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*ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS エンドロールの後 [#r3b749bb] #title(ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS エンドロールの後) [#r3b749bb] |>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース! 【ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京SOS エンドロールの後】 「っとに、テメーはメカにしか興味しめさねぇよなぁ!」 ゴムボートの上、沈んでいった機龍に敬礼を取る中條に、秋葉が叫ぶ。 「如月もかわいそうだぜ。なんでこんな男に引っかかっちまったんだか」 「は? 如月? 彼女は関係ないだろ?」 「これだからなぁ!」 呆れ返った声でいい、秋葉は中條にキツイ視線を当てた。 「お前さァ、オレがこんなこと考えてるなんて、思いもしねぇんだろ」 不安定な状態であることを感じさせない動きで、秋葉は中條に近寄った。 「あき……ッ」 不思議そうに名前を呼ぶ唇に、噛み付いた。 |「んんッ!!」 「暴れるなよ。落ちるぜ?」 「お前ッ! 何考えてるんだよッ!!」 ゴムボートの上であることを盾に脅されて、無理やり振り払うこともできない。 こんな場所でなければ、押し退けて逃げ出せるのに。 「何って……ナニ……?」 「……そんなヤツだったのかよ、お前」 悪びれる気配もない秋葉に、脱力する中條である。 「最初っからオレはお前のこと気にしてたのに。お前、全然気付かねぇんだもんなぁ」 「正気か?」 「本気だ」 どっぷりと深い溜息が零れ落ちる。 「なんだよ。あっつい抱擁交わした仲だろう?」 「緊急事態だったからな」 「つれねぇな。ま、いいや。陸に戻ったら、イイコトしようぜぇ」 「……遠慮する」 太平洋の海に、秋葉の笑い声が響いた。 □ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ! #comment