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充血!Hey!性教育学院

ロ○ン、京大ピン受。
お相手を務めますのは、出そうで出ないあのお方です。

|>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!

充血!Hey!性教育学院

 「いいザマですね、宇治原さん」
 東大が言う。足を組んでソファに深く腰掛け、 掌の上ではワイングラスをコロコロやっている。え、何?
 失礼。漫画や映画で悪人がよくやっている掌の上でコロコロは、ブランデーグラスだそうである。ブランデーは体温で温めて飲むものであるのに対して、ワインはよく冷やして飲むものであり、手の熱で温くなって風味が劣るのを避ける為にグラスの柄が高くなっているのだそうだ。やかましい、誰が教養のない低学歴じゃ。
 「なんで縛るん?ひどいやん!クイズかて一緒にタッグ組んで頑張ったのに」
 ベッドの上から京大が抗議する。両手首を支柱に引っ括られているにしては余裕のある態度である。それとも、これが所謂天然ボケというやつだろうか。
 「おお、そうでした。あなたがアホなせいで灘中生に敗北を喫したことはまだ記憶に新しいですね。ぼくは恥をかきました。それと、『一緒にタッグ組んで』は言葉が重複してますよ」
 東大はブランデーを飲み干すと、徐にベッドに歩み寄り、ひらりと京大の腹の上に跨った。目の覚めるようなブルーのネクタイを掴む。
 「これは恋人の菅さんのプレゼントですか?さすが中卒、ご趣味が悪い」
 京大はむっとして訂正する。
 「中卒やない。あの英語力見てたらとても信じられんやろうけど、あれでも一生懸命勉強して、大阪府立大学経済学部に入ったんや。卒業は逃したけどな」
 「同じですよ。ぼく、いえ、ぼくらからしたらね」
 唇に軽蔑の笑みを湛えて、東大が言う。眼鏡の奥で、冷徹な目がキラリと光る。人が殺されているのに、「へえ、こいつはおもしろくなってきたぜ」などとニヤニヤ、それでいて犯人が取っ捕まり、しょぼい動機を告白し出すと、「バーロー、てめえはどうたらこうたらなんだよ」と説教を始めるあの性格破綻者を彷彿させる。
 京大は負けじと、しっかりとした口調で言い返す。珍しく口が達者である。
 「一緒にすんな。日本一の大学出とるからいうて、そうでない人を蔑むな。
 ええか、プライドを持ついうことはな、人を見下すいうことやない。世の中、いろんな人がおって、みんな必死で生きてんねん。ネタでも言うてええことと悪いことがあるんやで。俺はおまえみたいに人を傷つけるようなことは言わんし、相方のことかて小馬鹿にせえへん。大事にしとるよ」
 さすが、その相方に人生を狂わされるまでは弁護士を志していただけのことはある感動的なスピーチだが、その相方が普段、可憐なミルキースマイルで人を傷つけるようなことばかり言いまくっていることは華麗にスルーする京大であった。
 反発するかと思いきや、いきなりぐっすん涙ぐむ東大を見て、どこまでも人のいい京大は逆に罪悪感に駆られ、慌ててしまう。泣かれると弱いのだ。
 「宇治原さん、気づいてほしかった。ぼくはあなたが・・・・。あなたのそのやさしさを、心の清らかさを、ぼくにも見せてほしかった。
 でも、あなたはいつも菅ちゃん菅ちゃん菅ちゃん菅ちゃ(ryばっかりで、ぼくなんか眼中にもない。なんでピンで出演した全国区のクイズ番組でまで、後ろでこっそり暮らしプラスって言ってるんですか!
 ちきしょう、なんでなんや、東大出のぼくの方がずっとあなたに相応しいのに!どうせぼくのものにならへんのやったら、ぼくがあなたを穢してやる、貶めてやる!」
 屈折しまくった理系エリート喪男のヒステリーを起こした東大は、泣きながら京大のネクタイを毟り取り、乱暴に胸をはだけさせた。吸血鬼よろしく、首筋に噛みつき、赤痣を残す。あまり経験がないように思えるがむしゃらで不器用なキスで、京大は思わず悲鳴を上げた。
 「いたた・・・・」
 「菅と比べて下手や、そう思ってるんでしょう。え、そうですね!」
 東大が詰問する。嫉妬に狂った生っ白い男が目を血走らせ、声を裏返して口角泡を飛ばす様は、ジルベール・コクトー並みの迫力である。
 「いやいやいや、そんなことないよ。仮にせやとしても、そんなん人と比べてどうこういうもんやない。人には得手不得手があるんやし、経験の差かてあるんやから気にすることないよ」
 実際、大阪府大の身も心もとろかすようなあの極上のキスを恋しく思いつつも、ついつい正論で慰めてしまう。考えてみれば(いや考えなくても)、今にも強引に体を奪われようという者が、相手の気持ちを思いやらなくてはならない筋合いはない。寧ろ思いやってもらいたいくらいだが、果たして京大はそのことに気がついているのだろうか。
 「大阪府大中退なんかに負けるものか。ぼくは絶対にあなたをイカせてみせます」
 不動明王の如く炎を背負って、よくわからん方向に闘志を燃やす東大に、
 「お、おう。よろしくな」
 どうコメントしていいかわからず、どう考えても大ボケとしか思えないリアクションをかます京大であった。

(うじはラビットの愛し方講座)
 まず、このロープを外してくれへんか。逃げへんから。おう、ありがとう。あー手ぇ痛かった。
 あんな、なんぼ自分のもんにしたいからいうて、相手の同意を得ずに縛るんはマナー違反やで。いやまあ、俺もな、ああいう風にされるんが嫌いってわけでもないんやけどな・・・・おっと、今のは聞かんかったことにして。いずれにせよ、あれじゃおまえを抱きしめることも、愛撫に応えることもできんやろ。
 今まで、藤本の気持ちに気づかんかってごめんな。俺、ちょっと鈍感なとこあんねん・・・・あっ、そんな、子供やないんやから胸に顔埋めてくんなや。あーよしよし。おまえの髪の毛、猫っ毛やな~。ええ匂いするわ。はあ、なんで俺ってこんな風に、誰からも甘えてこられるんかなあ。そんな気の利く男やないと思てんねんけど。
 くっ、こら、どこねぶってんねん。俺は女やないんやから、そんなとこで感じひんよ・・・・あっ、いや、そんな赤ん坊みたいにちゅっちゅしたら・・・・え?女やないんやから感じひんという認識は誤謬やて?個体差はあるが、霊長目ヒト科ホモ・サピエンスのオスも、乳頭及びその付近は性感帯であり、刺激を受けると間脳視床下部が快感物質ドーパミンを分泌するからやて?・・・・ほんまにそれで合うてるんかいな。どうでもええけど、こういう時、あんまり色気のないこと言わんようにしよな。
 でも、それ聞いて安心したわ。ほんまはおっぱい吸われるん好きなんやけど、なんか恥ずかしいかなー思て菅以外によう言わんかってん。ごめんて、そんな怖い目で睨むなや。もうあいつの話はせえへんわ。
 おい、ちょっと待て。そんな鼻息荒うして人の腰持ち上げんな。早う気持ちようなりたいんはわかるけど、ものには順序、踏むべき段階ってものがあるやんけ。自分の欲望を満たすことだけやなくて、相手のことも考えられるようになろな。
 そう、やさしく先生の、やない、俺のここを咥えるねん。え?誰が七曲がりシップスや。ヤリすぎやない。生まれつきこうなんや。文句やったら両親に言うてくれ。
 歯を立てんように、上唇でガードしてな。先っぽ集中攻撃してみて。あっ・・・・あかんて、そんな強うしたら。
 そうそう、巧なってきた。なかなか筋がええやんか。いや、スジがええて、べつに引っ掛けて言うてるわけやないよ。やっぱり藤本は頭がええな、呑みこみが早いわ。え、俺にそう言われるんが何より嬉しいてか。
 ああ、ええ・・・・。
 藤本・・・・出してええ?嫌やったら無理せんときや。ほんま、ええん?
 ふう・・・・。
 あー、ごっくんしてくれたんやあ。ありがとう、ありがとう藤本。え、愛してたら当然やて?
 でもな、藤本。愛してるから飲むとか、飲めへん奴は相手を愛してへんとか、飲めるか飲めんかで愛情を量れるようなもんやないんやで。自分が受け入れられへん行為は、愛を持って、「ごめんなさい」て断ろな。それで不機嫌になるとか、「俺を愛してないんやな」なんて詰るような奴こそ、相手への愛情と敬意に欠けてんねん。
 それにしても、こういうこと、むちゃくちゃ重要で基本的なことや思うねんけど・・・・。
 なんで学校で教えてくれへんのやろうな?
 アンダーライン引くどころか、教科書にすら載ってへんやん?

 「貴重なご教示、ありがとうございました。おかげ様で、多くの洞察を得ることができました」
 ベッドの上に正座して、東大が鹿爪らしい顔で言う。
 「うん。役に立ったんやったら俺も嬉しいわ」
 胡坐をかいた京大も真剣な面持ちで頷き、補足する。
 「精液は独特の腥い匂いがあって、飲んで美味しいもんやないんで、口直ししといた方がええよ」
 「何を仰るうさぎさん。宇治原さんのやったらマズくなんかありませんよ」
 「いや、その認識は客観性と論理性を欠いてるんとちゃうか」
 自分も大概色気のないことを大まじめに指摘してしまう京大であった。
 「でも折角なので、お言葉に甘えることにします」
 そう言って、東大が持って来たのはさっきのワインではなくてブランデー。
 「これを・・・・宇治原さんのイヤらしい体に!」
 東大は京大を押し倒すと、その首筋や胸や腹にブランデーを滴らせた。唇を寄せ、音を立てて啜り、丹念に舌を這わせる。
 「あああっ、ひゃっ、こそばい、こそばい、やめてやめて!」
 京大は身を捩り、長い足をばたつかせて、笑い声を立てる。
 「もっとしてほしい言うてるようにしか聞こえませーん、どスケベ目窪さん」
 琥珀色の液体に濡れた乳首を舐め回しながら、東大の目に子供のようないきいきとした輝きが宿る。酒精の為か、それとも京大を歓ばせて自信がついたのか、だいぶ緊張がほぐれて、陽気な気分になってきたらしい。
 「やったなー、この変態メガネ」
 京大は東大の手からブランデーを奪い取り、ぐいっと一飲みした。殆ど下戸のくせに、その場の勢いで見境のない行動を取って、大丈夫なのだろうか。それとも、ブランデーの香りだけでもう酔っ払っているのだろうか。
 「うっ、宇治原さん・・・・んぐっ」
 京大は東大の頭を引き寄せ、唇を重ねてブランデーを含ませた。そうしながら、片手で東大の乳首を弄り、続いてベルトを外し、一物を引っ張り出して弄ぶ。東大は身震いし、目を剥いて、吐息の交じった熱っぽい哀願の声を洩らす。
 「宇治原さん・・・・ぼくもう我慢できませんっ。早く、早く宇治原さんの偏差値八十一のケツマンコにブチこませて下さいっ」
 「どんなんや」
 もう少し時間をかけて焦らすつもりだったが、今にも暴発しそうな東大の切羽詰まった表情を見て、京大は態度を軟化させる。
 「うん、もうそろそろええかな。でも、藤本、男とヤルん初めてやろ?ちょっと待ってな」
 色々と準備を整えた後、京大は東大の一物を掴んで、先端を例の箇所に当てがった。
 「俺の言う通りにしてたらどうもない。怖がらんでええし、ゆっくりな。そうそう。誰かて最初はぎこちないもんや、恥ずかしがらんでええ」
 というわけで、多少手間取り、もたついたものの、京大の指導によって、何とか東大は、目眩くような快楽の待ち受ける、地上の楽園に到達することができたのであった。
 即ち、東大の勃起した陰茎部が、京大の肛門部を通過して、直腸部に挿入されたのである。但し、この場合に於ける肛門部及び直腸部は通称やおい穴と呼ばれ、通常のそれらの器官とは異なった特徴、機能を備えていると考えられている。この分野に於いては、まだ詳細は明らかにされておらず、今後の研究が待たれる。
 「ああ、素晴らしい締めつけや・・・・。ぬるっとして、ほわっとして、最高や・・・・。ぼくの・・・・ぼくの宇治原さん・・・・どんなに、どんなにこうしたかったことか」
 東大は情熱的に囁きながら、強く京大にしがみついてくる。それにしても、ほんの時たまでいいから相方の立命のことも思い出してあげてほしいものである。
 一方、京大はというと、今漸く思いを遂げて感極まっている東大をそれなりに愛おしいとは思いつつも、浮気がバレたら菅、ごっつ怒るやろうなあ、と、どえらい後ろめたさに苛まれてもいる。
 あいつ、小っちゃいくせに怒ったらめちゃめちゃ怖いねんなあ。般若みたいな顔になるもんなあ。柳眉を逆立てる、って言葉がぴったりくるねんなあ。
 それとも、「ひどいわ、うーちゃん・・・・あんまりや」って、涙ポロポロ零して泣くかなあ。でも、泣いた顔がまたかわいいねんなあ。時々、わざといじめて泣き顔が見たいと思う時あるなあ。俺ってMや思てたけど、実は意外とSかなあ。
 「宇治原さん、何を考えてるんですか」
 東大が鋭く探りを入れてくる。京大は我に返る。
 「いや、藤本の、熱うて大きいなあて。喉まで聳えてるわ」
 「ほんまですか~」
 ほんまやって、と答えようとした唇は東大の唇で塞がれ、するり、と舌が忍び入って来た。同時に、両の乳首を押さえられ、撫でられ、弾かれて、既に充分に血の通っていた所がますますいきり立つ。
 京大は快楽の交じった苦笑を洩らす。一体なんでこんなことになったのかわからないが、とりあえず、今は東大の腕の中。勉強は並外れてできるものの、決して器用とは言えない、自分とよく似た年下の男に抱かれているのだ。大阪府大のことは一時、忘れることにしよう。
 京大は東大の背中に手を回し、強く引き寄せた。更に更に一体感、密着感を高めようと、両足をしっかりと相手の体に絡みつける。
 東大が動き出す。京大の猛り立った部分が摩擦を受け、後から後から湧き出す蜜が東大の下腹をしとどに潤す。
 「宇治原さんっ・・・・ぼく、もう、イクッ・・・・出そう、出ちゃいますっ」
 東大が歓喜の悲鳴を上げる。よかった普通で、と京大は内心安堵する。こんな所でサイン、コサイン、タンジェントなんて叫ばれたら萎えるどころやないで、と危惧していたのだ。足し算、引き算、廬山です、とあの懐かしのギャグで華麗に切り返すしかないではないか。
 「イキそうか?ええで、俺の中にいっぱい出しや」
 背中をさすってやりながら、言い終わるよりも早かった。差し入れられた部分がどくんっと脈打ち、温かな精水が勢いよく噴射され、胎内に流れ出し、満ち溢れた。
 東大は暫く、射精の余韻に浸りきっていたが、やがて恍惚から覚めると、急に恥ずかしくなったらしい。あたふたとタオルケットの中に潜りこんで顔を隠してしまう様子が何とも初々しくいじらしく、ふと、十七年も前の、大阪府大と迎えた初めての朝を思い出した。
 今はもう恥じらいも情緒も色気もなんもなく、尻丸出しでさっさとシャワー浴びに行きよるけどな。
 「なあ、藤本」
 タオルケットの端から覗いている髪に指を絡ませながら、呼びかける。
 「・・・・はい」
 くぐもった声が答える。京大もわざと声を潜める。
 「このこと、お互いの相方には絶対内緒な。冷静沈着なおまえがあんななったりこんななったりしたこと、田畑に知られたないやろ?」
 「もうっ、知りませんッ」
 京大はちょっとした悪戯心に駆られ、さっとタオルケットを剥ぎ取った。
 「なっ!何するんですか宇治原さん!」
 露になった顔を真っ赤にして、東大が慌てふためく。
 「俺を見いて、藤本。そんで笑てくれや」
 東大は困惑し、口を尖らせ、京大を睨んだ。
 そして、はにかみながら、八重歯を見せて微笑んだ。

ども、ありがとうございましたー。

□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!

京大「なんでオリジナルとタイトル違うねん」
京都府大「そ、その黒歴史に触れるなあっ!」
東大「これだから嫌ですねー低学歴は」
大阪府大「(カチン)そーなんや。後で過去ログ見てみよ」
京都府大「やめろ、やめてくれ、それだけは」
大阪府大「ところで、こいつ誰?」

京都府大「毎度、筆者です。しょうもない冗談みたいやけどほんまです」

どうしてもどうしてもどうしてもネタにしたいという誘惑に勝てなかった

  • 良い… -- 2016-01-27 (水) 12:40:22

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