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醒めない夢

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマス!
×麺 若磁界×若教授 やっぱりエロしかない。
磁界視点だけでは収まらず、今度は教授視点でとトライしたら、教授の方がグルグル度が激しく…

この快楽は誰のものなのだろう。
ベッドの上に組み敷かれ、膝裏に手を掛け足を開かされるあられもない格好を自覚しながら、その足の間に
受け入れた圧し掛かってくる重みにふとそんな意識が浮かび上がる。
自分の上で欲を追う男の律動は激しく、しかしその勢いのまま貫かれた時の痛みは、今はもうすでに遠くなっていた。
代わりに感じるのは、そこばかりは鍛えようのない柔い粘膜を容赦なく擦り立てられ、上がる体内の熱。
悲鳴は気づけば、鼻にかかるような甘ったるい響きを伴ううめきばかりになっていた。
それが時折戻る理性をたまらなく追い詰める。
なんとか押さえたいと半ば無意識に身をよじりかけるが、そんな動きはこの時、冷たい鉄のパイプによって
拘束された頭上の手首に遮られる。
感じる、自分を逃すまいとする男の意思。
擦れる手首の薄い皮膚が、痛い、苦しい、熱い……繋がれたすべての部分から溶けてしまいそうだ……
相手の思うままに揺さぶられながらそんな事を思い、たえ切れぬようにうっすらと瞳を開けば、そこには
自分を生きながらに食らう男の顔があった。
目の焦点が上手く定まらない。それでも思い出す。
自分が彼をこんなふうに見上げるのは二度目だった。
だからもう一度思う。
この快楽は彼のものなのだろうか。
だって、でなければ…もう自分の足には感覚が無いのに……
今と過去が錯綜する思考がもつれ合いながら落ちる記憶は、その時自分の脳裏に白い浜辺の像を結んだ。
あの日、自分達を襲った人間達に報復の牙を剥いた彼を、自分は懸命に止めようとしていた。
様々な要因が重なって、あの時自分の能力は彼には効かなかった。
だから身体ごとぶつかるしかなかった。
争い、絡まるように二人して砂の地面に倒れ込んで、彼を抑え込もうとする。
しかしそんな自分に彼は容赦なかった。
『暴れないでくれ。傷つけたくないんだ』
殊勝な言葉とは裏腹な力で逆に強かに殴りつけられ、一瞬目の前が暗くなる。
本来なら体力的にも体格的にも腕力で敵う相手ではなかった。それでも止めなくてはいけなくて。
普段の冷静な思考も計算もかなぐり捨てて、他の誰より何より、彼の為に止めなくてはいけなくて。
自分に背を向け、再び敵と定めた目標と相対しようとする彼を追って、朦朧とした意識のまま立ち上がる。
そんな自分にあの時、あの鉛玉は襲ったのだ。
それは自分と同じように彼を止めようとした者が放った銃弾だった。
しかし彼の力はそのすべてを跳ね返し、その一つがこの身深くに突き刺さる。
ちょうど腰の上の辺り。それは正確な残酷さで脊髄を……
全身を貫くような激痛に叫びと共にその場に崩れ落ちた、そんな自分の元にあの瞬間、彼は弾かれるように
駆け戻ってきた。
慌てた手つきで自分を抱き起こし、この顔をのぞき込んでくる。
呼びかけられ必死に目を開け見上げた彼は、その時ひどく取り乱した表情をしていた。
後悔、焦り、労わり、悲しみ、そして怒り。
混乱しながら再び暴走しようとする、そんな彼を自分はもはや残酷な言葉で止める事しか出来なかった。
『君のせいだ』
嘘だ。これが不可抗力だと言う事はわかっていた。
それでもあの時、彼を鎮める為に使える自分の武器はもう言葉しかなかったから。
『味方でいてくれ』
一緒にいてくれ。そばにいてくれ。言葉にならないまま伝わってくる彼の弱々しいまでの本音を知りながら、
自分はどうしてもそんな彼に頷いてやる事が出来なかった。そして、
『君と僕の理想は違う』
告げた刹那、あの時見た彼の顔を自分はきっと一生忘れないだろうと思う。
信じられないようにこちらを見下ろしてくる顔。傷ついた顔。そして……諦めた顔。
結局自分は彼にそんな顔しかさせてやれなかった。
出逢って、別れるまで。共に過ごした時間はそれほど長いものでは無かったけれど、それでも彼のこれまでの
生き方を知り、その心の奥にも触れた事があったのに、結局、何一つ……
救ってやれなかったと許しを求める事はきっと傲慢ですらあるのだろう。
だから、自分達の道は別たれるしかなかった。
何度も何度も思い返し、その度に同じ結論に辿り着く。
それは今日も同じ……そう吐息が零れそうになった瞬間、不意に後ろ髪を強く引かれ、反射的に咽喉元が仰け反った。
意識が引き戻され、開いた瞳の中に再び飛び込んできたまるで人に懐かぬ獣のような彼のまなざしに、
自分が犯されていた事を思い出す。
こんな時に他事を考えていた事に対する怒りだろうか、自分に向けられる彼の瞳の深く濃いものだった。
怒っているのだろうか。それならばそれでいい。
辱める為だけの快楽による責苦よりは、怒りに任せた力尽くの暴力の方がまだ心は軋まない。
だから、憎んでくれればいい。
そうであってくれ。
「……工リ…ック…」
だから確かめたくて、名を呼んだ。見上げる彼の頭上にはこの時自分の力を遮る覆いは無くて、ならば
もっと触れればその心が読めるかと思った。
その為にも手を解いて欲しい…
しかしそんな自分の願いは彼には通じなかった。その代わり、
『…チャーノレズ…』
不意に頭上から降り注いだのは返された自分の名前と、そしてキス。
髪を掴んでいた手が頬に滑り落ち、逃げるなとばかりに軽く力が込められ顎を固定される。
そしてそのまま唇の深くなる交わりに、この時自然に自分の中へ流れ込んでくる彼の心があった。
それは一つの名を呼び続けていた。

…チャーノレズ……チャーノレズ……チャー……

まるで子供のような独占欲で何度も何度も。
それに唇を解けぬまま、自分はこの時ずるいじゃないかとその瞳を歪めていた。
こんなに君が素直だなんて、ずるいじゃないか。
君はいつも頑固で、身勝手で、皮肉屋で、でも……どこか寂しくて。
溢れ出す想いが止まらなくなる。それと同時に、触れた彼の剥き出しの心に自分の嘘が暴かれていくのも知る。
憎んでくれればいいなんてのは強がりだ。
ただ、犯される様に抱かれるのがつらいのも本当で。
だから、僕は……
奪われるばかりだったキスに初めて自らも舌を差し出すように応え、自分はこの時もう一度頭の中で手を解いてくれと
静かに念じる。
その願いは今度こそ彼に伝わったようだった。
ゆっくりと冷たい鉄の戒めが手首から離れてゆく感触にほっとしたのも束の間、その手首が彼の武骨な手の平に
包み込まれれば、反射的に肌が震えた。
しかし彼はこの時もう、自分をこれまでのように乱暴には扱わなかった、
それどころか頭上から大事そうに手を引き下ろさせると、強く捕らえられていた事によって出来たのだろう鬱血の跡を
手首の上に見つけ、そこへ静かにその唇を寄せてくる。
労わるようになぞり這わされる、その柔らかい感触がたまらなくて、自分は瞬間その手をやんわりと彼から取り戻すと
そのまま目の前の首筋に両の腕を滑らせるように回した。
足が動かなくなって、自分は少し横になる時間が増えた。
それゆえの、これは夢なのかもしれなかった。
浅い午睡か、夜明け前の一瞬の深層の眠りか。
そのどちらでもかまわず、ただ目覚めの鳥よ、今しばし鳴いてくれるなと祈る。
先程までとは明らかに色の違えた彼の優しい愛撫に再び狂いだしながら、それでも今度は緩やかに突き上げられる
動きに合わせて、自らも目の前の彼の身体に腕を足をせがむように絡めてゆく。
求める心を伝えられる今は動く自分の足に感謝をすれば、知らず眦から一筋の涙が伝い落ちた。
気を緩めればすぐにも霧散してしまいそうな夢の欠片をかき集めるように、
まださめないで。もう少しだけ自分の中に。
しがみつく背に爪を立てながら懇願する。

まだ、いかないで…くれ……

夢の中さらけ出す浅ましさが罪だと言うのならば、今この身に与えられる罰はあまりに甘い毒のようだった。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンガオオクリシマシタ。
前回感想と、情報豊富なスレ住人サマありがとうございます。現実が映画並みに喜でたまりませんw
セリフはかなりあやふやですが、ニュアンス的には間違ってない、はず。

  • ありがとう!萌えをありがとうございます!GJ! -- 2011-06-30 (木) 01:16:17

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