目高箱 王⇔行
更新日: 2011-07-31 (日) 13:48:48
飛翔の目高箱で王⇔行な感じ
コミクス一気読みしたら今更この二人にはまってしまった
どうにも萌えて仕方がないので棚をお借りします
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
僕は王土の側が好きだ。
彼の側にいれば、余計なものは何も聞こえない。
ただ
ひとつの強烈な意識だけ。
『俺』
情報の海で溺れそうだった僕を救ってくれた王土。
出会ってからずっと、自分の事しか考えない王土。
その大いなる意識に守られてきたけれど
僕は
ちょっと淋しかった。
でも、このごろ少し変なんだ。
王土の心から「俺」以外の言葉が時々聞こえるようになった。
それはとても小さくて、うっかりすると聞き逃しちゃうけど
でも
それが聞こえると、僕はすごく嬉しくなるんだ。
だって
それは、僕の名前だから
『行橋』
それは、本当に時々で。
時間にしても、一瞬の事だけど
僕の頭にあるアンテナは、ちゃんとそれをキャッチしてくれる。
この「異常性」があって良かったって思える日が来るなんてね。
なんだか可笑しくって、ふふふって小さく笑っちゃったら
また
僕の傍らから聞こえてきたんだ。
『行橋』
だから僕は、つい、王土に言ってしまった。
「僕は、王土の側が、好きだよ」
そしたら王土は、少し驚いたような顔をしてこう言ったんだ。
「それは違うぞ。行橋」
「お前は、『俺』が、好きなのだ」
・・・うん。そうだね。
僕は王土が好き。大好きだよ。
だから、ずっと側にいる。
ずっと
ずっと
君の側にいるよ。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
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