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47-231 の変更点


*場皿で筆頭レイーポ [#ydf892c5]
#title(戦国BASARA 伊達政宗レイプ)
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 | |                | |           ∧_∧ 場皿の893×筆頭前提で筆頭レイーポ 
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レイーポ・出血その他描写注意 
・893が無力で 
・筆頭が脆くて 
・魔王が空気で 
・無論パラレル 
そんな感じです。 



何があったかを答えるのは簡単だ。負けたのだ。かの征天魔王を討ち倒さんとした 
奥州が独眼竜、伊達軍の若き総大将は魔王に牙を剥いた報いを受けねばならなくなった。 

 それだけの事だ。 



 片倉小十郎は牢獄の中で石のような沈黙を保っていた。遥か頭上の小さな格子から落ちる日差しが右から左へ移動し 
影を伸ばして消えるまでの時間を、ずっとそうしていた。そのあまりの気迫に、最初こそ捕虜を辱めようと 
意気込んでいた織田の兵はすぐに近寄らなくなった。水や食事まで出なくなったが、どの道手をつけないので構わない。 
粗末な物とは言え食材が無駄になるのは申し訳ないとすら思っていた。 
全ては、敗者の奇妙な余裕から来るものだ。自刃か斬首か知らないが、この先自分が生き残る道などないと悟り切った壮絶な覚悟。 

 小十郎が想うのは、織田に降ってから離れ離れにされた主の安否のみだった。 
 雑兵すら口に出さないところを見ると、本当に何も起こっていないようだ。だがその沈黙は不穏な予感しかもたらさない。 
結果的に負けたとは言え敗軍の将を何の予告もなく殺すとは考え辛かった。生きてはいるのだろう。 
しかし、別れたあの日のままでいるのかどうか。 



 これ以上の犠牲は無用と、正宗は言った。 

『魔王にヒトの理屈が通るか知らねえが、他にやれるもんがねぇ』 

自らの首と引き換えに家臣と領民の命を贖うべく、小田の陣へと向かう正宗の背中を追った。怒鳴られたが、引き下がらなかった。 
散々喚き馬上で押し問答をした挙句、正宗は初めて聞く響きの伴天連の言葉で絶叫した後子十郎の追随を許した。 

いよいよ小田の陣という所で馬を止め振り返った正宗の、悲痛な表情を鮮烈に覚えている。 
 すぐそれを打ち消して何かの表情を作ろうとした主の手を無理矢理引き寄せた。幾度となく絡めた手指を大切に撫で、 
そっと握って同じ体温にした。正宗は、されるがままに任せてじっとそれを見つめていた。 

 言葉は無かった。 
 必要なかったから。 


 出牢を命じられたのは、降伏から七日目の夜だった。 
 後ろ手に縛り上げられると無言で進む兵に挟まれる。彼等と同じく黙りこくってついて行く。魔王が何を考えているか、 
などは考えなかった。期待も不安も何一つない。持ち合わせているのはあらゆる最悪を想定し刻み付けた絶望だけだった。 

 広い城の中を無感動に歩き回らされ到着したのは調度品の一つもない殺風景な部屋だった。そこにあったのは鉄製の檻だけで、 
中に放り込まれ鍵を掛けられ黒い布で覆われて初めて子十郎は疑問を抱いた。全く意図が分からない。 

 その内に、いくつかの足音が布越しに聞こえてきた。 

 一つは上座にどっかと座ったようだった。もう一つは布の正面で止まる。ごそごそとくぐもった音が続いた後、 
子十郎の周りの闇が唐突にすとん、と落ちた。 

「――――!!」 

子十郎の眼は真っ直ぐ前に吸い寄せられる。 



 そこには、一糸纏わぬ姿で天井から吊り下げられた伊達正宗がいた。 


「……Hey,子十郎……。元気、そうだな……」 
最後の情けなのだろうか、唯一残された眼帯に隠されていない方の瞳がゆっくりと揺れて唇が孤を描く。 
 子十郎の腰が浮いた。 
「!……正宗さ」 
「来るなッ」 
「待て」 
余りにも無残な姿の主に少しでも近づこうとした所作は、二つの声で止められた。 

 一つは他ならぬ正宗本人。そしてもう一つは上座で発せられた。 

「声を発する事、動く事は許さぬ」 

気怠げに鎮座している小田ノブナガは、やはり気怠げに規則を増やした。それからはまた興味の薄い視線を茫洋と揺らす。 
捕虜に何の感慨も持っていないようだった。 
 しかし、そのような状態でいてさえ魔王の威圧を放ち続けるノブナガに子十郎は主への言葉をぐっと飲み込んだ。立場は、あまりに弱い。 

「子十郎……」 
以前ならばまるで想像出来ない細い声に弾かれたように顔を上げる。どこか淀んだ左眼が見つめていた。 
しかし子十郎と視線がぶつかる瞬間、表情が不敵に笑んだ。 



「どうも連中、俺を殺すだけじゃ飽き足らねェらしい……俺が壊れるのが見てェだの何だの、あの変態野郎の意見がばんばん通りやがる。 
俺の事――――れ、Rapeすんのが楽しくてしょうがねェとか、なあ、笑えるよなあ、Crazyにも程があるぜ」 
混ざった単語は子十郎の知らないものだった。だが、正宗の僅かに震えた声とその身体の有様が余りにも生々しくそれを訳した。 
共通の言葉で告げるには酷過ぎる事実。 

 子十郎が幾度となく愛した正宗の瑞々しい体躯。最後に味わった時より明らかに熟れた色に変わった乳首。 
まだ何もされていない筈の性器は首をもたげかけていた。それを胡麻化すかの様に辛うじて床に触れるだけの足がくねる。 
眼に見える傷がないのが逆におぞましいかった。 

 それでも正宗は笑っていた。状況さえ頭に入れなければ、いつもの完璧な伊達正宗の顔で。 

「お前が無事で安心したぜ。だが、いつまでも牢に押し込められてちゃキツいだろ?だから――」 

足音が、した。 

 独特のどっしりした響きは子十郎の知らぬ物だったが、正宗は違ったようだ。ひゅっと息を飲み込み、顔は色を失くして 
眼だけが忙しなく後方を確認しようと動く。 

 正宗の背後に、全裸の巨体が近づいて来ていた。小じゅうろうにはそれ以上の情報が処理し切れない。正宗の現状すら 
まだ受け止め切れていないのだ。 
 手が正宗の剥き出しの腰へと伸びる。正宗が息を飲むのが分かった。 
「あ――」 
男は正宗の腰を掴んで抱き上げた。天井から下がった縄が落ちる。 

 子十郎の目の前で無様に秘部を晒け出され固定された正宗は、少しの時間を置いてまた先程と同じ表情を作った。仮面の様な不敵な笑顔。 
「お、れが――何とかして、やる。俺が小田の、な……慰み、者。になれば――お前も、成実達も、民も見逃してくれるとさ。 
……てめぇの体でそれだけしてもらえんなら、もう言うことねぇ、よ」 
子十郎の中で何かがぶちりと切れた。だが頭とは逆に体内は驚くほど冷たく醒めて、腹に大穴でも開いているのだろうかと 
どうでもいい事を思った。 



 正宗の秘部の直ぐ下には、胡坐をかいた男の勃起しきった剛直があった。 
「大丈夫だ、子十郎……」 
正宗が言葉を繋ぐ。 
「散々お前と寝たんだ、今更相手が変わろうが何だろうが大したこたねェよ……Take It Easy,だ」 
にっと歯を見せた唇の端は、ひくひくと引き攣っている。 
「こ、これから……後ろの野郎に――――、あ・あ゛あァあああ゛ア゛アああ!」 

絶叫。 

 男のものは明らかに大きかった。それを無理矢理捻じ込まれる激痛で正宗の身体は末期の獣のようにビクビクと跳ねた。 
「あ……ぐ、ぅん――」 
全てを飲み込まされ、正宗の身体ががくりと脱力した。 

 もう無理だ。 
 子十郎の頭の中には何もない。何のために主と二人投降したのかを忘れた。目の前で辱められる正宗を救いたい、 
ただそれだけが嵐のように渦巻く。正宗さえ、正宗さえ助けられるのならば他に誰が何人死のうと構うものか。 
 血の巡る音が耳の中から直接響く。立ち上がりかけた。が。 

「こ、じゅ……ろ……」 

震える声がまた子十郎を縫い止める。視界の端でノブナガが暇そうに杯を傾けるのが見えた。 

 正宗の頭が弱々しく振られた。 
「いい、いいんだ……大丈夫……。……ちょっと、痛ェだけだ――こんな奴の腐れ摩羅なんざ、大した事…………あがっ!」 
正宗の身体が持ち上げられた。ずるりと抜け出た男の性器は醜悪に紅く染まっていた。正宗の血だ。 
「あ、ヒッ――んん……。平気、だ……!こんなの、痛ェだけ、で、うぐっ!」 
秘部から出血しながらも正宗の精神はまだ折れていなかった。気丈に、凄絶に笑う。その左眼一杯に涙が溜まっているのに 
子十郎は気づいてしまった。力を緩められて正宗は自重でずぶずぶと沈む。 



「い、うぅ……あ゛、あぐぁあー……」 
強制的に男を味合わされる感覚に、あらゆる筋肉がわななく。  
「ぃぎっ!?」 
唐突に正宗の腹がぼこりと膨れた。子十郎しか知らない正宗が到底受け入れきれる物ではないのだ。 
 それでも正宗はギリ、と歯を食いしばった。両手を戒められたままで身をくねらせて抵抗を試みる。 
それでも強制的な抜き差しに思うように動かぬようで、その左眼からは断続的に光が消えた。膨れた下腹部は血まみれだ。 
  
 子十郎の身体はがたがたと震えていた。恐怖、怒り、様々な感情が混ざり合い沸騰したモノがぐらぐらと子十郎の内で燃えている。 
 犯されながらも気丈に笑う正宗。場違いに、その健気さをいとしいと思った。 
  
 正宗の背がしなる。爪先が宙を蹴り上げる。子十郎に結合部を見せ付けるような体勢で犯され続けていた。 
「あっ、あ゛がっ……っ、――!」 
声が飛び飛びになると、一際強く腰を叩き付けられる。理性の飛んだ、子十郎しか知らないはずの声が子十郎の耳まで侵す。 
二人の房事と違うのは、痛みと屈辱に悶絶する呻きと不穏な水音が混ざっている事。 

ぎゅっと握った手が震える。爪が肉を裂き生温かい血が衣服に染みた。 

「!」 
正宗の左眼が見開かれた。請うような視線は背後の男へ。 
「……!…………!」 
ぶるぶると震えて首を振る正宗。足が力なく跳ねるが無駄だった。男が低く呻く。 
「…………!!」 
いやだ、と唇だけが動いた。いやだ、いやだ。 
「――――ッ」 
正宗の身体が深く深く刺し貫かれた。男がブルリと獣のように身を震わせる。一瞬の硬直の後、再び正宗の身体は 
持ち上げられた。その秘部から覗いた男の性器は、血と放たれた欲望とで桃色に染まっていた。 



 正宗の瞳から、ついに涙が一筋零れた。溢れる。一度流れ出した涙は留まる事無く、ぼろぼろと正宗の左頬だけ濡らした。 
  
「…………!」 
自分の唇から血が流れているのを自覚した。噛み締めすぎてずたずたになった肉。正宗の唇や胸、性器、あらゆる所を愛した場所。 

「もう、良い」 
信長が呟くように言った。 
「飽いた。好きにしろ」 
それだけ言うと、立ち上がる。目の前に広がる陰惨な光景など、まるで眼に入らぬかのように。 

「正宗様ァ!!!!!」 
転がるようにして檻の中を這い格子に手をかけた。隙間を潜らせた腕を伸ばす。押し付けられた方が悲鳴を上げた。 
「あ、うぁ………ッ」 
子十郎の声が耳に届いた瞬間正宗の精神も瓦解した。涙をとめどなく溢れさせ、滅茶苦茶に犯されながら。 
「あ、あああああああっ!嫌だ子十郎!もう嫌だァ!!止めろ、もうやめてくれよ……っ!!痛ェ、いたい、 
いたいいたいいたいいたいぃぃ!!裂ける、嫌だ、助けてっ……!」 
ぼこんと膨らむ腹。正宗の手が伸びる。 
「子十郎……ッ!!」 
しゃくり上げながら正宗が子十郎を呼ぶ。指先が触れ合えばもう早かった。指を絡ませようとする。抽送が早くなった。 
「あ、駄目、駄目だ、うあ、あ、ぎいっ……」 
目玉を落とさんばかりに眼を見開いた正宗が幼児のように首を振る。 
「ああっ、駄目、だ、こじゅ……っ!見るな、見ないで……なぁ……っ!」 
「正宗様!」 
懸命に手のひらを引き寄せる。互いの体温が混ざり合い、同じ温度になっていく。 



「あ――――…………っ」 

正宗の身体が一際大きく跳ねた。その性器から勢い良く白濁が放たれる。男も達したようだった。 

 色が変わるほど強く握り締められた手から、ゆっくり力が抜けていく。うつろな眼をして正宗は檻に寄りかかった。格子ごと抱き締める。男が出て行った箇所から、血と精液の混ざり合ったものがだらだらと零れていった。 
 痛みと射精の余韻で震える正宗の唇が、僅かに動いた。必死で耳を寄せる。 
「こじゅう、ろ……」 

 ……ごめんな。 
  
その細い細い言葉だけ残して意識を手放した正宗を抱いたまま。 


 自分が泣いている事に気がついた。   



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 | | □ STOP.       | | 
 | |                | |           ∧_∧ いろいろなものが残念 
 | |                | |     ピッ   (・∀・ ) 
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アヌメとの思わぬシンクロ吹いた。勢いでやるものじゃないな。 
配分ミスとか改行とか伏せ忘れとか失礼しました。
- 萌えましたありがとうっ --  &new{2010-11-27 (土) 11:29:05};
- 気が付いたら私も泣いてました・・・ありがとうございました!! --  &new{2011-02-27 (日) 01:45:07};
- 気が付いたら私も泣いてました・・・ありがとうございました!! --  &new{2011-02-27 (日) 01:45:11};

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