サッカーぽろりで801
更新日: 2011-05-01 (日) 17:58:12
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| 萌えスレからモナ‥‥。
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| こっちに投下する理由は↓だって
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ジサク ジエン カヨ!
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚#)
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
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「ttp://users.skynet.be/tinformatica/waha.wmv
この試合が終了した後の2人」です。
↑のURLでは見られない場合は
ttp://pya.cc/pyaimg/spimg.php?imgid=17288
↑こちらをご覧ください。
お題を投下した本人なのですが、
その本人が萌え語りするのはスレ住人には申し訳ないので、
こちらを埋め立てするついでにコソーリ投下します。
少なくとも自分は、相手の行動を阻止しようとして、
相手よりも早く前に出てボールを捕らえようとして、
相手のユニフォームの上着を掴んで引き止めたつもりだった。
それなのに。
掴んでいたのは、相手のユニフォームのパンツの方で。
しかも相手の動きと自分の動きとが変に作用してしまったらしい、
相手の動きが少し躊躇したように感じたなと思ったら、だ。
パンツの隙間からこぼれ出たあの太くて、長いもの。
まずい、見てはいけない。
相手のことを慮ってそう思ったものの、思わずそれに視線が釘付けになる。
見慣れているもののはずだったのに、なぜか胸の鼓動が高鳴った。
いや今は試合中だ、それよりボールを…と慌てて足を速めて追おうとしたが、
しまいかけた相手のものにもう一度横目で視線を送ってしまった。
その日のそれ以降の自分のプレーは散々なものだった。
いけないと解っていながらあのプレーヤーのことが気になってついそっちを見てしまい、
パスを回されて声を掛けられても気づくのが一瞬遅れたり、
チャンスとばかりにシュートを決めようとすれば
見てしまったあれが脳裏にちらついて、
蹴り上げるボールの威力がなくなったり。
気がついているのかいないのか、
向こうも自分をちらちら見ては互いに慌てて視線を逸らして。
なんとかチームとしては試合に勝ったものの、
自分の気分は落ち着かないまま、いくらか俯きがちに試合終了後の握手をする。
1人、また1人と握手をしていき、いよいよあの選手との握手のとき。
「☆×※■#+▽◎」
声を掛けられた。すごい早口だったから何を言っているのか聞き取れなくて
はっとなって相手の顔を見る。
一瞬だけ片目をつぶって、にこやかな笑顔で笑いかけられて、
握られた手から伝わる力強さには
「互いのプレーをねぎらう」以外のものが含まれている気がした。
「移籍したいんです」
オーナーと監督にそう伝えたのはそれからいくらも時間が経ってなかった。
あの時聞き取れなかった言葉が気になって
謝罪する機会を失った自分はあの選手の連絡先を調べられないかと画策したが、
どうも向こうのクラブは敵対するクラブのメンバーには
電話番号を含めてプライベート関係のことは一切コメントしない方針らしく、
直接会って聞き出すしか方法がなかった。
しかし試合や練習などスケジュールは常に過密状態、
そのためだけに時間を割くわけにはいかず、苦肉の策として考えた結果がこれだった。
チーム内で最も得点に繋がるプレーをしている(らしい)自分が
移籍することに対してオーナーと監督は何度も残留するように説得してきたが、
自分の気持ちは変わることがなかった。
まず会ってあのときのことを謝りたい。
あのとき何と言っていたのかを聞き出したい。
ただそれだけを思って、間に代理人を立て、正式な手続きを取り、
念願かなってあの選手がいるクラブに移籍したのだが。
同じチームにいるというのに、しばらくの間は2人きりになれる機会は全くなかった。
以前のクラブよりもチームメンバーと顔を合わせる機会はかなり多く、
試合や練習が終わって寮に戻ってからもやれ飲みに行こうだの、
一緒にDVD見ようだの対戦ゲームで遊ぼうだの、
監督に内緒で特訓をしようだのといって誰かが必ず自分のそばにいる。
経験年数は他の皆とあまり変わらないもののクラブ内では「新入り」であるという立場上、
嫌な顔もできなくてそれらの誘いはできるだけ断らないようにしていたが、
気になったのはそうして誰かからの誘いに
自分が付き合っているときのメンバーの中に、必ずあの「彼」が含まれていたことだ。
謝罪のチャンスを作ってくれようとしているのか、
それとも自分が周りの連中に振り回されている姿を見るのが楽しいのか、それすらも分からない。
誰かとの話の中で相槌を打つくらいで面と向かって話すこともなかったし、
「彼」は常に口元にだけ笑みを浮かべた冷静な表情だったから
自分は気に入られているのか嫌われているのかも分からなかった。
ようやくそのきっかけができたのは、ある試合終了後のシャワールーム内だった。
その試合はチームにとってはとても重要な試合で、
勝てば今シーズンのチャンピオンズリーグ本戦に出場が決まるはずだったが、
自分のミスから生じたチャンスに乗じて相手チームのゴールが決まり試合に負けた。
「お前だけのミスじゃない」とか「UEFAカップには出られるんだからいいじゃないか」とか
「今日の試合はツイてなかったんだ」とか皆は言ってくれたが、
あの時右にパスを回していれば、いやそのまま正面突破した方がよかったかも…と
過ぎたことを後悔しているうちにいつの間にか涙が出ていて、
自分のその様子に焦ったのか声を掛けてくる者がいなくなった。
1人、また1人とシャワーを浴び終わった選手が着替えて出て行き、
残っているのは自分だけのはずだった。
ミスは今日の一度だけではない。これまでにも何度かミスをしていて、
以前の成績は幻だったのかと思えるほどこのクラブに移籍してからの
自分のプレー内容はお粗末なものだ。
それでも監督は「お前がいると皆の士気が上がるから」と
自分をレギュラーメンバーから外そうとはせず、
それが逆にチーム全体での迷惑になっている気がする。
頭に降り注ぐシャワーを浴びたまま、その場から動くこともできず
「大事な場面に限ってどうしてミスをしてしまうんだろう…」と
自分の不甲斐なさに思わずつぶやく。
「それ、俺のせいかもしれない」
唐突に後ろから声が聞こえた。
急に現れた声の主の方向に振り返ろうとした途端、
背中から羽交い絞めにされて身動きが取れなくなる。
「あのときの試合…君がここに来る前に俺と戦ったときから考えると、
君はあの試合以降全試合において動きがいくらか鈍くなってる。
一緒に試合に出てても俺のことときどき見ていただろう。
だからプレーに集中できなくてミスしやすくなるんだ。
あのときのこと、気になってるんじゃないのか?」
「彼」だった。
「あの試合が終わった後、俺は『気にしなくていい』って言ったんだが、
わざわざ移籍してまで追いかけてくるとは。どうやら逆効果だったみたいだな」
そうだったのか。
あの、ものすごい早口の一言と一瞬のウインク。
偶然見てしまった「あれ」に抱いてしまった、不可解な想い。
自分でも意味が分からなくて、忘れようとしても忘れられなくて。
それを理解するためだけにクラブを移籍したはずが、
いつの間にか気持ちが「あれ」から「彼」そのものに傾いていたのを、
自分はこの瞬間に理解した。
「あのときは本当にごめ…」
やっと言えると思って舌の上に謝罪の言葉を乗せた途端、
顎をつかまれ、後ろに向けさせられる。
そのまま顔が迫ってきて、言葉を紡いでいる唇をペロリと舐められた。
「そんなに俺が気になるなら、もっと本気になればいい。
それで試合に集中できるようになったら…」
舌先が口内に進入してきて、そのまま弄られた。
身体に絡まる腕が少し動き、胸元をゆっくり撫で上げる。
「んっ……う…」
高鳴る鼓動と、急激に上昇する体温に驚いて、思わず上ずった声が漏れてしまう。
と、不意に腕を解き、一歩後ろに下がる「彼」。
「少しずつこの続きをしてやるよ」
そう言って自分が使っているブースから出て行った。
「彼」の足音が遠ざかっていく。
シャワールーム入り口の扉の閉まる音が聞こえた瞬間、
頭から降り注いでいたシャワーを止め、
「次からは集中します」
その場にいない「彼」に誓った。
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| | □ STOP. | |
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| | | | ピッ (・∀・;) イロイロ マチガッテルカモ…
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