Top/25-134
25-134 の変更点
- 追加された行はこの色です。
- 削除された行はこの色です。
- 25-134 へ行く。
- 25-134 の差分を削除
*this night [#hae5096c] #title(this night) [#hae5096c] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 中尉×ドクター ____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| 中尉の独白です | | | | \ | | |> PLAY. | |  ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ | | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) | | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 今夜も、いつものように傍らで眠るレイを見つめる。 こんなにも他者を愛おしく思う日が来るとは思ってもいなかった。 レイと初めて逢った時、最初に目に止まったのが青みのかかった柔らかい金髪だった。 血筋の中に他星系から移民して来た先祖がいて、その青い髪の遺伝子が影響しているらしいのだと後で話してくれた。 出逢った時レイが何を考えているのかよく分からなかった。何故自分に必要以上に拘ろうとするのか・・・最初はそれが煩わしかった。 けれどいろいろ話すうちに、いつの間にかこのおせっかいなドクターと過ごす時間を楽しみにしている自分に気づいた。 ・・・そしてその時はやって来てしまった、この気持ちの正体に気付いてしまった。 自分自身信じられない・・・同性なのに、何故こんなにも惹かれてしまう? そんなはずはないと己の心を否定した、だけど否定すればする程がんじがらめになってレイの全てが頭から離れなくなっていった。 思いを認めてしまった後は苦しみが増しただけだった、認めたからといってそれが何になる? この思いが届く日など来るはずがない・・・ましてこんな思いを受け止めてもらえるはずがない! 思いは欲望に変わり、歪んでいく・・・そして、何よりも大切なはずの人を傷つけた。 なのにそんな独りよがりな思いをレイは受け止めてくれた、そして思いを返してくれた。 この思いは決して一方通行の思いでないと瞳で、そして身体で教えてくれる。 レイを抱く時・・・甘い声でねだられる度に、自分の欲望だけを押し付けているのではないと言ってくれているようで安心する。 要求に応じるといっそう艶を増す声に愛しさがつのり、骨がきしむ程強く抱きしめたくなる。 自分と同じ、男の身体に何故こんなにも欲情してしまう?自分と比べればひとまわりくらい小柄だが明らかに長身な方だ。 整ったきれいな顔立ちをしているが、女性と間違われるような華奢さとは縁遠い。 優しい雰囲気をまとっているが、保護欲をかき立てられるような弱々しさなど微塵も感じない。 どこまでも対等な同性同士と思っている…それでも愛しているとはっきり言える、そしてその思いに迷いはなかった。 どんな言葉でも言い表せない、ただただレイが好きだ、愛している、自分自身の命よりもレイが大切だ。 そんな事を考えながら愛しい恋人の顔を眺めていると、身をよじり肩の辺りに極自然に寄り添って来る。 安らかな寝顔・・・安心しきって眠るその姿に代え難い喜びを感じ、そっと抱き寄せた頭に軽く唇を押し当てる。 そしてもう一方の腕で、優しく身体を包み込むようにして眠りに落ちた。 ____________ | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧_∧ 次回はドクターの独白です | | | | ピッ (・∀・ ) | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ #comment