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蒼天の拳 劉宗武×霞拳志郎 「拳志郎が爆乳爆根になる秘孔を突かれる・女絡み」

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せっかくのバレンタインなので投下。しかしバレンタインとは全く無関係な話です。
青空のこぶしの劉家拳伝承者×北斗神拳伝承者

例によって特殊嗜好で申し訳ない。大変申し訳ない。
爆乳って巨乳のもっと大きいやつです。
爆根って巨根のもっと大きいやつです。
主にふたなりについている事が多い属性です。
でもこの話の中では一応拳志郎はふたなりでは無いと思います。
そしてエロはほとんどありません。

宗武が街を歩いていると、「よう」と声を掛けられた。
拳志郎だった。
「ちょっと話があるんだが」
「…」
「おい、無視すんなよ」
拳志郎と宗武とは、同じ北斗の拳の使い手ではあるが、特に仲がいいという訳ではない。
いや、むしろ戦争に対する考え方の違いなどで、仲は悪い方だと言っていいだろう。
「別にお前と話す理由が無い。今ここで、死合うなら別だが?」
「相変わらずだねえ…まあ立ち話もなんだから、お前の家で話しようぜ」
「なぜ俺の家なんだ」
「どうせお前もう今日は家に帰るんだろ?」
「その辺の喫茶店でもいいだろうが」
「嫌だぜ、お前が何か壊して弁償させられるのは」
「誰が壊すか!第一、修理費ぐらい自分で払う!」
「それとも、人に見せられない位見っとも無い家だとか?」
「…そんな訳、あるか!」
結局家に連れてくる破目になった。

宗武の家というのは郊外にあって家も大きいが敷地も広い。
あまり気は進まなかったが、宗武は拳志郎を家に上げた。
「へえー結構広いねえ。もっと狭いかと思ってた。しかし殺風景だねえ。なんかお茶菓子でも無いの」
「ねえ。用が終わったらとっとと帰れ」
「ったく、相変わらず素っ気ないねえ」
「…で、何の用だ」
拳志郎と宗武とは、同じ北斗の拳の使い手ではあるが、特に仲がいいという訳ではない。
いや、むしろ戦争に対する考え方の違いなどで、仲は悪い方だと言っていいだろう。
「いやさ、この前、俺の胸がさ…あっただろ」
「ああ」

この前の事というのは、拳志郎がヤサカに変な秘孔を突かれた後、胸が段々成長していって、
このままでは見事な乳房ができてしまうのではないか、という事になって、
「ヤサカを見つけないと…宗武、お前も協力しろ」

宗武はせせら笑った。
「なんで俺が」
「俺に見事なおっぱいができて、それでお前、俺とまともな死合ができるのか?戦いの最中に絶対上半身の服は破けるだろ」
それでなんとかヤサカを見つけて元に戻す秘孔を突かせて、
発達中だった拳志郎の胸は元に戻って、それで一件落着だった筈である。
「それがどうした」
今の拳志郎の胸は発達してなどいない、見慣れた只の筋肉の塊で何の変哲も無いように思われた。
「いや…」
拳志郎は逡巡していたようだが、意を決したように言った。
「更に悪化した」
「何が」
「話の流れでわかるだろ、胸だ胸」
「どこが」
「…大きく、なるんだよ」
「ああ?」
「触ると…大きくなる」
何を言ってるんだ、コイツは。
「はあ?」
そんな宗武の態度はある程度予想できていたとはいえ、話を進めづらい。
「しかも、胸だけじゃねえし…陽物も随分大きくなる」
「それは普通だろうが」
「いや、普通じゃねえんだよ。自分で言うのもなんだが、とにかく凄い。
ヤサカを捕まえて自白させてみたんだけど、これを直す秘孔は無いみたいで」
「お前の話には信憑性がねえ」
「いいだろ、証拠見せてやる」
そう言うと拳志郎は服を脱ぎだした。
「おい…」
宗武は止めようとした。男の裸など見たって、何も楽しくない。しかし、
「うるせーな、証拠見ねえとお前納得しないんだろ」
それで拳志郎は全部脱いだ。至って普通の男の体であると宗武には感じられた。
常人からみればこの立派な筋肉の付き様は今一「普通」とは言えないのだが、宗武は常人では無いので、自分の基準から見て拳志郎を普通と断じた。
「まあそれで、見てろよ…」

拳志郎は安楽椅子に座って、自慰を始めた。
男の自慰など見ても全く嬉しくないが、見ろと言われたので、見ていたが、
「あんまりジロジロ見るんじゃねえよ、変態」
「てめえが見ろと言ったんだろうが」
とは言っても拳志郎もやはり少し恥ずかしいようで宗武の方を見ないようにして扱いたり胸を弄ったりしていた。
普通だったらこの位扱いていれば疾うに変化しているだろうに、やはり人前であるせいなのか、なかなか変化し始めない。
ようやく拳志郎の陽物が変化し始めた、が…。
「…」
確かに、胸が大きくなっていっている気がする。いや、気がするじゃない、本当にそうだ。
ゆっくり思春期の女の胸が成長していく過程を早回しで見せられている気がする。気持ちが悪い。
「…これで五分立ちぐらいかな」
五分立ち…という割には陽物は長さだけならその件に関しては確かな自信を持っている宗武より長くなってたし。
流石に太さは劣るが。胸も、元々の胸筋で嵩上げされているのもあるだろうが、
その辺の女が太刀打ちできないほど大きい。
「…全部立ちだとどうなるんだ」
「んー陽物はこれぐらい」
拳志郎は顎の辺りを手で示した。
「胸は…このぐらいになるかなー」
「…で、俺にそれを言ってどうしたいんだ」
「…いやさ、これだけ大きくなると、全部入らないじゃん」
「その位我慢したらどうだ」
「…いや、なんだか性欲も凄く増して、入れるんだったら全部入れたいっていうかさ、
やっぱり、愛してる相手とは深く結ばれたいだろ?」
「…で?」
「お前、絶対精力すごいだろ?絶倫だろ?」
「ああん?」
「こんなに陽物が大きいと入れるのは無理だろ?だから入れられる側に転向しようかと思って」
「なんで俺なんだ?」
「いや、お前やっぱり精力凄そうだしな」
「それだけか?」
「?それ以外に何があるんだ?」
「………女房は知ってるのか?」

それを聞くと途端に拳志郎の歯切れが悪くなった。
「…ああ…まあ…一応…」
「止めとけ、お前みたいな性格の奴に浮気は無理だ」
「浮気じゃねーよ!愛してない相手とだったら、浮気じゃねえ!」
「ッ…いい加減にしろ!!てめえは人を性欲処理の道具としてしか見てねえのか!
大体てめえみたいな変態に誰が勃つか!」
言った直後に「変態」は拙かったと後悔した。
何故なら、その瞬間、拳志郎が酷く傷ついた顔をしたからだった。
それは本当に一瞬の事で、少し目を伏せた後、目を上げるとまた何時もみたいに笑っていた。
「…まあ、そうだよな、俺が…悪かった」
初めて聞いた拳志郎の謝罪の言葉に、宗武は本当に拙い事を言ったと思った。
「拳志郎…」
「うん…いきなり押し掛けていきなり変な事して…悪かった。ほか、当たるわ」
え。
「ほか?」
「お前がやらせてくれないんだったらほかの奴の所行くしかねえだろ」
他の奴…男?やる?寝る?他の男と?寝る?抱かれる?拳志郎が?
 いつの間にか身形を整えていた拳志郎は「じゃ」と言って帰ろうとした。
「…待て」
「あ?」
何を言えばいいのか。
「晩飯でもどうだ」
「要らねえ」
「酒もつけてやる」
「いいって」
「奢りだ」
「いいって…変に気を使うなよ、お前らしくねえ。別にお前の言った事はまあ、事実だから、気にしてねえよ」
そんな訳は無い…。宗武は思わず拳志郎の肩を掴もうとしたが、素気無く拒絶された。
「もうお前の家に来たりしないから安心しろよ」
「拳志…」
「じゃな」
宗武は拳志郎が玄関の扉を開けて出て行くのを茫然として見送った。

それから大分経って我に返った宗武は、「拳志郎!」と叫んで扉を開けた。
勢いが強すぎて扉の蝶番を破壊してしまったが、そんな事は大したことでは無かった。
やはり拳志郎は既にいなかった。

宗武は拳志郎が気に入らない。拳志郎はガキのくせに何時だって態度が大きいし、偉そうだし、適当に人の事を遇うし。
それに奴の使う北斗神拳が自分の北斗劉家拳より格が上とされているのも気に入らない。
しかし。いや、だからこそ。
そんな拳志郎に惚れているという自分の心の動きが認め難かった。
大体、相手が俺に惚れて俺が相手に惚れてないならともかく、自分が相手に惚れて、
相手は自分に惚れてないというのは理不尽で納得がいかないのだ。
だから凍冷ない態度も取ったし、拳志郎の発言に腹も立てた。

いっそさっき承諾してしまえば、とも思ったが、情の伴わない契りなど耐えがたい。
互いに情が無いのならそれでもいいのだろうが、自分が相手に熱心なのに、
相手は自分の下半身しか見ていないなど、屈辱的すぎる。
「宗武(の下半身)が好き」なんて嬉しくない嬉しくない絶対嬉しくない。
いや、こうやって自らの虚栄心が傷つかないよう後手に回っていたからいけなかったのかもしれない。
大体「何故俺なんだ」と聞いた時、あそこで拳志郎の色良い返事を期待するとか姑息な事をせずに、
自分から言えばよかったのではないか。いややはりそれはしないでよかった。
好く思っても無い相手にそういう事を言われても嬉しくないではないか。
いくら「愛してないが鏈りたい」と言われた事に憤ったとはいえ、「変態」は無かったのではないか、「変態」は。
確かに拳志郎の體を見て怯まなかったと言えば嘘だが、別に正直言って体の事など大した問題では無い。
確かに真っ当であるに越した事は無いが、宗武は拳志郎がどんな変態でも勃つし、イケると思う。
…拳志郎が自分の事を好く思っているならば。
拳志郎が行った所の予想は大体つくのだが、今更追ってどうなるというのだろう。

雨が降ってきた。
雨は瞬く間に本降りとなり、先程家の中で会話した際に僅かに宗武についた拳志郎の匂いも押し流した。
「…」

宗武は先程の拳志郎の傷ついた表情を思い出すと暗澹とした気分になり、
しばらく滂沱の中濡れるままにしていたが、いい加減家の中に入ろうかと踵を返した。
「よお」
玄関の脇でタバコを吸ってる拳志郎が居た。

「ッ…何やってんだてめえ!」
「タバコ吸ってんだよ」
この雨でタバコの火はとっくに消えている。
「とっとと帰れ」
「俺が帰ってなくて嬉しいくせに」
「…誰が!」
「…素直じゃないねえ」
拳志郎は少し笑って言った。
「お前を待ってた」
「何?」
「お前が俺に気付くの待ってた」
「…趣味が悪いぞ」
「いや、確かに気配は消してたけどこの至近距離でタバコ吸ってたのに
今まで気付かなかったのはちょっと油断し過ぎなんじゃないの。…いくら考え事してたからって。…で、何考えてたんだ」
「お前には関係ない」

雨が降っているのに、二人とも家に入ろうと言い出さない。

「ちょっとお前、こっち来いよ」
「断る」
「雨の音が邪魔で聞こえないから、こっち寄れって」
拳志郎も宗武も雨の音程度で会話が聞き取れなくなるような人間では無い。
しかし宗武は拳志郎の言うとおり傍に寄った。
「俺はさ、浮気なんかしたくないの」
宗武はさっきの拳志郎の発言を思い出して気分が悪くなった。
「ずっと女房一筋でいたいのよ」
「…」

「でもさあ、こういう体になってさあ、そういう事しても玉玲に痛い思いさせるだけなんだよね」
「…」
「だから我慢してたんだけどこの前、無理強いしちゃって、本当傷つけて嫌な男だよ」
「…」
「『外でしてもいいわよ』的な事を玉玲の口から言わせる破目になったし…」
「…」
「でもさ、他の奴と愛し合ったら浮気でしょ?それは玉玲に悪いって思う。ただでさえこんなに傷つけたのに。でも、好きでも無い奴に身を任せるのも俺の自尊心的に嫌なんだよね」
「…」
「だから、好きな奴と好きじゃない振りをして鏈ればいいかなって思ったわけよ」
「何?」
「お前耳悪いの?」
「そういう問題じゃねえ!」
今拳志郎の言った事が本当なら。
「あー、うん、回りくどい言い方してさっきは悪かった。お前がノってくるか分からなかったし、
断られるのも嫌だったからな」
拒絶されるのは嫌だったから。
「ふざけるな、俺が…」
「ふふっ…駄目だよな、俺。こんな事言うつもりなかったのにな」
ずっと言わないつもりだった。隠しておくつもりだったのに。
「玉玲の事を不幸にして…自分だけ幸せになんてな…」
一人で我慢すればいいのにそれもできない。一人では満たされない、誰かと深く繋がりたい、思う存分果てたい。
自分がこんなに弱い人間だとは思わなかった。
「…ヤサカのせいだろう」
お前のせいではない。
拳志郎は首を振る。
「いや…結局は欲望に負ける俺自身が悪い。そもそも、俺が未熟だったからあいつの秘孔を避けられなかった訳だし」
「…」
「お前にも、玉玲にも悪いって思うよ…」
拳志郎は俯いた。彼は泣いているのかもしれなかったが雨が激しいので見た目には分からなかった。
宗武は黙って顔を寄せた。
そのままキスしようと思ったが拳志郎に力づくで制止された。
「よせって…」

互いの物言いたげな視線がぶつかり、一瞬二人の間に沈黙が下りたが、
「あーそれより立ち話も何だから早く家に入れろよ。晩飯奢ってくれるんだろ」
「勝手に入ればいいだろうが」
扉は開きっぱなしなのであるから。
「いや、だってここ、お前の家だし」

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本当は3Pとか4Pとか5Pとかのエロを書きたいがためにこの話を書き始めたのですが、
無理だった。

申し訳ない。

ついでにヤサカの扱い申し訳ない。

  • 嫁思いなケンさんぷまいです(^p^) -- 2011-02-26 (土) 23:11:14
  • 設定が笑えるのに、無駄に切なくて良かったですww ※褒めてます -- 2012-09-30 (日) 06:52:57

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