レイトン教授シリーズ クラウス×ルーク
更新日: 2011-01-12 (水) 00:30:39
>PLAY ピッ ◇⊂(・∀・ )ジサクジエンガ オオクリシマース!
前提:最後の時間旅行のクラウスに連れ去られるのは、アロマではなく、少年ルーク。
レイトン×ルーク、レイトン←クラウスを前提とした、クラウス×ルーク。
※該当キーワード(主観):暴力、強姦、愛無し、後味悪い、クラウス外道。
※苦手な方は十分ご注意ください。
「はぁ、っ…、く…クラウスさん、離してください」
ぜえぜえと息を吐くルークに、クラウスは思わず笑みがこぼれる。
「君、レイトン先生の助手だろう?それで務まるのかい?」
真っ赤な顔をするルークをついついからかってしまう。そんな余裕など、本来ならありはしないのに。
クラウスはルークを引きずりながら兵器の中へと駆ける。鉄筋の音が耳の奥を突き刺し、不快感を与えるが、気にしてなどいられない。
もう駄目だというように、ルークが膝を付きそうになるため、仕方なくクラウスはその体を抱える。案外軽いものだ。昇降機まではすぐ。クラウスはかまわず全力疾走で階段を上がっていく。
昇降機のボタンをぶつかるようにして押すと、クラウスはルークを抱えたままその場にズルズルと座り込んだ。
「はっ…はぁ…、さ、さすがにキツイ…」
轟音をさせながら上昇していく昇降機の中で、しばらく二人の息づかいだけが聞こえる。走ったせいで、被っていた帽子がずれたのか、クラウスは少年を抱える腕を放してきゅっと帽子を被りなおした。その隙にルークはクラウスから逃げようと、先ほど入った扉を激しく叩く。
「無駄だよ」
余裕の笑顔で答えていると、昇降機が不安定に停止し、目的の階に到着したことが知れた。
「うわっ!」
バランスを崩したルークは、扉が開くとそのまま前に倒れこんだ。
顔だけ上げると、目の前には空調を目的とした大きな羽が、緩慢に回転している。その時、ルークの体をゆするほどの大きな風が吹いた。
「ひっ…!」
高さに怯えて真っ青になって震えるその姿に、クラウスは己の中に嗜虐心が沸くのを感じる。
「ルーク君、あまり暴れると、落ちて死ぬことになる」
どうやってこの少年を苦しめてやろうか?
ロンドンだけではなく、もはやこの国全てへの復讐へと気持ちが膨らんでいる。しかし、この少年への復讐心が沸くのはなぜか。
復讐?復讐などではない。
10年前のあの日、同じ苦しみを味わったレイトンの傍で、幸福を感じているこの少年に嫉妬しているのだ。
できることなら、自分が彼の傍にいたかった。同じ痛みを抱え、お互いの傷を庇い合いたかった。死へと向かう自分を止めてくれた彼の傍に居たかった。
歩くには十分だが、暴れるとなると危険な幅の床を引きずり、クラウスはガラス牢のある場所までルークを移動させる。
「さて、ルーク君。ここで大人しく死ぬのを待つか、今すぐ死ぬか選べ」
これだけ騒ぎを大きくしている。それに、この要塞はロンドンを破壊し尽くしたところで止まりはしない。そんなに”やわ”な構造ではないのだ。停止する時は、この兵器が破壊されるときだ。
「こ、こんなことして。ただじゃ済みませんよ!?」
「フッ…そんなことは分かっているさ。どちらにせよ、僕は生きては戻れないし、おそらく君も」
果敢にも言い返してくる目の前の少年が可笑しくて、クラウスは笑い声上げてしまった。ルークの、恐怖で縮こまった様子と、口にする言葉とのギャップが可笑しい。
「いいえ、先生がきっと、絶対来てくれます!僕は信じています!」
レイトンを信じている。その言葉に、ピクリとクラウスは眉を寄せる。レイトンと少年の信頼関係を誇示されているようで、拳に力が入る。
「先生、先生…。君は先生がいないと何もできないようだ。お荷物の君を、彼は助けに来てくれるか?」
「お、おにも…つって…!!」
言われたくない一言だったようだ。顔を真っ赤にしている。
「ここへ来る時、何度も止められていたんじゃないのか?」
「っ!!」
耳まで真っ赤にして、その目に涙まで溜めている。図星だったようだ。
「お、おまえなんかに、先生の何が分かるって言うんだ!」
道を塞ぐクラウスに向かって、ルークは掴み掛かる。しかし、10歳という年齢差には勝てるはずもない。
容易く引き剥がすと、クラウスはルークの肩を掴み、そのまま冷たい床に押し倒した。無防備にさらされた腹部を膝で押さえつけると、ルークの口からはうめき声が漏れる。
「君こそ何を知っている。僕は10年前から、あの日から彼を忘れていないっ。ずっとみてきた!」
ルークが苦しむのもかまわず、クラウスは膝にさらに体重を乗せていく。
「先生の苦しみすら知らないおまえが、あの人のことを口にするな!!」
乾いた音と共に、クラウスは自分の手にじんわりと痺れを感じた。ルークの唇を見ると血が滲んでいる。頬を叩いた拍子に切ってしまったようだ。
でも、罪悪など感じない。それよりも、自分よりずっと後になって現われたこの少年への嫉妬や苛立ちといった憎悪だけしか感じないのだ。
どうすれば苦しむだろうか、どうやって傷つけようか。
気紛れにルークの唇から溢れる赤い血を指で拭ってやると、睨み付けてくるその視線とは裏腹に、小さな肩が震えているのに気がついた。謂れのない暴力に免疫などないのだろう。
一瞬だけ、過去の自分の境遇が頭に浮かぶが、それを振り払うかのように首を振る。
指に付着した血を少年の襟元に擦り付けると、そこには小さなシミができる。
こんな小さなシミでは足りない。
もがいて暴れるルークの腕を片手で床に抑えつけ、空いたもう片方の手で顎を掴んだ。
「…放せっ!」
クラウスは掴んでいた顎を自分に向かせると、揶揄するかのように笑みを浮かべる。
「ねえ……君は…もう先生に抱いてもらった?」
静かに抑揚なく発せられたその言葉に、ルークは一瞬ぽかんとしてしまう。「何を言っているんだ」という気持ちが顔にしっかり出ている。
「先生は君をどんなふうに抱くんだい?」
「なに…言ってるんですか」
クラウスは、ルークとレイトンとの関係がただの友情や、師弟関係などではないことに薄々気がついているのだ。肉体関係の有無については知りようがないが。
しかし、この様子では先の質問の真意など分かっていないようだから、二人の関係は体を交わすには至っていないのだろう。自分で自分を紳士と言うくらいだ。レイトンがこんな子どもに手をだすとも思えないが。
「子どもだね…。君は本当に、子どもだ」
「…子どもの、何が…悪いんですか…」
息苦しそうに返ってくる言葉には、怯えと憤慨がない交ぜになっている。
「何もできないだろう。子どもじゃ、大人にはまともに相手にされない」
「そんなこと……ありません…。少なくとも、先生は…」
声のトーンを落とすこの少年の過去に何があったのかは知らないが、それでも、自分よりはいい、そう思えてならない。
「そうだね…彼なら」
自分の体が凍っていくような錯覚を覚えた。死んだほうがマシだと、そんな気持ちをこの少年にも味あわせてやりたい。自分でも意外なほどの嫉妬心だ。
クラウスはルークに乗せていた膝を下ろし、掴んでいた腕を放すと、倒れたままのルークの襟を掴み上げた。そして、まるで噛み付ように少年の口を自らの口で塞いだ。
「ん…っんぅ…」
締め上げられたこともあり、空気を求めて開くルークの口に舌を滑らせ、深く深く口内を貪る。口内を探り、奥に逃げようとする舌を追って絡めると、ルークの口からは苦しげな息がこぼれる。襟を掴む手のひらに爪を立てられようが、クラウスは唇を解放しようとはしない。
ルークは足をバタつかせはするものの、体の大きさの全く違う男をどかすことなど到底できるはずもない。息苦しさに抵抗し続けることもできず、とうとう手足には力が入らなくなってしまう。
やっと唇を解放されると、どちらのものともつかない唾液が少年の口端を伝う。体にはほとんど力が入らず、かろうじて胸が酸素を求めて上下しているだけだ。
苦しさで潤んだ瞳が、ぼんやりとクラウスを見つめるが、自分に何が起こっているのか理解しているようには思えない。
自分が13歳だったときとは大違いのその危機感の無い様子に、クラウスは苛立ちを感じてしまう。少年の恵まれた環境を妬み、気づかぬうちに眉を寄せている。
まだ性差を感じさせない柔らかな足を抱え上げて、逃げられないようにしてしまうが、ルークにはそんな逃げる気力は残っていない様子だ。
クラウスがベルトに手をかけ金属音をさせながら緩めていると、やっと自分の身に何が起きようとしているのかを把握したルークは、ギョッとした表情で声を出す。
「な、何してるんですか。やめてください!!」
ルークは驚きと恐怖で声を震わせながら、力なく腕を振る。手のひらがパチンとクラウスの頬にぶつかり、咄嗟のことで、つい「ごめんなさい」と言葉が出てしまった。
「…君は……馬鹿だなぁ、こんなことをされているのに。それがイラつくんだ」
緩めたベルトとズボンを、下着ごとずらすと、冷気に晒された少年の体に鳥肌が立つ。
「あまり暴れるな」
「っう、わ!」
クラウスは言葉で牽制しながら、萎えた性器を掴んで無理やりに扱くと、不快感を隠さないルークに妖しく笑った。
「キモチ、悪い…っ」
青くなったり赤くなったりするその表情で、不快の言葉を零すものの、ルークは性急に与えられる刺激で次第に体温が上昇していくのを感じる。望まぬ快感に、唇をきつく噛んで耐えているようだ。
「本当に気持ち悪いだけかい?」
明らかな恥辱目的の言葉をかけながらも、クラウスはその手を止めようとはしない。止めさせようと掴んでくる小さな手の爪が肌に食い込むのもかまわない。
「…っん……く」
「気持ち、良いんだろ?はっきり言えばいいじゃないか。それとも最初は先生がいいかい?」
『先生』と言ったとたんに、腕に食い込む爪に力が加わった。意外なことに、この少年は多少なりとも先生との肉体関係を意識していたようだ。
「生意気なやつ…」
クラウスは憎々しげに舌打ちすると、ルークの性器を掴む手に力を加えた。
「…っんぁ…っふぇ」
思わず高い声を上げるルークは、悔しさと羞恥心で瞳に涙を浮かべた。
「な、なんで……こんな…っう、ひっく」
「君には……分からないと思うよ、フフ」
結局は八つ当たりの延長でしかないこの行為に、クラウスは自虐的に笑う。冷静であれ、大人であれと思ってきたこの10年間だったが、自分はたいして成長していなかったようだ。こんなにも幼稚な行為で自分を慰めている。
冷たいままの自分の手で、少年の火照る腹部や胸部を撫で回す。
こんなお子さまとかわらない自分に嫌気が差してくる。
手の中にある性器の先端を指でこすり、絶頂を促す。嫌々と首を振るのは当然無視だ。
「あ、…ふぁっ」
ルークの体がびくりと痙攣すると、その性器からはぬめった液が飛び出し、クラウスの手と少年の白い肌を汚した。
「気持ち良かったんだ、はしたないな」
含み笑うクラウスを、放心して眺めているルークは、その瞳に色情を浮かべている。潤んだそれは次第に揺れ、次から次へとしずくが目じりを濡らす。
「ぅ、うぅ…ひっく、…ふぇぇ」
クラウスは、声を上げて泣き出す目の前の少年に、うんざりした様子で目を細めながらも、その辱める行為を止めようとはしない。力の抜けた太ももの片方を押し上げ、ぬるつく指でルークの尻の奥を探る。
「ひっ…さ、触るな…やだ、やだぁ!!」
探ったそこに、指を無理に入れる。そもそも、入れるためにはできていない。痛がり、泣いて止めろと言うのも聞かず、クラウスは中をかき回す指を増やす。
「普通なら、こんな状況では慣らしてくれないさ」
ルークが知っているはずもないが。
熱を帯びたため息を吐くと、クラウスは自分のベルトとズボンを緩め、興奮した性器を取り出す。
ここまでする必要が?と一瞬、脳の片隅を過ぎるが、体の熱にそのまま身を任せてしまう。
「入れるよ」
指を引き抜き、その穴に自分の性器をあてがうと、ゆっくりと圧し進めた。
「いっ…いた…い、痛い、やだっ…やめてよ、…っく…せんせぇ…」
ルークの涙でぐちゃぐちゃになった顔の横に手を突くと、指でその涙を拭い、真上から顔を見下ろした。
「そんなに嫌なら、僕をレイトン先生だと思っていればいい」
そう呟いても、目の前の少年の耳には届いていないだろう。いつの間にか落ちてしまったルークの帽子をその手に掴むと、視界をふさぐようにそれを被せた。
自分でも、なぜそんなことをしたのかは分からない。ほんの少しの懺悔のつもりだろうか。
腰を進め、痛がる声を聞きながら、自分の快感を追う。
ルークのレイトンを呼ぶ声は、目の前の人間と重ねるためではなく、ただ一心に助けを求めてのものだ。耳障りでしかたがない。
萎えていたルークの性器を掴むと、再び刺激を与えて高ぶらせていく。
ルークは苦しいのか、それとも善がっているのか判断の付かない声を上げる。
だんだん速まる腰の動きにあわせて、手の中の少年の性器を扱く。たまに盗み見る少年には帽子が被さり、どんな表情なのか見ることはできないが、赤く染まる頬や、歯を食いしばる様に、隠れていた嗜虐心が沸く。
自分の弾んだ息、少年の苦痛と快感にあえぐ声、そして粘着性のある音がひどく耳に残る。
こんな茶番もそろそろ終わりにしなくてはいけない。
「…っ、出すよ…」
「…はぁっ、…や……だ…やっ」
クラウスは絶頂を迎えると、大きく息を吐いた。息を整える間も無く、自分の下にいるルークの性器を握りなおし、ルークにも再びの絶頂を与える。
クラウスがルークの中から性器を抜くとき、小さなうめき声が耳に入った。
ポケットからハンカチを取り出し、自身と、少年の体の汚れを軽く拭い、大きな羽の回る底へ投げ捨てた。抱えていた足を下ろし、服を調えて少年の上体を起こしてやると、ぱっと手を払われてしまった。「手など貸すな」という意思表示だろう。
気だるい様子で落ちた帽子を深く被りなおすと、少年は服の袖でごしごしと目を擦る。
「はやく……あっち行け…」
俯いたままのルークに言われ、クラウスは立ち上がった。顔を見せようとしない少年の、震える小さな肩から視線を逸らしながら。
牢のスイッチを入れ、中に閉じ込めたルークを見ることも無く、そのまま背中を向けた。
あの少年を汚したことに対する悦はあるものの、自分自身は何も変わらない、救われない事実や、二人の関係を絶つことすらできそうに無い自分に失望する。
10年前のあの日に死んでいた方がどれだけ楽か、そう繰り返し自分に問いかけていたことを思い出す。
「これで終わりにしよう」
嗚咽を押し殺した声を背にしながら、クラウスは全ての終わりに繋がる階段に向かった。
□ STOP ピッ ◇⊂(・∀・ )イジョウ、ジサクジエンデシタ!
らぶらぶもいいけどたまには鬼畜
このページのURL: