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*ジャパン 川地×吾妻 [#j6fc920e] #title(ジャパン 川地×吾妻) [#j6fc920e] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | 邪ぱん 川地×吾妻 ____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 某アカペラグループの曲をイメージしてるよ | | | | \ | | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ | | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ ) | | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「今日の関東地方、午後から雨が降るでしょう…」 カーステレオから聞こえてくる天気予報に河内は焦った。 「あっちゃー、雨降んのか…まいったわ、これから海行くのに」 「気にすんなよ、予報なんてはずれるかもしれねえじゃねえか」 河内と対照的に東は全く気にしていない。 「そうか、まあ、そうかも知れへんな」 東につられて河内もプラス思考になった。 今日、河内と東は海に行く予定だった。 店長からわざわざ車を借り、久しぶりの二人一緒の休日を満喫するつもりだ。 海はシーズン前だからか、それほど混んでいる訳ではなく快適な眺めだった。 「綺麗な海じゃなー、河内」 「ああ、ホンマやな。ほんなら、早速車ん中で着替えて泳ごか」 「おう!」 河内はのんびりと波の中を泳いでいた。 「ふあー、やっぱ涼しくて気持ちええな」 と、その時突然水しぶきが顔面に命中した。 「ンギャ!冷たっ」 「かーわち、油断大敵じゃよ♪」 「東…よくもやりおったな!!」 そのまま水のかけあいに突入した二人。 気が付くと時間は午後に差し掛かろうとしていた。 「あれ、雨降らないね」 「結局、予報はずれたな。東が言った通りになったわ」 その後たくさん泳いで、帰る頃にはすっかり夜になってしまった。 帰りの道では渋滞が起きてしまい、なかなか前へ進む事が出来ない。 そんな二人を励ますかの様に、空中に光の花が咲いた。 「河内、何で急に花火が打ちあがったんじゃ?」 「今夜この近くの公園で花火大会があるらしい。この渋滞はそのせいやな」 「そっか……」 東は美しい花火を見上げた。 見上げていると、何だか花火が河内との楽しい思い出に思えてくる。 花火は永遠の物ではない。 いつかは消える花火の様に自分と河内も…… 「…っ」 河内は驚いた。 急に東がポロポロと涙をこぼし始めたからだ。 「ど、どないしたんや、東」 「河内、俺たちずっと一緒にはいられないの…?」 東の問いかけに河内は困惑してしまった。 河内には、いずれ本店に行って父の夢を叶えたいという希望があったからだ。 「せやな、ワイはいつか本店に行きたいと思うとる。でもな、 時々会いに行くし、ワイの心にはいつもお前がおる。せやから……」 「うん…分かった。ねえ、じゃあ本店に行くまでの間はずっと一緒に居るんじゃよ」 そう言って東は河内に寄り添った。 花火が出来るだけ消えないでいて欲しいと祈りながら。 ____________ | __________ | | | | | | | □ STOP. | | | | | | ∧_∧ ムズガユイヨ | | | | ピッ (・∀・ ) | | | | ◇⊂ ) __ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| | | °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || | #comment