視線の先、嫉妬
更新日: 2012-06-12 (火) 18:15:34
手間取ってしまった前回に引き続きネタを投下
前の投稿に支援して頂いた方有り難う御座いました
生モノ注意、忘れ欄姐よ 四弦×六弦&唄 ※微えろ風味
盤ド同名曲のM.Vを観ての勝手な創作捏造ネタ
あれを見たら妄想が膨らみつつ30代の学ラン姿が可愛くてもだもだします
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
日射しが強く何もかもやる気を失せてしまう蒸し暑い夏の放課後、
今日も彼は男子トイレの窓から覗いてあの娘をじっと見ている。
毎日そんな行動を続けては他は特に何もせず俺はよくやれるなと思っていた。
芝ちゃんが何時も見つめてる先は何処でも視線の先が一緒で例え嫌でも気づくらいで。
その彼女は彼氏持ちで無理だってわかってる筈なのにそれでも彼は姿勢を崩さない。
あの娘と彼氏二人はしゃいでる姿を真顔で見つめてる
芝ちゃんの顔が俺はどんな気持ちで汲み取る事も出来ない。
何故だかそんな芝ちゃんに胸が痛むのがここ一番の悩みで
うっすらとは気づいていたものの何故かわからない振りをして
この先もきっと芝ちゃんには言う予定はないつもりだった、のだけど。
部活であの娘を見てたら不良二人組に絡まれて殴られて倒れた芝ちゃんを
フェンス越しに見つけてその場に一緒に居た坂多くんと保健室に運んだ。
ベッドに寝かせた芝ちゃんを見てる隣で坂ちゃんがわけのわからない儀式を始める前に先に帰らせて
殴られた衝撃で記憶が飛んだ彼を意識が戻るまで側につく。
鼻血を出してティッシュを鼻に詰めた芝ちゃんのことが少し情けなくも俺は好きだった。
「さっき好きな子と彼氏がキスとかすんの、見ちゃってさ…ショックだった」
坂ちゃんが居ない事は気にしないようにぽつりと呟く、
起きて口先から出た芝ちゃんの言葉が悲しくもまた哀愁が漂う。
俺も芝ちゃんが見てたあの娘がいいムードで彼氏と唇を重ねた後
照れ笑いしていたのを遠くからでも見えていたから同情すると共に
想いが崩れそうな彼に掛ける言葉も見つからない。
そして次第に芝ちゃんの好きなあの娘に腹が立っては彼の中からあの娘を
吹き飛ばすように気づけば目を閉じて芝ちゃんを相手に同じことをしていた。
突然の行動に吃驚した芝ちゃんの学ランに手を伸ばし中のYシャツごと捲って胸元を撫でながら片手を下の方に移動する。
ズボンの中へまさぐって弄ると芝ちゃんのは抵抗する言葉と裏腹に徐々に
膨みつつ息が荒くなるにつれて俺を見る芝ちゃんに流石にこれはもう我慢は出来なくて。
「楳柘くん何っ…ふざけんなよやめろよ」
「芝ちゃんはただあの娘のこと思っていればいいから、」
「ッ―?!」
俺は頭が悪いからこんなことしか出来なくて芝ちゃんの中からあの娘を完全に忘れさすことなんて出来ないけど。
反応して悶える芝ちゃんが想う彼女に嫉妬して
しまいそうだ、テンパって俺に身を預けて
徐々に余裕がなさそうになった所を見計らって頬っぺた
にキスして舌も使いながら愛撫し勢いをつけていく。
擦り上げていくともう駄目だと震える声で芝ちゃんが言うから、
イって出してもいいよと言わずにただ手を激しく上下に扱くと耳元で
聞こえるぐらい喘ぐとそのまま俺の掌に吐き出した。
「っ、楳柘く…ん……」
俺の名前を呼ぶ前にぱくぱくと別の名前を呼んだ気がしたが純粋に聴こえない。
芝ちゃんの液体は綺麗で果てた後息をゆっくり吐く細い体を抱き締めれば
芝ちゃんが余韻に浸る間もなく我に返った途端突き放す顔は意外にも恥じらう乙女のようだった。
「…芝ちゃん気持ちよかった?」
「何で…楳柘くん……」
「ほんと、何でだろ。芝ちゃんが好きだからかも」
「好きだからかもってこんなこと普通しねえよ…」
「キスとかエッチとかそういう好きだってこと?俺は別に芝ちゃんとなら出来るよ」
「ばっ、楳柘く…なに言ってんの!?」
だったら試してみようか、そう言って笑った俺に尚更赤面する芝ちゃんは
今時こんな純情でやはりあの娘には勿体無いなあなんて思う。
そしてこれから俺の気持ちを少しずつでも芝ちゃんに伝えようと、も。
その後はあの娘に見事に自然消滅した失恋から自棄を起こして叫びながら
ライン引きを持って走る芝ちゃんの後をスーパーカブで笑顔で追っ掛けて
学校のグラウンドをぐるぐる廻ると芝ちゃんが白線文字で「スキ」と書いた。
芝ちゃんの告白はあの娘はきっと知らないまま彼氏と宜しくしていくのだろう。
芝ちゃんの気が済むまで付き合ってそれからちゃんと改めてまた告白し直そうと決めた。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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