「フキゲンナジーソ」 カシタ×キョージュ
更新日: 2011-05-02 (月) 17:28:55
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| げちゅくドラマ「腐気元なジ―ソ」月券田×三並腹
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| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| どうにもこうにも纏まらん
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| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ グダグダデスガナ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
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突発的にモエがやってきたので書いてみましたが、
このドラマ前回と最終回しか見ていないのでキャラが全く掴めていません・・・
あと「カエル」が出てくるので苦手な方はスルー
今、俺の部屋に月券田がいる。
話がある、とアポも無しにいきなり家にやってきた。
全くもって無礼なやつだ。お茶なんか出さないからな。
「で、一体何のようだ?俺はお前と違って忙しいんだ。
貴重な時間を提供してあげているんだから、それなりの用件なんだろうな」
"あげている"の部分を妙に強調して喋る三並腹に、月券田は思わず苦笑した。
「相変わらずのキャラですね。まあ、俺にとっては大事な用ですよ。
貴方はどうかわかりませんけど」
物珍しそうに部屋の中を見回しながら、間の伸びた喋り方をするこの男。
こいつといると・・・イライラする。
「早く本題に入ってくれないか」
「・・・彼女、一緒に行かないんですって?」
話はやはりイニ子のことか。
青居イニ子。俺の婚約者だ。
俺は仕事でしばらくの間オーストラリアに行くことになった。
そこに一緒に来て欲しいと頼んだが、彼女は研究の道を選んだ。
仕方がない。彼女にも目指す道があるのだから。黙って送り出すのが男というものだ。
・・・でも本当は、本当はついてきて欲しい。俺だけのものでいて欲しい。
そんなこと口が裂けても言えないがな。特にこいつには。
だから俺は努めて冷静に答えてやった。
「ああ、彼女がそう決めた。彼女の人生だからな」
「ふーん」
こいつの眼は全てを見透かしているような、そんな眼をしている。
俺はこの男が嫌いだ。
何よりこいつは、イニ子のことを狙っている。発情している。雄、だ。
「俺のいない間にイニ子に手を出そうなんて考えるなよ」
「どうしよっかなあ。俺、彼女のこと気に入ってますから」
「やめておけ。言っておくがお前の手に負える女じゃないぞ、あいつは」
「それはあんたも同じでしょ?」
「お前よりは幸せにする自信はあるね」
「まあ、それはどうでもいいんですけど」
どうでもいいのかよ!
お前の話はこのことではないのか・・・?
眉を顰めて不愉快そうな顔をしてみせる三並腹に、
気づかないのか気にならないのか何故か勝田は口元に笑みを浮かべる。
「俺、最近気になる人がいるんですよ」
「おお、それは良かったじゃないか。その彼女と遺伝子を残せばいい」
「彼女って言うか、彼・・・なんですけどね」
意味ありげな視線を寄こされ思わず眼を逸らした。
・・・嫌な予感がする。逃げたほうがいい気がする。そうだ、逃げよう!
素早く立ち上がろうとした俺の肩をあいつの両手が押さえ込んだ。
「何す・・・」
「まだ話は終わってませんよ」
息のかかる距離で覗き込まれると、自分の体が熱くなっていくのがわかった。
「しかもですね。そいつがまた、すっげえ最低なやつなんですよ。
データを改竄するし、それがバレても平気な顔で学者してるし、
挙句の果てに浮気がばれると遺伝子のせいにしたり」
そんな「最低な男」の話を嬉しそうに話すお前は何者なんだ。
いや、それよりも
「・・・いまの、どこかできいたことがあるはなしだ。
というかおれのことのようにきこえるんだが・・・」
つまり、こいつのきになるあいてって・・・おれ・・・おれか?
どういうことだ?わけがわからない。
ぜんぶひらがなだ。かんじへんかんができない。ああ、いまおれのみになにがおこっている?
「あ、わかりました?」
「ああ、わかりたくなかったが。・・・おい、この手は何だ?」
気がつくとシャツのボタンは外され、何故かこの男の手が俺の胸を触っている。
「どういうつもりだ?」
「とりあえず、求愛行動・・・?」
「待て。俺は雌じゃない、お前と同じ雄だ。それに―」
「えーと、もしかして俺のこと嫌い?」
「嫌いというか・・・」
そういう次元の話ではない。
それに俺がまだ喋っていたんだ。人の話は最後まで聞きなさい。
「大体お前こそ俺のことが憎かったんじゃないのか?
今日の昼にそう聞いたぞ、俺の耳は。今日の昼だぞ、昼。
それが何故夜になったら俺のことが好きになってるんだ?」
「んー、なんでだろ?」
「・・・・・・」
「それよりもさ、明日オーストラリアに行くんでしょ?最後の夜、俺に下さいよ」
「なっ・・・」
「いいじゃないですか。最後だし」
「・・・さっきからお前の言っていることはまるで道理に合っていない。
それに最後と言うが、俺は秋になったら日本に帰ってくる」
「俺のために帰ってきてくれるなんて嬉しいなあ」
「違う!お前の脳はどんな構造をしているんだ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おい、手の位置がおかしくないか?」
「そう?」
「あるべきところに帰りなさい」
「んー、でもあんたのココ反応してるよ?」
「・・・・・・刺激されれば反応する、それだけのことだ。相手が誰であろうと関係ない」
「ホントに?」
関係ない・・・ハズだ。
確かにこの世界には「遺伝子では説明できない何か」 がある。
しかし今の状況がそうだとは思えない、思いたくない。
「俺がお前に発情するとは思えん」
「俺はしてますけどね、あんたに」
「俺はボノボじゃないぞ!」 (注・ボノボとは同性同士でやっちゃうサルです)
「ボノボってなんすか?まあ、とりあえず試してみるということで、ね」
そう言うと勝田は三並原のズボンのベルトに手をかけた。
首筋をなぞるように愛撫しながら器用にベルトを外しズボンを脱がせる。
「もう・・・やめろ」
この場から逃げ出したい。なのに体が動かない。何故なんだ。
まさに蛇ににらまれたカエル・・・俺はカエルか?
嫌だ、カエルは嫌だ。両手両足を虫ピンで刺され、メスで腹を切られるんだ。
「・・・何か変なこと考えてませんか?」
「ハ!・・・そういうお前こそ変なことをするのはやめろ」
「あんたこそ集中してもらえません?」
「何にだ?」
「変なことに、ですよ」
「男同士の交尾って、生物学的にどうなんでしょうね?」
「・・・・・・」
「まあ俺にはどうでもいいことだけど。気持ちよくなれればそれでいいと思いません?」
「・・・思わん。はやくどけ」
「抵抗されると燃えるタイプなんですよ」
耳元で囁きながら、三並腹の下肢に伸ばしていた手に少し力を込めた。
「な、あっ・・・や・・・めろっ・・・」
「言っときますけど、俺が悪いんじゃないですよ。
俺の遺伝子がそうさせているんだから。遺伝子のせいですよ?
あ、もしかしたらあんたから発生されるフェロモンのせいじゃないかなあ」
難しいことはわからないんですけどね、
と眼を細めながら愉しそうに笑うこいつを殴らなかったのは、
それはひとえに俺が「大人」だったからで。
そして、今の状況が・・・思いのほか・・・不快ではなかったからだ。
いささか不本意ではあるが。
それに、自分がこんなふざけた生物に惹かれはじめているのは遺伝子のせいだ。
遺伝子が悪い。俺は断じて悪くない。
そう結論付けた三並原は本能に従って月券田の背中に腕を回した。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ オロオロしながら書いた
| | | | ピッ (・∀・ ) 今は再放送を待っている。
| | | | ◇⊂ ) __ 多分ないだろうけど。
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
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