待ってた。 
部活中に、うわついてんじゃねぇ!と飛び蹴りくらったけど… 
先輩の耳がちょっぴり赤くなってんの、しっかり見たっスよ! 

…やっと部活が終われば、ぱぱっとシャワー浴びて。着替えるのもそうそうに、一緒にオレの家へ。 
ご飯食べて、二人並んでベッドにもたれかかって、たまたまやってた映画を見てたら… 

いつのまにか先輩は寝てた。 
ふらふら揺れる頭が危なっかしくて、そっと肩に寄りかからせたまではよかったんだけど。 
そのままオレのひざの上に寝転がるなんて思わなかったっスよ、先輩! 




深い眠りに落ちてる寝顔は、もともとの童顔に拍車がかかっていて。 
いつもつり上がってる眉は穏やかに凪ぎ、 
猫を思わせる大きな目はふわりと閉じられ、意外に長くて濃い睫毛にふちどられてる。 
部員みんなに檄を飛ばすその口元も、今は少しだけ開かれて、あどけない寝息をこぼすだけ。 
…うん、つまり、めっちゃ可愛いんスよ! 

最初は、そんな先輩を甘やかせるのがすっごくうれしかったけど… 
寝顔見てるうちに、なんだかムラムラしてきちゃって。 
もともとそういうコトする気で先輩を誘ったし、多分先輩もわかっててうなずいてくれたんだ。 
正直、今すぐにでもしたい。…でも、こんなに気持ち良さそうに寝てる先輩を起こすなんてできない。 

そうやって悶々としてるうちに夜は更けて、月の光が強さを増す。 
同じくらい強まったオレの本能を必死に抑えつけてたそのとき。 
ぱちり、と伏せられてた先輩の目が開いた。 

「んぅ…?きせ?」 
くし、とあどけない手付きでこすられる、寝起きでとろんとした先輩の瞳がオレを見上げてくる。 

…もう、我慢できないっス! 
本能に急かされるままに、オレは一回り小さな先輩をきつく抱き締めた。 

「き、黄瀬!?なにす、んっ!」 
オレの暴挙にとまどうその口を、構わずふさいでしまう。 
…ああ、柔らかい。すっごく甘く感じる。 
「ん、んむうっ!?」 
鼻にかかったその声もいいっスよ。でも… 




「んんーっ!ふぁっ!」 ちろちろと舌先をうごめかせれば、たちまち先輩は高い声をあげる。 
オレしか聞けない声。オレ以外の誰にだって聞かせたくないその可愛い声。 
マジ、たまらない。 

舌と舌を絡め合わせて、強く吸ってあげれば、びくびく波打つ先輩の肩。 
薄目を開けて様子をうかがえば、彼の目尻にはきらきらしたのが滲んでて。 
ボロボロになった理性が「止まれ」って訴えてくるけど… 
ムリ。余計煽られるっつーの! 
もうめちゃくちゃに、先輩の口内を犯す。 

「ん、むっ、ふぁ…」 
漏れでる声と水音が本能に熱を注ぐ中、なるべく優しく涙をぬぐってあげた。 
そしたら、こわばってる体から少しだけ力が抜けて。 
まだまだ先輩を味わってたいけど、さすがにこっちも息が持たない。 

「「ぷはっ!」」 
唇を離せば、先輩は顔を真っ赤にしてぜえぜえと息を付いてる。 
「はぁ、はぁ、テメー、いきなり、何、すっ」 
必死に呼吸しながらオレを見上げてくるその瞳は、やっぱり涙でキラキラしてて。 
思わずその涙にくちづけてしまった。 
びくりと跳ねるその顔をつかまえて、額や頬にたくさんキスを落としながらささやきかける。 

「スイマセン、オレもう止まれません」 
「オイ、黄瀬…!」 
眉をつり上げる先輩の唇に、今度は触れるだけのキスを。 




「だって…もう何時間も笠松先輩の寝顔見てたんスよ? 
寝言で『きせ』なんて呼ばれたり、猫みたいに擦り寄ってこられたり。 
何度も襲いたくなったんスよ?でも、超我慢して。 
…もうこれ以上、自分を抑えられないっス!」 
言い終わると同時に、月明かりに浮かぶ首筋に吸い付く。 

「ひゃあっ!」 
…もっとオレに、その声聞かせてください。 
跡がつくかつかないか、ギリギリの強さで吸い上げる。 
つけたくてしょうがないけど、それやっちゃうとしばらくお預けだしなぁ。我慢我慢! 
衝動のままに動きたがる手をどうにかなだめて、なるべくこっそりとワイシャツのボタンを外してく。 
次第にあらわになる、先輩の体。そっと胸板に手を這わせれば、 
「あっ!」と声が跳ね上がる。 
いきなり素肌に触られたら、そりゃびっくりしますよね? 
思い通りの反応によろこびつつ、立ち上がりかけた飾りに手を伸ばす。 

「っ!」 
必死に口を塞いでる先輩の背中が、弓なりにのけぞった。 
赤く色づいて固くなった飾りを、 
指先でそっと撫でたり 
ぎゅっと押しつぶしたり 
つまみ上げて指の間で転がしたり。 
そのたびにびくびく震える肢体が、もう愛しくてたまらない! 
もっと乱れてほしくて、散々指でいじめたそこにちゅっと口づける。 

「ふ、んうっ!」 
塞がれた口元から、押さえきれずに漏れ出る吐息に興奮しつつ、 
空いた右手を先輩の下半身に伸ばした。 




服の上から膨らみかけたそこを、指でつーっ、となぞればいやらしく腰が揺れる。 

「もうこんなにしちゃって、センパイ」 
耳に触れるか触れないかの近さでささやいてあげる。 
とたんにキッ、とにらみつけられたけど… 
そんなに瞳潤ませて、顔赤くしてちゃ逆効果っスよ! 

優しいキスを額に送って、 
「ふふ、可愛いっスね、センパイ」 
オレの言葉に、凛々しい眉が跳ねあがる。 

「ッ!何言ってんだ黄瀬!」 
口を塞いでた両手を外して、先輩がかみついてきた。 
お、ラッキー! 素早くその両手を捕まえて、頭上で一まとめにする。 
しまった、って顔しても遅いっスよ。 
振りほどこうとしてるけど…腕力はオレのが上回ってますから。 

「これでもう、声押さえられないスね。恥ずかしがらないで、声聞かせて?」 
焦りと快感が混じった焦げ茶色の瞳を覗き込んでおねだりしつつ、 
邪魔な服を緩めた右手を直に滑りこませた。 

「ひゃあん!っやあ!」 
キスした時よりも色っぽい声が、月明かりの下で響く。 
うわすっげ、もう濡れてる! 
わざとぐちゃぐちゃ水音立てて、先輩のを扱きたてる。 

「あんっ、やっ黄瀬、黄瀬ぇ!」 
ひっきりなしに声をあげて、過ぎた快楽から逃れるように首を振ってる。 




扱きたてる程、先輩の汗ばんだ肢体はくたりと力を抜いて。 
あんなにじたばたしてた両腕も、すっかりおとなしくなってる。 
…これなら、もういいっスね。 
そう一人ごちて、離した左手で先輩の下半身から服を引きずり落とす。 

「ひっ!」 
空気に晒された先輩のが、雫をこぼしてふるふる揺れる。 
その先端を指先で優しくいじめながら、ベッドの下から必要な品々を取り出す。 
こっちをぼうっと見つめてくる、熱に浮かされた大きな瞳に笑いかけて、 
先走りでどろどろの右手に冷たくトロッとした液体を空けた。 

「ふぁ、あ、ァ」 
くちゅくちゅと後ろの縁をなぞれば、力ない喘ぎがオレの耳に届く。 
前も左手と舌で愛撫してあげれば、後ろは徐々に緩みはじめた。 
「指、入れるっスよ」 
だらだらと液体をこぼしてる先輩のに舌を這わせてささやけば、 

「あ、う」 
ひくひくと腰を震わせつつ、こくっとうなずく真っ赤な顔。 
その可愛らしい仕草に頬がゆるむのを止められないまま、つぷりと人差し指を侵入させる。 
とたんに強ばる先輩の体。 

「つう、キツいっスよ…怖がらないで?」 
なだめながらも、前への責めを強める。 
裏筋を舐め上げて、そのまま先輩のを口に含んだ。 
「っひゃ、くぅっ!」 
それと同時に中をゆっくりゆっくりかき回してあげれば、 
「やぁ、あぁ、やめ!」 先輩の喘ぎは艶を増して。 




熱く締め付けてくる肉壁をくちゅくちゅとひっかいてみたり、 
じゅぷじゅぷとちょっと乱暴に抜き差ししてみたり。 
「ふっ、ふああっ、黄瀬!」 
感じすぎて怖いのかな、先輩の腰が逃げていく。 

「ダメっスよー、逃げちゃ」 
「あぁ、やぁっ!」 
そろりと左手を這わせれば、それにさえ声をあげて反応してるのが可愛いくて。 
ひたすらに前と後ろをいじめ続ければ、力なくオレの髪にかかる彼の手。 
いつも綺麗なスリーポイントシュートを決めるその手は、がくがく震えていて。 

「黄、瀬。やだ、りょうほう、やだぁ…」 
真珠みたいな大粒の涙が、熱に浮かされた瞳からぽろぽろと零れ落ちてる。 
「ヤじゃないでしょ、センパイ。嘘ついちゃダメっスよ?」 
はりつめたソレにわざと息を吹きかけながらたしなめれば、 
先輩の指が弱々しくオレの髪をつかむ。 

「うぁ、いき、やめ…!」 
細い腰ががくがく揺れる。 
「こんな腰揺らして、前も後ろもヒクヒクさせて…気持ちイイんスよね?」 
けだものじみた低い声で語りかける。…ああ、多分オレの目、今すげえギラギラしてる。 
「イイって言ってくれなきゃ…イカせてあげないっス」 
先輩はびくっと身動ぎして、いやいやと首を振るけど。 
「…そうスか。じゃあ、」 

動かしてた両手をぴたりと止めて、 
「このままでもいいっスね?」 
薄く笑んで呟けば、しなやかな肢体をくねらせて先輩はひとすじ涙を流した。 




「あぁ、うぅ、ひぁ、黄、瀬、ぇ…!」 
いつもの姿と全然ちがう、月光に映えて白く浮かび上がる先輩の媚態。 
正直見てるだけでイっちまいそうだけど…もっともっと乱れてください! 

「ホラ、センパイ。『気持ちイイ』って言って?」 
紅く色づいた耳をもてあそびながら、けだものじみた熱にのせてささやく。 
「そしたら…もっともっとヨくしてあげるっスよ」 
焦らされて歪んでいた先輩の顔が、ゆっくりこちらを向いた。 

「ホント、か?」 
涙に濡れた瞳が、オレを見上げてくる。 
だから猛りたてる熱を無理やり殺して、いつも通りの笑顔で答えた。 
「ええ、ホントです」 
オレにすがってくれる先輩なんて…すごくすごく貴重だから。 

そしたら先輩は、ふわっと笑って 
「黄瀬、…いい、気持ちイイっ」 
安心したように、オレのワイシャツに力なく手をかけて、欲しかった言葉をくれる。 
その瞬間、押し込めてた獣の熱情が激しくオレを突き動かした。 

「ひぁ、ぁうっ、黄瀬、きせ!」 
二本の指で熱くとろけた肉壁を蹂躙すると共に、今にも弾けそうな先輩のを擦り上げる。 
「あ、イイ、イイっ!」 
素直に快感を訴えるそのぷくりとした唇が愛しくて。かみつくように塞いであげる。 




「んん、ん!ふぁ!」 
艶やかな喘ぎと獣の荒い吐息がオレたちの口内で溶けて一つになって。 
二本の指で奥のイイ所を荒々しく突いた瞬間。 
弓なりになってのけぞり、オレの首をかき抱いて先輩はイった。 

口内をふるわせた甘い嬌声の後味を楽しみつつ唇を離せば、 
快感にぼうっと蕩ける先輩の表情。 
そのまま突っ込みたがる欲望が、早く早くとせかしてくる。 
…ああ、でも、後でこの人が辛いのは嫌だ。 
ローションと一緒に出しておいたゴムのパッケージを歯で破り、 
オレ自身に着けようと後ろを向いたその時。 

ぱしっ。 

いつもよりも弱い、馴染んだ衝撃が肩に降ってきた。 
思わず振り向けば、力抜けてるはずの体を無理やり起こして、先輩がオレを見つめてくる。 

「こっち、向けよ…!オレを、みてろっ!」 
さっきまで蕩けきっていたはずの瞳は、僅かだけどいつものきらめきを取り戻してて。 
知らず息を飲んだ瞬間、つまんでたゴムを取り上げられてしまった。 
「あ、え、先輩!?」 
戸惑う俺に、いたずらっぽい笑みを浮かべて先輩が言う。 
「ほら、つけてやるよ」 

心臓が飛び出るかと思った。 




「え、え…」 
「あーもー、んなマヌケな顔してんじゃねー」 
先輩の体が、オレの足の間に入り込んできた。 
うわ、やば、めっちゃエロいよ、これ!! 

「…やっぱ、デケぇな」 
いきり立ってるオレのを、先輩のきらっとした瞳が見つめてくる。 
からからな筈のオレの喉が、ごくっと鳴る。 
…なにこれ、見られてるだけなのに興奮する。そうぐるぐるしたオレの思考をよそに、 
先輩はそっとオレ自身に手を伸ばした。 

「っ、すっげえ熱っちい」 
ああもう、腰がひくつくのをこらえるのが精一杯っスよ! 
思いっきり奥歯をかみしめて、心中でそう叫ぶ。 
そんなオレに気づくことなく、先輩の両手はそろそろとゴムを降ろしてく。 

声を漏らしそうな口を強く塞いで、オレは目を反らせずに一部始終を見てた。 

「…ふうっ、終わったぜ」 
息を付いて顔を上げた先輩の、どこか恥ずかしそうなその表情に。 

ぶちっ、とわずかに残ってた理性が切れる音がした。 




一気に先輩を抱き上げる。 

「うおっ!?」 
慌てる声が脳内をかすめるのにも構わず、オレは再び愛しい肢体をカーペットの上へねじ伏せる。 
「笠松さん、かさまつさんっ…!」 
ただひたすらに名前を呼びながら、熱くとろけたソコを一気に貫いた。 

「ひゃああんっ!アッ、きせぇっ!」 
のけぞった喉からほとばしる、艶めいた悲鳴がオレの中の獣を駆り立てて。 
「っ、かさまつ、さんっ、すっげ、イイっス!」 
いつもはハイソックスに包まれてる両足を肩に担ぎ上げて、奥までガツガツ先輩を犯す。 

「ア、ぁ、きせ、は、はげしいっ!」 
オレの背中に腕を回して喘先輩の眉は、苦しそうにひそめられてる。 
でもその下で潤んで光る瞳は、確かに悦んでて。 

「でも、感じてる、でしょ!」 
熱い吐息まじりの声と共に、先輩の弱いトコを深く突いてあげる。 
「アアアアッ!きせ、あ、そこおっ!」 
いやらしく乱れる肢体を見てたら、爪がぎりりと食い込む痛みなんて気にならない。 




「かさまつさん、好き、すきですっ!」 
ねっとりと絡み付いてくる感触に、 
今にも放ってしまいそうなのを堪えて叫ぶ。 

「ンうっ、きせ、オレも、っあ、すきだっ!」 
ぐちゅぐちゅと鳴る水音の中、 
閉じることを忘れてしまったような口から飛び出す、甘く愛しい叫び。 
衝動的に口づければ、最奥に突き込んだオレ自身が、 
蕩けた肉壁にきつく締めつけられて。 

「くっ、かさまつさんっ!」 
「ア、きせ、きせぇーっ!」 

月光にまたたく銀の糸でつながった唇で呼び合いながら、 
オレたちは同時に熱を吐き出した。 


□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 
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