究明秒等(眼鏡×モジャ)
更新日: 2011-05-02 (月) 13:04:38
____________
| __________ | 究明秒等
| | | | 眼鏡×モジャ。>>510-516の続き
| | |> PLAY. | | ――――――v――――――――
| | | | ∧_∧
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「……あの、火美矢さん……?」
「なんだ」
桜はおそるおそる火美矢に目をやった。
火美矢はやはりそしらぬ顔で、無表情に目の前を見据えている。
「……おしっこでもするんですか?」
こんな時にでもとぼけようとする桜に苦笑混じりの笑みを投げかけ、
火美矢はつかんだままの腕を引っ張って中に進んだ。
そこはトイレだった。
数個の男性用便器が並んでいる横に、個室のトイレが並んでいる。
火美矢は迷わず個室の方へと足を進めた。桜の表情が強張る。
「あ、あの……ぼ、僕別にウンコしたくないんで、行きますね。火美矢先生、どうぞゆっくりなさってください」
つかまれた腕を引っ張る桜に、火美矢は余裕たっぷりといった笑みを浮かべた。
…あの笑顔がどうも、何もかも見透かしているようで嫌だ。
ためらいがちに腕を引っ張り、出て行こうとする桜の肩を空いている方の手でつかまえ、
火美矢は素早い動きで唇を桜のそれへぶつけた。
口付けというよりは頭突きの勢いに近いそれに思わず呻き、桜は顔をゆがめた。
火美矢の歯でもぶつかったらしい上唇に鈍痛が走り、生理的な涙が浮かんだ。
火美矢の舌が桜の唇を舐めた時に感じた鉄の味からして、どうやら唇を切ったらしい。
かぶりつくように唇を覆いかぶせてくる火美矢の乱暴な口付けに、桜はただただくぐもった呻き声を上げるしかなかった。
「んっ、ぁ、わっ……ちょ、ちょっと」
火美矢の唇が離れた瞬間を見計らって抗議の声を上げようとするも、
次の瞬間には火美矢の唇がそれをふさいでいた。
わずかに血の味のする舌が口の中へ侵入し、歯や舌や歯茎を這い回る。
それから再び上唇を乱暴に舐められて、桜は痛そうに顔をゆがめた。
「切ってるな…悪い」
謝罪の言葉を口にしながら悪びれない様子でなおも傷ついた唇を舐める火美矢に翻弄され、桜のひざは頼りなく震えていた。
「勃ってる」
唇を密着させながら囁かれた言葉に、桜は顔を赤くした。
「…だって、そりゃ、火美矢さんが」
すねたような口調で続けようとした言葉は途中で切れ、喘ぎに変わった。
先ほどの指の動きと同じ調子で硬くなったそれを愛撫してくる火美矢を弱々しい力で押しのけ、
桜は赤い顔をつらそうに歪めた。
桜の抵抗は火美矢を押しのけるには弱々しすぎたが、火美矢は桜の意向に従って素直に身体を離した。
そのまま出て行こうとする桜の背中へ、火美矢の不思議そうな声がかけられた。
「勃ったままどこに行く気だ?」
「知りません」
「仮眠室で抜くつもりか?よしてくれ。一休みする場所がイカ臭くなったらどうするつもりだ」
「そんな事しません!」
「じゃあ、それはどうするんだ」
またあの笑みだ。桜は火美矢のあの笑みが嫌だった。
人を馬鹿にしているような、面白がっているような笑み。
「どうせ抜かなきゃしょうがないんだ。……俺が手伝ってやる」
恩着せがましいせりふを吐いてみせた火美矢を涙の浮かんだ目で睨みつけ、桜は首を振った。
「……やです。自分でします。違うトイレに行きます」
そう言って出て行こうとした桜を強引な腕がつかまえ、トイレの壁に押し付けた。
叩きつけられる勢いで押されたために、壁にぶつけた後頭部が痛かった。
生理的な涙が再び浮かび、涙の許容量を超えた瞼がついに堪えきれずに涙を零した。
火美矢は微かに口角を引き上げ、桜の潤んだ両目をどこか楽しげに見上げた。
「……お前を泣かすのは楽しいな」
身勝手極まりないせりふを聞き流して、桜は涙で濡れた頬の辺りを乱暴に腕でぬぐった。
ぬぐった腕をそのまま乱暴につかまれ、個室の方へ引っ張られる。
桜はおとなしく火美矢の意向に従った。
個室に入り鍵を閉めるなり桜のズボンを下着ごとずり下ろした火美矢に驚き、
桜は覆いかぶさってくる火美矢を腕で押しのけた。
「何だ。狭い個室の中で暴れるな」
「ちょ、ちょっと……僕やっぱ行きます。嫌なんで」
「もう遅い」
火美也に押された勢いで便器の蓋の上に裸の腰を下ろし、その冷たさに悲鳴を上げた。
構わず火美矢は桜の上に覆いかぶさり、剥き出しになったそれに細い指を絡ませた。
「ん、ぁ、あぁ……くっ」
上下に扱かれ、桜の腰が震える。
先端から溢れ始めた先走りをいたずらに親指で掬い取り、そのぬめりけを利用して全体を滑らかに擦る。
正直に言って、自分でするよりずっと気持ちが良かった。
「ちょ、もぉっ……無理……っ」
「早いな」
言葉少なに囁かれる言葉はやはり楽しげで、桜の反応を面白がっているようだった。
たまらず屈みこんでいる火美矢の両肩をつかみ、押しのけようと腕に力を込めたところで火美矢の肩が持ち上がり、
再び桜の唇へ火美矢のそれが落とされた。
先ほどと比べてだいぶ優しい口付けだった。
にわかに激しくなった指の動きに合わせて腰が揺れ、桜はたまらず目の前で腰を屈めている火美矢に抱きついた。
真っ赤に染まった頬が燃えるように火照り、自然と両目が涙で濡れた。生理的な涙だと信じたい。
最後に桜は感極まった声を上げ、火美矢の手の中に放った。
ぐったりと火美矢の胸の辺りに頭を寄りかからせて喘いでいる桜をよそに、
火美矢は事務的な仕草で汚れた手をティッシュで拭いた。
「やっぱり敏感だな」
汚れたティッシュを適当に床に捨てて、火美矢は眼鏡の位置を直しながら冷静に呟いた。
「気持ちよかったか?」
口角を引き上げて尋ねる火美矢に疲れきった視線をよこし、
桜は再びぐったりと火美矢の胸に頭を預けた。
「しんど……。信じらんない、火美矢さん」
「いい息抜きになったろ」
「ったって……眠気なんか消し飛んじゃいましたよ」
唸りながら上体を起こし、ぎこちない手つきで下着とズボンを引き上げる桜を
楽しげに眺めながら、火美矢は腕を組んだ。
「じゃ、僕、行きますんで。……その、色々とどうも」
何やら間の抜けたせりふを吐いているとは自覚したものの、
桜はそそくさと逃げるように個室を出て行こうとした。
火美矢は不思議そうに首をかしげた。
「自分だけ満足して出て行く気か?」
呆れたような声音につられ、火美矢を何気なく見やった桜はぎょっとした。
火美矢が再び、楽しげに口角を吊り上げて微笑した。何気ない動作で桜の腕をつかむ。
「ど、どうぞごゆっくり。僕は出ますから気兼ねなくやってください」
つかまれた腕を振り払おうとする桜にそっと近づき、ゆるやかな動作で桜の身体を壁に押し付ける。
むろん抵抗できないほどの力ではなかったが、桜はおとなしく火美也のされるがままになっていた。
かすかな笑みを浮かべて首をかしげてみせる火美矢を困り果てた表情で見やり、桜は首を振った。
「ぼ、僕、人のチンチン触った事ないんで、無理ですよ。…きっと自分でやった方が気持ちいいですって」
ほら、火美矢先生うまいし、とさも名案が浮かんだふうに人差し指を立ててみせた桜をじっと見つめ、
火美矢は片眉を器用に上げてみせた。
ゆっくりと身体を密着させる火美矢に、桜の身体は竦みあがった。
「自分はやってもらっておいて、その態度か?」
「や、やってくれなんて誰も頼んでないじゃないですか!勘弁してくださいよぉ」
「勘弁しない」
「わ、な、何か当たってる!何か当たってますってぇ!」
身をよじらせて嫌がる桜を楽しそうに眺め、火美矢は桜の耳元に唇を寄せた。
「触るのも舐めるのも嫌か」
語尾が耳の中に息を吹き込むような調子で、桜は思わず肩をすくめた。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ モジャがヘタレすぎですな
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
このページのURL: