Top/65-151

仮面ライダー000パンツ腕

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

…カチカチカチカチカチ
やたら時計の秒針が気になる。
眠むれない。
時計の針はもうすぐ午前二時を指すところだ。
いくら俺がグリードでもこの肉体は人間だ。
寝なきゃ色々不都合なことになる。
解ってはいるが眠れない。
寝てはいけない。
チッ、俺はなんて馬鹿なことを。
盛大に舌打ちしたいがぐっとこらえて息を潜めている。
仕方ないだろう、あれだけコアの気配をさせられちゃあ。
やばい。
じゃあなんで今度は逃げ出さないんだ?
コアを手に入れるチャンスだろ。
それにグリードの俺が人間相手に逃げ出すなんて。
後一秒で丁度二時。
違うだろ?

本当は、待ってるんだろ?

馬鹿な!
俺が…
カチ
そこで思考が停止した。
あれだけ大きく聞こえた秒針の音も消えまったくの静寂。
来た。
奴が目覚めた。

俺はこのくそ暑いのにすっぽりと包まった赤いシーツをさらに強く握り締めた。
暑くてダラダラ汗かいてるのに寒気が止まらない。
気配はゆっくりと俺に近づくのが解る。
駄目元で声をかけようとした時。
俺はシーツごと寝床から引きずり下ろされ床に叩きつけられた。
くそっ。思いっきりシーツ握りすぎた。
「おい!エイジ!お前っ…」
急いでシーツから抜け出ると俺は奴に掴みかかろうとして…
やめた。
奴の目は何も映して無いからだ。
ただ無表情に俺を見下ろしているだけ。
人間の感情を映す筈の目は無機質に淡く紫に光っていた。
「お前、またなのか…?」
判っていたんだからなんとも間抜けな質問だ。
チッ、やっぱり逃げとけばよかったぜ。
エイジがこの状態になるのは始めてじゃない。
昼間に紫のやつになると夜は必ずこうなる。
何も見ない、何も話さない。何も感じない。
ただ、事をすますだけ。
わかってるんだから俺も逃げれば良かったんだ。
コアなんかこの状態で奪えるはず無い。
「おい、おいエイジ、っちょっと待て…」
ビリビリビリ!
あっと言う間に俺のシャツは襤褸切れに変わった。
「これ気に入ってたんだぞ!」
怒鳴ったところでコイツには届かない。
シンプルな白いシャツはまた雛の手でド派手な再生をされることが決まった。
奴は邪魔だとばかりに俺のパンツにも手を掛け下着ごと引きちぎろうとする。

「わかった、俺がやるから」
渾身の力で奴を押し戻し急いで身につけていた衣服を脱ぎ捨てた。
チッ、なんでコイツは何時もパンツ一枚なんだ。
全裸になった俺を獲物でも見たかの様に舌なめずりをした。
明らかに人間の物とは違う、長く爬虫類のような舌はぞろりと動く。
俺はそのおぞましさに身動きひとつ出来なくなった。
これはコイツの食事なんだ。
俺はコイツの餌にされるんだ。

奴はゆっくりと俺の顎を掴む。
俺はまったく動けずなすがままに口を開いた。
抵抗なんてまったく無駄だと最初に思い知らされていた。
無駄にあばれなければ事はさっさと済む。
気持ち良いだけで終わるんだ。
そこに感情はなくていい。
目をそらすことすら、閉じることすら出来ないまま奴の忌々しい舌が俺の口腔を蹂躙する。
舌は圧倒的な質量で口の中を埋め尽くし、その先は喉の奥まで達していた。
苦しくて吐き出したいが動けない。
そのうち、何かが喉を下っていく感覚がした。
ああ、まただ。
今日もわからなくなってしまう。
舌が抜け出た後も口を閉じることが出来なくなっていた。
飲み込んだ何かは胃まで落ち体は異常に熱を帯びる。
さっきまでの寒気はまるで無くなり、いくら荒く息を吐いても熱が体から出て行かない。
増してこんな熱帯夜は最悪だ。
熱は胃からどんどん下がっていき股間にたまる。
もう駄目だ…
俺は流れ出す唾液をそのままに股間に手を伸ばした。
早く、早くこの熱を開放したい。
それはもう硬く勃起していて触れた瞬間に膝から崩れ落ちた。
「はっ…ああ…」

奴は勃起を掴んだまま動けなくなった俺の肩を掴むと素早く反転させる。
掴まれた肩ですらジンジンと甘くしびれた。
髪を後ろから鷲掴みにされ床に押し付けられる。
自然と尻が高く持ち上がり、俺の秘部が外気に晒される。
こんな屈辱的なこと!
頭のどこかで俺が言うが体は何も出来ず、むしろ待っていたようだ。
ぬるぬるとした怒涛が肛門に当てがわれた。
「あっんんっ」
来る。
なんのためらいも無くそいつは俺を串刺しにする。
その瞬間、俺は快感で意識を飛ばし開放される。
……いつもなら
それはぬるぬると入り口を行ったり来たりするだけで入っては来なかった。
俺のそこは飲み込もうと淫猥な口を開いたり閉じたりするが一向に入ってこない。
気が狂いそうになる。
「早くっ、エイジ早く、」
俺は思わず口走った。
頭の奥にいる冷静な俺が舌打ちしたが構う事はない。
どうせ明日にはまったく記憶がないんだ。
あいつは何時もと同じように戻ってる。
自分の股間を擦り上げ俺は尻をさらに高く持ち上げた。
………クックククク……
噛み締めた笑い声。
「いい格好だな、アンク」
何…?
何が起きたんだ?
熱に犯された頭じゃ思考が追いつかない。
「え、エイジ…?」
俺は無理やり振り向くとそこには確かに紫に目を光らせたエイジがいる。
でもやつは確実に俺を見ていた。

「可愛いよ。そーゆーのも。」
ニヤニヤと笑って俺を押さえつける力は到底人とは思えない。
だけど、確かにしゃべって俺を見ている。
あの、エイジが。
「エイジ、おまえ、判るのか…?意識、あるのか?」
声が惨めに震えた。
「変身をコントロール出来るようになったんだ。こっちも出来るようになったとはおもわなかった?」
…まったく思わなかった。
「ま、最初から記憶はあったよ。でもなんか可哀想だったから気づかない振りしてただけ。」
可哀想、だと?
こいつ調子に乗りやがって。
コロス。
と思った瞬間、ぐっと股間を握りこまれた。
「あっ、」
思わず声が漏れてかっと頭に血が上った。
クックックッとまた笑いを噛み締める声がする。
「グリードでも恥ずかしいの?いいじゃん、これも欲望だよ?性欲って言う。」
こんな奴だったか?
こんな笑い方して、こんなこと言うやつだったか?
「大丈夫。ちゃんと明日からも忘れた振りするよ。恥ずかしいんだろ?何時もの俺に戻ってあげる。…だから…」
再び奴のモノが俺の秘部にあてがわれた。
「おねだりして。欲しいって。俺が、欲しいって。」
なんでもないことのように言われた台詞は俺を震えさせた。
あいつがこんな事をするのか?
「選択は出来ないんだよ。判ってると思うけど…」
俺はお前を自由に出来る力がある。
言われなくてもわかっている。
何ひとつかなわないのはわかってる。
でも思い通りになるようじゃ面白くない。
早く返事をよこせと乳首をつねり上げられてもじれた快感になるだけ。
俺は残ったプライドをかき集めて唇を噛み締めた。
震える唇を血が滲むほど強く。

「言えないの?だめかぁ…。じゃあ…」
それが奴には気に食わなかったのかもしれない。
前髪をつかまれ思いっきり引かれ後ろに仰け反らされる。
痛みすらも快感になる俺の耳元で静かに、熱を帯びた声で囁く。

「全てを俺に差し出せ。アンク。」

その声はまさに…
……オーズ

もう何も判らなくなってきた。
ここはいつなのか、コイツは誰なのか。
俺はいつの間にかな何かを口走っていたようだ。
欲していたそいつが体に潜り込んでくると俺は狂ったように感じて喘いだ。
今までとはまるで違う。
身体だけじゃなく魂まで貪るような。
俺も必死で奴を奪おうともがいた。
涙腺は壊れたようにひたすら涙をこぼし、奴の息使いと俺の喘ぎと卑猥な粘膜の擦れる音が部屋中に響いた。
記憶がぐるぐると目まぐるしく入れ替わり、まぶたに現れた光の渦に飲み込まれる。
その光の果てで見えたものは。
「…ンク、アンク、アンク、アンク、…」
必死で俺の名前を呼び続けてしがみつく男の姿。
馬鹿だな、エイジ。泣くなよ。
俺の欲望は、、、、なんだから。

頭が痛い。体も。
意識が戻ったのは午前五時。
あれから三時間しかたってない。
まるで何事も無かったように俺は何時もの姿で何時もの場所に寝ていた。
体は全て清潔に拭われていて、秘部のしびれたような痛みさえなければ本当に夢のようだ。
俺は物音を立てず、自分の寝床から飛び降りた。
着地のとき散々使った後肛に甘い痛みが走ったが無視する。
こちらに背を向けて静かに寝息をたてる奴を覗き込んだ。
うっすらと涙の跡が残っている。
これで何も無かったような顔をするつもりなのだろうか。
寝息は単調に繰り返している。
本当に寝てるのか?
まあいい。どちらでも。
聞こえても、聞こえなくてもいい。
俺は奴の耳元で囁いた。
「エイジ。今度は俺の全てを奪え。腕だけじゃなく全てだ。」
そのために俺は全てを取り戻す。
おまえの欲望を解放するため。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

  • すばらしいです。新作を読みたいです。 -- ななし? 2011-10-14 (金) 14:45:31

このページを共有:
  • このページをはてなブックマークに追加 このページを含むはてなブックマーク
  • このページをlivedoor クリップに追加 このページを含むlivedoor クリップ
  • このページをYahoo!ブックマークに追加
  • このページを@niftyクリップに追加
  • このページをdel.icio.usに追加
  • このページをGoogleブックマークに追加

このページのURL:

ページ新規作成

新しいページはこちらから投稿できます。

TOP