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#title(ザ・クイズショウ 本間×神山 「白籠の鳥」)
半ナマでクイズDMC(D→MC)です、暗くて短め 

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 



絶対に許さない――― 

人が住んでるとは到底思えない、真っ白で生活感のない部屋。 
そこで彼は、今日も何かに怯え叫んでいた。 
痛みと苦しみを、忘れていた記憶を思い出して。 
「―――……ぅ、あ、ああぁっ!」 
「何か……思い出したのか?」 
神山、と男が静かに呼ぶと、彼は叫ぶのを止めた。 
床にうずくまる自分を見下ろす、本間の姿が目に映る。 
ひどく取り乱す神山に、男は微笑んだ。 
「どうした?また……思い出したんだろ?」 
「な……に、も……分からな……い―――」 
混乱している神山に対し、本間はそうか、とだけ言うと。 
彼の襟元を掴み、無理やり引き寄せた。 
「早く思い出せよ……!俺は絶対にお前を―――」 

許さない、許せない。 
思い出さない彼が、こんな想いをする自分が。 
もっと苦しめなければ、償わせなければ。 
そうでなきゃ、心が満たされない。 



「……ご、め……っ……なさ―――」 
「―――……!」 
掠れた声で呟く神山に、ふと我にかえる。 
虚ろな瞳は、すがりつくようにこちらを見つめていた。 
そんな彼の様子に、本間は小さく舌打ちし、壁ぎわにある白いベットに神山を押し倒す。 
そして、 
「……神山、俺の相手をしろ」 
「―――……は、い」 
拒否権はない、選択権もない。 
全てを思い出さず、彼がこの部屋にいるかぎりは。 
ずっとずっと、自分だけのモノ。 
「俺だけが、お前の全てなんだよ……なぁ?」 
甘くて冷たい言葉と共に、本間は神山を抱きしめる。 
まるでうわ言のように、言い聞かせるようにと。 
何度も何度も、神山に囁き続けた。 

―――こんな想いをさせたお前を、絶対に許さない 



□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! 
終了。 
慣れないことはするもんじゃなry 
明日の放送に備え妄想力をつけときます 
明日の放送に備え妄想力をつけときます
- お前がスキ -- [[脇田千尋]] &new{2011-09-22 (木) 17:23:35};

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