Top/8-239

La'cryma Christi 多華×洸磁(逆も可)

                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
                    |  羅栗間の出たイベント、懐かしいな。
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 | __________  |    ̄ ̄ ̄V ̄ ̄|  でも楽李萌えを敵に回しそうだな。多華×洸磁(逆も可)好きなのにな。
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 | | |> PLAY.       | |              ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 | |                | |           ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
 | |                | |     ピッ   (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
 | |                | |       ◇⊂    )(    ) |  ヽノ___
 |   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  |       ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__||  |
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「多華さん、どうして笑ってるの?痛い筈なのに。」負傷した多華を手当てしながら、玲瓶が聞いた。
「これ、君が緋炉からもらったアルコールでしょ?こんな微かな量でも緋炉のが俺の中に、って思ったら、
 気がなごんじゃってさ。」
多華のこの言葉を聞いた途端、皆が凍ったような笑いになった。
玲瓶(´-`).。oO(いや、白か黒か分からないけどジョークだと思っとこう。
         でも、この状況下でジョークとは、凄いな。)  
「よく、触っただけで分かったね。」そう言った洸磁の表情が微かに引きつっているのを玲瓶は見逃さなかった。
だが、多華も急ブレーキ寸前の音を聞いた気がした。
とある市街地。ちょっと見ただけでは、メンバー達とファンの打ち上げを兼ねた平和なドライブ中のよう。

「多華さんの事が好きなの? 洸磁。」洸磁と2人になった時の玲瓶との会話。音楽イベントより少し後日の事。
「何で・・・?」
「多華さんのあのジョークに引きつってたからね。」
「隠せないな、オマエには。」
「洸磁、悩みはそれだけかい?」玲瓶は更に続ける。
「本当にオマエには隠せないな。そうだよ。俺も追われてるんだ。」
それが誰だか聞いた玲瓶は、しばらく迷っているようだった。

玲瓶(´-`).。oO(ただのストーカーなら武器として使い捨てにする事も出来るけど、これは・・・。どうしようかな。
    それでも洸磁の事は解放したい。)
    (いや、それが誰でも洸磁に、多華さんに害になるんなら・・・) 

     (まさか、多華さんが追われてるのは、ソイツが彼らに多華さんを・・・?)

玲瓶はすぐに迷いを振り切った。
   「そっちの方は俺でも片付けられそうだな。多華さんの事の方は皆で考えられる、として。」
 (´-`).。oO(俺は、彼らよりも酷いヤツかもな・・・。洸磁を追ってる事はともかく、多華さんの事に関しては、何も証拠が
ないのに。)
 それでも洸磁を、多華を守るためなら実行するだろう。(これまでは仮にも仲間とも上司とも呼べた者が相手でも)
   
 (´-`).。oO(でもあの状況下であのジョーク・・・。それなら俺も見習って「多華さんにしたいの、されたいの?」位言うかな?
 ・・・洸磁には余りにも酷か、それは。「どっちでもいい。」と言いそうだけど。)

 事の始めは、楽李麻がトリの音楽イベント会場から。
「それ、邪魔やね、多華さん。趣味の悪いアクセみたい。」玲瓶の指摘通り、未だ残ったままではあっても
"アクセ"を引き千切る(?)ようにして、とにもかくにも動けるようにし、ほとんど拉致同然に多華を救出したのは、
2人のファンだった。(そういう事が出来るくらいには、桜も葵もライブやイベントに慣れていた。出待ち狙いが幸いした。
主な"拉致"は桜が、多華のナビを助けたのは葵だった。)

「君達どちらかの携帯を貸してもらえないか?」まずはここまで来れば大丈夫だろう、という所で車を一旦停めて洸磁が聞くと、
桜から「私達2人とも携帯を2つ持ってるんです。それぞれ1つずつお貸ししますから玲瓶さんとお2人で使って下さい。」
「ありがとう。それと、もし見つけたら匿名で通報するのは君達の携帯でしてもいいかい?」
「ええ、どうぞ。ご自由に使って下さい。」
「ねえ桜、もう一つ携帯買っといた方が良く無い?」葵も自分の携帯を差し出しながら聞く。
「あ、そうか。多華さんのね。」

多華は、この成り行きを気にして「こんな事に皆を巻き込むのなら今だけしばらく捕まった方がいいんじゃ・・・?」
「駄目だよ。せっかくここまで声が回復したのに、そんな事したらまた。それにもし身体が何ともなくても、そうしていいか
どうか、あの子達に聞いてみようか?きっと即答で却下だよ。」そういう洸磁も即答した。
玲瓶も「俺もそれには反対。」 

協力者となった桜と葵に多華の考えを話すと、洸磁の予想通り大反対。例え一時的にでも多華が捕まるのは、絶対に駄目だと、
意外と静かに、でもどうあっても譲らない構えだった。
(当然である。2人とも少々迷惑な程追っかけをして来た多華ファンなのだから)

「緋炉さんは大丈夫ですか?」緋炉もまた巻き込まれていたのを桜が心配して聞く。
「そっちには愁瀬君が付いてるよ。」玲瓶の答えに
多華は「良かった、これで・・・」相当安心したようだった。

「これからどこに行こうか?緋炉さんとこ?」皆でドライブ再開の中で洸磁が聞いた。
しかし玲瓶の答えは「緋炉さん、顔にも態度にも出ちゃうから無理だと思うよ。それに彼らも、緋炉さんが一番仲がいい事は、
すぐに知るだろうからね。多分そうしたら真っ先にやって来る。危な過ぎ。」
「じゃあ、どこがいいかな?」
「・・・緋炉さんには洸磁のとこだと言っといて。」玲瓶(´-`).。oO(多華さんの方は桜さんか葵さんのとこに匿ってもらおう。)
「それって・・・」洸磁は訝しげ。
「そう。緋炉さんのとこに来た彼らは、緋炉さんの言動から洸磁のとこだと思ってやって来る。そこに何があるかも知らずに。」
「・・・何をする気だ?」

玲瓶が何をしたのかを知っているのは、洸磁の家に呼び出されたファン2人だけ。

「でもこれもいつまで効くか分からないからね。そうしたらすぐに次の手を打たなきゃならない。
 それを一緒に考えて欲しいんだ。洸磁は仕事だけど、3人寄れば何とやらだし、君らだったら多華さんを狙う者には
容赦しないでやってくれるだろう?」

玲瓶は更に「俺らの方が人数少ないからね。多華さんを守り抜きながら彼らを出し抜くためには、一人でも多く力を削らないと。
でも出来る限り早く終わらせた方がいい。起こった事が事だから、彼らはメンバーの家も関係者の家も盗聴、盗撮してでも
手がかりを得ようとするかも知れない。」

「盗聴、盗撮!?・・・私達だってそこまではやらないわ。」葵の呆れ顔。

「君らは相手を好きで追っかけてるからね。基本的に多華さんの嫌がる事はしないよ。でも彼らは違う。ただ疑ってて
捕まえたい、そういう動機で動いてる以上、多華さんが嫌がろうが、害になろうが、構いやしない。
だから早く終わった方がいいんだ。君らなら知ってるだろうけど
もうかれこれ3年以上ヤバイ状況の無限ループがどれだけ多華さんにストレスに、害になった事か。
よく声が潰れなかったな、と今でも思うよ。ここに来てからやっと少しでも回復の度が増したんだから、しばらくこの街で
隠れてた方がいいかもね。ここなら彼らより遥かに俺らの方が詳しい。」

玲瓶(´-`).。oO(洸磁を追ってるヤツが多華さんを・・・という事は、ギリギリまでこの子達には言わないで置こう。でも
いざとなったら晒さなくてはならない。多華さんを狙う者としてソイツを)
(狙われているのは多華さんだけじゃない・・・。もし捕まれば否応無しに楽李麻も・・・。ソイツにとって邪魔なものを全て
 消して洸磁を手に入れようと・・・。*1) その前に・・・。)

そしてまた玲瓶にも洸磁の思いを叶えてやりたい、という気持ちが無いわけでは無い。しかし多華にはもう緋炉がいる以上、
それはしてはならない事なのだ。
玲瓶の方は洸磁に恋愛感情を持ってはいない。でもどんな種類のものでも「好き」は分かる。
現に今、いざとなったら、これまでは仮にも仲間とも上司とも呼べた者を"片付けて"でも洸磁を、多華を守ろうとしている。
本当にそれ以外にはもう、どうしようも無くなったら。

洸磁にしてみれば、ライブ等のパフォーマンスででも無い限りするつもりは無かっただろう抱擁。でも、このままでは、いつか
決定的に多華を失いかねない、という事が洸磁の心に隙を与え、多華を・・・。それは結果的に、するつもりの無かった告白に
なってしまった。欧米人のようにキスやハグなど当たり前の多華にも、洸磁からのそれの意味は、解った。
あの音楽イベントからの"ドライブ"の時に、聞いた気がした急ブレーキ音――

けれどまた、いつか多華を失いかねない、という事が洸磁に決意させた事は・・・。

多華は、洸磁を抱き返しながら言う。桜と葵が見ているのも構わずに。
「俺も、洸磁が好きだよ。でもどうしても、応えられない、洸磁の望むようには。」
                                                          
「違う、それでもいい。ただ、いてくれるだけでいい。多華さんの大事なものも一緒に全て、守っていくから。」
常に最大の味方として玲瓶が傍にいる事も、洸磁の決心を強く後押しした。

                                                         
「・・・そう、良かった。」
桜と葵から「多華が応えられなくても構わない」という洸磁の言葉を聞いて、玲瓶は少し安心したようだった。
 
「でもまだ敵がいる。」 玲瓶(´-`).。oO(内にも外にも。)
「もしツアー会場に・・・、やって来たら・・・?」余りに当然な桜の問い。
「どうしても続け難いようなら、シークレットでもゲリラライブでもやるさ。でも、彼らにどんな正義があろうとも、
例え何ものであっても、多華さんを狙う事は許さない。勿論ツアーの邪魔をする事も、楽李麻をどうかしてしまおう、
とする事も。例え何ものでも。」玲瓶の意思も強かった。

「彼らには、彼らの本来追うべき相手を追ってて貰わないと。」
「でも玲瓶さん、どうしたら・・・?」葵からも素朴(?)な疑問。
「1つ心当たりがあるから、そこから引き出せる限りの情報を集めてみるよ。
何か分かり次第君らにも知らせるからね。」

内の敵を探る事から外の敵の事まで知ろう、とする、とはまだ言えない。
もしかしたら、それで2つ以上の敵を同士討ちに出来るかもしれないが。

まるでFC限定ライブのような熱気。
「Hi、今日は来てくれて本当にありがとう!」
まるでいつもと変わりないMCが響く。
多華の言葉はそれでも、やはり今が非常時であると、告げるものだった。
「君達をここへ連れて来たチラシもチケットもここで買ったグッズも、絶対誰にも渡さないで。そのチラシもチケットも
俺達が作ったものだけどね。どうしても捨てたくなったら、燃やしてしまうか、細かく千切るとか、して。」
チラシにもチケットにも楽李麻とは似もつかぬバンド名。でも濃いファンならすぐに楽李麻を連想するような。

玲瓶がドラムセットから離れ、その時だけ多華のマイクを借りる。
「あとは僕が話すよ。勝手にツアー変えたの僕だから。皆、ごめんね。訳はもう知ってると思うけど・・・。
君らの中には、多華さんが好きで来た人もいるよね。多華さんの事、信じてる?」

ライブ会場の皆は、即答で「Yes」の意思を表した。

「俺らは、信じてるし、"知ってる"から皆の前にも来るしライブもやる。
でもどうあっても疑って多華さんを傷つけようとする者もいるんだ。

今日のライブの事は、オフィシャルHPにもファンサイトにも
5ちゃんねるにも正確な日時と会場名だけは書かないで。バンド名も。ライブの感想ならいくら書いてもいいから。」

その日の最後のアンコールに応えて出て来た多華は、アンコールへの礼を述べた後、
「お願い、皆、力を貸して。次の曲を本当のピリオドにしたく無いなら。」

「もう、行くんですか?」
「うん、今夜の内に次の会場へね。いろいろと、する事もあるし。君達は追って来るの?次の会場へ。」多華が聞くと、
桜は「もちろん。今までだってツアーは全通して来たんだから。」
「じゃあ、次の会場まで、しばらくさよならだね。」
「でも、どうか気をつけて。皆さんも。」

「もし移動中に追われても、それなりに対処して振り切るか、追い払うだけに留めておくよ。
撃墜までは、しないから、安心して。多華さんは絶対に渡さないよ、それでも。」
 玲瓶(´-`).。oO(無実の者を捕まえて苦しませ、取るべきものを逃して徒らに犠牲者を増やすような彼らにも、
    よりによって多華さんがその一人なんじゃないかって思われてる奴らにも。)

桜はこっそり玲瓶にだけ聞こえるように「とか言って、本当は撃墜出来るだけの装備を載せてるんでしょ?」
「あは、バレちゃった?日時と会場こそ変えてても、最初のツアー予定と真逆の順で各都市を回ってる事はすぐに皆気付くだろう
からね。守りを固めておくに越した事はないよ。」玲瓶は悪びれてもいない。

「俺らもしばらくは家に帰れないな。」洸磁と葵もしばらく話していた。
「ツアー中ですもんね。」
「いや、玲瓶に頼まれて『明日多華さんが○○に来るの?行く行く。』と電話で言ったら、その場所に多華さんじゃ無くて
彼らが来るようじゃ、当分帰れないよ。新しいCDが売れたら対策取るけどね。」
「それなら大丈夫なんじゃないですか?会場じゃ、多華さんデザインのグッズも新しいCDも飛ぶように売れてるから。」
「当分は、普通にCD店に行っても買えないからね。会場売りと通販で売りまくるよ。
あれだけ大量のCDを集める手間をかけさせられた代償はきっちり取るから。」

どの道各メンバーの自宅のセキュリティーにまでお金も手も回らないなら、ツアーが終わっても家には帰らずCDを売って回った
方がいいだろう、と全員一致で決まった。(その理由はほとんど、急なツアー変更や戦闘能力付きの移動手段の調達に金が
かかったからだが。)

「結局あれからメンバー全員分の携帯まで借りちゃったね。余分に買わせちゃってゴメンね。」謝る玲瓶に
葵は「構いませんよ。ところで、元々のツアー会場はどうするんですか?キャンセルするの?」

「同じ事務所にめっちゃ売れてるバンドがいるから、その子達が使う事になってるよ。実は、今度の事はそのバンドの
リーダーにも少し知恵を借りてる。その知恵のお陰で多華さん以外のメンバーもマネージャーも今の所無事なんだ。

俺らの元々のツアー会場を使ってる事は、いずれ発覚する。でも、それを少しでも延ばす為に、
今回は、その子達も俺らと同じく、数日前にいきなりライブの告知をして、チケットを売り捌く。
追われるかも、という危険は承知で引き受けてくれた。でもやるからには、何時だって本気でやってる。その子達も。
もしかしたら俺らよりもこういう戦いは得意かもしれないね。

その子達の方の会場にも、俺らのと同じものを仕込んでおくよ。誰が来てもいいようにね。
例え調べても普通のライブ会場の設備以上のものは出て来ないよ。攻撃力の元は俺らの仲間の手にある。そこへは、それが
飛ばされて来ているだけだから。」

「え、本当ですか?良かったー。(^^)」

「何かあったら電話かメールくれる?もちろん君らから借りた方の携帯にね。」

「俺を追っていたあの人を殺ったのはオマエか?」ツアー中のプライベートタイムの洸磁と玲瓶。
「な、何?洸磁。」
「俺と多華さんの目の前で殺された。確かに殺されても仕方の無いだけの事はして来たかもしれない。でも何も俺達の・・・
よりによって多華さんの目の前で殺されるなんて。」
「・・・。」すぐには答えられない玲瓶。
そこへ「俺は多華さんを抱いたよ。」
「!」
「多華さんは、抵抗なんてしなかった。むしろああして俺が抱いてやっと眠れたんだ、あの時は。
眠った後もずっと傍にいたよ。何時悪夢を見て壊れるか、分からなかったからね。
本当はとても強い人だから、もうそんな事は無いだろうけど。」

「違うよ、洸磁。俺じゃない。でも、それって・・・。」
「何?」
「分からないの?多華さんも同じ事になりかねない、って事。」
「!」

玲瓶はここで初めて『洸磁を追っていた者が多華を売った節がある。』事を話した。

「多華さんも勘はいい人だ。何も知らなくても、あの人が殺されるのを見た時に、どこかで何かある、と思ったんだろう。
じゃなきゃ、あんなになる訳がない。

本当は、もしオマエが殺ったんだとしても、責める気なんか無いよ。始めからそのつもりだけど、やっぱり気になって。
あんな聞き方してゴメンな。でもやっぱり知りたくて。」

洸磁が出て行ってからも、玲瓶は考え込んでいた。

(´-`).。oO(ツアー始まった途端からこれか・・・。でも図らずも敵の一人がこれで消えた・・・。
俺も洸磁を責める気なんて無いよ。・・・きっと洸磁の事だから滅茶苦茶優しく抱いたんだろうな。)

「・・・俺のHNは○○、で洸磁のは○○、多華さんのが○○、愁瀬君のが・・・」
玲瓶がメンバー全員のHNを葵達に伝え、簡単に近況を説明する。
「俺らはファンサイトにも偽名で書き込んで、意見と情報を求めたりもしてる。バンド関係以外のとこからも情報を集めてる。

一応、俺らのオフィシャルHPにもFC会員専用BBSと専用のメールフォームと別のDIARYを作って書ける範囲で近況を書いてるけど、
これは本当に書ける範囲で、だけだからね。」

「えーーー」葵、少しがっかり。
「どんなにガードをきつくしてIDとパスワードを持つ者にしか見れないように作っても、簡単なものなら破る事は出来てしまうし、
見れてしまう。
昨日のライブで多華さんと緋炉さん、KISSしてたろ?それもほとんどMouth to Mouthの。」
「あ・・・!」葵は、すぐにその理由に思い当たったようだった。

「どういう方法で得たものでも、情報が大事なのは、どこでも同じだよ。(´-`).。oO(そのせいで家に帰れないんだけどな。)  
同じ情報を持ってても、その見方と読み方で得られるものは違ってくる。
愁瀬君なら嘘は嘘、とはっきり見破ってくれるし、俺ら全員でだったら、全ての情報から奴らの居所を掴む事も出来ない訳じゃ
無い。このまま戦い続けて時間を稼ぎながら、情報を集めれば・・・、           
それでやっと通報するところまでもっていける。
・・・やっと本当に多華さんを助ける事が出来る。」

「ああ良かったー、と言いたい所だけど、それはそれとして、もしかして昨日の多華さんが緋炉さんのギターネックにまでKISS
してたのってまさか・・・?」

「パス破りって誰にでも出来る事じゃ無いけどね。・・・ん、葵さん、どうしたの?何で落ち込んでるの?」
葵、撃沈の訳に薄々気付きながら、わざと聞いてみる玲瓶だった。

「洸磁、今度の事、本当にいろいろと、ありがとう。皆にも感謝してる。」久しぶりにプライベートでも見る事の出来る
心からの笑顔の多華。結局、気付いてしまった以上、洸磁を追っていた者が多華をも、という事も知らせずに済ませる事は
出来なかった。それでも多華の表情は、明るいものだった。
「どういたしまして。」
「ただあの時、その、洸磁とああなったけど、でもやっぱり俺は・・・。あの時俺を助ける為にしたんだって解ってるけど。」
ただ一度抱いたのでさえ多華の為だと解っていても。
「解ってるよ、多華さん。それでもいい。多華さんが応えられなくても構わない。
前にも言ったろ?ただ、いてくれるだけでいいって。多華さんの大事なものも一緒に全て、守っていくからって。」
「洸磁・・・。ごめん・・・!」そう、謝りながら。多華にとってみれば、例え応えられなくても相手をハグするのは当たり前でも
洸磁にはそうじゃない。けれど流石に今は洸磁にも"解る"から、緩くハグし合っていた。(多華には当たり前だと"解る"から)

「俺は多華さんが好きだよ、多華さんが誰を好きでも。
・・・無事で良かった。例え応えられなくても、ずっと守っていくよ。」

この先どうなるか分からない。もしかしたら多華が洸磁に傾いて来るかもしれない。
でもそんな事には関係無く、多華が応えられるかどうかになど関わり無く、洸磁は多華が好きで。

洸磁(´-`).。oO(多華さん、愛してる。例え多華さんが誰を好きでも。)

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 | __________  |
 | |                | |
 | | □ STOP.       | |
 | |                | |           ∧_∧ 玲瓶君腹黒杉
 | |                | |     ピッ   (・∀・ )
 | |                | |       ◇⊂    ) __
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羅栗間麺達がある事件に巻き込まれた、という妄想が元の設定だけど、「好き」でもこれは・・・。
しかし何か書く程、虹「叙/情/詩」やら羅栗間「Un/der my skin」じみて来たな。



    *1 (°Д°;
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