花受け
更新日: 2011-05-02 (月) 13:02:52
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 某険王美ィ斗 魔物×フラウとロズ×フラウ
____________ \ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| __________ |  ̄ ̄ ̄V ̄ ̄| 触手ネタあるんで注意してってさ
| | | | \
| | |> PLAY. | |  ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ マニアックダナー
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
| | | | ◇⊂ )( ) | ヽノ___
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _) ┌ ┌ _)⊂UUO__|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__)(_(__). || |
フラウスキーは周囲を見回しながら、グリニデ城周辺の鬱蒼たる森の中を歩いていた。
仕事を終えて、城に戻る途中によろめきながら飛ぶ鳥の姿を見かけたのだ。
この辺りは魔物がウヨウヨしているし、あんなに弱っていては逃げられないだろう。
だから、一刻も早く見つけないといけないと手遅れになりかねない。
「ったく、どこ行っちまったんだろうなぁ。小鳥ちゃ~ん、出て来いよ~」
そうしてしばらくうろついていると、何やら巨大な花のような物体を見つけた。
「何だこりゃ。魔物……にしては見覚えない種類だよな」
周囲を取り巻く茨の形状が、どうも他人に思えなくてフラウスキーは面白半分にそれを引っ張ってみた。
その瞬間、茨の蔓が伸びて、フラウスキーの左手を捕まえる。
「おっと」
引っ張るがびくともしない。力ずくで引きちぎろうとすると、蔓は絶妙なタイミングで力を緩める。
まるで、動きを読まれているようだとフラウスキーは思った。
「俺は忙しいんだよ、相手してられるか」
蔓が緩んだ拍子に右手のハンドガンを引き抜こうとすると、いきなり四肢を絡めとられた。
体に棘が食い込み、苦痛が走る。
ふと、自分が殺してしまった子猫も、こんな痛みを感じたのだろうかと思ったが、今は泣いている場合ではない。
「クリムゾンブラ……」
だが、その前に、今度は首に蔓が巻きつき、ぐい、と首を引く。無数の針は明後日の方向に飛んでいった。
こいつは「まるで」じゃない、何故だか完全に俺の動きを読んでいる。
そう思い至った時には、蔓に体を雁字搦めにされていた。
魔物は、そのままフラウスキーを宙へと持ち上げてしまう。
もがけばもがくほど棘が食い込む。
この体を捨てて逃げるかとも思ったが、左手を一番厳重に拘束されているため、そうすると星を捨てなくてはいけない。
魔物相手に星を捨てるなんて、いい笑いものだ。
そうしている間に、蔓の動きが変わってきた。
細く、棘も鋭くない蔓がフラウスキーの下肢を蠢き始める。
「おい、何の真似だよ、こりゃ」
一本の蔓が体内に進入する。たいして痛くはないが、当然、気分の良いものではない。
続いて二本、三本と蔓はフラウスキーの中に入り込み、中をかき回しはじめた。
「畜生……やめろって、この」
だが魔物がそれを聞き入れるはずもなく、フラウスキーの内部を解すように動く。
丸みを帯びた棘に内壁を擦られて、不本意ながらフラウスキーの口から声が洩れる。
「う……あぁ……やめろって、放せ!」
どこかから武器を取り出せないかともがくが、どうしても魔物はそれを許さない。
何で魔物ごときに。
そんな疑問を抱いていると、蔓を押し込まれたまま体を運ばれて、その魔物が咲かせる花の中に連れ込まれた。
そこでフラウスキーはこの魔物が自分をどうしようとしているのか理解した。
その花の中には性器に似た形のおしべは存在していたが、めしべらしきものは見当たらなかった。
つまり、この哀れな植物は俺をめしべ代わりに受粉しようとしているのだ。
だが、そいつは壮絶な勘違いってもんだ。
フラウスキーは何とか蔓を引きちぎろうともがいたし、体内から中枢を取り出そうともした。
わけのわからない魔物に種を孕まされるくらいなら星を捨てた方がまだマシってもんだ。
しかし、それは許されず、蔓はフラウスキーの入り口を押し広げていく。
同時に、口の中におしべの一本を突っ込まれた。濃厚な花粉の味が広がり、そのせいか頭がぼんやりとしてくる。
ああ、やべえな、こりゃ本気でやべえ。
入り口に太いものが押し当てられる感触があり、フラウスキーは霞む頭で半ば無意識に力を抜いた。
その瞬間、周りが熱と炎に包まれて植物が焼け落ちる。
地面に放り出されながら、フラウスキーにはそれが何か、すぐにわかった。
業火の冥撃流。
目を上げると、見覚えのある男が相変わらず顔半分を隠したままの表情を掴めない姿でそこに立っていた。
「……ロズゴート」
「何をしている、フラウスキー」
「魔物に犯されかけてました、って言やあ満足か」
ロズゴートは肩から鬱陶しそうに灰を払った。
「あれはグリニデ様が開発の魔物の一つだ。お前の能力を元にしたものらしい」
成る程、動きが読まれた理由も、自分を犯そうとした理由もそれでどうにか納得がいく。
「昨日、完成品が何体か逃亡したらしくてな、私が探しに出たというわけだ」
「グリニデの旦那もつまんねえもん作りやがって」
「フラウスキー、グリニデ様を侮辱するのは許さんぞ」
「じゃあお前も犯されかけてみやがれ!」
吐き捨てるように叫んで、立ち上がろうとするが、腰に力が入らない。
ロズゴートが手を差し出したが、あえて無視して近くの木に縋って身を起こそうとする。
息が荒く、下半身が疼いた。
あの魔物が自分を元に作られたというロズゴートの言葉を思い出す。
とんでもない話だが、俺の方も受け入れ態勢になっていたらしい。
フラウスキーは木に縋りついて背を向けたまま、ロズゴートに声をかけた。
「抱けよ、ロズゴート」
何の答えも返ってこない。
「……してくれって言ってんだよ!」
いきなり背後から貫かれ、フラウスキーの息が詰まった。だが、散々弄りまわされたそこは歓迎するようにロズゴートを締め付けて逃すまいとする。
「あっ……あぁ……あ……」
手がずるずると木の幹から滑り落ち、ロズゴートに向けて腰を突き出すような体勢になってしまう。
その体をぐいぐいと突き上げながら、ロズゴートがフラウスキーに囁いた。
「花の香りがする」
「……なに……?」
「お前の体から、花の香りがする。こんな匂いをさせているから魔物なんぞに狙われるのだ」
「うるせぇ……そんなの……知るか……このバカ野郎……」
俺は花の魔物だ、そんなことで文句言われる筋合いはねえよ。
頭の中ではそう毒づきながらもフラウスキーの口からは嬌声しか上がらなくなっていた。
「フラウスキー」
互いに欲望を吐き出して、ぐったりと倒れこんだフラウスキーは差し出された手を、今度は素直に取って、よろよろと立ち上がる。
「そもそも、何でお前はこんなところにいたんだ。真っ直ぐ城に戻れば何もなかっただろうに」
その言葉にフラウスキーがロズゴートの手を振り払い、どこからそんな力が、という勢いで走り出した。
「フラウスキー、どうした、どこへ行く」
「鳥だよ鳥! 小鳥が森に迷い込んでんだ! 助けねぇと!」
「助けられたのはお前だ。そもそも逃げ出した魔物はまだ全部捕まっていないんだぞ」
ロズゴートの言葉も耳に入っていないのか、フラウスキーは森の奥へと消えてしまう。
「腕は立つが、底無しの馬鹿なのだな、あいつは」
ある意味ベンチュラより性質が悪いかもしれない。
そう呟きながらロズゴートはフラウスキーの後を追った。
____________
| __________ |
| | | |
| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ フラウがへたれでゴメンナサイ
| | | | ピッ (・∀・ )
| | | | ◇⊂ ) __
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ||―┌ ┌ _)_|| |
| °° ∞ ≡ ≡ | || (_(__) || |
このページのURL: