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コーヒーを一緒に・・・2

 闇金ウシジマくんで戌亥×社長前提の柄崎×社長です。小悪魔(魔王様)誘い受け、
媚薬物です。ツンデレ気味。>>141の続きになります。レスして頂いたた方、ありが
とうございました 成人滑丑の釣り針に釣られそうですw

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
 「お待たせしました」
 丑嶋が座っているソファの前にあるテーブルにコーヒーが入ったカップが置かれた。
 眼鏡を外したままだった丑嶋はコーヒーを持ってきてくれた柄崎を一瞥する。
 丑嶋は数度瞬きをし、眼鏡をかけると白いマグカップの取っ手に手を掛けた。長い
指が白い取っ手に絡まる。そんな何気ない光景さえも、もし万が一にでもあの薬が効
いたらと想像をすると淫靡な行動に見えてくるから不思議だ。
 本当に眠くて判断力が鈍っているのか、柄崎が何か良からぬことを企んでいるとは
思ってもいないのか、それともただ単にコーヒー自体が自宅の物だから疑う余地もない
のか、丑嶋は何も躊躇することなくカップを唇に近づけた。
 あと15センチ、あと10センチ、もう少しだけ、と柄崎が固唾を呑んで見守る中、つい
に丑嶋の唇に白磁がピタリと付いた。
 「や・・・、やっぱり駄目だ!社長、そのコーヒー飲まないで下さい!」
 柄崎はこれまでの人生で一番とも言える素早さで丑嶋の持っているマグカップを掴んだ。
 「わっ!」
 丑嶋がまだ持っているカップを勢いよく掴んで引っ張ったものだから、急に予期せぬ
力が加わったことにより丑嶋の手がグラつき、中のコーヒーが少し柄崎の膝の上に零れて
しまった。 
 「あちっ!」
 先ほどまでコーヒーメーカーで保温されていた中身は予想外に熱かった。

 「おい、急に何だ?!」
 幸い丑嶋はコーヒーを被らなかったが、下手をすれば丑嶋だって火傷をしたかも知れ
ないのだ。あまりに不可解な行動をする柄崎に声を荒げる。
 「すっ、済みません、本当に済みません」
 柄崎は完全に混乱している。
 半分涙目になっている柄崎を「危ないだろ」と叱り飛ばすことも出来ず、丑嶋は手近
にあったティッシュボックスから無造作に大量のティッシュを出し、柄崎の膝を優しく
叩くようにコーヒーを拭いてくれた。
 一人で慌て、一人で場を乱し、まさに空回りを演じきった柄崎は、擦って余分な染み
を広げないように拭いてくれている丑嶋に今すぐ土下座で謝りたくなる。
 丑嶋はティッシュで柄崎のズボンに滲みたコーヒーを拭き取ると、続いては床に零れた
分を手早く拭き始めた。
 屈んで床を拭く丑嶋を柄崎はオロオロと眺める。柄崎は立っていて、丑嶋は床に屈ん
でいるので、ポロシャツの襟首からはうなじが見える。あの風俗店の店長にも負けない
玉の肌だが、そんなことで鼻の下を伸ばせる余裕はない。
 「社長、俺がやります」
 「いいよ。もう終わる」 
 せめて、と思った柄崎だったが、丑嶋の声は冷たい。
 冷静になれば、丑嶋の声色はつねに冷たいのだと思えるのだが、今の柄崎にとっては
拒絶されているようだ。
 もうこれ以上ここにはいられない、と帰ろうと思うと、床を拭き終わった丑嶋は柄崎の
心中を察したのか、ティッシュを捨てて柄崎のほうに向き直った。
 「柄崎」
 「はい・・・」
 丑嶋は柄崎の目を見ながらテーブルの上に置いたカップの片方を指で弾いた。
 「お前がこっちを飲め」

 顔を上げ、丑嶋が指で弾いているカップをみた柄崎は一気に青ざめた。丑嶋が「飲め」
と言っているカップは、もう片一方のカップに比べると明らかに中身が少なく、白い
カップの表面にはコーヒーが垂れた筋がついている。つまり、先程、柄崎が丑嶋に飲ませる
為に用意した媚薬入りのカップの方だ。
 媚薬の真偽は危うい。でも考えてみれば、このコーヒーに混入した媚薬をくれた店長は
以前から妙に誠実な所がある。だとすれば、本物の媚薬かもしれない。
 もし本物だとしたら、丑嶋に飲ませる分にはこの上ない幸運だ。だが、自分が飲んだら
危険だ。
 柄崎は最早にっちもさっちもいかなくなり、顔色は真っ青だというのに額からは大粒の
汗を流すという真逆の状態を器用にこなす。
 丑嶋は今にも気絶してしまいそうな柄崎をただジッと見つめる。よく視線が突き刺さると
いう比喩があるが、まさに柄崎の心の中の罪悪感には丑嶋の強い視線が突き刺さった状態だ。
 もういっそのこと、本当に土下座して誤ってしまおうか。だが、土下座したところで「飲
め」と言う命令は覆らないだろう。柄崎は深呼吸すると、床に座った。そして、恐る恐る
わざわざご丁寧に自分の前に移動された媚薬入りコーヒーのカップを手に取った。
 けれど、手が強張って動かない。
 ギクシャクと出来の悪いからくり人形のように動く柄崎を見かね、丑嶋が珍しく穏やか
で優しい声を出す。
 「なあ、柄崎。飲めないのか?何でだ?」
 「それは、ですね・・・。そのォ・・・」
 「もしかして、何か入れたか?」
 「う・・・・・・。はい」
 優しい猫なで声がかえって怖く、柄崎は洗いざらい白状してしまい、このコーヒーがどの
ように危険なものかを説明して許してもらおうと腹を決めた。

 一旦手の中のカップをテーブルに置き、胸ポケットに入れておいた媚薬の小瓶を丑嶋に
差し出す。
 「これを入れたのか。ふーん、中身は?」
 丑嶋は差し出された小瓶を受け取り、マジマジと見てみる。
 「中身は今日回収に行った風俗店で貰った、所謂、なんと言いますか、媚薬らしいです」
 媚薬、と言われて、丑嶋は天を仰ぐように上を見た。店長に小瓶を貰った時の柄崎と同然、
日常では聞きなれない媚薬という言葉を考え込んでいるようだ。
 続いて瓶のふたを開け、匂いを嗅ぎ始めた。すると、すぐ合点が言ったというような顔に
なり、一瞬眉を顰めた。
 「媚薬?これが?」
 丑嶋は再びカップを持つと、柄崎の手の中に握らせ、残酷極まりないこと結論を口にした。
 「媚薬、か。あっそ。良いから飲めよ」
 完全に身体窮まった柄崎は、ついにカップに口をつけ、心を無心にして一気にコーヒーを
飲み干した。
 コーヒーは砂糖もミルクも入っていないブラックの筈なのに、何故か甘ったるく感じた。
匂いはコーヒーだが、どことなく他の食品の匂いもしたような気がしたが、果たして何の
匂いかは分からなかった。
 カップの底には何も残らない程丁寧に飲みつくし、丑嶋に見せるようにカップをテーブル
に置いた。
 「飲みました・・・」
 すっかり空になったカップを覗き込むと、従順な柄崎に気を良くし、珍しく丑嶋が笑顔を
見せてくれる。
 「よし」
 にっこり、とか花の咲くような、とか表現することを憚られるニヒルな強面の笑顔だが、
それだけでも柄崎には十分だった。もし柄崎が犬だったら、千切れんばかりに尻尾を振って
いることだろう。

 しかし、褒められたところで、薬を無断で使用しようとした罪悪感はまだあり、丑嶋の笑
顔を直視できない。柄崎は首を曲げ、顔を背ける。
 ぎこちない態度の柄崎に対し、丑嶋は笑顔を崩さずに立ち上がる。丑嶋が動いたことで、
柄崎の鼻腔にコーヒーとは別の香りが届いた。キツイ匂いでもないのに、何故か胸焼けする
ような甘い桃の香り。戌亥との秘められた情事の証拠。憎くて、羨ましくて堪らないのに、
丑嶋が衣服にではなく素肌に纏わせた香りだと思うと、それだけで興奮を煽る。すっかり
忘れていた筈なのに、今のタイミングで突然強く感じるようになったのか。
 柄崎が再び丑嶋のいる方を向くと、丑嶋は柄崎のほぼ横に床に座り、柄崎の顔を覗き込
んでいた。
 「・・・!」
 叫び、飛び退き、誤魔化すように笑って済ます。醜い嫉妬と、猛る欲望を悟られないた
めにすべき行動が脳裏に浮かぶ。だが、ただ浮かんだだけだった。
 あどけない可愛さなど微塵もない丑嶋の笑顔に魅入られ、柄崎はぬめる様な色欲が足の
爪先からヘソにかけて昇って来るのを感じた。下半身全体がジンとし、体が重たく感じる。
 柄崎の理性と倫理と丑嶋に対する純粋な忠誠心が熱を増す下腹部に懸命に叱責を繰り返す。
 けれど、心なしかいつもよりも勃起の速度が速いような気がする。やはり、あの媚薬は
本物だったのだろうか。
 だとすれば、これ以上丑嶋の傍にいたら不味いではないか。もう柄崎自身の中では、丑嶋に
対する自分の気持ちが単なる尊敬の念ではなく、年々と蓄積してきた恋心だということは
自明だ。それに、戌亥に対するモヤモヤとした感情が嫉妬だと言う事も自明だ。
 ならば、このまま丑嶋の傍にいては、いつ感情が爆発してもおかしくないのだ。ましてや、
媚薬が効果を表し始めている今ならば尚更だ。
 いざとなれば、丑嶋に力で劣る柄崎が丑嶋を力づくでどうこう出来ることはないのだから
良いのだが、そんなことになって、丑嶋に軽蔑されるのが一番怖かった。なのに、下半身に
集まった血流は一気に性器に流れ込み、硬度を強めていく。そんな最低な自分に嫌気がさし、
落ち込んでしまう。

 丑嶋の方から近づいて来たならば、柄崎が離れれば良いだけだ。柄崎は媚薬を盛ろうと
したことを謝り、何とか丑嶋の許しを得て自宅に帰ろうと思った。
 しかし、柄崎が口を開く前に、丑嶋の長くて無骨な指が柄崎の手に重ねられ、離すまいと
指を絡めてきたものだから驚いた。
 「う、丑嶋!あっ、間違えた、社長っ!何して・・・」
 みっともないほど声が裏返り、握られた手には大量の汗が滲んできた。それに比べ、丑嶋の
手は冷たく、スベスベとしている。やはり、予想通りのキメ細かい肌だった。
 「柄崎、お前さ、俺に媚薬を飲ませてセックスするつもりだったんだろ?やりたきゃ、やって
みるか?」
 丑嶋は柄崎の手を撫でながら穏やかな声で物騒な事を言い出した。突然何を言い出のだろう
か。柄崎は媚薬のせいで幻聴が聞こえたのかと思った。
 「社長、本当に今日はこんなことして、どれだけ謝っても許されないかもしれませんけど、
すみませんでした。俺、もうここらでお暇します」
 「このまま帰るなんて、お前は馬鹿か?」
 甘美な幻聴に勃起した性器がビクリと跳ねる。だが、これは単なる幻聴なのだから。誘惑
されて、のってはならない。だが、幻聴は未だ止まない。 
 「やりたいなら、やってみろよ。つーか、やれよ」
 柄崎は丑嶋の口の動きを見る。口の動きと、丑嶋の言葉は共通している。どうやら、幻聴
ではないようだ。だからと言って、相手は丑嶋だ。そこらでナンパした奴や、キャバ嬢や、
風俗従業者ではないのだ。お言葉に甘えて、はい、いただきます、といける訳無いではないか。
 けれど、さらりとぶつけられた甘美な誘いの言葉を避けきれず、真正面から喰らってしまっ
た柄崎はもうフラフラだ。それに、媚薬のせいかもしれないが、先程から心臓が早鐘を打ち、
呼吸は苦しくなるほど浅くなってきている。 
「しかしですね、この件に関しましては全て俺が悪かったんですし、いくら何でも、その気
のない社長をどうにかするのは・・・」

 柄崎は言い訳の言葉を紡ごうとしたが、ふいに重ね合わせられていた丑嶋の手が移動し、
胡坐をかいている柄崎の股の間に来たので、ついに押し黙ってしまう。直接触られたのでは
ないのに、腰を前に突き出せば熱くなった性器の先端が触れてしまいそうな場所に丑嶋の手
があるというだけで、根深くある倫理感、罪悪感などの多くの想いの中から、「誘われるが
ままにセックスしたい」という肉欲だけが他を押しのけて前に出てくる。
 しかし、しかし、と柄崎の頭の中では壊れた蓄音器のように言い訳が零れる。やりたくて
仕方がないのに、どうしても前に踏み出せない。もしかしたら、丑嶋はこのような逼迫した
状態を利用して、柄崎の忠誠心を試しているのかもしれない。普通ならそんなことは考えにも
及ばないのだが、丑嶋はそれぐらいのことを平気でやってのける冷静な男だ。
 第一、先ほど言い訳したように、媚薬という卑怯な手がばれてしまった今や、冷静な男、
丑嶋を抱く理由などなくなってしまったのだから。嘘か誠か分からない口先だけの誘いの
言葉に釣られ、丑嶋に「この程度の男か」と低く見られるのは悲しすぎる。どうにかした
いのに、どうしたら良いのかは出口が分からなかった。  
 
 柄崎が混乱で顔を真っ赤に紅潮させ、目をキョトキョトとする柄崎に対し、丑嶋は半分
呆れていた。本物か偽物かなんて丑嶋にとっては最早どうでもいいことだが、媚薬まで盛
ろうとしたくせに柄崎は手を出してこない。
 確かに、正直に言えば、最初は柄崎とセックスしようなんて考えは持っていなかった。
柄崎はあくまで部下だったからだ。かなり以前から柄崎が自分に対して恋心を抱いていた
のは感じていたが、自分から餌を与えてやる気になんてなれなかったのだ。
 しかし、いざ柄崎が媚薬を使おうとした事を知ってしまったら、卑怯な手を使われるの
は嫌だが、そんなに追い詰められるほど求めていてくれたのか、とおかしなことに嬉しく
なってしまった自分がいた。調子に乗るから、絶対に言ってやらないが。

 丑嶋は柄崎の性器が勃起しきっているのを気がついている。今の柄崎は、ギリギリまで
水を注がれたコップと同じだ。愛情、肉欲などの愛しい気持ちは許容量寸前まで溜まり、
表面張力でかろうじて気持ちを溢れさせないように耐え抜いている。角砂糖の一つでも
落としてやれば。きっと水は溢れかえる。でも、与える角砂糖は甘く、解けにくく、重い
物でなくてはならない。
 可哀想な程追い詰められた柄崎を鼻で笑い、傍らに置いておいた媚薬の小瓶を手に取った。
中身はあと半分。溢さないように蓋を開けると、甘い匂いがしてくる。
 丑嶋は蓋の開いた小瓶を親指と人差し指で摘まむと、下を向いてウンウン唸っている柄崎
の額を瓶の底で小突いた。
 「・・・っ!何ですか?」
 柄崎はやっと顔を上げた。混乱のせいで眼には生理的な涙が滲んでいる。涙と爆発せん
ばかりの肉欲との戦いで眼は霞んでいる。
 霞む視界には丑嶋が媚薬の入った小瓶をぶら下げている。何をしているのだ、と首を捻る
と、何と丑嶋は媚薬の入った小瓶に口をつけ、あろうことか中身を呑み込んでしまったでは
ないか。
 「えっ?」
 柄崎の目の前に空になった小瓶が置かれた。中身は当然ながら、小瓶から丑嶋の体内へと
注がれた。飲んだ直前だから、恐らくまだ食道あたりだろうが、飲んでしまったのは間違い
ない。
 何て事をするんだ、と柄崎は唖然とするやら、丑嶋の体を心配するやらで、呼吸さえも
忘れて丑嶋を見つめた。
 厚い唇に少し付いた媚薬の残滓が数滴光っている。色艶の良い唇に付いた媚薬を改めて見て
みると、媚薬は薄こげ茶色だったのに気が付いた。
 呆けている柄崎に丑嶋の視線が合わさる。丑嶋は空になって邪魔になった小瓶を手で払うと、
胡坐をかいて座っている柄崎の足を跨いできた。

 至近距離で丑嶋に触れ、柄崎は逃げようとする。ちょうど股の上に丑嶋がいる為、尻の谷間
に勃起した性器が当たる体制になってしまうのだ。不味い。もう完全に不味い。媚薬と、刺激
的すぎる体制にこれだけで射精してしまいそうに興奮してしまう。
 ところが、丑嶋が上に乗っているので思うように逃げれない。ただ肩を左右に振り、少しだけ
だが床につけた脚をバタつかせることしか出来ない。
 丑嶋は往生際の悪い柄崎の両頬を両手で挟むと、鼻と鼻が触れ合いそうな距離に自分の顔を
近づける。最早、首を曲げて視線を反らすことも敵わない。かと言って、目をつぶってしまう
には勿体無いと感じる程に丑嶋の眼は穏やかだった。
 ついに丑嶋に捕らわれてしまった柄崎は何か気の利いた言葉を言わねば、と思う。だが声帯は
音を出す方法を忘れ、代りに湿り気を帯びた吐息が漏れ、すぐ近くにある丑嶋の唇にかかった。
 丑嶋の唇についていた媚薬の残滓は柄崎の吐息に揺れ、数滴の粒は一粒にまとまって唇から滴り
落ちようとしている。柄崎は今にも滴り落ちそうな水滴を舌で舐め、たった一滴だが味わいながら
飲みこんだ。
 「やっとその気になったか。この小心者」
 丑嶋が楽しそうに言う。柄崎は反論せず、言葉を紡ぐ丑嶋の唇に舌を這わせた。

[][] PAUSE ピッ ◇⊂(・∀・;)チョット チュウダーン!
 柄崎、へタレ脱却?まだ終わりませんが、続きはいずれ。お目汚し失礼しました。貴重なスペース
をお借りし、ありがとうございました。

  • 社長×竹本書いてください。社長×高田でもいいです -- 2011-03-13 (日) 13:35:44

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