土山
更新日: 2011-04-24 (日) 16:47:29
銀/魂の土方×山崎 本番なしですがエロ
|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
「ひでーツラだな。」
紫煙をくゆらせながら山崎の報告を聞いていた土方は、ふいに口をはさんだ。
対する山崎は報告を中断させられたことにむっときたのか、わずかな気力を振り絞り生気のない顔をしかめた。
土方の無理な指令のせいで、此処のところろくに睡眠もとれていないのだ。
「おかげさまで。」
と一言はさみ、山崎はさっさと報告を続けた。
山のような資料に一通り目を通し「御苦労」と労いの言葉をかけると、土方は忙しなく出かけの支度を始めた。
「これから外に?」
無造作に置かれた資料を整えながら山崎が問う。
「ああ、まぁ付き合いでな。」
「また遊郭ですかぁ?いい御身分ですね~」
その口調は嫌みではなく、心底羨ましそうだ。
「仕事だっつってんだろ。そんな楽しいもんじゃねーよ。」
「それでも羨ましいですよ。たまには俺らも連れて行ってくださいね。」
疲れきった抑揚のない声では冗談もそう聞こえない。
「なんだ、お前溜まってんの?」
いささか予想外な問いかけに、山崎は資料を整える手を止めた。
「・・・なんですか突然。」
「いや、別に。」
土方は相変わらず支度を続けていて、その表情を窺い知ることはできない。
そんな土方の背中を一瞥して、山崎はまた作業に戻った。
「まぁ・・・、俺も男ですから。」
ひとり言のようにそう呟くと、山崎は資料の端をトントンと揃え立ち上がった。
退室の挨拶をし、そそくさと部屋を後にしようとした時、「おい」という声に呼び止められる。
また仕事か・・・、と山崎は肩を落として振り返った。
「こっち来い。俺が抜いてやるよ。」
一瞬、山崎の疲れきった頭は活動を停止し、それからゆっくりと土方の発した言葉を解析し始めた。
数秒の空白の後、山崎が口を開いた。
「はぁ?・・・え・・・あの、何言ってるんですか副長。」
「欲求不満なんだろ?早くしろ、時間ねぇんだから。」
土方はそう言うと山崎の腕をつかみ、強引に部屋へ引きずり戻した。
「ちょっ、冗談よしてくださいよ!何考えてんですか。」
衝撃で畳に倒れ込んだ山崎は土方を見上げた。
疲れきってぼーっとしていた頭はみるみる冴え渡っていく。
「別に男所帯じゃよくあることだろ。そう深く考えるな。」
(確かにそんな話は聞いたことあるけど・・・)
混乱する山崎をよそに、至って真面目な表情の土方は部屋の奥へ向かいどっかりと座りこんだ。
「上着脱いでこっち来い。」
山崎は畳にしゃがみこんだまま何も言えずにいる。
しかしその間にも徐々に冷静さを取り戻していた。
「・・・結構です」
「副長命令」
「・・・・・・」
土方はいつもの鋭い眼差しを山崎に投げかける。
しかしその口調は心なしか楽しげだ。
(ほんと何考えてんだ、この人は・・・)
土方の真意が読めず、山崎は呆れたような表情で土方を見つめるばかり。
しかし、この時山崎の頭にある考えが浮かんだ。
―――――これはチャンスかもしれない
山崎の心の片隅に巣食う、靄のかかったような土方へのある思い
その思いが本物なのかを確かめる、いい機会かもしれない。
山崎は日頃から少なからず、このもやもやしたものを鬱陶しく思っていた。
早く決着をつけたかったのだ。
男である土方に触れられていい気がするはずがない。
不快感を感じればこの思いも消えるだろう、と山崎は考えた。
覚悟を決めたように立ち上がり、俯いたまま隊服の上着に手をかけた。
ワイシャツ姿になった山崎はゆっくりと土方に近づき、何も言わず土方の目の前に座る。
「意外と素直だな。」
土方は山崎の両肩をつかみ後ろを向かせ、自分は山崎を包み込むように座りなおした。
「なっ・・・」
「こうしねーとやりづらいだろ」
一気に二人の距離が近づき、山崎はうろたえた。
背中が土方の胸板に密着し、鼓動が直に伝わってきそうだ。
仄かな煙草が香る。
両脇から土方の手が伸びて生きて、ズボンの金具に手をかけた。
性急な一連の動作に、山崎の思考はついていけない。
「そんなに硬くなるなよ。」
フリーズしている山崎に、土方はからかうように言った。
「目ぇつぶって、女にされてると思えばいい。」
土方の手が下着に潜り込んだ時、山崎はぎゅっと目をつぶった。
まだ何も変化のない山崎自身を、土方は優しくさする。
「・・・ッ」
久々の他人の手の感触は、山崎の予想以上のものだった。
加えて最近の激務で、一人で慰めることもできていなかったのだ。
(ヤバいかも・・・)
この時点であっけなく賭けに負けてしまった山崎は、絶望に近いものを感じていた。
男である土方に触れられて、不快どころかひどく感じてしまっている。
下着の中でしばらく擦ったあと、それを取り出しまたゆっくりと扱き始めた。
自身を外気に晒され、山崎は小さく身体を震わせた。
強弱をつけた巧みな動きにだんだんと追い込まれていく。
「早いな」
その土方の言葉に、山崎はそれまで固く閉じていた目を見開いた。
「ウソ・・・」
山崎の目線の先には無骨な手に包まれ透明な液を滴らせる山崎自身。
それはすでに十分な硬さを持っている。
先端から溢れる液体を塗り込むようにし、その滑りで手の動きはさらに激しさを増した。
次第に淫靡な水音が部屋に響き、山崎の聴覚を犯していく。
「あ・・・ッ、ん」
思わず漏れた声をせき止めるように、山崎は両手で口を押さえた。
「誰も来やしねーよ」
そう耳元でささやく土方の声には、心なしか熱がこもっている。
空いている手で山崎の口をふさいでいる手を優しく外した。
そのまま手をワイシャツの下に滑り込ませ、胸の突起を探る。
「やっ・・・!?何を・・・」
「気持ちいいだろ?」
土方は巧みにそこををまさぐる。
「ん、なんか・・・くすぐったい、です・・・」
口ではそういうものの、土方は自分の手の中で山崎自身の質量がさらに増したことを感じた。
そんな山崎の反応を観察しながら、疎かになっていた片方の手の動きを一気に速める。
「あァッ・・・!」
急な刺激に、山崎は思わず一際大きな声をあげる。
すでに本来の目的を忘れ、ひたすら快感を追うことしかできなかった。
上司である土方に一方的に慰められている、そんな異様な状況に山崎はなぜかひどく興奮していた。
呼吸は浅くなり、頭に血が上っていく。
「ふ・・・副長、もう・・・いい、です・・・」
息が上がり、途切れ途切れになりながらも限界が近いことを知らせるが、土方はその手を止めようとはせずさらに動きを速めた。
片方の手は相変わらず胸の突起を弄んでいる。
「やっ・・・!!ほんと、やめてくださ・・・汚れちゃう・・・」
「かまわねーよ」
山崎は激しさを増す土方の手を掴み動きを制止しようとするが、力が入らずただ添えるだけとなっていた。
次第に視界が白みがかる。
土方はさらに身体を密着させ、山崎の耳元に唇を寄せた。
「あっ・・・あァ・・・だめ、もう・・・いッ・・!」
「・・・イけよ」
土方は低く熱のこもった声でそうささやき、自らの舌を山崎の耳の差し込んだ。
クチュ、といやらしい水音が耳元で響き、山崎は大きく身体を震わせた。
「あっ!!あぁダメっ・・・土方さんッ!あああぁ・・・!!」
容赦なく畳み掛ける刺激に耐え切れず、体を弓なりに反らせ山崎は達した。
勢いよく白濁を飛び散らせたが、強すぎる快感が収まらないのか山崎は小さく体を痙攣させる。
一度吐き出した後も絞り出すように強く、ゆっくりと土方が扱くと、その度にドクドクと白濁を溢れさせた。
「あ・・・あぁ・・・・あっ・・・」
脱力した体を土方に預け、肩口に頭をのせて天を仰ぐ山崎は、吐精の度にビク、ビクと体を震わせうわ言のような声を漏らした。
「すげー大量・・・本当に溜まってたみたいだな」
ようやく長い吐精がおさまり、はぁ、と大きく息をつくと、山崎はちらりと下の方へ目をやった。
そこには白濁にまみれいやらしく光る山崎自身と土方の手が。
その浅ましい光景に、恥ずかしさのあまり泣きそうになるのをこらえた。
「・・・す、すいません!すぐ片付けますんで・・・」
快感の余韻に浸る間もなく、焦った山崎はティッシュをとりに行こうとする。
そんな山崎を引き留めるように、土方はワイシャツの下に忍ばせてた手を腰に回し、ぎゅっと抱きしめた。
「ふく・・・ちょう・・・?」
土方の突然の行動に驚く山崎だったが、背中の下部に当たる熱いモノに気づきさらに驚愕する。
「!? ちょっ、なんでアンタまで興奮してんですか!?」
「負けた」
「は?」
「試してたんだよ、お前がよがってるとこ見てなんも感じなかったら俺は正常だ、って。それがこのざまだ。」
土方は山崎と同じ‘賭け’をしていたのだ。
そして同じく、その賭けに負けた。
土方の真意がやっとわかった山崎は、どうあがいても引き返せないところまで来てしまったことに気付く。
「お前ヤらしすぎ。責任とれよな。」
「・・・横暴。」
いつの間にか体勢が変わり、天井を見つめながらいつ自分の気持ちを伝えようか考えを巡らせる山崎だった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
ヤマなしオチなしイミなし エロい山崎が描きたかった!
- gj…! -- 2010-06-08 (火) 02:08:05
- 萌えた! -- 2010-08-10 (火) 08:17:08
- 続きが読みたい〜!! -- 2010-08-15 (日) 04:52:00
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