嫉妬した人された人
更新日: 2011-04-25 (月) 19:42:26
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| 生 鯨仁 黒調味料 ツッコミ×ボケ
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| __________ |  ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄| ROMれなかった結果がこれだよ!
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| | | | ∧_∧ ∧_∧ ∧∧ ゼンカイノハ>366だゴルァ
| | | | ピッ (´∀` )(・∀・ )(゚Д゚ )
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※黒調味料と中途現実と自.宅が出てきます(両方ともなんか腐的発言あるので注意)
自.宅は他事務所だけど奉.行の時に一緒に出てたんで…。
前に投下した物の続きっぽくなってます。
「黒調味料萌え?何それおいs(ry」っていう姐さんはスルー推奨
あとエセ関西弁です。
ある日の夜、たまたま中途の二人に飲みに誘われた。
ロケの仕様上、昼間にしかロケが出来ないためホテルに一泊するし、どうせ一人で晩酌するよりいいと思い誘いに乗った。
芳田も『後輩と飲む』と言っており、夜は別行動だった。
「そや。俺見たで~、タ.レ.コ.ミ.奉.行。」
店の個室で飲み始めて数十分たった頃にいきなりこの切り出し方である。濃過ぎは思わず飲んでいた酒を吹きそうになった。
「と、特異…。みよったんかお前…。」
「俺も一緒に見てたで!子っすーメッチャ嫉妬されよったな!」
「副打もかいな…。」
あえて何故一緒に見ていたのかについては触れない事にする。
「相変わらず芳田変わらへんなぁ~!濃過ぎはまだ胸揉まれとんの?」
「んな訳あるかい!無いわアホ!!」
「そうや、そうに決まってるやろ特異!子っすーそんな奴やないで!」
ここが個室のある店で良かったと少し安堵する。こんな事後輩や先輩芸人はおろか、ファンには聞かれたくない話だ。
まあ、嘘をついているのには変わりないが。
「でもな~、濃過ぎと芳田って本当夫婦みたいやな。それだけは分かった。」
「夫婦言うなや!それに俺等の愛なんで5歳からの絆に比べりゃちっぽけなもんやで?」
話題を変えようと試みる。
「そか!?やったで副ちゃん!俺らは遂に結ばれたで!」
「やったな特異!…ってなんでやねん!!気持ち悪いわ!」
「またまたご冗談を~。本当副ちゃんは照れ屋やな~、あんま照れよると照りがつくで。」
「テカっとるとでもいいたいんか!この変態!!」
「変態とはなんや変態とは!この酒乱!そこも好きやけど!」
「なんやとこのかっこつけ!つか好きってなんや!」
中途の漫才のような言い合いを口出しもせずを眺めていると、携帯からメール着信音が聞こえた。
見てみると芳田からだった。
本文は単刀直入に近かった。
『今どこにおる?後輩成敗しよるから加勢しに来てや』
「お前何してんねん!」
思わず声を上げた。
中途の二人が言い合いをやめ、濃過ぎのほうを見た。
「誰?芳田から?」
「せや。なんか後輩成敗しよるらしいねん。今『中途の二人と○○で飲んでるけど?』って送った。」
返事はすぐに返ってきた。
見てみると『そんなら△△にすぐ来い。自.宅を成敗してるから』とかいてある。
「…近くの店で自.宅成敗しよるんやて…。」
「他事務所の後輩やんか!すぐに自.宅助けに行った方がええで子っすー!」
「でも金は…。」
「俺らが払っとく。でもいつか返せや、分かったな?」
「勿論や!ありがとな特異!!」
濃過ぎは荷物をまとめると、近くの店員に事情を話し、店を足早に後にした。
一方、店に残った中途の二人はというと。
「…やっぱ濃過ぎと芳田は夫婦やな。そんで濃過ぎは嫁さんやな。」
「そか?俺は子っすー夫や思てたけど。たまに見えるSな部分とか。」
「でも相方の事であんなに急いで行く奴おらんと思うで。…あと副ちゃんも嫁やな。」
「誰のや。」
「俺の…、あ、すんません、空の酒瓶こっちに向けないで下さいすいませんでした。」
この後土下座して謝る特異であった。
芳田のいる店はここから割と近場のチェーンの居酒屋だった。
店を見つけるのはそう困難な事ではなかったものの、何処の席にいるか分からなかった。
「すんません、この店にえらい人相の悪いおっさん来てません?そいつ4人で来てる思うんですけど。」
店員に案内されたのは店の奥の方にある個室の一室だった。
入り口は襖になっているが若干開いており、中の惨劇―否、状況が見て取れた。
濃過ぎは店員に礼をいい、何処かへ行ったのを見計らうと、
「何してんねん!」
と言いながら襖を一気に開けた。
「おお、遅かったな濃過ぎ。」
真顔の芳田が谷田部に掴みかかっている状態のままで返した。
途端に椙耶麻と壷蔵が個室に入ってきた濃過ぎを取り囲む。
「濃過ぎさん!芳田さんに何か吹きこみました!?」
「いや…、何もしてへんけど。何が起きとんの?」
「芳田さんに飲みに誘われて、それでしばらく経ったら谷田部に手出してきて…。」
濃過ぎには分かった。つまり芳田は論派の事を根に持っていたんだろう、と。
…だからと言って成敗はないと思うが。
「何しとんねんもー…。」
濃過ぎは二人の間を抜けると谷田部を掴んでいる手を無理やり離した。谷田部に『すまんかったな』と謝る。
「何しとんのや。まだ終わってないで。」
「せんでええわ!てかお前まだ根に持っとんたんか、論派でのこと。」
「うっ…。」
図星だったらしい。芳田が言葉を詰まらせた。
とりあえず、芳田を座らせてからビールを注文する。実の事を言うと、酒はあまり入っていないのだ。
「やっぱ根に持っとんたんか。」
「当たり前や。あん時のコイツの顔見たか!?いかにも『俺のもの』的顔を!」
「知らんわ!第一、他事務所の後輩やぞ、何かあったらどないすんねん!」
「それこそ知らんわ!俺かてこんな事したくなかったけどな…。」
濃過ぎはいつの間にかきていたビールに口を付けた。
芳田はまだ弁解中で自分は悪くないと必死に訴えているが、こればかりは許してやれない気がした。
とりあえず芳田はさておき、自.宅の二人の所へ戻った谷田部の方を向くと、
「ホンマ、すまんかったな。今日は俺らのおごりでええわ。飲んでいってくれ。」
と言っておいた。
「本当ですか!ありがとうございます!僕てっきり払わせられるかと…。」
「他事務所であってもそんなことはせんで。それに相方が迷惑かけてしまってすまんかったって言う、おわびの気持ちや。」
「でも分かるなぁ~、谷田部に妬く気持ち。俺も谷田部の女装にはムラっと…。」
「何言ってんだよ壷!おれだって壷を見てるとクラっと…。」
「お前らが何言ってんだよだろ!先輩の前で何てこと言ってんの!?」
「椙こそそんなこと言いつつイジられたいんだろ?なんなら俺のフジヤマで「下ネタじゃねーか!」
いつの間にやら、濃過ぎの進入が不可な程に自.宅の流れに流されていく。
あれ?これ自.宅のコソトスタイルやん…、と思っている内に3人のトーク(おのろけ入り)に変化を遂げた。
「どうしよ…、俺入れへん…。」
ボソッとつぶやく芳田の声が聞こえた。
濃過ぎは絡む相手もいないので、とりあえず芳田に絡む事にした。
「…お前話聞いてなかったやろ。」
「せやけど。」
「聞いとけや!俺、今めっちゃ傷ついたで。」
知らんわ、と言い返そうとしてやめた。
下手に言い返したら歪んだ愛をぶちまけられそうだったからだ。多分、胸に。
「大体、何でお前中途の二人と飲んでんねん!俺に言ってから行けや!」
「なんで言わなあかんねん!」
「彼氏、いや夫としての権利や!」
「勝手にならんといてくれる!?」
ダメだ、止められない、と確信した。
「第一、逆を言えばなんで自.宅と飲んでんねんって話や。分かるか?」
「そ、そうやな…。」
「あん時俺に妬いて乳揉んだんなら、俺が妬いてもええよな?」
「乳揉ませろとか?」
「ちゃうわ!…まあ、明日のロケも日中に撮るやろうし…。」
まで言うと、芳田の耳元で小さく、
「お前の足腰立たんくなっても、撮るまでには回復するよな?」
と言った。
言い放った直後、濃過ぎが『今日は飲むで!』と言って場を(と言っても5人しかいないが)を盛り上げた。
芳田はホテルに帰ってから起きる事を一瞬で悟り、思わず苦笑いした。
その夜、二人がどうなったのかは、また別の話。
「先輩方仲いいね~。」
「やっぱコンビ歴長いからだろうな。」
「ああいうの見てると俺のウィンナー串が「言わせねーよ!?」
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| | □ STOP. | |
| | | | ∧_∧ 日中のみロケってあるのかな
| | | | ピッ (・∀・ )
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一回二重になったあげく時間の間隔空き過ぎました。すいませんでした。
あと表現等で不可解な思いした方がいたら謝ります。ごめんなさい。
今度こそROMります…。
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