SJヒトヒメ
更新日: 2011-04-28 (木) 17:32:15
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| 真・女神転生SJ、ヒトナリ×ヒメネスだよ
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ぬるいけどエロあり
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| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ドキドキ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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仕掛けたのは、俺からだった。
下手すりゃ一つのセクター攻略に何週間もかかるシュバルツバースで、何の収穫も変化もない日々を積み重ねていれば、当然、ストレスは蓄積されるし、ストレス以外のもんも溜まる。そいつを解消したいと思うのは、自然なことだ。そうだろう?
従軍中なら女は割かし容易く手に入ったが、地上かどうかさえ危ういシュバルツバースじゃ、そういう訳にもいかない。だからといって艦の女どもに頼み込むのも癪だったし、大体、俺は、この艦にいる女どもとはソリが合わない。
レッドスプライトに拾われてもう結構な日にちが経つが、未だに女どもは、俺を遠巻きに、泳ぎっぱなしの目で見てくる。そんな女を口説く気になれる男がいる訳ない。いるなら、そいつは、単なる馬鹿だ。生憎、俺はそうじゃなかった。
だから、発想の転換が利いた。別に女じゃなくたっていい。そう考えたら、あっさり足は、奴の部屋へと向いていた。
タダノヒトナリ。豊かな国からお出でになられたエリート様。言ってしまえば俺の最も嫌いな人種にある男を、それでも誘う気になったのは、興味半分、面白半分。いかにも遊び慣れてない朴念仁といった雰囲気の、奴に俺みたいな人間の中身を見せてみたかった。
「俺だ。いるか?」
「開いている」
ドアを叩けば、抑揚のない、だが流暢な英語が返る。スイッチを押してドアを開けると、相変わらず表情のない顔(奴の国では「ノウメン」とか言うらしい)をして、ヒトナリはベッドに腰掛けていた。傍らには銃のパーツが丁寧に並べられている。
「忙しそうだな」
「いや。もう済んだ」
言葉のとおり、ヒトナリの手は、瞬く間に銃のパーツを元の形に組み上げていく。
こいつが意外に実戦向きだということは、拾われた日に解った。ブルージェットの墓場まで俺を救出に来たこいつは、ゴアを殺されたことには当然、衝撃と怒りを覚えたようだが、それを即座に飲み込んで、あっという間に悪魔を倒した。
矢継ぎ早に繰り出されたのは、精密な攻撃と、的確な指示。普段は淡々と、いっそ眠そうな響きさえ含んで喋る声は、大音声のレベルまで上げられ、奴の仲魔を叱咤した。
この男に対する嫌悪は、あのときから崩れ始めた。こいつは根っからの軍人だ。それも戦場に馴染んでいる。あの平和な国でどうして経験を積めたのか知らないが、少なくとも基地に篭もって、ひたすら無線を握り締めてるタイプじゃないのはよく解った。
おもむろに奴の前まで歩き、間近に至って立ち止まる。天井の照明が背中に当たって、ヒトナリの上に影を作った。
ゆっくりと、まるで驚いた様子なく上げられた顔を見て、にやりと笑う。腰に手を当てて軽く屈むと、唇に唇を押し当てた。
「しようぜ」
頭のいい男は、流石に理解が速かった。
「セックスを? お前とか?」
「ああ」
「どうして俺を相手に選んだ」
「日本人のはサイズはアレでも、硬さは半端じゃねえって聞いた。本当かどうか、俺が直々に、確かめてやろうと思ってな」
股間に手を伸べ、撫でさすっても、ヒトナリはまるで動じなかった。じっと、瞬きの少ない目で、真正面から俺を見つめる。
ああ、もしかすると、俺はこの、正面切って向けられる視線に飢えていたのかもしれない。
「心配ないぜ、下になるのは俺だし、それなりにリードもできる」
「経験があるということか」
「何なら語って聞かせてやろうか」
脚の間に跪き、だらりと両腕を持ち上げて、しなだれかかる女のように、ヒトナリの首の後ろに廻した。少しだけ開けた唇の隙間から舌先を覗かせる。
「膏薬くらいは持って来てるぜ。お前はそいつで穴をほぐして、突っ込むだけで終了だ」
「具合は保証できるのか?」
思わず口笛が出た。
「その手の冗談も言えるんだな」
「冗談で始めて冗談で終わりたいんだろう」
「ご明察」
ちゅ、と安っぽい音を鳴らして、奴の唇の脇に吸い付く。
「冗談じゃなきゃ、悪い夢でも構わないがね。どうするよ?」
この一言で、立場は変わる。俺の酔狂が、ここから先は、エリート様の酔狂になる。
そのことを恐らく完璧に察知し、理解した上で、それでも奴は、ヒトナリは、俺の挑発に乗ってきた。
「おい、……ヒトナリ、もう、」
唾液で緩んだ膏薬がぐちぐちと鳴っている。日本人ってな繊細な、もとい、細かい人種だと思っちゃいたが、ここまで懇切丁寧にやるとは思っていなかった。
俯せにされてから二十分。もう二十分も、延々と、後ろばかりを弄られている。組み上げた銃を払い落とし、俺をベッドへ一気に組み敷いた男とは、まるで別人だ。
まず周りを揉みほぐし、穴に膏薬を塗り込んで、一気に拡げるのかと思えば、指先だけを挿れられた。そこから指が奥に至るまで十分、増やされるまで十分。
痛みどころか異物感さえほとんど感じないようにして、じわりじわりと拡張される。両利きらしい奴の左手は前も弄ってくれてはいるが、萎えない程度にしているだけで、イかせようという気は感じられない。
「てめえ、いい加減にしろ……ッ」
はっきり言って、穴なんて、たいして感じるもんじゃない。女はそこに引き込む必要があるから感じて当たり前だが、男の場合は「付いてた場所を無理やり使ってる」訳だから、感じろってのが無理な話だ。
実際、そろそろ飽きてきた。傷付けないよう気遣ってくれるのは実にありがたい、ありがたくて涙が出るが、慣れてるのは宣言済みだし、少しくらい切れたところでたいした問題じゃない。
そもそも俺は溜まってるものを抜きに来たんであって、後ろを撫で続けられるためにこいつを訪ねて来たんじゃない。
大体、こいつはどうなんだ。
首を捻って見た顔は、いつもどおりの「ノウメン」で、欲情も焦りも感じられない。いや、欲情しろってのは無理かもしれないが、溜まってるのは同じのはずだ。
ヒトナリは俺と違って女のクルーたちにも人気が高いが、それに胡坐をかいて自由にしているという話はまったく聞かない。むしろ「あいつは性欲ってものがないんじゃないのか」と囁かれるほど、女に対して優しく、平等で、紳士的で、そして、素っ気ない。
それでも男である以上、このシュバルツバースでの生活を経て、溜まらない訳がない。
だから、挑発さえ成功すれば、こいつは「ノウメン」を脱ぎ捨てて、人間らしい欲を見せるかもしれないと思っていたのだが、こうも延々と続けられると、性欲がないという噂にも信憑性が出てくる気がする。
もしかしなくても、かなり面倒な男に仕掛けてしまったか。
萎えそうになるが、やはり丁寧に前を扱く手が、それを許さない。吐き出す息ばかりが熱い状況にうんざりとして、この野郎、蹴り飛ばしてやろうかと身じろいだときに、そいつは聞こえた。
「動くなよ」
淡々と、小さな声で、しかし仲魔に命じる強さで言われた台詞に、一瞬、凍る。同時に、指の一本が、ごく浅いところを引っ掻いた。
「あ……?」
じわりと、水に落としたインクが瞬時に溶けて広がるように、そこから全身に染み出したのは、紛れもない快楽だった。
「な、に……ッ」
「ここか」
ヒトナリが合点したように呟いた。そして同じところを今度は指先で押し、強く捏ねる。
「ひ……ッ」
途端に全身を刺激が駆け抜け、足が張った。僅かに隆起しているらしいそこをこりこりと弄られるたびに、爽快感には程遠い、しかし確かな快楽が、体の内側から外側へ向かって、脈打つように生まれる。
ありえない。何だ、こいつは。こんな話が。こいつは。まさか。
がくがくと震え始めた体を容赦なく押さえ付けられる。何とか拒もうと思っても、丁寧にほぐされ、膏薬と唾液で完全にとろけた後ろの穴は、異物を押し出すどころか、飲み込もうとして蠕動した。
ぐちゃぐちゃと遠慮のない音を立て始めたヒトナリの指が、ただ一点だけを突き、引っ掻き、押し潰す。
「うぁ、あッ、そこ、や、そこ、やめ……ッ! ひ、あ、ぁあ……ッ!」
嬌声と呼ぶにはあまりにも色気のない声で喚き散らす。逃げを打とうと暴れても、俺より重さのあるヒトナリの体が乗ってきて、それを許さない。いつしか前を離れていた左手でも押さえ付けられ、俺はもう何もすることができず、ただ腰を振って悦がり乱れた。
「あ、ひ、やぁ、あぁ……ッ!」
狂う、と思った。おかしくなる。変になる。抱いた女の何人かはそういった台詞を口にしたが、俺は、サービスのよくできた女だとしか思わなかった。
セックスで気が狂うほど感じることなどありえない。セックスで得られる快楽は、溜まった情欲を解き放つ爽快感の類いであって、頭に血が上るような感覚などは生まれない。そう思っていた。思っていたのに。
「ひ、ぁ、ヒトナリ、ぅあ、ヒト、ナリ……ッ」
もはや何も考えられず、俺は唯一脳裏に浮かんだ単語を何度も口にした。もう体に圧し掛かる重みまでもが気持ちいい。背中を舐められ、首筋を噛まれて、がくりと頭が仰け反った。ぐちゃぐちゃと鳴り続ける水音が耳に入って痺れを生む。
「ここにいる」
その痺れの中で、誰かが低く囁いた。
「ここにいる。ヒメネス」
理解できたのは、自分の名前だけだった。
ひどく心地いいその声が耳を通って体内に入り、体の芯に至ったところで、俺は射精しないまま達した。
結局、あのあとヒトナリは、達したばかりで痙攣していた俺の体を引っくり返すなり、またしても別人みたいになって、奥まで挿れると、散々に突き上げた。俺はこいつの肩に縋ってこいつの名前を呼びまくり、喘ぎまくり、叫びまくって、ようやく射精を許された。
……日本人ってな、みんなこうなのか。それともこいつが格別にアレなのか?
ともかく、何もする気が起きず、俺は今、ベッドを占領して、ぐったりとくたばっている。ヒトナリはというと、共用のシャワールームに行くからと言って、さっさと着替えを済ませてしまった。
(あー)
今なら余韻を気にする女の言い分が解る気がする。穴でイかされると、だるい。爽快感とはまるで違った、粘っこい何かが体に残る。これではセックスのあとしばらくは動きたくなくなるだろう。そしてとっとと動き始める男が憎ったらしく感じる。
「冗談でなければ、悪い夢でもいいと言ったな」
「……言ったか?」
「ああ、言った」
ベッドの脇まで寄ってきたヒトナリを胡乱に見上げてみる。いつでも姿勢の良い男だ。そのせいでひどく顔が遠い。
「どちらだった?」
微かに笑った珍しい表情が気に食わない。そのくせ何か好感のようなものも生じて落ち着かない。
「どっちでもねえよ」
「なら、いい夢だったか」
「いけしゃあしゃあと言うな、くそったれ……」
呻くと、頭に散々俺を啼かせた指が触れてきた。疎ましいそれを払いのけて、俺はヒトナリを睨みつける。
「楽になるまでここで寝ていろ。俺はラボにいる」
「当然だ、馬鹿野郎」
そしてそのまま、靴音を立てて出て行く背中を見送った。
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ ドラマCDが楽しみすぎて生きるのがつらい
| | | | ピッ (・∀・ )
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- 姐さんのヒトヒメがステキすぎて生きるのがつらい -- 2011-04-28 (木) 17:32:15
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